木村弥生
木村 弥生 きむら やよい | |
---|---|
![]() 総務大臣政務官就任時 | |
生年月日 | 1965年8月11日(56歳) |
出生地 | 東京都江東区 |
出身校 |
フェリス女学院大学文学部 慶應義塾大学看護医療学部 |
前職 |
木村勉衆議院議員秘書 日本看護協会政策秘書室長 |
所属政党 | 自由民主党 |
称号 |
看護師 保健師 養護教諭二種 |
親族 |
父・木村勉(衆議院議員) 妹・高橋恵海(元江東区議会議員) |
公式サイト | 木村弥生 公式サイト |
選挙区 |
(比例北関東ブロック→) 比例近畿ブロック(京都3区) |
当選回数 | 2回 |
在任期間 | 2014年12月19日[1] - 2021年10月14日 |
木村 弥生(きむら やよい、1965年8月11日 - )は、日本の政治家、看護師。自由民主党所属の前衆議院議員(2期)。父は元衆議院議員の木村勉。妹は元江東区議会議員の高橋恵海[2]。
来歴[編集]
東京都江東区出身。東邦大学付属東邦高等学校を経て、1988年にフェリス女学院大学文学部国文学科卒業後、学生時代の交際相手と結婚し、専業主婦になる。25歳で出産し、長男が高校入学後に離婚した[3]。
1999年から父、木村勉衆議院議員の公設秘書を務めた。やがて、これから看護の時代が来ると考えて看護師を志すようになり、派遣社員を経て、2004年に38歳で慶應義塾大学看護医療学部2年次編入。2007年同卒業。看護師免許を取得し、慶應義塾大学病院婦人科に入職。その後、2008年に、大学時代の恩師が会長を務めていた日本看護協会に入り広報部で取材活動に従事。同年から会長付政策秘書、2013年から広報部課長、2014年から政策秘書室長を務めた[4][5][6][7]。
2014年12月14日、第47回衆議院議員総選挙において比例北関東ブロック・自民党名簿第34位で出馬し初当選。自由民主党待機児童問題等緊急対策特命チーム座長に就任[8]。
2016年4月22日、自由民主党京都府支部連合会の公募により、次期衆議院議員選挙での京都3区候補者に内定[9]。
2017年10月22日、第48回衆議院議員総選挙において、京都3区及び比例近畿ブロックに重複立候補。希望の党の泉健太に敗れるも比例復活で再選(惜敗率89.717%)[10]。
2019年9月13日、第4次安倍第2次改造内閣で総務大臣政務官(情報通信、放送行政、郵政行政、郵政民営化などの担当[11])に就任。
2021年10月31日、第49回衆議院議員総選挙において京都3区および比例近畿ブロックに重複立候補したが、立憲民主党から出馬した泉に再び敗れ、比例でも届かず落選した(惜敗率69.095%)[12][13]。なお、泉は枝野幸男が本選挙における立憲民主党の党勢後退の責任を取って代表を辞任したことに伴い、同党の代表に就任している。
政策・主張[編集]
憲法問題[編集]
- 憲法改正について、2017年、2021年のアンケートで「賛成」と回答[14][15]。
- 憲法9条への自衛隊の明記について、2021年のアンケートで「賛成」と回答[16]。
- 改正すべき項目として「自衛隊の保持を明記する」「緊急事態に関する条項を新設する」と主張[17]。
- 安全保障関連法の成立について、2017年のアンケートで「評価する」と回答[14]。
ジェンダー問題[編集]
- 選択的夫婦別姓制度の導入について、2017年のアンケートでは「賛成」と回答[14]。2021年のアンケートでは「どちらかといえば賛成」と回答[15]。
- 同性婚を可能とする法改正について、2021年の朝日新聞社のアンケートでは「どちらともいえない」と回答[15]。2021年のNHKのアンケートでは回答しなかった[16]。
- 「LGBTなど性的少数者をめぐる理解増進法案を早期に成立させるべきか」との問題提起に対し、「どちらかといえば賛成」と回答[15]。
- クオータ制の導入について、2021年のアンケートで「どちらかといえば賛成」と回答[16]。
その他[編集]
- 「原子力発電への依存度について今後どうするべきか」との問題提起に対し、2021年のアンケートで「下げるべき」と回答[16]。
- 「他国からの攻撃が予想される場合には敵基地攻撃もためらうべきではない」との問題提起に対し、「賛成」と回答[15]。
- アベノミクスについて、2017年のアンケートで「評価する」と回答[14]。
- 安倍内閣による森友学園問題・加計学園問題への対応について、2017年のアンケートで「どちらかと言えば評価する」と回答[14]。
- 消費増税の先送りを評価する[14]。
- 軽減税率の導入に賛成[18]。
- 「消費税の軽減税率を0%として全品目に適用すること」を掲げた『「令和の恐慌」回避のための50兆円規模の補正予算編成に関する提言』に賛同している[19]。
- ヘイトスピーチを法律で規制することに反対[18]。
- 道徳を小中学校の授業で教え、子供を評価することに反対[18]。
- カジノの解禁に賛成[18]。
- 安倍内閣による北朝鮮問題への取り組みを評価する[14]。
- 組織犯罪処罰法の改正を評価する[14]。
- 受動喫煙防止を目的に飲食店等の建物内を原則禁煙とする健康増進法改正に賛成[20]。
所属団体・議員連盟[編集]
脚注[編集]
- ^ 平成26年12月19日中央選挙管理会告示第30号(平成二十六年十二月十四日執行の衆議院比例代表選出議員の選挙における衆議院名簿届出政党等に係る得票数、当選人の数並びに当選人の住所及び氏名に関する件)
- ^ 心より感謝申し上げます | 江東区議会議員 高橋めぐみ 公式サイト
- ^ 「女性がいつでも再挑戦できる社会をつくりたい」衆議院議員・木村弥生さん 日経DUAL 2016年03月24日
- ^ 衆院選 阿部俊子、木村弥生両氏が当選 日本看護協会ニュース 2014年12月号
- ^ プロフィール 衆議院議員 木村弥生
- ^ 「女性がいつでも再挑戦できる社会をつくりたい」衆議院議員・木村弥生さん2 日経DUAL 2016年03月24日
- ^ 「女性がいつでも再挑戦できる社会をつくりたい」衆議院議員・木村弥生さん3 日経DUAL 2016年3月24日
- ^ 待機児童問題で緊急対策 自民が政府に月内提言 日本経済新聞 2016年3月18日
- ^ 自民見送り衆院京都3区、次は木村弥生氏を擁立 読売新聞 2016年04月21日
- ^ 近畿ブロック(比例区)-開票速報-2017衆議院選挙(衆院選):朝日新聞デジタル
- ^ “衆議院選挙2021 京都(福知山・舞鶴など)開票速報・選挙結果”. 衆議院選挙2021特設サイト. NHK. 2021年11月1日閲覧。
- ^ “【2021年 衆院選】近畿ブロック(比例区)開票速報”. 衆議院選挙(2021年総選挙)特設サイト. 朝日新聞社. 2021年11月18日閲覧。
- ^ a b c d e f g h “木村弥生”. 2017衆院選 候補者アンケート(朝日・東大谷口研究室共同調査). 朝日新聞社. 2021年10月22日閲覧。
- ^ a b c d e “木村弥生”. 朝日・東大谷口研究室共同調査 - 2021衆議院選挙. 朝日新聞社. 2021年10月22日閲覧。
- ^ a b c d “京都3区”. NHK 衆議院選挙2021 候補者アンケート. 2021年10月21日閲覧。
- ^ “憲法改正 改正すべき項目”. 朝日・東大谷口研究室共同調査 - 2021衆議院選挙. 朝日新聞社. 2021年10月22日閲覧。
- ^ a b c d 毎日新聞 2014年衆院選候補者アンケート
- ^ “賛同者一覧 ~「令和の恐慌」回避のための50兆円規模の補正予算編成に関する提言~” (日本語). 【議員連盟】日本の未来を考える勉強会. 2020年10月5日閲覧。
- ^ “衆議院選挙2017/10/22タバコ対策の公開アンケート”. 「子どもに無煙環境を」推進協議会 (2017年10月24日). 2021年10月24日閲覧。
- ^ 最新の護る会|青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 木村弥生公式サイト - 2022年現在Facebookアカウントへのリダイレクトになっている。
- 木村やよい(衆議院議員)木村弥生 (@kimura841) - Twitter
- 木村やよい事務所 (@kimuyayo) - Facebook
- 木村やよい (@kimuyayo) - Instagram
- 木村やよい事務所 (@kimuyayo_jimusyo) - Instagram
- やよちゃんねる【衆議院議員 木村やよい】 - YouTubeチャンネル
- 木村弥生きむやよ通信
- 木村弥生 - 自由民主党 議員情報
公職 | ||
---|---|---|
先代: 大西英男 國重徹 古賀友一郎 |
![]() 斎藤洋明 進藤金日子と共同 2019年 - 2020年 |
次代: 谷川とむ 古川康 宮路拓馬 |