手使海ユトロ

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手使海 ユトロ
出生名 小笠原 寛
別名 おがさわら かん
出身地 日本の旗 日本 神奈川県横須賀市
職業 シンセサイザー演奏家、作曲家プロデューサー
活動期間 1977年 -

手使海 ユトロ(てしかい ユトロ、Teshikai Utollo、男性- )は、日本編曲家シンセサイザー奏者、プロデューサー日本音楽著作権協会会員。趣味は料理、ケーキ作り。

神奈川県横須賀市出身。清泉小学校栄光学園中学校神奈川県立横浜翠嵐高等学校を経て、某大学法学部法律学科卒業。

人物・経歴[編集]

以前は本名の小笠原寛名義でアニメや映画、様々なアーティストの作曲、編曲を手がける。

1993年頃、手使海ユトロと改名。「銀河の魚」「ファンタスマゴリア」「青空画報」「クジラの跳躍」と、相次いで発表されたデジタルコンテンツの音楽担当として、急に脚光を浴びるようになった。ロシア国民楽派を志向し、大陸的で幻想的な音楽を構築するアンビエント音楽の作曲家。クラシックから民俗音楽に至るまで多種多様な下地があるにせよ、エレクトロニクスの洗礼を受けたデジタルサウンドと国籍不明なエスノとの融合が、人間どの人ももつ郷愁に心地よく響く作品群は、アンビエント&メロウと位置付けられている。一部映像作家の根強い支持による映像音楽家としての暗躍、北京におけるオーケストラとのライヴ・コラボレーション、手塚真監督作品「妖怪天国」、村上龍監督作品『ラッフルズ・ホテル』他、映像音楽中心の作曲家。

代表曲に「風たちとの出逢い」(世界ウルルン滞在記)、「酸っぱい経験」(多岐川裕美)などがある。

ヴァイオリニスト加藤JOEのジャズライヴのプロデュースなども行っている。

2010年11月、横浜APECレセプションでは、プログラムされたバックトラック+尺八演奏家・三橋貴風、二十弦箏演奏家・外山香と共にライヴを行い、オリジナル曲「夢海路」を披露した。

2011年、インストゥルメンタルユニット『夢幻華紋』を結成。7月1日、横浜関内ホール大ホールで東日本大震災復興支援ライヴで船出をした。

ソロアルバムからの曲、新たに書き下ろした曲、参加メンバーのオリジナル曲など、15曲が演奏された。ユニークな編成による独特のサウンド、ユトロワールドが展開され、高い評価を得た。

2012年9月30日に横浜関内ホール大ホールで行なわれたコンサートは、やはり東日本大震災復興支援ライヴであり、賓客として高円宮妃殿下、林横浜市長、女優の五大路子などが鑑賞し、大好評であった。

2013年9月14日、毎日放送主催の京都、東寺での音舞台に出演した。

2014年11月4日には神奈川県民ホールで行なわれた出身校の横浜翠嵐高校創立100周年記念演奏会で音楽監督を務め、OBOG在校生を中心に特別編成された500人のオーケストラ、合唱団で記念組曲「蒼穹翠嵐」及び記念歌を発表した。

2014年頃よりボランティアで横浜市瀬谷区にある横浜市の歴史体験施設『長屋門公園』の古民家でのライヴをプロデュース。数々のアーティストを招聘、ライヴを行なっている。自身も数回出演、演奏している。

2016年、出身高校の後輩のクラシック系演奏家9人で、室内楽団「メタモルフォーゼ(Metamorphose)」を編成、プロデュースしている。メンバーは平沢匡朗(ピアノ、リーダー)、西川玲子(バイオリン)、星野沙織(バイオリン)、石黒豪(チェロ)、後藤恭子(フルート)、桃原健一(オーボエ)、大出佳子(ホルン)、山戸宏之(ユーフォニアム)、本間久美子(ピアノ、シンセサイザー)である。

2016年11月3日に横浜の「かなっくホール」で「メタモルフォーゼ」のコンサートを開催、オリジナル組曲「東方見聞録」を発表した。同日、「東方見聞録」のCDがジェイズミュージックよりリリースされた。

2014年より横浜市瀬谷区にある歴史体験ゾーン「長屋門公園」の築300年の古民家で、そして2017年12月より町田市にあるライヴレストラン「まほろ座 MACHIDA」に於いて、アーティストブッキングプロデュースをサポートしている。

受賞歴[編集]

  • 第8回東京音楽祭編曲賞
  • 第9回東京音楽祭銀賞
  • 第14回放送文化基金奨励賞
  • 第6回国際エレクトリック・シネマフェスティバル/グランプリ
  • 1993 ハイビジョン・アワード/選定委員長賞
  • 1993 IMAGE DU FUTURA
  • 1993 毎日映画コンクール/大藤信郎賞
  • AMD Award Digital Contents of the Year '95/郵政大臣賞
  • MULTI MEDIA GRAND PRIX '95/エンターテイメント賞
  • MULTI MEDIA GRAND PRIX '96/教育教養賞
  • 1997年度/橋田壽賀子賞
  • 平成9年度/高柳記念企画賞
  • 1999年/文化庁メディア芸術祭アニメーション部門/大賞
  • 2001年/文化庁メディア芸術祭アニメーション部門/優秀賞

音楽を手がけた作品[編集]

作品提供アーティスト[編集]

松崎しげる丸山圭子伊東ゆかり高橋真梨子ちあきなおみ太田裕美杏里葛城ユキ令多映子岩崎良美多岐川裕美秋野暢子北原歩原江梨子OHeSoアストラッド・ジルベルトサリナ・ジョーンズブレンダ・リーザ・プラターズS.O.S.(韓国)/デユーク・エイセス鹿内孝ペドロ&カプリシャス内藤やす子しぶがき隊渋谷哲平戸田恵子小山茉美Stupid Idiot Syndrome藩恵子平野文水島裕高橋美紀太川陽介荒井尚子幾見雅博石川ひとみ石毛礼子大空晴美大塚智子奥村チヨSHAH陣内孝則高田みづえ竹宏治田中利由子谷口雅洋津田依子中島めぐみ中村きんたろう中山貴美子西英里子二名敦子渓崎まゆみ速水典子B Boy 'S星野アイ牧ミユキ松木美音松谷祐子松野達也松本美緒美保純山岸もえ令多映子伊東真由美沢田亜矢子川島なお美川上麻衣子細川俊之古谷一行和田アキ子アンリ菅野石黒ケイ大地真央高橋洋子白鳥英美子山田パンダ/イルカ/浜圭介つのだ☆ひろヤン・スギョンカン・スージー(韓国)/左とん平千世子小野正利YUCCA

ディスコグラフィー[編集]

<「夢幻華紋」名義>

<コンピレーション収録>

  • 「極道の妻たち」サウンドトラック音楽全集(meldac
  • 「イマージュ2」(SONY MUSIC・クラシカル)
  • 「イマージュ・アムール」(SONY MUSIC・クラシカル)
  • 「フィール5」(東芝EMI)
  • 「世界ウルルン滞在記テーマソングス」(ユニバーサルミュージック
  • 「大地の鼓動」(ポニーキャニオン)

<「メタモルフォーゼ」名義>

  • 組曲「東方見聞録」

関連人物[編集]

(順不同)

外部リンク[編集]