ブッダのように私は死んだ

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ブッダのように私は死んだ
坂本冬美シングル
リリース
規格 12cmCD
7インチレコード
カセットテープ
録音 2019年春 - 秋
ジャンル 歌謡曲
ポップ[1]
時間
レーベル ユニバーサルミュージック
作詞・作曲 桑田佳祐
チャート最高順位
坂本冬美 シングル 年表
俺でいいのか
2019年
ブッダのように私は死んだ
(2020年)
-
ミュージックビデオ
「ブッダのように私は死んだ」 - YouTube
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ブッダのように私は死んだ」(ブッダのようにわたしはしんだ)は、坂本冬美の楽曲。自身の50作目のシングルとして、ユニバーサルミュージックから2020年11月11日に発売された。

背景[編集]

桑田佳祐が他の歌手に楽曲を提供するのは、早川義夫の「アメンボの唄」以来で約23年ぶりとなる[4]。楽曲は全編に渡ってサスペンス・ミステリー・ドラマ調になっている[5]。これまでも桑田はサザンオールスターズの活動及びソロ作品の中で「死体置場でロマンスを」「殺しの接吻キッス 〜Kiss Me Good-Bye〜」「簪 / かんざし」「愛撫と殺意の交差点」等のそういったテーマの楽曲を製作している[5]

きっかけは2018年のNHK紅白歌合戦にて、かねてからサザンのファンであった坂本と桑田が初めて共演し、坂本がサザンのパフォーマンスを目の当たりにし感極まり、2019年初春に桑田に楽曲制作の依頼の手紙を送ったことから本作の制作が始まった[4][6][7]

手紙が届いた当初の桑田は、当時の時点で自身の楽曲のレコーディングで手一杯だったため依頼を断っていたが、ふとしたきっかけで曲とAメロの歌詞が浮かびその勢いで曲作りを始めた[7]。一方の坂本はこの経緯と桑田の状況を当時の時点では知らされておらず、手紙を書いていた段階で断られる事を覚悟していたという[6]

2019年10月に桑田は改めて坂本側と連絡を取り坂本と対面したいという意向を伝え、自身が普段使用しているビクタースタジオに坂本を招き、完成させた歌詞を見せたうえで桑田の仮歌が吹きこまれている音源を聴かせ、キーなどの調整を経て、歌入れが行われた。これについては一旦断った仕事であった手前上、双方のスタッフのアイデアによりサプライズを仕掛ける形になり、坂本は事前のミーティングも無いまま曲が既に出来ている事と歌詞の内容を知る事になった[6][7]

桑田はギターを弾きながら「ここはちあきなおみさん風、あそこは美空ひばりさんの演歌風で」「♪箸の持ち方だけは〜の部分は都はるみさん風に」などといった歌唱指導を坂本に行った[6]

プロモーション[編集]

本作の発売日の翌日に発売された『週刊文春』2020年11月19日号では「原色美女図鑑」のグラビアと「阿川佐和子のこの人に会いたい」に坂本が登場[8][6]。また、桑田が行っている連載『ポップス歌手の耐えられない軽さ』では坂本との出会いやこの曲の制作背景を語っている[7]

2020年11月14日に放送された桑田のラジオ番組桑田佳祐のやさしい夜遊び』(TOKYO FM)では、本作の発売を記念して坂本が電話出演を行った[9]

リリース[編集]

本作はCDによる初回限定盤・通常盤とカセットテープ、レコード(アナログ盤)の4種類の形態で発売される。初回限定盤にはBlu-rayでYouTubeに公開されていないミュージック・ビデオの完全版と歌唱版が収められる[10][11]

収録曲[編集]

CD(初回限定盤・通常盤)[編集]

  • 収録時間:15:03[12]
  1. ブッダのように私は死んだ (5:01)
    (作詞・作曲:桑田佳祐  編曲:桑田佳祐&片山敦夫)
    歌詞は坂本を主人公に見立てて描いており、悲しくも美しい愛に生き、愛に死にゆくある種の「小説」であり、また「歌謡サスペンス劇場」風に仕上がっている[4]
    このような内容になった経緯として、制作当時の桑田は有料配信でサスペンスドラマやミステリー映画を観ることに傾倒しており(特に『ベイツ・モーテル』の影響があった事を言及している[1])、坂本からの手紙の内容と映像の雰囲気が合い、桑田の中で楽曲のインスピレーションが出てきたという[4]
    ミュージック・ビデオは桑田のオリジナルストーリーの元、撮影が2日間にわたり行われた。内容は「歌謡サスペンス劇場」に仕上がっており、主人公は坂本で歌詞の物語に登場する「悪い男」役をTEAM NACS戸次重幸が演じている[11][13]。このMVではこれまでに桑田が見たアメリカヨーロッパのサスペンス作品のイメージ[注 1]が盛り込まれており、それらの要素を監督の青柳重徳に文字にして伝えた結果このような内容になっている[5]
    2020年10月3日に放送された『桑田佳祐のやさしい夜遊び』にて、初オンエアーとなった[10]
  2. ブッダのように私は死んだ(Original Karaoke) (5:01)
  3. ブッダのように私は死んだ(Instrumental) (5:00)

カセットテープ[編集]

SIDE A
  1. ブッダのように私は死んだ
  2. ブッダのように私は死んだ(Original Karaoke)
SIDE B
  1. ブッダのように私は死んだ(Instrumental)

レコード[編集]

SIDE A
  1. ブッダのように私は死んだ
SIDE B
  1. ブッダのように私は死んだ(Original Karaoke)

参加ミュージシャン[編集]

ブッダのように私は死んだ

脚注[編集]

[脚注の使い方]

注釈[編集]

  1. ^ 例として死体安置所でのシーンには『ボディ・オブ・プルーフ 死体の証言』、坂本の片目だけが覗いているシーンにはイングマール・ベルイマンの『仮面 / ペルソナ』、死体を埋める穴掘りのシーンには『ベイツ・モーテル』のようなイメージがあった事を桑田は語っている[5]

出典[編集]

  1. ^ a b サザンオールスターズ応援団会報 「代官山通信」Vol.152 P13。
  2. ^ ブッダのように私は死んだ | 坂本冬美 | ORICON NEWS オリコン 2020年11月18日閲覧
  3. ^ Billboard Japan Hot 100 | Charts | Billboard JAPAN Billboard JAPAN 2020年11月18日閲覧
  4. ^ a b c d 桑田佳祐、坂本冬美の新シングルに楽曲提供。他アーティストへの楽曲提供は23年ぶり rockinon.com 2020年10月5日配信, 2020年10月8日閲覧
  5. ^ a b c d 週刊文春 2020年11月26日号 P114 - 115
  6. ^ a b c d e 週刊文春 2020年11月19日号 P110 - 112
  7. ^ a b c d 週刊文春 2020年11月19日号 P116 - 117
  8. ^ 坂本冬美「最初で最後」覚悟のグラビアで美肌大胆露出 文春デスク「かなりのインパクト」2020年11月10日配信 2020年11月14日閲覧
  9. ^ 『桑田佳祐のやさしい夜遊び』に坂本冬美が電話生出演2020年11月13日配信 2020年11月14日閲覧
  10. ^ a b 坂本冬美の夢が実現、桑田佳祐制作「ブッダのように私は死んだ」リリース 音楽ナタリー 2020年10月2日配信, 2020年10月8日閲覧
  11. ^ a b 坂本冬美、桑田佳祐手掛けた「ブッダのように私は死んだ」先行配信&MVに戸次重幸 Billboard JAPAN 2020年11月6日配信, 2020年11月6日閲覧
  12. ^ 楽天ブックス: ブッダのように私は死んだ (初回限定盤 CD+Blu-ray) - 坂本冬美 - 4988031400616 : CD 楽天ブックス 2020年11月28日閲覧
  13. ^ 坂本冬美、新曲「ブッダのように私は死んだ」ミュージックビデオ予告編が公開 | OKMusic”. okmusic.jp. 2020年11月6日閲覧。

外部リンク[編集]