宮本浩次 (エレファントカシマシ)

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宮本浩次
別名 みやじ、ひろじ、先生
出生 1966年6月12日(49歳)
出身地 日本の旗 日本 東京都北区赤羽
学歴 東京国際大学
ジャンル ロック
職業 シンガーソングライター
担当楽器 ボーカルギター
活動期間 1976年
1981年 -
レーベル ユニバーサルミュージック
(ex:エピックソニー,ポニーキャニオン,東芝EMI)
事務所 フェイスミュージックエンタテインメント
共同作業者 エレファントカシマシ
RC SUCCESSIONTHE STREET SLIDERSTHE DOORSLed ZeppelinThe Rolling Stones

宮本浩次(みやもと ひろじ、1966年6月12日 - )は、日本ロックミュージシャンシンガーソングライター、元童謡歌手ロックバンドエレファントカシマシボーカリストおよびギタリスト音楽プロデューサー東京都北区赤羽出身。

人物

人物像

  • NHK東京放送児童合唱団に小学校3年生から5年生まで入団。声楽指導を受けていた。ソロを任されるほど歌が上手くボーイ・ソプラノのスター的存在であった。また、ウィーン少年合唱団との交流もあったと言う。声域は裏声も含めhihiAを越える曲もあり「覚醒(オマエに言った)」「生命賛歌」「部屋」などがある。「曙光」は、hihiA#。さらに「男は行く」「コール アンド レスポンス」はhihiB。「星くずの中のジパング」はhihiC#である。
  • デビュー当初からテレビ出演もライブでのMCもほとんどなく、雑誌などのインタビューでも無口・無愛想を貫くキャラクターであった。しかし1992年頃、何の前触れもなくライブで突然フレンドリーなMCをしはじめたときには、客席から「宮本ぉー、何があったのか言え!」との声が飛んだという[1]
  • 髪を掻き揚げてぐしゃぐしゃにする癖は男っぽい仕草として高校生の頃から意識してする様になったと雑誌のインタビューで語っている。大学生時、レコードショップのアルバイトでは「お客さんが来る度に髪をぐしゃぐしゃする」という理由で3日で辞めさせられた。その他、メキシコ大使館の草むしりや船着場のアルバイトなどを経験している。
  • 出身地である赤羽がバンド誕生の地である為、バンドのアイデンティティーとして、またファンの聖地として語られることが多い。

しかし本人は、特に赤羽に対して思い入れは無いとラジオで語っている。その反面、憧れの文豪が過ごした東京の地そのものに対する郷土愛には相当なものがあり、数々の歌に納められている。エレファントカシマシのアルバム『浮世の夢』のジャケットは赤羽一番街商店街で、ヒットシングル「今宵の月のように」のプロモーション・ビデオの一部は赤羽の荒川土手で撮影。また、「桜の花、舞い上がる道を」のプロモーション・ビデオは赤羽台団地内にて撮影が行われた。

趣味・嗜好

最も好きなヴォーカリストとしてドアーズのジム・モリソンの名を挙げている。

エピソード

  • 両親と歳の離れた兄からはとても可愛がられて育ったらしく、「僕は猫かわいがりだった」と語っている。学研の総合百科事典に乳幼児成長記録のモデルとして「1歳にして立つ」というタイトルで1歳時の写真が掲載されていた事がある。
  • NHKみんなのうた「はじめての僕デス」で歌手デビュー。当時レコード会社各社から競作でシングルレコードが発売された。(1976年9月1日、東芝EMIより発売)10万枚のヒット。レコード用に再録音されたビクター音楽産業制作のステレオ盤(KV-41)のB面のタイトルは「ゴクロウサン」(こちらは東京放送児童合唱団名義)であり、後にエレファントカシマシが偶然同名の楽曲を発表する。みんなのうた放送時と同一音源のモノラル録音のポリドール盤(DQ-1004)のB面曲は「ドラキュラのうた」(歌:クニ河内)。
  • 高校が男子校であったため、女性とのフランクな付き合いが苦手としている。彼女の誕生日に図書券をプレゼントし「親戚のおじさんみたい」と言われ喜んで貰えなかったことや、クリスマスに彼女が作ったフライドチキンを「こんなにいっぱい喰えるか」と食卓をひっくり返してしまったなど、失敗談として語っており、女性に対しての不器用さを物語っている。また、自身のウィークポイントは「女性問題」と答えている[3][4][5]
  • 文明の利器を否定しクーラーを取り外していたが、暑さを凌ぐためにシャワーを浴びていることが利器を利用しているという矛盾に気付き、33歳で自動車の免許取得に至った。免許取得後からは毎日のように首都高を何度も周回するなど5万円のハイウェイカードを月に5枚消費するペースで、当初の走行距離は一晩で220 - 230㎞を超える程であったが、免許停止処分を受けてからは呪縛を解かれたかのように電車移動が多い生活に戻ったという。現在は、「レコーディング等創作活動が完了すれば車に戻る」とのこと。
  • ダウンタウンが司会を務める歌番組「HEY!HEY!HEY!」の出演をきっかけに、浜田雅功に推薦されTBS系ドラマ『Friends[6]』で売れない放送作家役として役者デビューを果たし、新人俳優賞を受賞。
  • エレファントカシマシのアルバム『扉』の収録時期に、信頼の出来る人物であると事務所に紹介された、金銭面の管理を任せていた人間に財産を持ち逃げされ、それまで住んでいた高級マンションを引き払い、所有していた2台のポルシェを処分、古書の大半を売り払っている。発覚時、財布には現金3,000円程しか残っていなかった。後に、渋谷の路上を散歩中に財産を持ち逃げした人間に出くわすが、「元気そうで何よりだった」とのこと。
  • 鈴木万由香パーソナリティを務めるTOKYO FMの生放送番組『TOYOTA SOUND IN MY LIFE』2009年4月18日放送に出演時、鈴木がアルバム『昇れる太陽』に対する個人的な感想として「全曲がメインディッシュで食べ難い」という表現(「でも実際飲み込んでみると、こんなに美味しいもんないや」と続いた)を発言し、これに怒った宮本が「失礼なやつだ。食うな。ゲロで吐き出せ」と発言。それに対し鈴木が「喧嘩売られています。今」と返したため、さらに宮本は「失礼なヤツだ。ケンカじゃないだろ?お前が売ってんだよバカ」「気をつけろドアホ」と斬り返したため険悪な状況となった。後日、同月20日に宮本が直筆の謝罪文をウェブに掲載し、翌21日には鈴木も謝罪文を掲載した[7]
  • 2012年9月1日に左耳が聞こえなくなり、急性感音難聴と診断された。同月5日に手術を受け回復し、日常生活に支障はなかったものの、聴力が安定してないことなどを理由に、10月2日、グループの公式サイトでライブ活動休止の報告をした[8]

出演

テレビ・他

番組名 放送局 出演年月 コーナー 備考
フレンズ TBS 2000年7月 - 9月 金曜ドラマ
役名:本城直哉
第26回 ザ・テレビジョン ドラマアカデミー賞 新人俳優賞受賞
共演:浜田雅功・和久井映見竹内結子
山口達也村田雄浩鈴木砂羽大杉漣
JUSTICE i-mediaTV 2000年11月6日 - 2002年1月31日 宮本浩次、かくかたりき webmagagine ※動画配信
私の10のルール TBS 2009年5月13日 宮本浩次の10のルール 密着ドキュメンタリー
王様のブランチ TBS系 2014年6月14日 読書LOVERS

CM

タイトル 提供 放送年 素材 備考
オウガバトル64 任天堂 1999年 ゲームソフト 出演・ナレーション:宮本浩次
DODA 学生援護会インテリジェンス 2001年 転職情報誌 出演:宮本浩次 ※オフィス編・満員電車編・自転車通勤編
ポッカコーヒー ポッカコーポレーション 2006年 缶コーヒー ドキュメンタリー映像

映画

タイトル 監督 提供 公開年 備考
扉の向こう~エレファントカシマシ・宮本浩次という生き方 是枝裕和 フジテレビ NONFIX 2004年 ナレーション: りょう

刊行物

著書

タイトル 初版発行年月 出版社 備考
風に吹かれて 1997年9月13日 ロッキング・オン ROCKIN'ON JAPAN連載エレファントカシマシ関連記事とインタビュー
(1988年 - 1997年)
明日に向かって歩け 2002年5月 集英社 週刊プレイボーイ連載(2000年27号 - 2001年28号)※絶版
エレカシ宮本の率直に言って! 未出版 マガジンハウス Olive連載(2000年5月 - 2000年7月)※Olive休刊の為終了。
旅の途中 未出版 マガジンハウス an・an連載(2000年6月 - 2001年6月)
東京の空 2003年8月30日 ロッキング・オン bridge/ROCKIN'ON JAPAN連載(1999年8月 - 2002年4月/2002年4月 - 2003年4月)
※2008年6月15日第2刷発行 

関連書籍

タイトル 著者 出版社 備考
宮本から君へ 新井英樹 太田出版 週刊モーニング(講談社)」の連載漫画(1991年 - 1994年)。
主人公(東京都北区在住の宮本浩(みやもとひろし))のモデルが宮本浩次(作者談)。
カラス 太田光・唐澤和也 ビッグ・スピリッツ・ブックス 太田光の語り下ろしロングインタビュー。宮本浩次と対談。
21―世紀を超える神々たち 金子達仁 ぴあ 「Weeklyぴあ」連載「金子達仁 世紀末才人列伝」の単行本。
阿川佐和子のガハハのハ 阿川佐和子 文芸春秋 週刊文春」の連載対談より22篇を収録。

脚注

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  1. ^ 宮本浩次「風に吹かれて」株式会社ロッキング・オン
  2. ^ 銀座アスター赤羽店の商品に限る。
  3. ^ 著書「明日に向かって歩け」- 「二〇〇〇年十月~十二月」の章より。
  4. ^ 2012年09月18日(TUESDAY)”. J-WAVEGROOVE LINE Z」ホームページ (2012年9月18日). 2015年6月27日閲覧。
  5. ^ スカパー!な日々「THE ELEPHANT KASHIMASHI SP 愛情編(1)」”. スカパー! (2006年10月30日). 2015年6月27日閲覧。
  6. ^ 2011年2月現在DVD化されていない。
  7. ^ 鈴木の謝罪文
  8. ^ 重要なお知らせ” (2012年10月2日). 2012年10月2日閲覧。 - エレファントカシマシ

外部リンク