第71回NHK紅白歌合戦

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NHK紅白歌合戦 > 第71回NHK紅白歌合戦
第71回NHK紅白歌合戦
NHK-Hall 2016.jpg
会場のNHKホール
ジャンル 大型音楽番組
司会者  総合  内村光良桑子真帆
 紅組  二階堂ふみ
 白組  大泉洋
エンディング蛍の光
製作
制作 NHK
放送
放送チャンネル 総合テレビBS4KBS8K
音声形式 音声多重放送
放送国・地域 日本の旗 日本
放送期間 2020年12月31日木曜日
放送時間 19:30 - 23:45 (JST)
放送分 255分
回数 1
第71回 NHK紅白歌合戦
番組年表
前作 第70回(令和元年)
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第71回NHK紅白歌合戦
ジャンル 大型音楽番組
放送方式 生放送
放送局 NHKラジオ第1
特記事項:
その他の項目は媒体固有のものを除きテレビと共通
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第71回NHK紅白歌合戦』(だい71かいエヌエイチケイこうはくうたがっせん)は、2020年令和2年)12月31日19時30分から23時45分まで放送された通算71回目のNHK紅白歌合戦

当日までのタイムライン[編集]

日付はいずれも2020年。

9月10日
NHK会長前田晃伸の定例会見で開催日程と放送時間が発表される。あわせて新型コロナウイルス感染症の対策として、紅白歌合戦が現行のホール形式での公開生番組[注 1]となって以後、初めての無観客開催となることが明らかにされる[1]
11月2日
司会者が発表された[2]。あわせて番組テーマをこの年のNHKウィズコロナ・プロジェクト「みんなでエール」と関連付けた「今こそ歌おう みんなでエール」とすることを発表。
11月16日
出場歌手が発表された[3]
12月13日
シブヤノオト 年末総決算スペシャル』にてテレビ放送副音声「ウラトークチャンネル」とラジオ中継担当者が発表された。
12月14日
「今こそ歌おう みんなでエール 特別企画」にてさだまさしが13年ぶりに出場し「奇跡2021」を歌唱することが発表された。
12月15日
の楽曲のひとつを「カイト」とすることを発表。それにあわせて番組ホームページにて同曲のサビ部分の視聴者からの歌唱動画の募集がこの日から同月22日まで行われた。
12月21日
曲目発表[4]。あわせて今回から常時配信・見逃し配信サービス「NHKプラス」での配信を開始することが発表された[5]
12月22日
「今こそ歌おう みんなでエール 特別企画」にて松任谷由実が出場し「守ってあげたい」を歌唱することが発表された。
12月23日
紅組追加出場歌手としてYOASOBIが初出場し、デビュー曲「夜に駆ける」を歌唱することが発表された。テレビでの歌唱はこれが初となる。また、ゲスト審査員・連続テレビ小説『エール』のキャストのゲスト出演・審査方法(後述)も発表された。
12月24日
「今こそ歌おう みんなでエール 特別企画」にてYOSHIKI が出場し「ENDLESS RAIN」を演奏することが発表された。また、当初白組歌手として初出場が決まっていたSnow Manは、同月21日にメンバーの宮舘涼太が新型コロナウイルスに感染したことが確認され、同月23日には保健所から残りのメンバー8名全員が濃厚接触者に該当するとの判断が示され、活動を一定期間停止し隔離生活により経過観察が行われることになったため、出場を辞退することが発表された。病気による出場決定後の辞退は、第22回(1971年)における内山田洋とクール・ファイブ以来49年ぶりのことである[6][7][8]。Snow Manの辞退により白組が1組少なくなるため、NHKは代役を立てるかPV映像に切り替えるかを含めて検討するとしていたが、結果的に代役は立てず、白組が1組少ない状態で行なわれた(そのため、攻守交代ではない形で紅組が3曲続けて披露した)。
12月26日
「今こそ歌おう みんなでエール 特別企画」にて『紅白 ディズニースペシャルメドレー』と題して紅白出演者とディズニーの仲間たちが東京ディズニーリゾートにてスペシャルステージを行う事を発表。また、星野源の「うちで踊ろう(大晦日)」に関して新たに2番の歌詞を加えた特別版を初めて披露することが発表された。
12月27日
北島三郎がスペシャルゲストとしてリモート出演することが発表された。
12月28日
曲順が発表された。
12月30日
玉置浩二の第47回以来24年ぶりとなる出場と、当日はオーケストラとの共演による「田園」を披露することが発表された[9]

当日のステージ[編集]

今回は感染症対策として、NHKホール[注 2]に加えてNHK放送センター内のCT-101スタジオとオーケストラスタジオ(CR-509スタジオ)の3か所で放送。ホール内にあったゲスト審査員席とラジオ中継席も別室に移され、ホール2階客席には第67回2016年)以来4年ぶりにルーフステージが設けられた[10]。なお、翌年からNHKホールは改修工事が始まるため、次回の第72回東京国際フォーラムで開催される予定となっている。


前半[編集]

  • オープニングは、司会の内村光良(総合司会)、二階堂ふみ(紅組司会)、大泉洋(白組司会)がNHKホールから挨拶し、幕を開けた。新型コロナウイルスの流行を鑑みて出演歌手は事前に収録された合成映像を使用してNHKホールに集合した。各司会者は例年の晴れ着ではなくスーツで登場した。
  • 水森かおり第68回以来3年ぶりに紅白の恒例とも言える大きな衣装の演出(篠原ともえによるデザイン)となり、フワちゃんがゲスト出演で場を盛り上げた。
  • GENERATIONSは歌唱中にyou&iのリリックビデオが流れた。そのリリックビデオの参加者でもあるお笑い芸人のEXITが応援ゲストとして出演した。
  • 純烈は、新型コロナウイルスによる握手の自粛から、紅白歌合戦にてデータ放送参加の「リモート握手」を実施した。ボタン連打回数は7,000万回を超えた。
  • 坂本冬美第64回以来7年ぶりに新曲を歌唱した。歌唱前に楽曲の作者である桑田佳祐が坂本の「初恋の相手」とされる桑畑佳祐役でVTRで応援の言葉を述べたほか、曲のイントロにおいては口上を述べた。
  • 天童よしみの歌唱中、Snow Manがパフォーマンス予定だった腹筋太鼓は、代役として少年忍者が努めた。
  • 乃木坂46は、堀未央奈が翌年発売の26枚目シングルの活動をもって乃木坂46から卒業することにより乃木坂46としては本回が紅白最後の出演となった。また、小室哲哉の作品の歌唱は第61回以来10年ぶりとなった。また、齋藤飛鳥は紅白で初センターとなった。

後半[編集]

  • NiziUのパフォーマンスは中間ニュースの後に余興をせずにすぐ始まったが、メンバーのマユカにマイクトラブルが発生し、イントロのみ不在というハプニングがあった[11]
  • Perfumeが出場した過去13回で3曲歌唱したのは当回が初となった。
  • 郷ひろみは最初に筒美京平の名曲を歌った歌手たちがハイライトで映し出され、中には紅白出場歴がない歌手の映像も出た[注 3]。また、「男の子女の子」は第24回以来47年ぶりの歌唱となり、2回歌唱した曲の中ではスパンが歴代最長記録となった。
  • 連続テレビ小説『エール』の特別企画で森山直太朗第59回以来12年ぶりの紅白のステージとなった。
  • 特別企画で登場したGReeeeNは、最新のAR技術で4人の顔が精巧に再現された[12]
  • この日をもって活動休止となるはラストライブ『This is 嵐 LIVE 2020.12.31』の会場(東京ドーム)から中継で歌唱した。これが活動休止前最後のテレビ出演となった。曲紹介は内村が行った。
  • LiSAが「」を歌唱中に『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』のスペシャル映像がバックに流れた。
  • 星野源の「うちで踊ろう(大晦日)」の歌唱前には『緊急事態宣言』による自粛期間中に上がった様々なコラボレーション動画がVTRで紹介された。紅白では新たに2番の歌詞を加えた特別版を初披露した。NHKプラスでの配信終了後も再公開を求める要望が多かったため、2021年1月8日からこの歌唱シーンがNHK公式YouTubeチャンネルで公開された[13]
  • 松田聖子の歌唱前に宇宙飛行士の野口聡一から当回松田聖子が歌唱した「瑠璃色の地球」への思いをVTRで述べた。
  • 松任谷由実の放送時の曲名は「守ってあげたい」だけだったが、実際はSMALL3出川哲朗田中裕二岡村隆史)と共に「きみのためにSuperman」と「やさしさに包まれたなら」の2曲を4人で歌い、3曲メドレーとなった[14]。「きみのためにSuperman」はフジテレビ系列『出川と爆問田中と岡村のスモール3』のテーマ曲[14][15]で、松任谷・出川・田中・岡村の4人ユニットによる楽曲であるが、CDリリースも楽曲配信もされていない。また、SMALL3の出演は放送時まで極秘だった[15]
  • 白組のトリを飾った福山雅治は第44回1993年)以来27年ぶりにNHKホールで歌唱した。
  • 「蛍の光」はNHKホールと審査員ルーム、CT-101スタジオの3か所で歌う形となった。

けん玉ギネス世界記録[編集]

  • 三山ひろしは、4回目のけん玉ギネス世界記録挑戦で、前回失敗した125人に再挑戦し三山本人が125人で決め、1年越しにリベンジを達成した。大泉も1人目で参加し、成功した。

結果[編集]

今回は無観客開催のため、ゲスト審査員・視聴者審査員の得票数で競われた。

  • ゲスト審査員(別記)+視聴者審査員(総合テレビ・BS4K・BS8Kの視聴者 定員なし)(紅組)2,635,200 - 1,383,180(白組)

総合結果は紅組が第67回以来4年ぶりの優勝となった。得票数では紅組が白組の約2倍に及んだ。例年はゲスト審査員の代表者が優勝旗を授与しているが、今回は内村から二階堂へ優勝旗が授与された。

出場歌手[編集]

は初出場、は返り咲き、は特別企画。

紅組 白組
曲順 アーティスト名 楽曲 曲順 アーティスト名 楽曲
前半
2 Foorin[• 1] 2 パプリカ 1 King & Prince 3 I promise
4 milet inside you 3 山内惠介[• 2] 6 恋する街角
5 日向坂46 2 アザトカワイイ 7 Hey! Say! JUMP 4 紅白SPメドレー 〜みんなでエール2020〜[• 3]
6 櫻坂46 [• 4] Nobody's fault
8 Little Glee Monster[• 1][• 5] 4 足跡 9 SixTONES Imitation Rain
10 水森かおり 18 瀬戸内 小豆島 〜2020映えSP〜 11 GENERATIONS 2 You&I
13 坂本冬美 32 ブッダのように私は死んだ 12 純烈 3 愛をください〜Don't you cry〜
15 天童よしみ 25 あんたの花道 ~腹筋太鼓乱れ打ちSP~ 14 Kis-My-Ft2[• 1] 2 We never give up!
さだまさし奇跡2021[• 2][• 6]
16 乃木坂46 6 Route 246 17 鈴木雅之 3 夢で逢えたら

「今こそ歌おうみんなでエール」特別企画『紅白 ディズニースペシャルメドレー』[• 7]
King & Prince、乃木坂46「星に願いを
二階堂ふみ、氷川きよし「ホール・ニュー・ワールド
渡辺直美、King & Prince、乃木坂46「小さな世界

N/A 18 五木ひろし 50 山河
後半
19 NiziU Make you happy N/A
21 Perfume[• 1] 13 Perfume Medley 2020[• 8] 20 瑛人 香水
22 BABYMETAL イジメ、ダメ、ゼッタイ 23 郷ひろみ 33 筒美京平 トリビュートメドレー[• 9]
24 JUJU やさしさで溢れるように N/A
連続テレビ小説エール』企画[• 10]
GReeeeN星影のエール 紅白SP」[• 11]
N/A 25 [• 12] 12 嵐×紅白 2020スペシャルメドレー [• 13]
26 LiSA 2 アニメ「鬼滅の刃」紅白SPメドレー[• 14] 27 Official髭男dism[• 1] 2 I LOVE...
29 YOASOBI [• 15] 夜に駆ける[16] 28 三山ひろし 6 北のおんな町 〜第4回 けん玉世界記録への道〜
31 東京事変 [• 1] [• 16] うるうるうるう〜能動的閏〆篇〜[• 17] 30 関ジャニ∞ 9 みんなで踊ろう! 前向きスクリーム!
33 あいみょん 2 裸の心 32 ゆず [• 2] 11 雨のち晴レルヤ 〜歓喜の歌 紅白SP〜
YOSHIKIENDLESS RAIN[• 18]
34 Superfly[• 2] 5 愛をこめて花束を 35 Mr.Children [• 19] 2 Documentary film
36 石川さゆり 43 天城越え 37 星野源 [• 19] 6 うちで踊ろう(大晦日)
39 松田聖子 24 瑠璃色の地球 2020 38 氷川きよし 21 限界突破×サバイバー
松任谷由実守ってあげたい[• 1][• 20]
玉置浩二田園[• 19][• 21]
41 MISIA 5 アイノカタチ 40 福山雅治 13 家族になろうよ
  1. ^ a b c d e f g 東京都渋谷区NHK放送センターCT-101スタジオより中継。
  2. ^ a b c d 東京都渋谷区・NHK放送センターオーケストラスタジオ(CR-509スタジオ)より中継。
  3. ^ Ultra Music Power」「明日へのYELL」を順に披露。
  4. ^ 改名前の欅坂46時代からの通算では5年連続5回目。
  5. ^ メンバーの芹奈が体調不良のため休養に入ったのに伴い、残り4人が出演。
  6. ^ 白組歌手としては19回出場。20回目の出場。
  7. ^ 千葉県浦安市東京ディズニーリゾートにて収録。
  8. ^ Dream Fighter」「Baby cruising Love」「Time Warp」を順に披露。
  9. ^ 男の子女の子」「よろしく哀愁」を順に披露。
  10. ^ 福島行進曲」「長崎の鐘」「栄冠は君に輝く」を順に披露。
  11. ^ 「星影のエール」「キセキ」を順に披露。
  12. ^ 東京都文京区東京ドーム(生配信ライブ『This is 嵐 LIVE 2020.12.31』)より中継。
  13. ^ カイト」「君のうた」「Happiness」を順に披露。
  14. ^ 紅蓮華」「」を順に披露。
  15. ^ 埼玉県所沢市角川武蔵野ミュージアムより中継。
  16. ^ ボーカルの椎名林檎は前年まで7回出場。東京事変は椎名のサポートメンバーとして2回の出演経験あり。
  17. ^ 能動的三分間」「うるうるうるう」を順に披露。
  18. ^ アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国ロサンゼルスにて収録。11回目の出場。X JAPANのメンバーとして計8回、2018年にHYDEサラ・ブライトマンとのコラボで1回、前回の特別企画で1回出場。
  19. ^ a b c 東京都渋谷区・NHK放送センターCT₋101スタジオにて収録。
  20. ^ 紅組歌手としては3回出場。5回目の出場。「守ってあげたい」「きみのためにSuperman」「やさしさに包まれたなら」を順に披露
  21. ^ 白組歌手としては1回出場。2回目の出場。

選考を巡って[編集]

  • 初出場は紅組7組、白組2組[注 4]、特別企画1組の計10組[注 5]。返り咲きは3組。
    • 櫻坂46は、この年の10月に欅坂46からグループ名を変更。出場回数は欅坂46時代からの通算ではなく初出場扱いとなっている[17]
    • JUJUはデビュー17年目にして初出場。この年4月リリースのベストアルバム『YOUR STORY』がオリコン上半期アルバムランキングで女性ソロ1位を獲得した[18]
    • 東京事変はこの年8年ぶりに再結成した[19]
    • 日韓共同企画から生まれた女性グループのNiziUはこの年6月配信のプレデビュー曲「Make you happy」が話題となり、ミュージックビデオの再生回数が1.6億回、オリコン週間ストリーミングランキングでは累計再生数が1億回を突破している。放送直前の12月2日に正式デビューしたため、出場歌手として史上最速の紅白出場となる[20]
    • BABYMETALは結成10周年。海外での知名度が高く、2019年10月発売のアルバム『METAL GALAXY』がアメリカのビルボード総合チャートで日本人女性アーティスト最高位の13位を記録している[21]
    • miletは6月発売の1stフルアルバム『eyes』がBillboard JAPANの総合チャートで2週連続1位、8週連続トップ10入りを果たしている[22]。その影響で昨年リリースの「us 」や「inside you」がロングヒットとなった。
    • 瑛人は2019年4月に配信リリースした「香水」がこの年Tik Tokでの歌ってみた動画などSNSがきっかけで大ヒットし、公式ミュージックビデオの再生回数が1億回を突破、各種チャートでも1位を獲得している[23]
    • ジャニーズ事務所から同時デビューしたSnow ManとSixTONESは、前回事務所創業者のジャニー喜多川の追悼企画で出演したが、今回揃って正式初出場。セールス面の好調さなどこの年の活躍に加え、視聴者からの出演を望む声が多く寄せられたことも要因となった[24]。ただしSnow Manは、先述の通り出場を辞退し、初出場は取り止めとなった[6]
    • GReeeeNはこの年の連続テレビ小説『エール』の主題歌「星影のエール」を歌っており、今回は特別企画「今こそ歌おう みんなでエール」で出場することになった[25]
    • 追加出場のYOASOBIはデビュー曲の「夜に駆ける」がCD未発売ながらストリーミングやミュージックビデオで人気を博し、2020年のBillboard JAPAN年間チャート1位を獲得している[26]
    • 鈴木雅之が第47回にラッツ&スターとして出場して以来24年ぶり、ソロとしても第43回以来28年ぶりの出場となった。ラッツ&スターの旧称シャネルズとしてデビューして40周年になるのに加え、鈴木愛理とコラボレーションした「DADDY! DADDY! DO!」がテレビアニメ『かぐや様は告らせたい?〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』の主題歌としてヒットした。[27]
    • Mr.Childrenは12年以来2回目の出場となった[28]
    • 紅組では唯一返り咲きのあいみょん第69回以来2年ぶりの出場となった。歌唱した「裸の心」はTBS系火曜ドラマ私の家政夫ナギサさん」の主題歌として一躍ヒットした。[29]
  • 五木ひろしは、北島三郎以来2人目[注 6]の50回出場および史上初の50年連続出場を達成[30]。また、正規出場に限れば北島に並ぶ最多出場記録となった。なお、番組側は五木に対し、「今回を最後に勇退してほしい」と打診をするも本人が拒否したと伝えられている[31]
  • NiziUや瑛人、YOASOBIのように、CDではなく主に配信リリースやSNSでの人気で初出場を決めたことについて、夕刊フジでは音楽関係者の談として「これまでネットでのブレークは若者中心という見方が強かったが、いまやメインストリームとなりつつある。無視することができなくなった」と指摘しており、チーフプロデューサーの加藤英明も瑛人について「SNSを中心に非常に盛り上がって、今年の活躍は間違いないと思う」と、選出にあたってネットの影響があったと語っている[32]
  • 他に出場が噂されたのは(昨年までの連続出場を除く)上沼恵美子[33]UruBiSH[34]広瀬香美中島みゆき[35]米津玄師DISH//BTS(防弾少年団)Sexy Zone[36]宮本浩次等がいた。
  • 前回の出場歌手より、不選出となったのは紅8組、白5組の計13組[37]
    • 紅組:aikoいきものがかりAKB48丘みどり、欅坂46[注 7]椎名林檎[注 8]島津亜矢TWICE
    • 白組:King Gnu菅田将暉DA PUMP三浦大知RADWIMPS
      • AKB48については11年連続通算12回出場していたが、今回は関連グループも含めて落選となった。これについてチーフプロデューサーの加藤英明は「総合的な判断」としつつも、「最後まで悩んだ」と語っている[38]。メンバーの柏木由紀は「また誰かに認めてもらえるように私達は頑張ります」と自身のTwitterでコメントしている[39]
      • 三浦大知については今回出演はしていないが、星野源の歌唱前に星野らが立ち上げたサイトを紹介する際に三浦の顔写真がスクリーンに映った。

曲順を巡って[編集]

紅組トリおよび大トリに5回出場達成のMISIA、白組トリにこの年デビュー30周年を迎えた福山雅治と、共に長崎県出身歌手がトリに起用された。前者は2年連続の紅組トリかつ初の大トリ、後者は初トリ[40]。各種メディアが挙げていたトリの候補は以下の通りである。

  • スポーツニッポン(2020年11月17日・12月22日付) - 「白組トリおよび大トリを(会場歌唱をすれば)Mr.Childrenが務める可能性が高い。紅組トリは松田聖子(デビュー40周年)やMISIAが有力候補」[41]「両組トリはMISIA・ゆずが有力。紅組トリを石川さゆり、白組トリおよび大トリを50回出場の五木ひろしが務める可能性も高い」[42]
  • サンケイスポーツ(2020年12月22日付) - 「MISIAがトリか大トリで歌う方向で最終調整されている。対抗の白組トリはゆずが浮上している」[43]
  • スポーツ報知(2020年12月24日付) -「MISIAが紅組トリおよび大トリ、福山雅治が白組トリに内定」[44]

ここ2年白組トリおよび大トリを務め、同日を以って活動休止とし、ラストライブ『This is 嵐 LIVE 2020.12.31』の会場から中継出演する嵐は25番目に歌唱。嵐の順番を巡り、終盤歌唱はするものの、(ラストライブ優先や中継出演者がトリを取った前例がないため)トリを務めることはなく、22時台後半から23時台の間で調整をしていると報道されていた[45][46]。嵐の中継出演の発表前には当初嵐が白組トリおよび大トリを務める予定だったとの報道もあった[47]

司会者[編集]

今回は、第57回2006年)から前回まで14年連続で起用されていたジャニーズ事務所所属タレントが1人も起用されていない。

審査方法[編集]

今回は無観客開催という事情も踏まえ、総合テレビ・BS4K・BS8Kの視聴者投票(NHKプラスとワンセグでの投票は不可)に重きを置いた形式となっている[49]

視聴開始で1票獲得、その後5分連続視聴を10回達成するごとに1票ずつ増える(テレビ1台あたり最大5票)。得た票は全対戦終了後に番組連動データ放送を通して投票するが、「紅組3票、白組2票」のように紅白に分割して投じることはできず、紅組と白組のいずれかに得た票の全てが投票される形となる。ゲスト審査員も同様に投票を行う。

ゲスト出演者[編集]

ゲスト審査員[編集]

スペシャルゲスト[編集]

特別企画[編集]

企画・応援ゲスト[編集]

演奏ゲスト[編集]

その他の番組担当者[編集]

その他[編集]

  • 例年通りBS4K・BS8Kでは地上波とは違うカメラアングルでの撮影であったが、前回までとは異なり歌詞テロップが表示されたり、また地上波用のカメラと歌手が被る際ワイプで表示する等異なる点があった。NHKホール以外では8Kによる収録は行われておらず、BS4K・BS8Kでは冒頭の北島三郎の中継時に「101スタジオ・オーケストラスタジオ・審査員ルーム(改行)中継・VTR等はハイビジョン画質でご覧いただきます」との注意書きが表示された。
  • 2021年1月20日、NHK放送総局長の定例会見が行われ、本番組のうち、ディズニースペシャルメドレーとYOSHIKI[注 11]、Mr.Children、星野源[注 12]、玉置浩二[注 11]の5シーンは事前に収録したものであったことを明らかにした。新型コロナウイルスの影響や演出上の都合によるものと説明している[52][53]

視聴率[編集]

ビデオリサーチによると、平均視聴率は前半が34.2%(前回から0.5p減)、後半が40.3%(前回から3.0p増)で第69回(2018年)以来2年ぶりに40%を上回った(関東地区・世帯・リアルタイム)[54]。二階堂がヒロインを演じた『エール』の舞台である福島地区では後半で51.0%を記録した[55]。今回から個人視聴率についても発表され、前半が25.0%、後半が29.6%、平均視聴人数は3494.7万人だった[56]。これについては新型コロナウイルス感染症の影響による外出自粛が影響したと報じられている[54]。瞬間最高視聴率は21時52分、嵐が「Happiness」を披露しているシーンで世帯47.2%、個人35.5%だった[57]

地区別[58]
地区 1部 2部
関東 34.2% (-0.5p) 40.3% (+3.0p)
関西 32.8% (+0.9p) 39.3% (+3.1p)
名古屋 39.3% (+2.4p) 43.9% (+3.4p)
北部九州 26.9% (-2.4p) 36.0% (+2.1p)
札幌 32.9% (-1.8p) 38.7% (+2.1p)
仙台 36.1% (+3.9p) 40.5% (+3.9p)
広島 35.5% (-0.8p) 41.0% (-0.2p)
静岡 41.4% (-0.2p) 47.2% (+4.6p)
福島 45.3% (-2.4p) 51.0% (+2.8p)
新潟 39.2% (+0.6p) 47.1% (+5.3p)
岡山・香川 33.3% (-3.8p) 37.1% (+5.0p)
カッコは前回比

脚注[編集]

[脚注の使い方]

注釈[編集]

  1. ^ 紅白歌合戦は第1回から第3回まではNHK東京放送会館東京都千代田区内幸町)の第1スタジオでの公開生放送による正月番組であった。現在のように12月31日に固定されたのは1953年の第4回からである。
  2. ^ 1階席の半分以上を撤去してステージの面積を拡大している。
  3. ^ 尾崎紀世彦また逢う日まで」、麻丘めぐみわたしの彼は左きき」、松本伊代センチメンタル・ジャーニー」など
  4. ^ 出場者発表時点では3組。
  5. ^ 当初の予定では計11組。
  6. ^ 北島は正規出場50回・特別出演1回。
  7. ^ 「櫻坂46」へ改名の上同名義で出場。
  8. ^ 今回は「東京事変」のボーカルとして出場。
  9. ^ 当初担当予定だったSnow Manの代役。
  10. ^ 東京事変のギタリスト、浮雲としても別途出演。
  11. ^ a b 特別企画での出演。
  12. ^ 歌唱前のトーク部分は生放送。

出典[編集]

  1. ^ “紅白は初の無観客開催「対策を徹底」NHK会長発表”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2020年9月10日). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202009100000402.html 2020年9月10日閲覧。 
  2. ^ “紅白歌合戦、白組司会は大泉洋、紅組は二階堂ふみが初の大役 総合司会は内村光良”. デイリースポーツ online (株式会社デイリースポーツ). (2020年11月2日). https://www.daily.co.jp/gossip/2020/11/02/0013833503.shtml 2020年11月2日閲覧。 
  3. ^ NiziU、瑛人ら9組が初出場/紅白出場歌手一覧”. 日刊スポーツ (2020年11月16日). 2020年11月16日閲覧。
  4. ^ “「第71回 NHK紅白歌合戦」曲目発表”. モデルプレス (ネットネイティブ). (2020年12月21日). https://mdpr.jp/music/detail/2359232 2020年12月21日閲覧。 
  5. ^ nhk_plusのツイート(1341000527044329472)
  6. ^ a b お知らせ | 第71回NHK紅白歌合戦
  7. ^ “Snow Manメンバー8名が新型コロナ濃厚接触者に該当、一定期間の活動を休止”. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2020年12月23日). https://natalie.mu/music/news/410055 2020年12月23日閲覧。 
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関連項目[編集]

外部リンク[編集]