This is 嵐 LIVE 2020.12.31

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
This is 嵐 LIVE 2020.12.31
ライブ・ビデオ
リリース
録音 2020年12月31日
東京ドーム
ジャンル J-POP
レーベル J Storm
チャート最高順位
ゴールドディスク
トリプル・プラチナ(日本レコード協会[3]
映像作品 年表
アラフェス2020 at 国立競技場
(2021年)
This is 嵐 LIVE 2020.12.31
(2021年)
ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”
(2022年)
テンプレートを表示

This is 嵐 LIVE 2020.12.31』(ディス イズ あらし ライブ ニーゼロニーゼロ イチニー サンイチ[4])は、日本の男性アイドルグループ・のライブ・ビデオ[5]2021年12月29日J Stormから発売された[5]

概要[編集]

2020年12月31日東京ドームにて開催された、自身初の生配信コンサートかつ活動休止前最後のライブである「This is 嵐 LIVE 2020.12.31」の模様を収録。

初回限定盤DVD/Blu-ray、通常盤DVD/Blu-rayの4形態で発売。初回限定盤には特典映像としてライブに向けたメイキング映像「This is 嵐 LIVE behind the scenes -5人のいる景色-」を収録。

チャート成績[編集]

※以下の記述はすべてオリコンが発表した売上・ランキングを示す。

  • 初週63.7万枚を売り上げ、2022年1月10日付(集計期間:2021年12月27日 - 2022年1月2日)の映像3部門[注 1]で同時1位を獲得した[4]
    • 映像3部門同時1位獲得は、2021年7月発売の前作『アラフェス2020 at 国立競技場』以来12作連続・通算12作目となり、連続・通算ともに歴代1位を自己更新した[4]
    • DVD1位獲得は、21作連続・通算23作目となり、こちらも連続・通算ともに歴代1位を自己更新した[4]
    • 初週売上63.7万枚は、「ミュージックDVD・BDランキング」における9年度連続初週売上50万枚超えを記録しており、こちらも歴代1位を自己更新した[4]
  • 2022年1月17日付(集計期間:2022年1月3日- 同月9日)の映像3部門で同時1位を獲得した[1]
    • 2週連続の映像3部門同時1位獲得となった[1]
  • 期間内73.2万枚(DVD:29.1万枚・BD:44.1万枚)を売り上げ、2021年12月27日 - 翌年6月20日付(集計期間:2021年12月13日 - 翌年6月12日)の「オリコン上半期ランキング2022 作品別売上数部門」の映像3部門で同時1位を獲得した[2]

収録内容[編集]

本編映像[編集]

※Blu-rayではDisc 1にまとめて収録。

Disc 1[編集]

  1. overture
  2. ワイルド アット ハート
  3. サクラ咲ケ
  4. SHOW TIME
  5. Party Starters
  6. 言葉より大切なもの
  7. GUTS !
  8. 風の向こうへ
  9. いつか秒針のあう頃
  10. つなぐ
  11. Turning Up
  12. Do you... ?
  13. 明日の記憶
  14. One Love
  15. Løve Rainbow
  16. Step and Go
  17. エナジーソング~絶好調超!!!!~
  18. カイト
  19. 君のうた
  20. Happiness

Disc 2[編集]

  1. Whenever You Call
  2. 台風ジェネレーション -Typhoon Generation-
  3. PIKA★★NCHI DOUBLE
  4. 君のうた
  5. A・RA・SHI
  6. Monster
  7. 迷宮ラブソング
  8. マイガール
  9. Happiness
  10. 感謝カンゲキ雨嵐
  11. The Music Never Ends
  12. Love so sweet

特典映像[編集]

※初回限定盤のみ収録。DVDではDisc 3、Blu-rayではDisc 2に収録。

  1. 「This is 嵐 LIVE behind the scenes -5人のいる景色-」

コンサート[編集]

同日を以って活動休止に入る嵐の単独生配信によるコンサート。

2020年12月31日に嵐のライブを開催すること、またそのライブを生配信することは、2019年1月の活動休止会見の時点で計画されていた[6]新型コロナウイルス感染拡大の影響もあって無観客での生配信となったが、会場に設置されたパネルに当選したファンの姿がリアルタイムで映し出されメンバーと交流できる仕組みや、ファンが事前に応募したダンス動画や歌唱動画がスクリーンに映し出されるなど、ファン参加型の企画が随所に盛り込まれた[7]

当初は会場は非公開となるほか、見逃し配信はされないと発表されていた[8][9]。公演終了後、会場が東京ドームで行われたと報道されたほか[10]、リピート配信が2021年1月8日・9日・10日に行われることが発表された。

12年連続・12回目の出場となる『第71回NHK紅白歌合戦』には、生配信を一時中断した上でこの会場から中継出演し、25番目に歌唱[注 2]。なお、嵐は『NHK紅白歌合戦』においてここ2年白組トリおよび大トリを務めていたが、(本ライブ優先や中継出演者がトリを取った前例がないため)今回はトリを務めることはなかった[12]

2021年2月28日よりYouTubeにて、本コンサートのダイジェスト映像が配信された。

This is 嵐 LIVE みんなで準備だ!TV[編集]

公演に先立って、嵐公式YouTubeチャンネルにて、「This is 嵐 LIVE みんなで準備だ!TV」と題し、配信に向けた準備について嵐メンバー本人が説明する動画が計11本公開された。(#?! みんなで嵐にサプライズの準備だ!を除く)

#0 みんなで準備だ!(2020年11月30日公開)
当企画全体について説明。
#1 チケットを準備だ!(2020年11月30日公開)
チケット購入時の注意点、「フレンズ参戦機能」について説明。
#2 一緒に見る準備だ!(2020年12月6日公開)
「フレンズ参戦機能」の実演。
#3 踊る準備だ!(2020年12月10日公開)
GUTS !」のダンス動画の募集について説明し、振付をレクチャー。
#4 歌う準備だ!(2020年12月15日公開)
言葉より大切なもの」「The Music Never Ends」の歌唱動画の募集について説明し、募集する歌唱パートを紹介。
#5 コールの準備だ!(2020年12月22日公開)
ライブ中のコール、「感謝カンゲキ雨嵐」「A・RA・SHI」「Love so sweet」「Happiness」の曲中のコールの音声の募集について説明し、募集するコールを紹介。
#6 フレンズ参戦の準備だ!(2020年12月25日公開)
「フレンズ参戦機能」の使用に必要な事前のグループ登録について説明。
#7 アイコンも準備だ!(2020年12月26日公開)
SNSで使用できるオリジナルアイコンフレームの配信について説明し、アイコンの作成を実演。
#8 リクエストの準備だ!(2020年12月27日公開)
事前に公式Twitterで募集したメンバーへのリクエストを紹介。
#9 新たなチャレンジの準備だ!(2020年12月29日公開)
ライブ中、観客が会場に設置されたモニターにリアルタイムで映し出される「MEETS CHANCE」について説明。
#10 視聴環境の準備だ!(2020年12月30日公開)
配信前に、視聴環境について確認する内容を説明。
#?! みんなで嵐にサプライズの準備だ!
ライブの配信中断中(紅白出演中)、ライブ画面に表示された。このサプライズはメンバーの松本が企画したもので、嵐が「感謝カンゲキ雨嵐」の歌唱中に、ライブ会場の天井に表示される嵐へのメッセージを募集した。

コンサート日程[編集]

# 配信日 配信時間 会場 備考
1 2020年 12月31日 20:00 東京ドーム Johnny's netオンラインにて
配信された無観客生配信コンサート。

リピート配信[編集]

# 配信日 配信時間 備考
1 2021年 1月8日 10:00 2020年12月31日公演のリピート配信。
2 20:00
3 1月9日 13:00
4 21:00
5 1月10日 12:00
6 22:00

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 「DVDランキング」「Blu-ray Disc(以下BD)ランキング」「ミュージックDVD・BDランキング(音楽DVDと音楽BDの売上を合計)」の3部門。
  2. ^ 「嵐×紅白2020スペシャルメドレー」と題して、「カイト」「君のうた」「Happiness」を順に歌唱[11]

出典[編集]

  1. ^ a b c d e 嵐『This is 嵐 LIVE』、2週連続で映像3部門同時1位を獲得”. マイナビニュース (2022年1月13日). 2022年1月15日閲覧。
  2. ^ a b c d e 【オリコン上半期】嵐、映像3部門制覇 歴代1位記録を通算3回に自己更新”. ORICON NEWS (2022年6月29日). 2022年6月29日閲覧。
  3. ^ 12月度GD認定~Snow Man、嵐がトリプル・プラチナ認定、JO1がダブル・プラチナ認定に』(プレスリリース)一般社団法人日本レコード協会、2022年1月14日https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000419.000010908.html2022年1月15日閲覧 
  4. ^ a b c d e 嵐の最新映像作品、映像3部門同時1位 9年度連続で初週売上50万枚超え【オリコンランキング】”. ORICON NEWS (2022年1月6日). 2022年1月15日閲覧。
  5. ^ a b This is 嵐 LIVE 2020.12.31”. J Storm OFFICIAL SITE. 2022年6月5日閲覧。
  6. ^ 【嵐インタビュー2】松本潤、大みそか生配信のこだわり「コロナ前から決めていた」”. スポーツ報知 (2020年12月27日). 2021年1月11日閲覧。
  7. ^ 【嵐休止前ラストライブ】無観客配信でも参加型の企画を実現…リアルタイムでメンバーとつながったファンの姿も”. 中日スポーツ (2021年1月1日). 2021年1月11日閲覧。
  8. ^ 嵐が大晦日に初のライブ生配信 会員向けサイトを通して発表,サンケイスポーツ,2020年11月12日
  9. ^ 嵐 大みそか3時間超ライブは見逃し配信なし 紅白は10時半?中継参加で“勝負どころ”盛り上げる!,スポーツニッポン,2020年12月1日
  10. ^ 嵐、万感の第1章ラストステージで28曲熱唱…大野智「またいつか人のためになれるように」,中日スポーツ,2021年1月1日
  11. ^ 松本潤「明けない夜はない」 嵐、大みそか紅白と配信ライブ異例“リレー中継””. サンスポ (2021年1月1日). 2021年1月5日閲覧。
  12. ^ 紅白歌合戦、MISIAが大トリ 嵐は“後半・白組3番手”の曲順に驚きの声”. ねとらぼ (2020年12月28日). 2021年1月5日閲覧。

外部リンク[編集]