東京ディズニーシー

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東京ディズニーシー
Tokyo DisneySea
施設情報
愛称 TDS(略称)
テーマ ディズニー
キャッチコピー 冒険とイマジネーションの海へ
Where Adventure and Imagination Set Sail
事業主体 株式会社オリエンタルランド
管理運営 株式会社オリエンタルランド
面積 49万m2
来園者数 1408万4000人(2013年度)[広報 1]
開園 2001年平成13年)9月4日[1]
所在地 279-0031
千葉県浦安市舞浜1-1
公式サイト 東京ディズニーシー オフィシャルウェブサイト
東京ディズニーリゾートの地図

東京ディズニーシー(とうきょうディズニーシー、英称:Tokyo DisneySea、略称:TDS)は、東京ディズニーランド (TDL) などと共に東京ディズニーリゾート (TDR) を形成する、7つのエリアで構成されるディズニーパーク

施設[編集]

建設時の概要[編集]

1988年昭和63年)4月15日に「第二パーク構想」を発表し[2]、予定総事業費は約400億円で5年後の完成を予定していた[3]。 当初は日本で2番目のディズニーパークとして、アメリカ合衆国フロリダ州オーランドウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートフランスディズニーランド・リゾート・パリにもある映画スタジオ系施設の建設を予定していたが、日本では映画文化に馴染みがないという判断から、1992年(平成4年)1月に計画を撤回された[4]

その後新計画の検討を行い[5]1992年(平成4年)10月20日ロサンゼルスロングビーチに開園の予定が環境規制で頓挫した施設「ディズニーシー」(仮称)のコンセプトを流用することになった[6][注釈 1]

その後、1996年(平成8年)5月28日にウォルト・ディズニー社と基本契約を締結し[7]1997年(平成9年)3月25日に浦安市や千葉県と用地譲渡などについての三者協定を締結し[8]、同月末には構想のイメージ図を公表した[9]

1998年(平成10年)10月22日に着工式が行われ[10]2001年平成13年)9月4日に開園した[1]

沿革[編集]

パーク[編集]

園内はコンセプトごとに「テーマポート」と呼ばれる7つのエリアに分かれ、テーマに合わせたアトラクションやレストランが置かれている。また、TDLとは異なり、ビールワインなどのアルコール飲料の販売があるなど、客層を大人も視野に入れた設定にしている。

ミッキーマウスを始めとする著名なディズニーキャラクターの他、リトル・マーメイドアラジンなど、TDSのコンセプトに沿ったディズニーキャラクターの出迎え(キャラクターグリーティング)がある。

園内のアトラクションについては「東京ディズニーシーのアトラクション」を、グリーティングについては「東京ディズニーシーのグリーティング」を、ショップについては「東京ディズニーシーのショップ」を、レストランについては「東京ディズニーシーのレストラン」を、園内外のサービス施設については「東京ディズニーシーのサービス施設」をそれぞれ参照。

テーマポート一覧[編集]

メディテレーニアンハーバー[編集]

メディテレーニアンハーバー (Mediterranean Harbor) は南ヨーロッパの港町をテーマとしている。

ホテルミラコスタを上から見た形にはモチーフがあり、イタリアポルトフィーノの港町の建物がモチーフになっている。

アメリカンウォーターフロント[編集]

アメリカンウォーターフロント (American Waterfront) はアメリカの港をテーマとしている。パーク敷地内と東京湾の間にある、道路や歩道とディズニーリゾートラインの線路などは見えず、東京湾のみが見えるように設計されており、借景の効果を得ている。「ニューヨーク」「ケープコッド」「トイビル・トロリーパーク」の3つのサブエリアで構成される。

ニューヨーク
20世紀初頭のニューヨークの町並みや港をイメージしたサブエリア。54番埠頭には豪華客船・S.S.コロンビア号が停泊(本物の船舶ではない)しており、このエリアのシンボルになっている。ブロードウェイ (Broadway) 、ティン・パン・アレー (Tin Pan Alley) といったニューヨークに実在する地名を模した造りもある。
マグダックス・デパートメントストアを見て右側をウォーターストリート、ホテルハイタワータワー・オブ・テラー)前の噴水広場をウォーターフロントパーク、S.S.コロンビア号の前の広場をホレイショースクエアと呼ぶ。
ケープコッド
ケープコッド (Cape Cod) は、アメリカ北東部マサチューセッツ州に実在する同名の漁村、および、ケープコッドの南30マイルに位置するナンタケット島をイメージしたサブエリア。モデルとなった地域は、ケネディ家の別荘があるなど避暑地としても知られる。
設置してある灯台「ハリケーンポイント・ライトハウス」は夜になると点灯し、明滅する。実際に航行する船舶の識別には用いられていない。
2005年以降、このエリアはダッフィーが中心となっている。
トイビル・トロリーパーク
トイビル・トロリーパーク(Toyville Trolley Park)は、古き良き移動遊園地をテーマとしたサブエリア。2012年7月9日にオープンした「トイ・ストーリー・マニア!」に合わせて登場。

ポートディスカバリー[編集]

ポートディスカバリー (Port Discovery) は20世紀初頭のSF小説世界をモチーフ(レトロフューチャー)にした、未来都市の港をテーマとしている。アメリカンウォーターフロントと同様に東京湾を借景として利用している。

ホラインズンベイレストランやストームライダーの建物はヴィクトリア朝様式を取り入れた建物になっている。

また、ポートディスカバリーステーション前にあるアクアトピアのポスターには東京ディズニーリゾートの中で一番小さな隠れミッキーがある。

ロストリバーデルタ[編集]

ロストリバーデルタ (Lost River Delta) は、1930年代の古代文明の遺跡発掘現場をモチーフにした、中央アメリカ熱帯雨林地域をテーマとしている。中央を流れる河(ロストリバー)によって二つに分断されている。

アラビアンコースト[編集]

アラビアンコースト (Arabian Coast) は、映画『アラジン』に登場するランプの魔人ジーニーが作り出したアラビアンナイトの世界をモチーフにした、中世アラビア文明風の都市をテーマとしている。

マーメイドラグーン[編集]

マーメイドラグーン (Mermaid Lagoon) は、映画『リトル・マーメイド』の世界をモチーフにした、人魚の海底王国をテーマとしている。「アンダー・ザ・シー」と「アバブ・ザ・シー」の2つのサブエリアで構成される。

アンダー・ザ・シー
アンダー・ザ・シー (Under the Sea) は、海底世界(トリトンズ・キングダム)をイメージした屋内施設のサブエリア。エリアの大きさは野球場がすっぽり入る程の大きさである。
アバブ・ザ・シー
アバブ・ザ・シー (Above the Sea) は、海上/海面世界をイメージした屋外施設のサブエリア。

ミステリアスアイランド[編集]

ミステリアスアイランド (Mysterious Island) は、フランス名作家ジュール・ヴェルヌのSF小説世界をモチーフにした、1873年の南太平洋の火山島をテーマとしており、スチームパンクをモチーフに使用している。 園内のシンボル的存在である「プロメテウス火山」はここに存在しており、そこにある「センター・オブ・ジ・アース」はジュール・ヴェルヌの『地底旅行』を再現しているアトラクションである。 その他『海底二万里』に登場する潜水艦・ノーチラス号などが再現されている。

アトラクションとエンターテイメント[編集]

今後の計画[編集]

アナウンス[編集]

東京ディズニーシーでは、東京ディズニーランドとは異なる声優によって園内の日本語、英語のアナウンスがされている。基本的に男性によるアナウンスとなっている。また、エントランス付近と、ショーなどをアナウンスする声優が日本語、英語共に異なる。

2011年3月に東日本大震災の影響で休園の後の再開時にはショーのアナウンスをする声優が日本語、英語共に変更された。日本語はエントランス付近、閉園時などに聞く男性アナウンスと同じ声優に変更、英語は東京ディズニーランドのショー開始時の男性アナウンスと同じ声優となった。

オフィシャルスポンサー[編集]

現在のスポンサー[広報 4][編集]

過去の主なスポンサー[編集]

主な建設業者[編集]

アクセス[編集]

鉄道[編集]

  • 東日本旅客鉄道(JR東日本)京葉線舞浜駅下車。徒歩20分。
    • パークまでは車道横の決して広くない歩道を歩かなければならず、ゲストの安全確保が難しい事もあり、舞浜駅前には入園ゲートまで徒歩で行く案内が無い。但し、公式ウェブサイト上では入園ゲートまで徒歩で行くルートが案内されている。
  • ディズニーリゾートライン東京ディズニーシー・ステーション下車すぐ。
    • 反時計回りのみの路線である都合上、リゾートゲートウェイステーションからは所要時間が11分である。多客時には舞浜駅の乗り換え駅であるリゾートゲートウェイ・ステーションからリゾートライナーに乗車するために待たなければならないことがあり、舞浜駅から徒歩で行った方が早い場合もある。

バス[編集]

東京ディズニーシー入口付近にバスターミナルがある。以下の路線が乗り入れ、東京ベイシティ交通京成バス京成トランジットバスと共同運行会社により運行されている。

一般路線バス
高速バス

また、東京ベイシティ交通の運動公園バス停から徒歩5分程度で、最寄バス停として案内される。

道路[編集]

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 日本導入にあたっては、東京ディズニーリゾートを経営・運営するオリエンタルランド (OLC)も関わり、共同で新たに企画・開発された。そのため、開園当初の東京ディズニーランド (TDL) の様に「全てが米国版の導入・アレンジ」という訳ではない[要出典]
  2. ^ 「東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ」が正式に開業。デイタイム・ハーバーショー「ポルト・パラディーゾ・ウォーター・カーニバル」とナイトタイム・スペクタキュラー「ディズニーシー・シンフォニー」、ブロードウェイミュージックシアター「アンコール!」、ドックサイドステージ「セイル・アウェイ」スタート、リドアイル「リドアイル・ミート&スマイル」が開始[要出典]

出典[編集]

  1. ^ a b c d “「冒険の海」オープン 東京ディズニーシー 虹色の花火 船出を祝福”. 千葉日報 (千葉日報社): pp. 1,16,19. (2001年9月5日) 
  2. ^ a b “第2ディズニーランド建設へ 高橋社長が計画公表”. 千葉日報 (千葉日報社): pp. 1,11. (1988年4月16日) 
  3. ^ “第2Dランド 5年後完成へ 建設計画、来春に決定 400億円で三つの新施設”. 千葉日報 (千葉日報社): p. 12. (1988年7月1日) 
  4. ^ “東京Dランド 「ハリウッド・スタジオ」を断念 “人気”に不安”. 千葉日報 (千葉日報社): p. 13. (1992年1月31日) 
  5. ^ “TDL第二テーマパーク 新構想基本設計へ 一部に宝塚劇場建設も”. 読売新聞 (読売新聞社): p. 25. (1992年10月2日) 
  6. ^ a b “東京ディズニーランド 隣に海洋パーク 米での建設計画 環境規制で断念”. 読売新聞 (読売新聞社): p. 9. (1992年10月21日) 
  7. ^ a b “「東京ディズニーシー」建設 デ社と基本契約 オリエンタルランド社”. 千葉日報 (千葉日報社): p. 1. (1996年5月29日) 
  8. ^ “用地譲渡で三者協定締結 TDL第二パーク問題”. 千葉日報 (千葉日報社): p. 16. (1997年3月26日) 
  9. ^ “近づく新しい夢 東京ディズニーシー イメージ図を発表”. 千葉日報 (千葉日報社): p. 6. (1997年3月30日) 
  10. ^ a b “東京ディズニーシー着工 東京ディズニーリゾート誕生へ 2001年秋”. 千葉日報 (千葉日報社): pp. 1,4,16. (1998年10月23日) 
  11. ^ “ディズニーシーに無料招待 オープン前に浦安市民 人気沸騰 長蛇の列”. 千葉日報 (千葉日報社): p. 16. (2001年8月12日) 
  12. ^ “休園ディズニーシーの水、学校のトイレ用水に”. YOMIURI ONLINE (読売新聞社). (2011年3月15日). オリジナル2015年6月18日時点によるアーカイブ。. http://archive.is/HCKoy 2011年3月16日閲覧。 
  13. ^ “1カ月半ぶり歓声 新作水上ショー開始 開演前に3千人 TDS再開”. 千葉日報 (千葉日報社): pp. 1,10. (2011年4月29日) 
  14. ^ “安全バー下がらず 男性飛び降りけが TDSアトラクション”. 千葉日報 (千葉日報社): p. 20. (2012年5月30日) 
  15. ^ “コースター営業再開 TDS”. 千葉日報 (千葉日報社): p. 10. (2012年6月15日) 

広報資料・プレスリリースなど一次資料[編集]

  1. ^ TEA/AECOM 2013 Theme Index & Museum Index (PDF)” (英語). Themed Entertainment Association. 2016年9月13日閲覧。
  2. ^ 東京ディズニーシー®の新規アトラクション「ニモ&フレンズ・シーライダー」を株式会社ジェーシービーが提供 (PDF)”. オリエンタルランドグループ (2016年4月27日). 2016年9月13日閲覧。
  3. ^ 東京ディズニーランド®/東京ディズニーシー®今後の開発計画について (PDF)”. オリエンタルランドグループ (2016年7月7日). 2016年9月13日閲覧。
  4. ^ オフィシャルスポンサー | 東京ディズニーリゾート”. 株式会社オリエンタルランド. 2016年8月18日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]