南海キャンディーズ

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南海キャンディーズ
メンバー 山里亮太(山ちゃん)
山崎静代(しずちゃん)
別名 南キャン、南海
結成年 2003年
事務所 よしもとクリエイティブ・エージェンシー
活動時期 2003年 -
出身 NSC大阪校22期(山里)
ABCお笑い新人グランプリ(山崎)
出会い 吉本興業
旧コンビ名 足軽エンペラー(山里)
西中サーキット(山崎)
現在の活動状況 テレビ・ライブなど
芸種 漫才
ネタ作成者 山里亮太
現在の代表番組 プレミアMelodiX!
過去の代表番組 笑っていいとも!
落下女
南パラZ!
Qさま
おはスタなど
同期 キングコングオードリー(山里)
アンガールズ(山崎)
受賞歴
2004年 ABCお笑い新人グランプリ優秀新人賞
2004年 M-1グランプリ2位
2005年 上方漫才大賞優秀新人賞
2005年 M-1グランプリ9位
2005年 ゴールデン・アロー賞新人賞
2009年 M-1グランプリ8位
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南海キャンディーズ(なんかいキャンディーズ)は、吉本興業東京本社(東京吉本、厳密には子会社のよしもとクリエイティブ・エージェンシー)に所属する漫才コンビ。略称は南キャン南海

メンバー[編集]

現在は両名とも、バラエティ番組ではテレビ字幕でも通称で書かれる事が多く、ほぼ芸名に等しくなっている。ただし、テレビドラマ出演などに関しては両方とも本名名義で活動している。

来歴[編集]

芸歴は山崎の方が1期先輩になるが、山里はほぼ同期のように扱っている。また、吉本の古くからの慣わしで、芸歴が違うコンビトリオカルテットなどは先輩が後輩に降りるシステムを採るため、南キャンそのものは山里の大阪NSC22期扱いになる。

山崎は「西中サーキット」、山里は「足軽エンペラー」の共にボケを担当していたが、それぞれ解散後、山崎が「山崎二宮」のコンビを結成していた2003年6月に山里が山崎を誘いコンビ結成。コンビ名はザ・プラン9が命名した。同年にM-1グランプリ準決勝進出。翌2004年大会では、無名ながらも決勝に進出し(麒麟枠)、準優勝を果たした[1]。それがきっかけとなり、テレビ番組ラジオCMなどに出演。結成2年で多数のレギュラー番組、更に関西ローカルながら冠番組までも獲得した。2005年後半に活動拠点を大阪から東京へ移した。2005年のM-1グランプリにも出場するが最下位(9位)[2]に沈んだ。敗因は山里曰く「稽古不足」[3]。以後2006年2007年のM-1グランプリへの出場を見送る。2006年大会の不参戦について、山里は自身のブログで「ただしっかりと漫才、ネタとは向き合い続けます!」と語っている。2008年大会には3年ぶりに参戦するも準決勝敗退。翌年の2009年大会には4大会ぶりの決勝進出を果たしたが8位に終わった[4]。山里はガチガチに緊張したと語っている。後日、山里は審査員の松本人志から「すべてが0.5秒遅れていた」と敗因を指摘され、ネタを自分で見直してその通りだと反省した。また、山里によると「自分達のベストバウトは2009年の準決勝だった」らしく、これには山崎も同調している[3]2010年大会は出場を見送った。

2006年1月18日発売のゆずのアルバム「リボン」の「チェリートレイン」に声で出演。

2009年頃からは山崎がロンドンオリンピックに出場することと女優業に積極的で、山里もバラエティ番組に引く手数多なので南海キャンディーズとしての出演は劇場への舞台出演を除いて殆ど見られなくなり、それぞれピンでの活動が目立つようになった。なお、山崎のロンドンオリンピックへの出場は無くなり、その後の2012年8月2日放送の『VS嵐』では嵐チームのプラスワンゲストとして久々に2人で出演している。

2015年、山崎がボクサーを引退。同年12月16日、『山里亮太の不毛な議論』(TBSラジオ)に山崎がドラマの撮影先である岩手から中継でゲスト出演。コンビ2人で過去を振り返った後、2016年のM-1に向けて頑張ることを誓い合った。

芸風・エピソード[編集]

  • 二人揃って大きく両を上に上げながら出てきて決めポーズ(山里が向かって顔だけ観客に向けて体を左に向いて組み、山崎は正面を向いて右手を右の上に乗せて右半身を前に出す)をし、山里が「ど〜も〜 南海キャンディーズでーす」、山崎がで作った拳銃で観客席を狙い「バン」と発声したあと、山里が「いやー、セクシーすぎてごめんなさいね」という登場の仕方をする。
  • いつも無表情でシュールな山崎のボソッと語るボケを山里が戸惑うもどうにか理解してボキャブラリー豊かにツッコむスタイル。
  • 漫才の終わりの大半はオチが終わると「あした順子・ひろし」の様に無言で頭を下げて終わる。
  • コンビ名を決める際、「可愛い名前をつけよう」という山里の提案により、二人が可愛いものの名前を出し合った。山里はキャンディーズ、山崎は南海を挙げた。結果的に鈴木つかさの提案で2つの言葉を繋げ「南海キャンディーズ」となった。この名前がついて、山里は「南海なんてつけたものだから、南海電鉄からCMの話でも来ないものか」と考えていた。さらに、「南海なんてマイナーな電鉄なんかつけなくて、JRでもつけて、『JRキャンディーズ』にでもしとけば良かった」と語っている。ちなみに、『なんかいい感じ's』をもじったのが由来というエピソードはまったくのデマである。
  • 一躍スターダムに伸し上る要因となった『M-1グランプリ2004』でのネタについて、審査員の松本人志は「ネタの出来に差があるということは、面白いこととそうでないことがまだきちんと分かっていない」と自身がMCを務めるラジオ番組でコメントしている。
  • 爆笑オンエアバトル』に出演経験はないが、以前のコンビ「足軽エンペラー」と「西中サーキット」時代にそれぞれ1回だけ出演経験がある(足軽エンペラーは273KBで8位オフエア、西中サーキットは153KBで10位オフエアだった)。
  • 岐阜県各務原市水族館であるアクア・トトぎふにいるカピバラの2匹が、南海キャンディーズのようにメスがオスより体型が2倍ほど大きいことや、同じおりに入りけんかがはじまると、必ずメスが勝つことから、南海キャンディーズにちなみ「南米キャンディーズ」と呼ばれている[5]。このことについて、本家の2人は「我慢」(山里)、「仏の精神で……」(しずちゃん)というコメントを出している。
  • 山里によると、山崎が映画『フラガール』の撮影をしてた頃は本当にコンビ仲が悪かったが、後に改善したという[6]
  • 下積み時代に、山里の素行が原因で前説に呼ばれず、数えるほどしか経験しなかった。[7]
  • 未だにコンビでの単独ライブは無し。

逸話[編集]

  • コンビ名は「山崎・山里」→「すずらん」→「南海ホークス」→「南海キャンディーズ」という順番で変わっている。
  • 当初は可愛らしさを意識して、わずかな期間だけ「すずらん」という名前で活動していた。しかし、札幌吉本にもすずらんがいたために改名する事になった。
  • 先輩の勧めで「南海ホークス」に改名し、山里は「門田」という名前を名乗った。しかし、2人とも野球に詳しくない事で、ネタに行き詰まりを感じ、現在の「南海キャンディーズ」に再び改名した。
  • 山里自身も「南海ホークス」と「キャンディーズ」を組み合わせたコンビ名だった事から一時期、「ランちゃん」、「門田ラン」という名前で活動していた時期がある。
  • 2010年07月05日にFM大阪『MUSIC COASTER』に出演したザ・プラン9のヤナギブソンがコンビ名の名づけ親と告白。元野球選手の『南海』さんに山里が似ている・女の子なので『キャンディーズ』が由来。
  • お笑いコンビ「足軽エンペラー」の解散後、ピン芸人「イタリア人」として活動していたが鳴かず飛ばずだった山里が、当時「西中サーキット」を解散し「山崎二宮」として活動していた山崎をケーキバイキングに誘い、自分で考えた漫才のネタを書いたノートを渡しコンビ結成を誘う。山崎は当初告白されると思い戸惑いながらノートを読むがが下手だったため「も字も気持ち悪い」と思ったという。しかし、「当時の相方二宮が男前でネタに集中できなかったが山里ならその心配はない(「生理的に受け付けないルックス」とまでTVで公言している)」と考えコンビを結成した。
  • 上述の通り、山里が山崎を誘う形でコンビを結成したが、結成後しばらくは「山崎から山里を誘った」と公言していた。これは、山崎の前の相方である二宮が、非常に野球がうまく(大リーグのトライアウトの受験経験がある)、そのせいもあって芸人の先輩から非常にかわいがられており、そんな二宮の相方を山里が奪ったとなれば、先輩からの風当たりが強くなり大阪で芸人ができなくなると恐れた山里が、「しずちゃんから誘ったことにして欲しい」と山崎に頼んだからである[8]
  • 山里はコンビ結成後もネタを書いたノートを保管し続け現在は何十冊にも及ぶ。
  • 山里の愛称はコンビ結成当初はなかったが、山崎の「しずちゃん」に合わせて「山ちゃん」という通称がついた。
  • 結成当初は漫才の最後に千葉県出身の山里が大阪弁で「もうええわ」と言って終わっていたが、次第に標準語のみになっている。
  • ネタの中で山崎が「(山里の)メガネ叩き割るよ」と言うことがしばしばあるが、ネタの中でどついた際、本当に壊してしまったことがある(蔓が折れたが、悪意ではなく偶然)。
  • クイズプレゼンバラエティー Qさま!!』でザ・パンチの「10m高飛び込み」に立ち会った際、中々飛び込めないパンチ浜崎にしずちゃんが「お前そんなんやからM-1最下位やねん!」と野次ったが、直後に山里が「俺らも2005年最下位だったけど…」とつぶやいた。

受賞歴[編集]

出囃子[編集]

葉加瀬太郎 with 小松亮太情熱大陸

出演[編集]

コンビとしての出演作品を記載。単独出演作品は山里亮太山崎静代出演の項を参照。

レギュラー[編集]

過去に出演した番組[編集]

テレビドラマ[編集]

ラジオ[編集]

CM[編集]

映画[編集]

テレビアニメ[編集]

その他[編集]

  • ゆず「リボン」(2006年)8曲目「チェリートレイン」に参加
  • 子ぎつねヘレンとゆかいな仲間たち(2006年)映画『子ぎつねヘレン』の外伝的ショートムービー集、「バー・きたきつね」に出演

DVD[編集]

連載雑誌[編集]

  • クールトランス「南海キャンディーズのMr.キャンディー」(ワニブックス
  • ぴあ関西版「魂のランググルメ」(ぴあ)隔週木曜日
  • 「南海キャンディーズ・山ちゃんのねぇ、ちょっと聞いてよ」(日刊スポーツ)毎週水曜日、山里のみ
  • 関西ウォーカー「マルバレ」(角川書店)隔週火曜日、山崎のみ
  • 週刊プレイボーイ「南海キャンディーズの2時間だけのトリオ」(集英社

関連人物[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ 山崎は初の女性決勝進出者となり、さらにM-1決勝史上唯一の女性最終決戦進出者となった。ちなみに最終決戦ではM-1決勝では珍しい司会者いじりを取り入れたネタを披露した。
  2. ^ 松本人志以外の6人の審査員から最低得点を付けられた。
  3. ^ a b 「M-1完全読本2001-2010」のインタビュー
  4. ^ 審査員のオール巨人中田カウスからは最下位(9位)となったハリセンボンよりも1点低い「84点」、「88点」を付けられた一方で、東国原英夫からは優勝したパンクブーブーよりも1点高い「89点」を付けられ、審査員の間でも大きく評価が分かれた。
  5. ^ 大柄シズちゃん、弱腰山ちゃん…こちらの2匹も名コンビ(2010年1月7日・朝日新聞より(リンク先はネット版))
  6. ^ 「山里亮太の不毛な議論」2010年9月29日放送分より
  7. ^ 2011年6月29日放送の不毛な議論より
  8. ^ ブラマヨとゆかいな仲間たち アツアツっ!』2012年9月22日

外部リンク[編集]