伊藤京子 (ソプラノ歌手)

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伊藤 京子
生誕 (1927-02-21) 1927年2月21日(93歳)
出身地 日本の旗 日本 静岡県 掛川市
学歴 東京音楽学校
ジャンル クラシック音楽
職業 声楽家ソプラノ
音楽教育者
オペラ歌手

伊藤 京子(いとう きょうこ、本名:長谷川 京(はせがわ きょう)[1]1927年(昭和2年)2月22日 - )は、日本声楽家オペラソプラノ歌手)。音楽教育者

略歴[編集]

静岡県掛川市出身。1947年(昭和22年)東京音楽学校[2]研究科修了城多又兵衛酒井弘浅野千鶴子田中伸枝グロースマンマルガレーテ・ネトケ=レーヴェ原信子等に師事[2]

1949年(昭和24年)第18回日本音楽コンクールで第1位を獲得後、1950年(昭和25年)東宝交響樂團ベートーヴェンフィデリオ』(指揮近衛秀麿)でオペラデビュー[3]。以後、東京藝術大学藤原歌劇團長門美保歌劇團二期會日生劇場、東京オペラ協會、關西オペラグループ等の主催により、計八十余本にのぼるオペラに出演[3]し、実力と人気を兼ね備えた、戦後の日本を代表するプリマドンナとして一世を風靡した。モーツァルトの諸役や日本の創作オペラで卓越した歌唱を聞かせたが、特に重要な持ち役としては、團伊玖磨夕鶴』つうと、J.シュトラウス2世こうもり』ロザリンデがあり、なかでも『夕鶴』のつうは当たり役で、1954年(昭和29年)の北京公演で絶賛された[4]ほか、数多く演じている。また、NHK交響楽団日本フィルハーモニー交響楽団東京フィルハーモニー交響楽団をはじめ、多くのオーケストラと共演を行っている。

歌曲についても造詣が深く、とりわけ日本歌曲のコンサート・レコーディングでは目覚ましい活躍をしている。

後進の育成にも力を注ぎ、国立音楽大学教授名古屋音楽大学教授[4]沖縄県立芸術大学教授[2]を務め、増田いずみ永井和子佐藤ひさら、本島阿佐子[2]等の優秀な門下生を数多く育てた。2020年(令和2年)現在は国立音楽大学名誉教授静岡文化芸術大学客員教授

受賞歴等[編集]

主な録音[編集]

2001年12月19日ビクターより本人選曲で初のベストアルバム『MY FAVORITE SONGS』[4]がリリースされた。その他にも、オペラ『夕鶴』(全曲)をはじめとして、オムニバス版を含め、過去の録音が大量に存在する[7]

楽界への貢献[編集]

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c d e 会員詳細”. 日本藝術院. 2020年2月19日閲覧。
  2. ^ a b c d e 日本人オペラ名鑑 ソプラノ”. 2020年2月19日閲覧。
  3. ^ a b [=Find_PerformanceInformation 伊藤京子]”. 昭和音楽大学オペラ情報センター. 2020年2月19日閲覧。
  4. ^ a b c 伊藤京子”. コトバンク デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説. 2020年2月19日閲覧。
  5. ^ a b c 慶應義塾ワグネル・ソサィエティー男声合唱団第128回(2003年)定期演奏会パンフレット
  6. ^ 中日文化賞:第51回-第60回受賞者”. 中日新聞. 2009年10月20日閲覧。
  7. ^ ミュージック 伊藤京子”. Amazon. 2020年2月19日閲覧。
  8. ^ 二期会のアーティスト 名誉会員”. 東京二期会. 2020年2月19日閲覧。
  9. ^ これまでのコンクール”. 静岡国際オペラコンクール. 2020年2月20日閲覧。

関連項目[編集]