ふるさと (嵐の曲)
「ふるさと」 | ||
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嵐の楽曲 | ||
収録アルバム | 『Japonism(通常盤)』 | |
リリース | 2015年 | |
作詞者 | 小山薫堂[1] | |
作曲者 | youth case[1] | |
嵐
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みんなのうた ふるさと | |
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歌手 | 嵐 |
作詞者 | 小山薫堂 |
作曲者 | youth case |
映像 | アニメーション |
映像制作者 | 大塚いちお(音符デザイン)、坂井治 |
初放送月 | 2013年4月 - 5月 |
再放送月 |
2013年6月 - 7月(お楽しみ枠) 2014年12月6日・2015年1月10日(リクエスト) 2016年12月 - 2017年1月(お楽しみ枠) 2019年4月 - 5月 |
「ふるさと」 は、 日本の男性アイドルグループ、嵐の楽曲。嵐の2015年のアルバム『Japonism』の通常盤に収録されている。 ここでは、本曲をモチーフにしたテレビドラマについても記述する。
概要
[編集]2010年のNHK『第61回NHK紅白歌合戦』内の企画「僕たちのふるさとニッポン」のために制作された楽曲である[2]。その際には歌詞は1番のみであったが、のちに2番がその時々で歌詞を変えて制作された。
- 2011年に、作詞者の小山監修のイベント『嵐のワクワク学校』の校歌として「ここに~」で始まる2番を書き下ろし[3]
- 2011年の『第62回NHK紅白歌合戦』のために新たに「写真の~」で始まる2番を書き下ろし[4][5]
- 2012年に、翌年の第80回NHK全国学校音楽コンクール小学校の部の課題曲に選ばれたのを機に、新たに「朝焼け~」で始まる2番を書き下ろし(オリジナルフルバージョン)[6]
- NHK全国学校音楽コンクール課題曲(オリジナルフルバージョンの2番から始まり、曲の長さなどに違いがある)[7][8]
オリジナルフルバージョンが嵐のアルバム『Japonism』〈通常盤〉(2015年10月21日発売)に収録されている[9][10]。
2010年の『第61回NHK紅白歌合戦』では嵐が出場歌手と共に合唱した[8]。2011年の『第62回NHK紅白歌合戦』では櫻井翔がピアノの伴奏をして嵐と出場歌手で合唱[11][8]、2012年の『第63回NHK紅白歌合戦』では嵐だけで歌唱[12]、2013年の『第64回NHK紅白歌合戦』では嵐と全国の小学生で合唱[13]、2014年の『第65回NHK紅白歌合戦』では嵐と出場歌手[注釈 1]で合唱した[14][注釈 2]。2016年の『第67回NHK紅白歌合戦』では2年ぶりに全員合唱された[15]。
2013年の第80回NHK全国学校音楽コンクール小学校の部の課題曲に選ばれ[16]、コンクール開催80回記念として同年9月23日にNHK総合テレビにて本曲をモチーフとしたドラマ『はじまりの歌』が放送された[17]。また同年4月および5月の『みんなのうた』新曲として本曲が放送された[18]。小学校の部の課題曲が『みんなのうた』に採用されるのは本曲が初めてとなり[1]、『みんなのうた』で「ふるさと」というタイトルの曲名では、この曲が3曲目になる[注釈 3]。放送で使用されたアニメーションは、番組6回目の参加となる坂井治が制作を手掛け、音符のデザインは、大塚いちおが手掛けた[1]。
2011年から2020年まで開催された『嵐のワクワク学校』では校歌として使用された[19]。
2011年のNHKのミニ音楽番組『歌でつなごう 〜被災者のみなさんへ〜』において本曲が使用され、同年5月3日放送のNHK総合テレビ『歌でつなごう 〜いま、あなたに届けたい〜』で嵐が本曲を歌唱した[20]。
2016年には熊本地震の被災者へ向けた嵐出演の応援メッセージCMに本曲が使用された[21]。
2016年10月10日放送のNHK総合テレビ『嵐スタジアム』のエンディングで嵐と全出演者で本曲を合唱した[22]。
2016年12月7日放送のフジテレビ系列『2016 FNS歌謡祭』にて嵐が松下奈緒と宮本笑里の演奏とのコラボレーションで、民放番組で初披露した[23]。
2017年8月27日放送の日本テレビ系列『24時間テレビ40 「愛は地球を救う」』で本曲が使用された[24]。
作者
[編集]- 作詞:小山薫堂[1]
- 作曲:youth case[1]
テレビドラマ
[編集]特集ドラマ はじまりの歌 | |
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ジャンル | テレビドラマ |
企画 | 小山薫堂(企画協力) |
脚本 | 荒井修子 |
演出 | 笠浦友愛 |
出演者 |
松本潤 榮倉奈々 戸田菜穂 由紀さおり→清水ミチコ 國村隼 |
エンディング | ふるさと |
時代設定 | 現代劇 |
製作 | |
制作 | 総合テレビ |
放送 | |
音声形式 | 音声多重放送 |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 2013年9月23日 |
放送時間 | 19:30 - 20:43 |
放送分 | 73分 |
「特集ドラマ はじまりの歌」は2013年9月23日に総合テレビで放映されたドラマ[25]。NHK全国学校音楽コンクール開催80回を記念し、小学校の部・課題曲「ふるさと」をモチーフに制作された。
キャスト
[編集]- 中原航 - 松本潤
- 井町夏香 - 榮倉奈々
- 中原美波 - 戸田菜穂
- 阿武栄介 - 尾上寛之
- 藤田青爾 - 石田卓也
- 藤田芽衣子 - 徳永えり
- 中原蒼太 - 鏑木海智
- 宮田悦郎 - 山寺宏一
- 山根まりか - 八木優希
- 神谷ミキ - 由紀さおり→清水ミチコ
- 中原弘 - 國村隼
- 市場のセリ人 - 一岡裕人
- 看護師 - 坂東七笑
- 航の母(遺影) - 保谷果菜子
- 合唱団の子供たち - 熊倉結菜、岸田海音、黒木璃七、三善来奈、鈴木彩香、東房大河、梅田希、佐藤元大
- 小学生の航 - 大嶋康太
- 小学生の夏香 - 松浦愛弓
- 中学生の美波 - 大出菜々子
スタッフ
[編集]- 作 - 荒井修子
- 音楽 - 白石めぐみ
- 企画協力 - 小山薫堂
- 出演 - リル・レイ・ダンススタジオ、劇団さくら組、テアトルアカデミー、NHK東京児童合唱団
- 撮影協力 - 山口県フィルム・コミッション、山口県萩市、萩市立明倫小学校
- 合唱指導 - 金田典子
- 写真指導・撮影 - 太田好治
- ピアノ指導 - 鈴木奈緒
- 写真提供 - マキタオモリツグ
- 山口ことば指導 - 一岡裕人
- 操船指導 - 小池清
- 萩焼指導 - 玉村信一
- 制作統括 - 土屋勝裕、岩谷可奈子
- 美術 - 西川彰一
- 技術 - 小倉忠
- 音響効果 - 坂本愛
- 撮影 - 相馬和典
- 照明 - 鈴木岳
- 音声 - 中村進一
- 映像技術 - 市川尚志
- 美術進行 - 西村修司
- 記録 - 野田茂子
- 編集 - 田中美砂
- 演出 - 笠浦友愛
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f “ふるさと - 嵐”. NHKみんなのうた. NHK. 2013年4月18日閲覧。
- ^ 太田省一 (2021年1月1日). “活動休止前最後の『紅白』、嵐がともに歩んだ「苦難」の時代とは”. Yahoo!ニュース. 2021年11月11日閲覧。
- ^ 「ワクワク学校校歌 歌詞」『TVガイドPLUS』 2012年8/30号、東京ニュース通信社、2012年7月18日、50頁。
- ^ “嵐・櫻井翔が紅白で“被災から復活した”ピアノを弾く!”. WEBザテレビジョン (2011年12月28日). 2021年11月11日閲覧。
- ^ 『ピアノソロ&弾き語り ふるさと(2011年NHK紅白ver) ふるさと(2012年NHK紅白ver)』オンキョウパブリッシュ、2013年1月30日、13頁。
- ^ “NHK出版オリジナル楽譜シリーズ ふるさと オリジナル・フルバージョン”. NHK出版. 2021年11月11日閲覧。
- ^ “【楽譜】ふるさと(同声2部合唱)(Nコン2013 小学校課題曲) / (合唱譜)NHK出版”. @ELISE(アットエリーゼ). 2021年11月11日閲覧。
- ^ a b c “Nコン2013|課題曲”. NHKオンライン. NHK. 2014年3月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年4月18日閲覧。
- ^ “嵐/Japonism<通常盤>”. tower.jp. 2021年11月11日閲覧。
- ^ アルバム『Japonism』歌詞カード
- ^ “紅白歌合戦 :「東北応援企画」で櫻井翔が被災ピアノ演奏”. まんたんウェブ. (2011年12月28日) 2015年2月5日閲覧。
- ^ “嵐:紅白で各界の大御所と対談 松潤は玉三郎、ニノは山田洋次監督と”. MANTANWEB(まんたんウェブ) (2012年12月18日). 2021年11月11日閲覧。
- ^ “嵐、全国の小学生とスペシャルコラボ 会場感動に包む<紅白本番>”. モデルプレス (ネットネイティブ). (2013年12月31日) 2015年2月4日閲覧。
- ^ “【紅白詳報】 (18)吉高「聖子さんでも緊張するんだ…」 大トリ・松田聖子が熱唱”. 産経ニュース (産業経済新聞社). (2014年12月31日) 2015年2月4日閲覧。
- ^ “【紅白】有村架純、嵐の「ふるさと」を瞳潤ませ熱唱”. ORICON NEWS (2016年12月31日). 2021年11月11日閲覧。
- ^ “嵐“ふるさと”が〈NHK全国学校音楽コンクール〉小学校の部・課題曲に決定”. TOWER RECORDS ONLINE (2012年12月19日). 2021年11月11日閲覧。
- ^ “松本潤「人に与える影響を考えながら」 嵐の楽曲モチーフにしたドラマ会見に出席”. Billboard JAPAN (阪神コンテンツリンク). (2013年9月19日) 2013年9月23日閲覧。
- ^ “嵐:NHK「みんなのうた」に初登場 10年紅白で制作された「ふるさと」を歌唱”. MANTANWEB (毎日新聞デジタル). (2013年2月1日) 2013年4月18日閲覧。
- ^ “嵐“ワクワク”学校をレポート 5人の先生の授業風景は?”. オリコン. (2016年6月28日) 2017年5月1日閲覧。
- ^ “NHKの音楽特番〈歌でつなごう〉で嵐が被災者のために“ふるさと”披露”. TOWER RECORDS ONLINE (2011年4月27日). 2021年11月11日閲覧。
- ^ 嵐「ふるさとに寄り添います」熊本被災地へ応援CM,日刊スポーツ,2016年5月1日
- ^ “[東京2020 12時間スペシャル →2020 【嵐スタジアム】 の番組概要ページ]”. gooテレビ番組. 2016年11月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年11月11日閲覧。
- ^ “2016 FNS歌謡祭”. フジテレビ. 2021年11月11日閲覧。
- ^ “ヒストリー|24時間テレビ”. 日本テレビ. 2021年11月11日閲覧。
- ^ “松本潤さん主演!嵐の歌う「ふるさと」がドラマに!”. ドラマトピックス (日本放送協会). (2013年7月16日) 2013年10月14日閲覧。