乙武洋匡

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乙武 洋匡
(おとたけ ひろただ)
誕生 (1976-04-06) 1976年4月6日(44歳)
日本の旗 日本 東京都 新宿区
職業 作家
国籍 日本の旗 日本
活動期間 1998年 -
デビュー作 五体不満足
公式サイト 乙武洋匡オフィシャルサイト
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乙武 洋匡(おとたけ ひろただ、1976年4月6日 - )は日本作家タレント。元NPO法人グリーンバード新宿代表、元東京都教育委員、元教職員。東京都出身。身長107cm、体重38kg[1]

人物・来歴[編集]

東京都新宿区出身。先天性四肢欠損(生まれつき両腕と両脚がない)という障害があり、移動の際には電動車椅子を使用している。世田谷区立用賀小学校東京都立戸山高等学校卒業、1浪後、早稲田大学政治経済学部経済学科卒業[2]。その後、明星大学通信教育課程人文学部学士入学[3][注釈 1]

大学時代に早稲田まちづくり活動に参加。このまちづくり活動を取材したNHKの番組出演がきっかけで、障害者としての生活体験をつづった『五体不満足』を執筆し、出版。単行本の表紙に、電動車いすに乗り移動する乙武の写真が用いられたこの本は、彼の屈託のない個性と「障害は不便です。しかし、不幸ではありません」と言い切る新鮮なメッセージがあいまって(これは三重苦のヘレン・ケラーの言葉である)、文体の読みやすさもあり大ベストセラーとなった。『五体不満足』は、当初出版社内では担当の編集者以外、誰も売れるとは思っていなかったが、結果的には初版6000部・発売から1年で刷部数は417万部に達した[4]。2019年現在では600万部に達しており[5]、一般書籍の部数記録としては2006年8月現在で日本第3位の記録を持っている(出版科学研究所調べ)[6]。また学生時代から、報道番組にサブキャスターとして出演。2000年2月に都民文化栄誉章を受賞[7]

大学卒業後はスポーツライターとして、2005年には新宿区の非常勤職員として「子どもの生き方パートナー」に就任。また同年より小学校教諭免許状を取得するために、明星大学通信教育課程人文学部へ学士入学し、教員の道への足がかりとした。教員免許状取得を思い立ったのは、以前からの教育への関心に加え、長崎男児誘拐殺人事件などをきっかけに、子どもの人格形成に大人がどのような責任を負っているか問題意識を抱いたため。小学校での4週間の教育実習を行い、2007年2月に小学校教諭二種免許状を取得。同年4月より、2010年3月31日まで杉並区の任期つき講師として杉並区立杉並第四小学校に勤務。

略歴[編集]

2001年3月に結婚。2008年1月3日に第1子(長男)、2010年7月9日に第2子(次男)、2015年3月には第3子となる長女が誕生した。

2011年4月よりロックバンド「COWPERKING」のボーカル「ZETTO」としても活動している。

2013年3月8日、東京都教育委員に就任するも、2015年12月31日で途中辞任[8]

2014年4月、ボランティア団体・グリーンバード新宿を発足させ代表に就任する[9]。同年7月、この団体のポスターが区内の掲示板から撤去される事態に。自身の新宿区長選挙への事前PRと捉えた区民から苦情が寄せられたことが原因である[10]

福島県双葉郡広野町に2015年に開校した県立中高一貫校の「福島県立ふたば未来学園高等学校」の「応援団」に就任した[11]

2015年4月、政策研究大学院大学へ進学[12][注釈 2]

2016年3月、5人の女性との不倫関係が週刊誌『週刊新潮』(2016年3月31日号)にて報じられた[13]。2015年末にチュニジアパリ旅行に20代後半の女性を同伴しダミーとして1名の男性を同行させていた。一旦は否定したものの、その後、自身の公式サイトで事実を認め、妻と共に謝罪した[14]。また、これまでの結婚生活で5人の女性と不倫したことを公表した[15]。不倫報道後の4月5日、自身の誕生日パーティー(会費1万円)において再度謝罪した[16]。同年7月の参議院選挙に自民党候補として東京選挙区から出馬を検討していたが、週刊誌のこの報道が原因で出馬を辞退した[17]。また出馬検討の際に民主党日本を元気にする会の幹部にも面会していたことが明らかになる[18]。日本を元気にする会の松田公太は自身のブログで乙武が署名した誓約書の存在を明らかにした[19]

2016年9月14日、協議離婚が成立[20]

2017年、世界37ヵ国を車いすでめぐる放浪の旅へ。帰国後、世界のマイノリティと出会い、感じたことをまとめた著書『ただいま、日本』を出版。

2019年、パラスポーツの取材に力を入れる傍ら、自身も最新鋭の技術を搭載した義足を用いて歩行に挑戦する『OTOTAKE PROJECT』に取り組む。ソニーコンピュータサイエンス研究所の遠藤謙氏が中心に行ってきたロボット技術を用いた義足を今回の挑戦に使用。義足プロジェクトの全容を追った『四肢奮迅』を出版している。

2020年、『AbemaPrime(アベマプライム)』の金曜日の番組MCとして、アジア圏で最も権威のあるテレビ賞「24th asian TELEVISION AWARDS(アジア・テレビジョン・アワード)」の「ニュースキャスター部門」にノミネート。

同年、サッカー元日本代表本田圭佑が東京都に立ち上げた社会人サッカーチーム「ONE TOKYO」のGMに就任。監督は武井壮

著書[編集]

共著[編集]

翻訳[編集]

  • 『Zero ゼロ』 - キャサリン・オートシ著(2015年7月7日、講談社)ISBN 4062830906
  • 『One ワン』 - キャサリン・オートシ著(2015年7月7日、講談社)ISBN 4062830914

出演[編集]

テレビ[編集]

2014年11月、僕らの一歩が日本を変える。代表(当時)の青木大和2014年香港反政府デモを取材に行った際のレポートが放送された。なお、香港を訪れたのは10月である[21][22][23]

ウェブテレビ[編集]

  • AbemaPrime(2018年 - 、AbemaTV・AbemaNewsチャンネル)MC
    • 2018年10月8日 - 2019年3月25日までは月曜コメンテーター。2019年4月5日 - 2020年3月27日までは金曜MC、2020年4月1日から水曜MC)

映画[編集]

ミュージックビデオ[編集]

ディスコグラフィー[編集]

参加作品[編集]

  1. COWPERKING - ミニアルバム『Lost Virgin』(2012年9月13日 自主制作)
    メガネロック/新しい歌を唄え/311
  2. 16 Voices - シングル『ひとり ひとつ』(2015年10月1日) [24]
  3. レペゼン地球 - 71st Single『He is Perfect』

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 学士入学の場合教員免許の必修単位を取得すれば免許条件は満たすため、卒業(学位取得)したかどうかは不明。
  2. ^ 修了したかどうかは明らかになっていない。

出典[編集]

  1. ^ Twitter / 乙武 洋匡 (2011年5月31日)
  2. ^ 自分が生まれた意味を考え、今できることを精一杯に。 WASEDA ONLINE
  3. ^ 「学ぶ」ということが面白くて仕方ない 明星大学、2013年3月10日更新。
  4. ^ 井狩春男『この本は一〇〇万部売れる』光文社、2002年10月30日、185-186頁。ISBN 4-334-97367-1
  5. ^ 「最初の5分だけは話し上手になるべき」乙武洋匡が語る“本当の聞き上手”になる方法、新R25、2019年4月22日。
  6. ^ 戦後のベストセラーとメガヒット現象、出版科学研究所、2006年8月25日。
  7. ^ 東京都文化賞・都民文化栄誉章”. 東京都生活文化局文化振興部. 2015年9月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年11月1日閲覧。
  8. ^ 乙武氏が都教育委員を辞職 「一身上の都合」
  9. ^ 乙武洋匡オフィシャルサイト”. 乙武洋匡. 2018年11月1日閲覧。
  10. ^ 乙武洋匡氏の清掃活動ポスター、新宿区町会連合会が撤去する方針を決定していた「選挙のPRのためにポスター掲出に賛同したのではない」 - ライブドアニュース”. ライブドア. 2018年11月1日閲覧。
  11. ^ 『福島民報』、2014年7月11日。
  12. ^ 乙武洋匡. “大学院に進学します”. ライブドア. 2018年11月1日閲覧。
  13. ^ 乙武洋匡氏5人不倫報道 出馬ピンチ自民またゲス禍”. 日刊スポーツ新聞社. 2016年4月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年11月1日閲覧。
  14. ^ 『週刊新潮』の報道について”. 乙武洋匡. 2016年3月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年11月1日閲覧。
  15. ^ 「乙武洋匡」氏が不倫を認める 過去を含め5人の女性と (デイリー新潮) - Yahoo!ニュース”. 2016年4月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年11月1日閲覧。
  16. ^ 乙武洋匡氏の誕生会、出席者のコメントは?|HuffPost Japan”. The Huffington Post Japan, Ltd.. 2018年11月1日閲覧。
  17. ^ 乙武洋匡さん、参院選出馬見送りへ 不倫報道の反響など大きく(フジテレビ系(FNN)) - Yahoo!ニュース”. 2016年3月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年11月1日閲覧。
  18. ^ 三股“ゲス出馬”乙武洋匡の本音 自民党で仕事なんて「ヘドが出る」〈週刊朝日〉 (dot.) - Yahoo!ニュース”. 2016年3月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年11月1日閲覧。
  19. ^ 週刊新潮の「乙武クン」記事について 3月17日(水)12時05分配信
  20. ^ “乙武洋匡さんが離婚 不倫問題が3月に発覚”. 朝日新聞. (2016年9月14日). オリジナルの2016年9月15日時点におけるアーカイブ。. https://megalodon.jp/2016-0915-0801-10/www.asahi.com/articles/ASJ9G74RCJ9GUTIL05N.html 2018年11月1日閲覧。 
  21. ^ 青木大和. “香港の民主化を訴えるデモ「雨傘革命」の答えを見つける旅~プロローグ~(青木 大和)|現代ビジネス”. 講談社. 2018年11月1日閲覧。
  22. ^ 乙武洋匡氏が盛り上がらない日本のデモ運動に指摘「○○反対!が多い」 - ライブドアニュース”. ライブドア. 2018年11月1日閲覧。
  23. ^ 「小4が作った」は嘘 解散問うサイト炎上でNPO団体代表が謝罪― スポニチ Sponichi Annex 芸能”. スポーツニッポン新聞社. 2018年11月1日閲覧。
  24. ^ 青年海外協力隊50周年ソングを川嶋あい、乙武洋匡、倉木麻衣、宮沢和史ら16組歌う”. 音楽ナタリー (2015年10月1日). 2015年10月1日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]