ノーサイド・ゲーム

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ノーサイド・ゲーム
No Side Game
著者 池井戸潤
発行日 2019年6月11日
発行元 ダイヤモンド社
ジャンル 小説
日本の旗 日本
言語 日本語
形態 四六並製
ページ数 406
公式サイト www.diamond.co.jp
コード ISBN 978-4-478-10837-6
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ノーサイド・ゲーム』は、池井戸潤小説2019年6月11日ダイヤモンド社から単行本が刊行された。

2019年7月7日からTBS系でテレビドラマ化された[1]

あらすじ[編集]

トキワ自動車経営戦略室次長の君嶋隼人は、滝川桂一郎が出したカザマ商事買収案件に反対する意見書で、滝川と対峙していた。この案件は、結局取締役会で見送られたが、それからおよそ3か月後、君嶋は横浜工場総務部長に左遷させられる。

横浜工場総務部長は、トキワ自動車のラグビー部・アストロズのゼネラルマネージャー兼務と決まっていて、君嶋はラグビーについてまったくの素人ながら、着任早々監督選びに悪戦苦闘することになる。アナリストの佐倉多英やキャプテンの岸和田徹の助言を受けながら、新監督は柴門琢磨に決まり、いよいよ新生アストロズが始動し、快進撃を続ける。

そして、君嶋は元上司・脇坂賢治から、見送られたはずのカザマ商事買収案件が復活したことを聞く。

登場人物[編集]

トキワ自動車[編集]

君嶋隼人(きみしま はやと)
経営戦略室次長→横浜工場総務部長、アストロズGM兼務。城南大学卒。
家族は妻と息子ふたりの4人。
島本博(しまもと ひろし)
社長。ゼネラルマネージャーに就く君嶋を激励する。
滝川桂一郎(たきがわ けいいちろう)
常務取締役営業本部長。明成学園大学卒。
広報部時代にアストロズ副部長兼務。
脇坂賢治(わきさか けんじ)
経営戦略室長。明成学園大学附属高校から神奈川国立大学卒。
君嶋が経営戦略室時代の上司。滝川と同期入社。
藤島レナ(ふじしま レナ)
海外事業部員で七尾の教育担当。アストロズの熱狂的ファン。
中本理彩(なかもと りさ)
経理部員。レナと同じラグビー好き。
星野信輝(ほしの のぶてる)
研究所研究員。横浜工科大学卒。
新堂智也(しんどう ともや)
横浜工場長、アストロズ部長兼務。
吉原欣二(よしはら きんじ)
横浜工場総務部長、アストロズGM兼務→子会社に出向。
柴門琢磨(さいもん たくま)
城南大学ラグビー部監督→アストロズ監督。城南大学ラグビー部OB
城南大学ラグビー部の監督として3連覇を成し遂げたが、津田たちのいるOB会の反発により更迭された。
君嶋とは大学の同学年で同クラスだったが、ほどんど接点がなかった。
佐倉多英(さくら たえ)
アストロズアナリスト。横浜工場総務部員。
父はトキワ自動車ラグビー部の選手として活躍したが、大学時代に亡くなった。
岸和田徹(きしわだ てつ)
アストロズキャプテン。ポジションはナンバーエイト。横浜工場総務部員。
浜畑譲(はまはた じょう)
アストロズ選手。ポジションはスタンドオフ
七尾圭太(ななお けいた)
アストロズ選手。ポジションはスタンドオフ。
柴門に勧められて中途入社し、海外事業部員。
里村亮太(さとむら りょうた)
アストロズ選手。ポジションはスクラムハーフ
佐々一(ささ はじめ)
アストロズ選手。ポジションはスクラムハーフ。
友部祐規(ともべ ゆうき)
アストロズ選手。ポジションはプロップ
岬洋(みさき ひろし)
アストロズ選手。ポジションはフルバック
本波寛人(もとなみ ひろと)
アストロズ選手。バックスのリーダー格。

その他[編集]

津田三郎(つだ さぶろう)
日本モータース・サイクロンズ監督。城南大学ラグビー部OB。
鍵原誠(かぎはら まこと)
日本モータース・サイクロンズGM。城南大学ラグビー部OB。
富野賢作(とみの けんさく)
日本モータース・サイクロンズ選手。ポジションはスタンドオフ。
前田利晴(まえだ としはる)
前トキワ自動車・アストロズ監督。
竹原正光(たけはら まさみつ)
高本遥(たかもと はるか)
上記2名は、前GMの吉原が選んだアストロズの次期監督候補。
羽衣親方(はごろもおやかた)
錦糸町駅が最寄りの大相撲羽衣部屋の親方で、柴門の依頼により3日間アストロズの選手全員の入門を実現させる。
片桐努(かたぎり つとむ)
プラチナリーグ担当部長。
富永重信(とみなが しげのぶ)
日本蹴球協会会長。
木戸祥助(きど しょうすけ)
日本蹴球協会専務理事。
風間有也(かざま ゆうや)
オイル専門商社のカザマ商事社長。明成学園小学校から明成学園大学までエスカレーター方式で上がり卒業。
大学卒業後は財閥系の商社に入社し、27歳で父が社長を務めているカザマ商事に入社、35歳で取締役、父の急逝で40歳にして社長に就任する。
森下章市(もりした しょういち)
横浜工科大学教授。横浜マリンカントリーのゴルフ場建設反対運動の旗振り役。
苗場章雄(なえば あきお)
横浜マリンカントリーの環境破壊を訴える会代表。
青野宏(あおの ひろし)
横浜マリンカントリー責任者。
「多むら」の女将
元アストロズ栄養士。
峰岸飛呂彦(みねぎし ひろひこ)
東京キャピタル社長。

テレビドラマ[編集]

ノーサイド・ゲーム
ジャンル テレビドラマ
原作 池井戸潤
『ノーサイド・ゲーム』
脚本 丑尾健太郎 ほか
演出 福澤克雄
田中健太
平野俊一
出演者 大泉洋
松たか子
高橋光臣
眞栄田郷敦
笹本玲奈
濱津隆之
西郷輝彦
尾藤イサオ
橋幸夫
大谷亮平
渡辺裕之
中村芝翫
上川隆也
音楽 服部隆之
エンディング 米津玄師馬と鹿
時代設定 2017年 -
製作
プロデューサー 伊與田英徳
制作 TBS
放送
映像形式 文字多重放送
番組連動データ放送
音声形式 ステレオ放送
放送国・地域 日本の旗 日本
放送期間 2019年7月7日 -
放送時間 日曜 21:00 - 21:54
放送枠 日曜劇場
放送分 54分
公式サイト

特記事項:
初回は25分拡大(21:00 - 22:19)。
第2話は15分拡大(21:00 - 22:09)。
7月21日は、同日投開票が行われる第25回参議院議員通常選挙に関するJNN報道特別番組Nスタ×NEWS23 選挙スペシャル』(19:57 - 翌2:00[2])を放送のため、休止[3]
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2019年7月7日から毎週日曜日21時 - 21時54分に、TBS系の「日曜劇場」で放送されている。主演は大泉洋[1]。日曜劇場での池井戸潤原作作品は、『半沢直樹』(2013年)、『ルーズヴェルト・ゲーム』(2014年)、『下町ロケット』(2015年版)、『陸王』(2017年)、『下町ロケット』(2018年版)に次いで6作目で、前5作と共通したスタッフで制作される[1]

東京都府中市が市民らからエキストラを募集するなどドラマを盛り上げる取り組みを進めており、同市を本拠地とするジャパンラグビートップリーグ東芝ブレイブルーパスのラグビーグラウンドが、アストロズの練習場に選ばれたほか、府中駅周辺で、市民に親しまれているケヤキ並木も撮影で使用され、各場面で登場する[4]。また、プラチナリーグの試合会場となるトキワスタジアムとして、熊谷ラグビー場がロケ地に使われている[5]。「アストロズ」のメンバーを演じる役者は全員ラグビー経験者で構成されている[6]

キャスト[編集]

トキワ自動車[編集]

アストロズ部員[編集]

君嶋家[編集]

サイクロンズ[編集]

その他[編集]

ゲスト[編集]

第1話
第2話
第3話
第4話
第5話

スタッフ[編集]

放送日程[編集]

話数 放送日 サブタイトル[20] 脚本 演出 視聴率
第1話 7月07日 新しいサラリーマンヒーローの誕生! どん底からはい上がれ! 丑尾健太郎 福澤克雄 13.5%[21]
第2話 7月14日 サラリーマンは人事が全て! 愛ある選択 11.8%[22]
第3話 7月28日 涙の大逆転! 仲間を信じて奇跡を起こせ 田中健太 10.9%[23]
第4話 8月04日 リストラに負けるな 仲間を信じて戦え! 10.6%[24]
第5話 8月11日 運命の頂上決戦!!涙の大逆転なるか? 福澤克雄 11.4%[25]
第6話 8月18日 本社復帰のチャンス〜涙! 最後の決断とは 平野俊一 13.0%[26]
(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム)

原作との相違点[編集]

  • 原作では、君嶋の異動先はトキワ自動車横浜工場であるが、ドラマでは府中工場に変更され、君嶋も同市内在住と設定されている。
  • 君嶋の家族側のエピソードは全てドラマオリジナルである。ただし、名前は不詳だが、原作でもドラマと同様、妻と息子2人がいる設定である。
TBS 日曜劇場
前番組 番組名 次番組
集団左遷!!
(2019年4月21日 - 6月23日)
ノーサイド・ゲーム
(2019年7月7日 - )
グランメゾン東京
(2019年10月 - )

脚注[編集]

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  1. ^ a b c “大泉洋、7月期TBS日曜劇場で主演 池井戸潤氏と初タッグに「うれしく、光栄であります」”. ORICON NEWS (oricon ME). (2019年2月18日). https://www.oricon.co.jp/news/2129730/full/ 2019年6月8日閲覧。 
  2. ^ a b 22日1時 - 1時20分は『S☆1・短縮版』のため、一時中断。
  3. ^ a b “小川彩佳、TBSの選挙特番出演 『Nスタ』と『NEWS23』がタッグ”. ORICON NEWS (oricon ME). (2019年7月4日). https://www.oricon.co.jp/news/2139281/full/ 2019年7月4日閲覧。 
  4. ^ “ドラマ盛り上げ府中PR 「ノーサイド・ゲーム」官民で応援”. 産経ニュース (産経新聞社). (2019年7月4日). https://www.sankei.com/smp/region/news/190704/rgn1907040003-s1.html 2019年7月27日閲覧。 
  5. ^ “エキストラ募集情報!TBSテレビ7月期日曜劇場『ノーサイド・ゲーム』、熊谷ラグビー場にて大規模ロケ!日曜、どうでしょう?!” (プレスリリース), 熊谷観光局, http://www.oideyo-kumagaya.com/cate-info/10147/ 2019年7月28日閲覧。 
  6. ^ “全員がラグビー経験者! 日曜の夜を熱くする『ノーサイド・ゲーム』アストロズ俳優”. リアルサウンド (blueprint). (2019年8月4日). https://realsound.jp/movie/2019/08/post-396511.html 2019年8月13日閲覧。 
  7. ^ “笹本玲奈がTBS新ドラマに出演、有能な総務部員役”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2019年6月13日). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/201906120000767.html 2019年6月13日閲覧。 
  8. ^ “山崎紘菜『ノーサイド・ゲーム』出演が決定「光栄にそして誇りに思う」”. ORICON NEWS (oricon ME). (2019年6月28日). https://www.oricon.co.jp/news/2138746/full/ 2019年6月28日閲覧。 
  9. ^ “西郷輝彦、24年ぶり日曜劇場出演「若い連中とともに作り上げていきたい」”. ORICON NEWS (oricon ME). (2019年6月20日). https://www.oricon.co.jp/news/2138046/full/ 2019年6月20日閲覧。 
  10. ^ “大谷亮平『逃げ恥』以来3年ぶりTBSドラマ 大泉洋の“最強パートナー””. ORICON NEWS (oricon ME). (2019年6月16日). https://www.oricon.co.jp/news/2137747/full/ 2019年6月16日閲覧。 
  11. ^ “眞栄田郷敦が日曜劇場「ノーサイド・ゲーム」で連ドラデビュー…父は千葉真一、兄は新田真剣佑”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2019年6月23日). https://hochi.news/articles/20190622-OHT1T50224.html 2019年6月23日閲覧。 
  12. ^ “松たか子、大泉洋と『日曜劇場』で夫婦役 池井戸作品に初参加”. ORICON NEWS (oricon ME). (2019年6月8日). https://www.oricon.co.jp/news/2137174/full/ 2019年6月8日閲覧。 
  13. ^ “二代目市川右近、ドラマ初出演 大泉洋の息子役に決定「歌舞伎じゃない自分を見て」”. ORICON NEWS (oricon ME). (2019年7月3日). https://www.oricon.co.jp/news/2139068/full/ 2019年7月3日閲覧。 
  14. ^ “川田裕美アナ、本格女優業に挑戦 日曜劇場で大谷亮平の妻役に”. ORICON NEWS (oricon ME). (2019年6月27日). https://www.oricon.co.jp/news/2138624/full/ 2019年6月28日閲覧。 
  15. ^ “橋幸夫『日曜劇場』で悪役に初挑 西郷輝彦に続く“御三家”出演”. ORICON NEWS (oricon ME). (2019年8月17日). https://www.oricon.co.jp/news/2142453/full/ 2019年8月17日閲覧。 
  16. ^ “ホラン千秋『ノーサイド・ゲーム』ゲスト出演 ラグビー選手に「テンションが上がりました!」”. ORICON NEWS (oricon ME). (2019年7月25日). https://www.oricon.co.jp/news/2140880/full/ 2019年7月25日閲覧。 
  17. ^ “ノーサイド・ゲーム:吉田沙保里が本人役で出演 引退後初のユニホーム姿で大泉洋からタックル受ける”. まんたんウェブ (MANTAN). (2019年8月2日). https://mantan-web.jp/article/20190801dog00m200073000c.html 2019年8月2日閲覧。 
  18. ^ “Foorin:「ノーサイド・ゲーム」に出演 「パプリカ」で話題の人気子供ユニット”. まんたんウェブ (MANTAN). (2019年8月4日). https://mantan-web.jp/article/20190804dog00m200060000c.html 2019年8月4日閲覧。 
  19. ^ “ドラマ「ノーサイド・ゲーム」主題歌は米津玄師、第1話の放送でサプライズ発表”. ザテレビジョン (KADOKAWA). (2019年7月7日). https://thetv.jp/news/detail/196415/ 2019年7月7日閲覧。 
  20. ^ Paravi ノーサイド・ゲーム
  21. ^ “大泉洋主演の日曜劇場「ノーサイド・ゲーム」初回視聴率は13.5%で好発進”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2019年7月8日). https://hochi.news/articles/20190708-OHT1T50057.html 2019年7月8日閲覧。 
  22. ^ “大泉洋主演の日曜劇場「ノーサイド・ゲーム」第2話視聴率は11.8%で2ケタ維持”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2019年7月16日). https://hochi.news/articles/20190716-OHT1T50073.html 2019年7月16日閲覧。 
  23. ^ “ノーサイド・ゲーム:第3話視聴率は10.9%と2桁キープ 崖っぷち“GM君嶋”大泉洋が黒字への“秘策” 相撲シーンも”. まんたんウェブ (MANTAN). (2019年7月29日). https://mantan-web.jp/article/20190729dog00m200012000c.html 2019年7月29日閲覧。 
  24. ^ “大泉洋主演の日曜劇場「ノーサイド・ゲーム」第4話視聴率10.6%で2ケタ維持”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2019年8月5日). https://hochi.news/articles/20190805-OHT1T50056.html 2019年8月5日閲覧。 
  25. ^ “吉田沙保里さんゲスト「ノーサイド・ゲーム」第5話視聴率は11.4%…前回から0.8ポイント上昇”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2019年8月13日). https://hochi.news/articles/20190813-OHT1T50067.html 2019年8月13日閲覧。 
  26. ^ “大泉洋主演の日曜劇場「ノーサイド・ゲーム」第6話視聴率は13.0% 前回から1.6ポイント上昇”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2019年8月19日). https://hochi.news/articles/20190819-OHT1T50044.html 2019年8月19日閲覧。 

外部リンク[編集]