柿沢未途

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日本の旗 日本の政治家
柿沢 未途
かきざわ みと
Mito kakizawa.jpg
2010年11月16日、衆議院本会議で発言する柿沢未途
生年月日 1971年1月21日(45歳)
出生地 ベルギーの旗 ベルギー ブリュッセル
出身校 東京大学法学部
前職 NHK記者
所属政党 無所属→)
民主党→)
(無所属→)
みんなの党→)
(無所属→)
結いの党→)
維新の党→)
民進党
称号 法学士(東京大学)
親族 父・柿澤弘治
公式サイト www.310kakizawa.jp

選挙区 比例東京ブロック→)
東京15区
当選回数 3回
在任期間 2009年8月30日 - 現職

選挙区 江東区選挙区
当選回数 2回
在任期間 2001年7月 - 2008年2月12日
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柿沢 未途(かきざわ みと、1971年1月21日 - )は、日本政治家民進党所属の衆議院議員(3期)。

東京都議会議員(2期)、維新の党政務調査会長幹事長を歴任した。父は、外務大臣衆議院議員山梨県知事特別顧問、自由党党首(柿澤自由党)を歴任した柿澤弘治。妻は東京都議会議員の野上ゆきえ(戸籍名:柿澤ゆきえ)[1]

来歴[編集]

生い立ち[編集]

大蔵官僚の父・柿澤弘治の赴任先のベルギーで生まれる。生後3ヶ月で日本に帰国。江東区立数矢小学校麻布中学校・高等学校東京大学法学部卒業。東大在学中は評論家の呉智英が主宰する論語の私塾「以費塾」にも通っていた。東大卒業後の1995年4月、NHKに入局。長野放送局に勤務し、長野オリンピックの報道にも携わった。

都議会にて[編集]

1999年、父・弘治の東京都知事選挙[2]への出馬を契機にNHKを退職。2000年第42回衆議院議員総選挙で父が当選して国政に復帰したため、父の秘書を務める。

2001年6月、「東京12区構想」を掲げる無所属政策集団「1/2の会」を旗揚げ。同年の東京都議会議員選挙江東区選挙区から出馬し、初当選する。その後、民主党に入党し、2005年東京都議会議員選挙には民主党公認で出馬して再選された。同年8月、都議会民主党政調会長に就任(-2006年2月)。

酒気帯び運転による自損事故[編集]

2008年2月9日、知人と焼肉店で飲食後、首都高速道路酒気帯び運転による自損事故を起こし[3]、飲酒の発覚を免れようと雪を食べたとされる。2月12日に都議会議員を辞職、民主党を離党した[4][5][6]。その後、滋賀県にある臨済宗永源寺派大本山永源寺で修行を重ね、帰京後は食道癌に罹患した父の看病に携わった。

みんなの党から国政へ[編集]

2009年8月、みんなの党に入党。同月の第45回衆議院議員総選挙にみんなの党公認で東京15区から出馬し、小選挙区では、民主党の東祥三自由民主党木村勉の後塵を拝したが、重複立候補していた比例東京ブロックで復活し、初当選。2012年12月の第46回衆議院議員総選挙では、東京15区で民主党から日本未来の党へ鞍替えした東祥三や自民党の秋元司らを下し、初めて小選挙区で当選した。

みんなの党では江田憲司幹事長側近として活動し、政調会長代理を務めたが、江田が渡辺喜美代表との対立により2013年8月7日付で幹事長を解任されると、柿沢も政調会長代理を解任された[7]。同年8月23日、みんなの党へ離党届を提出[8]し、受理された。

維新の党[編集]

2013年12月、結いの党が結党されると政策調査会長に就任。日本維新の会との合流へ向けて政策協議を進める。2014年9月、日本維新の会と結いの党が合流して維新の党が結党したことに伴い、引き続き政務調査会長に就任。

2014年12月の第47回衆議院議員総選挙では、東京15区で自民党の秋元を僅差で破り、3選。

2015年5月17日、大阪市特別区設置住民投票大阪都構想が否決されると、維新の党の橋下徹最高顧問は大阪市長任期終了後に政治家から引退することを表明、江田憲司は党代表の辞職を表明した。19日の両院議員総会幹事長松野頼久が代表に選ばれ、21日の執行委員会において幹事長の後任に政調会長であった柿沢を、政調会長の後任に政調会長代理であった今井雅人を充てる人事が決定された。

8月14日、山形市長選挙において、民主党・共産党などが推薦する立候補者を独断で応援に訪れたことを問題視した松井一郎大阪府知事が幹事長の辞任を要求するが、これを拒否したため橋下・松井が維新の党を離党し新党結成を表明するなど、党が分裂する事態に発展した[9][10][11]。このため、党内から辞任論が相次ぎ、9月8日に幹事長を解任された[12]

民進党[編集]

幹事長辞職後も維新の党の野党再編派として活動。民進党に合流した。

政策[編集]

2014年毎日新聞候補者アンケートによると

不祥事[編集]

  • 2015年、柿沢の政党支部が、総務省の補助金交付が決まっていた企業から寄付を受けていたことが発覚した[15]政治資金規正法では、補助金交付決定から1年以内の企業からの寄付を禁じている[15]
  • 2016年5月30日、民進党が伊勢志摩サミットに関して国会内で開いた検証チームの会合に際し、英国新聞「ロンドン・タイムズ」に掲載されたボリス・ジョンソンの風刺画を、安倍首相への批判を前提として間違った解釈で紹介し、自身のFacebookに「葛飾北斎の富嶽三十六景をモチーフに『ひとり偽装リーマンショック宣言』の世界経済危機でっち上げを表現。それにしても、安倍総理を指していると思われる『Bloody Idiot』という言葉は、英語の語感としてキツイなあ」、「こんなのが英国を代表する高級紙に掲載されたのだとしたら国辱ものだ」と記載していた[16][17]

人物[編集]

所属団体・議員連盟[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 12月7日付都政新報
  2. ^ 当選者は石原慎太郎。弘治の得票数は総投票数の10%を上回ったものの、6位で落選した。
  3. ^ “柿沢都議が飲酒事故 辞職意向”. 朝日新聞・夕刊: p. 18. (2008年2月12日)  - 聞蔵IIビジュアルにて閲覧
  4. ^ “「自覚ない」民主にも批判 酒気帯び運転事故、柿沢都議辞職”. 朝日新聞・朝刊・東京都心: p. 27. (2008年2月13日)  - 聞蔵IIビジュアルにて閲覧
  5. ^ “柿沢都議が酒気帯び事故 議員辞職へ”. 共同通信社. 47NEWS. (2008年2月12日). http://www.47news.jp/CN/200802/CN2008021201000224.html 2013年8月23日閲覧。 
  6. ^ “注目区をゆく・15区 個人戦 下町と近未来都市住民の票は誰に”. 産経新聞. (2012年12月6日). http://sankei.jp.msn.com/region/news/121206/tky12120622090017-n1.htm 2012年12月31日閲覧。 
  7. ^ “みんなの党 亀裂決定的に 江田幹事長を更迭”. Sponichi Annex (スポーツニッポン). (2013年8月7日). http://www.sponichi.co.jp/society/news/2013/08/07/kiji/K20130807006375170.html 2013年8月23日閲覧。 
  8. ^ “みんなの党の柿沢氏が離党届 代表が「出ていってくれ」と”. 共同通信社. 47NEWS. (2013年8月23日). http://www.47news.jp/CN/201308/CN2013082301001433.html 2013年8月23日閲覧。 
  9. ^ “山形市長選、政党幹部相次ぎ来援 前哨戦ヒートアップ”. 山形新聞. (2015年8月18日). http://yamagata-np.jp/news/201508/18/kj_2015081800359.php?keyword=%E6%9F%BF%E6%B2%A2%E6%9C%AA%E9%80%94 2015年9月8日閲覧。 
  10. ^ “柿沢幹事長辞任は「不要」 維新・松野氏”. 産経ニュース (産経新聞). (2015年8月21日). http://www.sankei.com/politics/news/150821/plt1508210039-n1.html 2015年9月8日閲覧。 
  11. ^ “橋下氏も離党へ 維新〝分裂〟…松井顧問が離党意向を表明”. 産経WEST (産経新聞). (2015年8月27日). http://www.sankei.com/west/news/150827/wst1508270037-n1.html 2015年9月8日閲覧。 
  12. ^ “松野代表 馬場国対委員長と片山総務会長、柿沢幹事長に解任通告”. 産経ニュース (産経新聞). (2015年9月8日). http://www.sankei.com/politics/news/150908/plt1509080041-n1.html 2015年9月8日閲覧。 
  13. ^ 2014衆院選 毎日新聞候補者アンケート
  14. ^ 選択夫婦別姓アンケート、mネット、2014年
  15. ^ a b 読売新聞、2015年3月3日
  16. ^ 民進党になっても大ブーメラン 「風刺画デマ」に釣られ、首相を批判するも...J-CASTニュース(2016年5月31日)2016年6月5日閲覧
  17. ^ 民進・山井和則氏、英風刺画を捏造?英首相候補の絵を安倍首相と決めつけ「大馬鹿」と批判.産経新聞 (2016年5月31日) 2016年6月5日閲覧
  18. ^ 民団新年会に出席した国会議員の面々と福島みずほ氏のあいさつ 夕刊フジ 2015年1月16日 2015年1月19日閲覧。
  19. ^ 私の競馬はちょっと新しい 第47回 アナウンサー 坂田博昭さん”. JRA-VAN. 2014年12月10日閲覧。
  20. ^ 『永田町大好き! 春香クリスティーンのおもしろい政治ジャパン』(マガジンハウス) 柿沢未途・春香クリスティーン対談 より。
  21. ^ 委員”. 日本国際フォーラム. 2014年2月25日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

党職
先代:
松野頼久
維新の党幹事長
第2代:2015年
次代:
今井雅人
先代:
(結成)
維新の党政務調査会長
初代:2014年 - 2015年
次代:
今井雅人
先代:
(結成)
結いの党政策調査会長
初代:2013年 - 2014年
次代:
(解党)