YouTuber

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YouTuber(ユーチューバー)、YouTubeクリエイターは、主にYouTube上で独自に制作した動画を継続して公開している人物や集団を指す名称。狭義では「YouTubeの動画再生によって得られる広告収入を主な収入源として生活する」人物を指す[1]

英語圏では「YouTuber[2][3]」以外に「YouTube personality」「YouTube Star[4]」「YouTube Celebrity[5]」などの表記も使われる。

概要[編集]

2007年5月、YouTubeは最も閲覧数の多いユーザーの幾人かに「パートナー」となるよう勧誘した。YouTubeパートナープログラムは当初、商業コンテンツ供給者だけに勧められていたものだったが、ビデオ画面の隣側に広告掲載するのを条件にユーザーが利益を得ることが可能になった。2011年4月にはパートナープログラムが一般ユーザーにも開放され、より多くのユーザが広告収入を得られるようになった。現在はYouTubeを基盤に生活するYouTuberと呼ばれる人物も現れている[6]

日本でも2012年頃にYouTubeの広告収入で生活する人物が確認されており[6]、人気の動画投稿者の中にはマスメディアにはほとんど露出しない状態にも関わらず年収が数千万円にも達している者もいるという[7]。また独自に握手会等のイベントを開く者もいる[7]

しかし津田大介によれば、YouTubeの広告収入だけで生計を立てているのは、2013年時点で「日本では数十人レベル」にとどまるという[8]

インターネット上の有名人と一線を画す活躍[編集]

YouTubeの流行はインターネット上に多くの有名人を生み出してきた。創り上げたビデオから人気者となった人々は、場合によっては世界中の注目を集めてきた。

2015年1月1日現在、最もチャンネル登録者数の多いユーザーはピューディパイである。インターネット上の名声は思いがけない成り行きを生み出し、既存のメディアや娯楽産業と関わりを持つことになった。

コネチカット出身でレストランの受付係だったブルック・ブローダックは2006年6月にNBCのカーソン・デイリーに求められて18か月の育成契約を結び、YouTubeから主流メディアに躍り出た最初期の例となった。架空のブログであることが暴露された「ロンリーガールフィフティーン」は、現在ではニュージーランド女優ジェシカ・ローズと数名の映像制作者たちの創作物として有名である。2007年にはオランダヴォーカリスト、ソングライターであるエスメー・デンタースがYouTubeでの活動をきっかけに音楽プロデューサーのビリー・マンとレコーディング契約を結んだ。2007年1月31日、FOXテレビリサ・ドノヴァンがスケッチ・コメディ・ショウ『MADtv』のシーズン12でキャストの一員として加わると発表した。テラ・ナオミは四大レコード・レーベルのひとつであるユニバーサル ミュージック グループの一部門、アイランド・レコードと契約している。イザベラ・ブレイヴは2007年6月3日付の2つのビデオで、同日ロスアンジェルス・タイムスが載せた彼女の特集記事について語り自身がメジャー・レコード・レーベルのひとつ、ワーナー・ミュージック・グループ傘下のコードレス・レコードと契約したことを公表した。

マルチチャンネルネットワーク(MCN)[編集]

企業が人気YouTuberに対し商品の宣伝動画の制作を依頼するといったタイアップの例も増えており、そのような動画制作の仲介サービスを手がけるマルチチャンネルネットワークも現れている[9]

複数のYouTubeチャンネルと提携し、サービス、プログラムの作成、資金、相互プロモーション、パートナー管理、デジタル著作権管理、収益受け取り/販売、視聴者の獲得などの面で支援をする。

MCNの一例[編集]

YouTube Space[編集]

YouTube Spaceは、クリエイターがスタジオや機材を利用できる。2012年7月にロンドン、11月にロサンゼルス東京に2013年2月15日にオープンした[10]

YouTube発の有名人[編集]

ここにYouTube発の有名人の一部を挙げる(括弧内はYouTubeでのユーザーネーム)。Category:YouTuberも参照。

脚注[編集]

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