筒井康隆

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筒井 康隆
(つつい やすたか)
誕生 (1934-09-24) 1934年9月24日(83歳)
日本の旗 日本 大阪府大阪市
職業 小説家劇作家俳優
言語 日本語
国籍 日本の旗 日本
最終学歴 同志社大学文学部心理学科
活動期間 1960年 -
ジャンル SFスラップスティック・コメディ
代表作 時をかける少女』(1967年)
日本以外全部沈没』(1973年)
虚人たち』(1981年)
夢の木坂分岐点』(1987年)
文学部唯野教授』(1990年)
わたしのグランパ』(1999年)
主な受賞歴 星雲賞(日本長編部門)(1970年・1975年・1976年)
星雲賞(日本短編部門)(1970年・1971年・1974年・1977年)
泉鏡花文学賞(1981年)
谷崎潤一郎賞(1987年)
川端康成文学賞(1989年)
日本SF大賞(1992年)
芸術文化勲章(シュヴァリエ)(1997年)
読売文学賞(2000年)
紫綬褒章(2002年)
菊池寛賞(2010年)
毎日芸術賞(2017年)
デビュー作 『お助け』(1960年)
配偶者 光子(1965年結婚)
子供 筒井伸輔
親族 筒井嘉隆(父)
公式サイト 筒井康隆 - 公式サイト
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筒井 康隆(つつい やすたか、1934年(昭和9年)9月24日 - )は、日本小説家劇作家俳優である。ホリプロ所属。身長166cm[1]小松左京星新一と並んで「SF御三家」とも称される。パロディやスラップスティックな笑いを得意とし、初期にはナンセンスなSF作品を多数発表。1970年代よりメタフィクションの手法を用いた前衛的な作品が増え、エンターテインメントや純文学といった境界を越える実験作を多数発表している。

戦国時代の武将筒井順慶と同姓であり、その子孫であるとの設定で小説「筒井順慶」を書いている。先祖は筒井順慶家の足軽だったらしい、と筒井は述べている。父は草分け期の日本の動物生態学者で、大阪市立自然史博物館の初代館長筒井嘉隆。息子は画家筒井伸輔

経歴[編集]

大学卒業まで[編集]

1934年(昭和9年)、父・筒井嘉隆と母・八重の長男として、父方の実家である大阪府大阪市北堀江[2]に出生。生家は住吉区山坂町(現在の東住吉区山坂)。筒井は初期に自筆年譜を書き、船場生まれとしていたが、これは複数の勘違いが重なった事[3]によるもので、その後修正されている。後に弟が3人(正隆、俊隆、之隆)生まれ、男ばかりの兄弟で育つ。1941年(昭和16年)、南田辺国民学校に入学。幼少期から漫画と映画に没頭し、小学生時代は『のらくろ』、エノケンに熱中。自分でも漫画を描いて他の子供に売りつけるなどしていた。また父が蔵書家であったことから読書好きとなり、小学生の頃は江戸川乱歩を愛読した。1944年(昭和19年)、吹田市千里山に学童疎開し、千里第二国民学校に転校。地元の農家の子供から苛烈ないじめを受ける。終戦後の1946年(昭和21年)、息子の成績不振を心配した父の計らいで大阪市立中大江小学校に転校。まもなく実施された知能検査で市内トップのIQ178であることが判明し、終戦後、当時大阪市によって設置されていた特別教室[4](政府設置の特別科学学級とは異なる)に在籍した。

1947年(昭和22年)、大阪市立東第一中学校(現在は統合で大阪市立東中学校)に入学。この頃から不良少年となり、授業をさぼって映画館に通い詰める。父親の金をくすねたり、父親の蔵書や母親の着物を勝手に持ち出して古書店や質屋に売り映画代を捻出していた[5]。その一方で手塚治虫に熱中し、赤塚不二夫藤子不二雄などとともに『漫画少年』誌の投稿欄の常連でもあった。1948年(昭和23年)、児童劇団「子熊座」に入団、演劇への興味が芽生える。1950年(昭和25年)、大阪府立春日丘高等学校に入学。演劇部の部長を務めるが学業は不振であった。春日丘高校はもともと女学校であったため女生徒の数が多く、筒井はここで女生徒からいじめを受けて女性への恐怖心を植え付けられたとしている[6]。また、自宅の蔵書だったアルトゥル・ショーペンハウエルの『随想録』も愛読していたという[7]。この頃マルクス兄弟の映画に傾倒。受験勉強への反発から新潮社版世界文学全集を読破し、サルトルトーマス・マンの作品に影響を受ける。

1952年(昭和27年)2月、関西芸術アカデミー研究科に研究生として入学。同年4月、同志社大学文学部心理学科[8]に入学し、同志社小劇場に所属する。この頃カフカアルツィバーシェフヘミングウェイ等を愛読し影響を受けた。また潜在意識について興味を持ち、吹田市の実家から京都市までの電車での通学時間を利用して、日本教文社版のフロイト全集を読破。その後美学美術史学科に転じシュルレアリスムに興味を持つ。1954年(昭和29年)、関西芸術アカデミーを卒業して青年劇団「青猫座」に入団。初舞台は飯沢匡の『北京の幽霊』。同年日活のニューフェイスに応募するも、面接のみの二次試験で落選している。しかし「青猫座」での演技は高評価を受け、1955年(昭和30年)、大阪毎日会館で『二十日鼠と人間』主役を演じた際には、「東の仲代達矢、西の筒井康隆」と新聞に報じられた。1957年(昭和32年)、大学を卒業。卒論は「心的自動法を主とするシュール・リアリズムにおける創作心理の精神分析的批判」。卒業後、展示装飾などを手がける乃村工藝社に入社し営業部に勤務。サラリーマン劇団「明日」に入団し演劇活動を継続する。

執筆活動初期[編集]

1959年(昭和34年)12月に創刊された雑誌『SFマガジン』を読み衝撃を受け、1960年(昭和35年)6月、ボーナスをつぎ込んでSF同人誌『NULL』を創刊。父と三人の弟が同人であり、康隆、正隆、俊隆がSF短編を、父嘉隆が家族の紹介文を、四男の之隆がカットを担当、活動初期は「澱口襄」[9]など複数のペンネームで執筆。同人誌を出したのは当時SF小説を受け入れられるような新人賞がなかったためであるが[10]、うまくマスコミに取り上げられ、「筒井一家」紹介記事がたびたび新聞に掲載、また毎日放送のテレビ番組に家族総出で出演したりもしている。さらに『NULL』創刊号は江戸川乱歩の目に留まり、弟の作品や父による紹介文とともに、短編「お助け」が乱歩主催の雑誌『宝石』1960年8月号に転載。これが実質的なデビュー作となった。以降注文を受けてショート・ショートを各誌に発表しながら『NULL』にナンセンスなSF短編を発表していく。

1961年(昭和36年)、4年間務めた乃村工藝社を退社、美学部美学科時代の先輩の後を継ぐ形で大阪市北区にデザイン事務所「ヌル・スタジオ」を立ち上げる。事務所の向かいの煉瓦会社で働いていた眉村卓と知り合い、後に小松左京らも加わり、「ヌル・スタジオ」はSF作家、SFファンのたまり場となっていった。 また、雑誌『NULL』も筒井家以外のSFファンにも門戸を開き、小松左京、眉村卓、平井和正らのプロデビューしている作家らも参加。創刊翌年の1961年(昭和36年)には、高校2年生の堀晃も参加した(『NULL』はのち、筒井が主宰した第三回日本SF大会「DAICON」(1964年(昭和39年))のレポートを兼ねた11号で終刊した)。

1962年(昭和37年)、『SFマガジン』のハヤカワ・SFコンテストで「無機世界へ」(後の「幻想の未来」の原形)が選外佳作となる。入選三席には小松左京、半村良がいた。翌年『SFマガジン』増刊号に「ブルドッグ」を発表し『SFマガジン』に初登場[11]1964年(昭和39年)、第3回日本SF大会・大阪大会(DAICON)を主催、前年に創立されていた「日本SF作家クラブ」に参加し、SF作家たちとの交流を深める。1965年(昭和40年)、前年に脚本スタッフとして参加していたテレビアニメ『スーパージェッター』の商品化権料を多額に得て、作家専業のめどが立つ。

同1965年(昭和40年)、小松左京夫妻の仲人で光子夫人と見合い結婚。直後に東京へ行き専業作家となる。同年10月、初作品集『東海道戦争』出版。しかし、しばらくは生活が苦しく、1967年(昭和42年)頃、心配した小林信彦より『小説現代』などの中間小説誌を紹介され、以後中間小説誌での発表が増えていった。

なお、1966年2月から、平井和正と共同で、SFプロ作家の評論を掲載する同人誌『SF新聞』を刊行したが、数号で休刊となった[12]

ナンセンスから前衛文学へ[編集]

筒井はそれまでのナンセンス、ブラックユーモアの作風に加え、1970年代から様々な文体を用いた実験的な作品を発表していき、次第に熱狂的なファンを獲得していった。初期のよく知られている作品には、PTAによる悪書追放運動を批判した『くたばれPTA』(1966年)、社会風刺からナンセンスな笑いを引き出した『ベトナム観光公社』(1967年)、痴漢冤罪の恐怖を描いた『懲戒の部屋』(1968年)、SF長編としての総決算的作品『脱走と追跡のサンバ』、高度経済成長期に勃興したウーマンリブ運動フェミニズムを揶揄した『女権国家の繁栄と崩壊』(ともに1970年)、エスパー七瀬を通して家族の裏側を書く『家族八景』、俗物的な人間を徹底的に風刺した『俗物図鑑』(ともに1972年)、小松左京『日本沈没』のパロディ「日本以外全部沈没」(1974年)など。1970年(昭和45年)の第1回星雲賞を長編部門、短編部門で独占してから計8度同賞を受賞した。また1968年(昭和43年)から直木賞に3度候補として挙げられたが(1967年『ベトナム観光公社』、1968年『アフリカの爆弾』、1972年『家族八景』)落選。筒井は後にこの経験から、作家志願者が文学賞選考委員を次々に殺していく(単行本の表紙には「め。殺す。」「この」「やいやい川〜郎め。死ね。」などの記述が断片的にみられる)スラップスティック作品『大いなる助走』(1979年)を執筆している。

1970年(昭和45年)の『脱走と追跡のサンバ』の発表を境に自身の作品からは徐々に純SF的な作品が減っていきながらも、1971年(昭和46年)にはジュニア向けながら「SF入門の定番」として長年知られた『SF教室』を編集・執筆。また、1975年(昭和50年)から1976年(昭和51年)にかけては、各年度のベスト短編をあつめたアンソロジー『日本SFベスト集成』シリーズを編集した。

1972年(昭和47年)4月には東京から、妻の実家に近い神戸市垂水区に転居。筒井は両親と不仲であり、妻の親族たちとさかんに交際した。

1973年(昭和48年)8月には、SFファングループ「ネオ・ヌル」を山本義弘、小笠原成彦、岡本俊弥大野万紀水鏡子らと結成(実際のところは、1975年の日本SF大会「SHINCON」の開催の考えが先行しており、その母体となるためSFファングループを結成したのであった[13])。1974年(昭和49年)の1月に『NULL』復刊第1号が発行。以降、この雑誌は、スポンサーが筒井、岡本俊弥を実質編集長として刊行されることとなる。第2期「NULL」の特色は、「会員から応募されたショート・ショートすべてに、筒井が的確な『寸評』を書いた」ことにあった[14]。また、筒井が当時編集していた年刊傑作選『日本SFベスト集成』に、筒井は「NULL」掲載作から作品を選んでいる。

この「ネオ・ヌル」グループをスタッフとして、筒井は大会名誉委員長として1975年(昭和50年)8月に、日本SF大会「SHINCON」を神戸で開催。この大会のテーマは後に有名になる「SFの浸透と拡散」であり、山下洋輔によるピアノ演奏、舞台『スタア』(劇団欅)の上演、桂米朝による落語「地獄八景亡者戯」など、企画の大半は筒井の人脈によるものであった。なお、「ネオ・ヌル」出身の作家には、夢枕獏山本弘牧野修(亜羅叉の沙名義)、西秋生高井信水見稜(井沢昭夫名義)、児島冬樹林巧らがいる。また、すでに「SFマガジン」でデビューしていたかんべむさしや、第1期「NULL」に参加していた堀晃も「ネオ・ヌル」には参加していた。「NULL」は1977年4月発行の号で終刊。

また、1980年(昭和55年)には日本SF作家クラブの事務局長として、徳間書店を後援とした日本SF大賞の創設に尽力。

一方で、1971年(昭和46年)より純文学雑誌『』に作品の掲載をはじめ、純文学の分野にも進出。また同誌の海外作家特集を愛読し、ガルシア・マルケスバルガス・リョサなど中南米の作家への興味を持った。1978年(昭和53年)には大江健三郎の紹介から『海』編集長塙嘉彦の訪問を受け、中南米の文学について教示を受けるなどして大きな影響を受けた。同年、登場人物が自身を虚構内の存在だと意識しているという設定を持つ『虚人たち』で泉鏡花文学賞を受賞。これを皮切りに、擬人化した文房具が乗り込む宇宙船団の混乱した群像・鼬の惑星の歴史・双方の戦乱とその末路を描き「純文学作品として」刊行した『虚航船団』(1984年)、夢と蓋然性をモチーフに独自の文学空間を切り開いた『夢の木坂分岐点』(1987年、谷崎潤一郎賞)、使用できる文字が1章ごとに1つずつ減っていくウリポ的な『残像に口紅を』(1989年)など、メタフィクションの技法を用いた言語実験的な作品を多数執筆。なお、『残像に口紅を』の執筆のためにワープロを導入し[15]、これ以降の作品はコンピュータを使用して書かれている。

1990年代にも、文芸批評と大学機構をシニカルに下敷きにした学問小説『文学部唯野教授』、パソコン通信を使って読者の意見をインタラクティヴに取り入れながら、十八番の虚実錯綜の手法を使って連載された『朝のガスパール』(1992年日本SF大賞)など話題作を発表した。『残像に口紅を』『文学部唯野教授』2作連載時にはストレスで胃穿孔を起こし入院、入院中にハイデガーを読んで影響を受け、以後死や別れをモチーフにした作品も増えていった。

断筆宣言以後[編集]

1993年(平成5年)、角川書店発行の高校国語の教科書に収録されることになった『無人警察』内のてんかんの記述が差別的であるとして、日本てんかん協会から抗議を受け、数度交渉を行ったのちに決裂(後、筒井個人と団体間で解決)。『無人警察』では近未来管理社会を皮肉る舞台になっており、速度検査機・アルコール摂取量探知機・てんかんなどを検知する脳波測定器が付いている巡査ロボットが運転手を取り締まっているとして登場したために、[16]てんかんをもつ人々への差別的な表現があるとして日本てんかん協会に抗議された。このとき、筒井の自宅には嫌がらせの電話や手紙が殺到したという[17]。さらに角川書店が無断で『無人警察』を削除したことに怒り、月刊誌噂の眞相』に連載していたマスコミ日記「笑犬樓よりの眺望」上で断筆を宣言。その動機について、内田春菊との対談で「いままで、いろんないやなことがあって、自主規制の問題なんかでも担当者にいやな思いをさせたけど、いちばんいやだったのは僕だったし、家族にまではそれは及ばなかった。でも、今度の場合は、家族や親戚にまで波及した」[18]「今回は家族や親戚を守るためなんです」[18]と語っている。また、瀬戸内寂聴との対談では「断筆宣言以前から、一方的に新聞にてんかん協会の抗議文が載りましたんで、文芸誌とかミニコミ誌とか読まない近所の人たちの中には、私の家族を犯罪者の家族を見るような目で見る人もいた」[19]と語っている。同じ時期に筒井の母が急性心筋梗塞で死去したため、「(てんかん協会の抗議に関わる心労が)亡くなったのにもいささか関係があったんじゃないかと思いますけれども」[19]とも述べている。

断筆宣言は業界内でも賛否両論を起こし、友人である大江健三郎(息子の大江光は癲癇の症状を持っている)からは、読売新聞紙上で「社会に言葉の制限があるのならば、新しい表現を作り、使っていくのが作家ではないか」との批判を受けている。また大江は、自らを炭坑内の有毒ガスにいち早く反応して危険を知らせるカナリアになぞらえた筒井を「太ったカナリア」と揶揄している[20][21]。この他、吉本隆明[22]金井美恵子[22]浅田彰[23]絓秀実[22]柄谷行人[22]渡部直己[22]村上龍[24]三田誠広[24]島田雅彦[24]田中康夫[24]志茂田景樹[24]中野翠[24]などから批判を受けたため、筒井は「断筆して以後、『文壇』というものがある、とよくわかった。去って行く者に追い打ちをかけたり、つばを吐きかけたり、反感がすごい」[25]「ぼくを中傷することによって自分が浮上することだけを考えている。今までぼくを認めるようなこと言っていたやつまでですよ」[26]と慨嘆した。特に絓秀実は『文学部唯野教授』の中にエイズ患者への差別描写があると部落解放同盟に注進し、筒井への糾弾を促した(ただし糾弾には至っていない)。一方、筒井を擁護した側には、曾野綾子瀬戸内寂聴安岡章太郎柳瀬尚紀平井和正マッド・アマノ小林よしのり石堂淑朗井上ひさし内田春菊柘植光彦清水良典井沢元彦夢枕獏大岡玲たちがいた[24]。しかし「筒井の尻馬に乗って表現の自由をうんぬんしている作家たち」という岡庭昇や、みなみあめん坊(部落解放同盟大阪連合会池田支部代表の南健司)の発言が出てきたため、小林よしのり以外はみな沈黙してしまったという[24]

同年10月、断筆に至る経緯を記した『断筆宣言への軌跡』を刊行。同年10月14日にはテレビ朝日朝まで生テレビ」特集「激論!表現の自由と差別」にゲストパネラーとして出演し、『無人警察』問題について自らの立場を主張すると共に、かつて『週刊文春』1985年5月9日号のコラム「ぴーぷる欄」における「"士農工商SF屋"というカーストがあるくらいで、SF作家が晴れの舞台を踏むことはまだ稀ですからね」[27][28]との発言をめぐり部落解放同盟から糾弾されかけたことを明らかにした[29]。これは日本文壇におけるSF作家への差別を自虐的に語った言い回しだが、そもそも「士農工商穢多非人」という熟語は知らなかったので部落を揶揄する意図はなかったと、このとき筒井は小森龍邦に釈明している。筒井は以前「士農工商提灯屋」という表現に接したことがあり、洒落た表現なのでいつか使ってみようと思っていたとも、この番組で語っている。断筆宣言の直接な原因は団体の抗議では無く、事勿れで言い換えや削除を行う出版の現状と、同じ作家(文壇)でも安易な批判や騒ぎに便乗する者など、援護や擁護する動きが全く見られなかった事に業を煮やし、1993年9月、「私、ぷっつんしちゃいました」と断筆宣言に至った。[30]

1994年(平成6年)4月1日、中野サンプラザにて山下洋輔らのジャズ演奏からなる「筒井康隆断筆祭」を開催。自身も演奏者として参加した。

1994年(平成6年)8月30日、岡山で開かれた部落解放西日本夏期講座(主催・部落解放研究所)のシンポジウム「差別問題と『表現の自由』」に基調講演者として出席。小林健治によると「これまで、多くの作家がその著作のなかで差別表現を指摘され、抗議を受けたが、抗議された作家が、みずから被差別運動団体の集会に出席して自分の意見をのべるというのは、初めての出来事だった」という[31]。シンポジウムの冒頭の自己紹介で筒井は「差別者の筒井です」と言い放ち、2000人の出席者から万雷の拍手を受けたとされる[31]

1994年11月7日、日本てんかん協会との間で書簡の往復による「合意」にこぎつけ、記者会見で内容を発表[32]。内容の骨子は

#将来の作品で問題があれば、協会は物理的な圧力を含まない公開の言論活動で「批判」をする。
  1. その場合、要求は削除や書き直しでなく「新たな表現による弁明」とし、結論は筒井氏の判断にまかせる。
  2. 以上のことは筒井氏だけでなく、すべての表現者に適用される。

というものであった[32]。「差別表現」に対する従来の対処は、被差別者側が気の済むまで糾弾を続け、差別者とされた側がひたすら謝罪し要求を受け入れるという硬直したやり方しかなかったところ、筒井と日本てんかん協会が双方の見解の相違を残しつつ合意と妥協に知恵をしぼった点は高く評価されたが、旧来の部落解放同盟的な糾弾路線を支持する人々からは反発を買った[32]。日本てんかん協会との和解について、朝日新聞社社会部の本田雅和や作家の塩見鮮一郎から『朝日新聞』紙上で激しく糾弾された筒井は、「どんな作品書いたのか誰も知らないような塩見鮮一郎なんて作家」「(日本てんかん協会との間の)往復書簡ろくに読まないでコメントしてる。解放同盟やてんかん協会が『よし』としてることにまで反対して、自社の自主規制を正当化しようとして、被差別団体以上の激しさでぼくを糾弾してくる」[33]と批判している。

断筆中の1995年(平成7年)に阪神・淡路大震災で神戸市垂水区の自宅が被災する事態に見舞われる[34]。断筆中は演劇活動に力を入れ、またウェブサイトを開設し未発表作品の公開などを行なった。

1995年11月から新潮社が断筆解除に向けて筒井にアプローチを開始[32]1996年12月16日、新潮社、文藝春秋社、角川書店と

#出版社は従前どおり筒井氏の意に反した用語の改変は行わない。
  1. 作品の用語に関し抗議があった場合、これに対処する権利と責任は著述者(筒井氏)にあり、出版社にも責任がある。したがって、出版社が用語に関し抗議を受けた場合、著述者と協議し、その意志を充分尊重して対処する。
  2. 筒井氏が抗議に対処する上で、文書の往復や直接討論が必要になった場合には、出版社が責任をもって仲介し、その内容を発表する。

との「覚書」を交わし、1996年12月19日、3年3ヶ月ぶりに断筆を解除すると発表(これと同じ覚書を後に中央公論社噂の真相とも交わしている)[32]1997年に『邪眼鳥』で小説家復帰を果たした。執筆再開後はこれまでの作風に加えて、『わたしのグランパ』(1998年、読売文学賞)や『愛のひだりがわ』など、『時をかける少女』以来のジュブナイル小説を発表。還暦を過ぎたこともあり、『敵』『銀齢の果て』といった老いをテーマにした作品も発表している。断筆解除後はトレードマークであった眼鏡やサングラスをかけるのを止め、口ひげを蓄えている。さらに2000年代に入ってからは公の場では和服を着ることが多くなり、古典的な文士然とした身なりがトレードマークとなった。東浩紀との交流からライトノベルに興味を持ち、2008年(平成20年)『ファウスト』にてライトノベル『ビアンカ・オーバースタディ』を掲載、宗田理に次ぐ高齢のライトノベル執筆者となった。

断筆解除後も、筒井は各新聞社との間で覚書を取り交わせずにいたが、2009年(平成21年)3月、以前『朝のガスパール』を連載していた朝日新聞社と覚書を取り交わし、同月30日より同新聞読書欄にてエッセイ『漂流―本から本へ』が連載(日曜日のみ)された[35]

2012年(平成24年)7月13日から2013年(平成25年)3月13日まで、朝日新聞に小説「聖痕」が連載された。

2013年、他のベテラン作家らとともに、日本SF作家クラブの名誉会員になった[36]

人物[編集]

愛煙家であることから、近年の「禁煙ファシズム」を批判し、愛煙家団体「Go smoking」に参加している。1987年(昭和62年)には『健康ファシズム(当時の呼び名)』を揶揄する短編SF小説最後の喫煙者』を執筆し、1995年に「世にも奇妙な物語」でドラマ化された際には、台詞ありのカメオ出演をしている。2004年(平成16年)には泉麻人ダンカンほかが寄稿した本『喫煙者のユーウツ - 煙草をめぐる冒言』を共著として刊行している。

エッセイ等における筆鋒は鋭く、批判の際には相手の知性や品性を端的に攻撃し、愚者として印象づけているため、敵も多い。この戦闘性は小説にも及び、2007年に発表した『巨船ベラス・レトラス』でも、実名で海賊行為を糾弾された出版社以上に、誰にでもそれとわかるような大手情報企業が手痛い描かれ方をされている。さらに、かつて『堕地獄仏法』で公明党を擬した政党が支配する恐怖の未来を描き、創価学会の猛烈な攻撃を受けるや、『末世法華経』で応酬するという騒ぎを起こした。しかし、井上ひさし大江健三郎といった政治的発言の多い友人を持ちながら、自らは政治と距離を置いている。この立場を戯画的に描いた『旗色不鮮明』などでも明らかだが、これは意識した上でのことである。ただし1982年(昭和57年)の反核文学者声明に名を連ねたこともある。この際に揶揄的な批判に対しては反駁を加えている。

東京での活動が多くなったことから、神戸市垂水区の他に(以前の東京居住時と同じ)原宿にも自宅を構えている。

衆議院議員筒井信隆、俳優の筒井道隆とは名前が似ているが、縁戚関係はない。

俳優としての活動

1981年(昭和56年)8月9日、東京日比谷野外音楽堂にて、交友のあった山下洋輔らとともに、クラリネット奏者として『ジャズ大名セッション ザ・ウチアゲ コンサート』に出演。このとき観客に混じっていた、アート・プロデュサーの鶴本正三(雑誌「スターログ」発行人でもあった)に原宿ラフォーレでのイベントを依頼され、これをきっかけに劇団「筒井康隆大一座」を立ち上げる。翌年3月に自作『ジーザス・クライスト・トリックスター』を上演、筒井自身が主役を演じ、14日間の全日程すべて満席となった。翌年、名古屋、京都、神戸、大阪を巡業、以降も「大一座」は筒井の作品『スイートホームズ探偵』『人間狩り』などを上演し、1989年(平成元年)まで活動が続いた。

1993年(平成5年)の断筆宣言以降は、執筆による収入が無くなることもあって俳優業に力を入れ、久世光彦演出の単発ドラマやCM出演など、それ以前よりも頻繁に映画、テレビに出演するようになった。断筆解除後の1997年(平成9年)にはタレントとしてホリプロと契約[37]、執筆活動の傍ら映画やテレビドラマにたびたび出演している。1999年(平成11年)には蜷川幸雄の依頼でチェーホフの『かもめ』にトリゴーリン役で出演、2000年(平成12年)・2001年(平成13年)にも蜷川演出の三島由紀夫『弱法師』(『近代能楽集』)に主人公の義父役で藤原竜也と共演した。原作者である『文学賞殺人事件 大いなる助走』にもゲスト出演し、SF作家を演じた。

シナリオについて
  • 『文藝時評』のなかで筒井ともみを批評したさい、「戯曲=文学、シナリオ=非文学という線引きはもう無意味なのではないか」と書いたことがある。
  • 自作の映画化作品『時をかける少女』のパロディ・シナリオ(シナリオ・時をかける少女『串刺し教授』所収)を書いたが、これは映画化されることを目的としたわけではない。また、映画化されていないシナリオに『大魔神』もあるが、これは企画が頓挫したため、出版のみに終わったと言われている。
ウィキペディアについて

ウィキペディア日本語版の「筒井康隆」の項目は間違いだらけだと、2010年(平成22年)11月23日に開催された『筒井康隆作家生活五十周年記念〜現代語裏辞典ライブ』において、多数の観衆の見る中、ウィキペディアの「筒井康隆」の項目を開き、自身の身長から断筆宣言の経緯に至るまで本項目の間違いを指摘し内容を修正した(あまりに間違いが多いので修正は、後日、改めて行うことになった)[38]

慰安婦像に対する発言

2017年4月7日に、帰国していた駐韓大使の長峰が韓国に帰任することにふれ、慰安婦像の少女を「可愛い」と述べたあとに性的な表現を含む内容をブログで発信した[39]。公式ツイッターにも同様の内容を発信したがその日のうちに削除されている[40]。インターネットでは賛否の声があがり、韓国朝鮮日報日本語版は「衝撃的な妄言」と批判している[41]。これについて、筒井は「あんなものは昔から書いています。ぼくの小説を読んでいない連中が言っているんでしょう。本当はちょっと『炎上』狙いというところもあったんです」と明かす一方、「ぼくは戦争前から生きている人間だから、韓国の人たちをどれだけ日本人がひどいめに遭わせたかよく知っています。韓国の人たちにどうこういう気持ちは何もない」とも話している[41]

受賞・叙勲歴[編集]

※『スタア』は演出:福田恆存荒川哲生による。

著書[編集]

小説(中長編)[編集]

作品名 出版年 出版社 ISBN 備考
48億の妄想 1965 早川書房文春文庫 ISBN 978-4167181017
馬の首風雲録 1967 早川書房→ハヤカワ文庫
→文春文庫→扶桑社文庫
霊長類南へ 1969 講談社講談社文庫
角川文庫
ISBN 978-4041305195
筒井順慶 1969 講談社→新潮文庫
→角川文庫
ISBN 978-4041305065
緑魔の町 1970 毎日新聞社→角川文庫 ISBN 978-4041305119
脱走と追跡のサンバ 1971 早川書房→角川文庫 ISBN 978-4041305089
俗物図鑑 1972 新潮社→新潮文庫 ISBN 978-4101171029
家族八景 1972 新潮社→新潮文庫 ISBN 978-4101171012 七瀬三部作 Part1
おれの血は他人の血 1974 河出書房新社→新潮文庫 ISBN 978-4101171081
七瀬ふたたび 1975 新潮社→新潮文庫 ISBN 978-4101171074 七瀬三部作 Part2
エディプスの恋人 1977 新潮社→新潮文庫 ISBN 978-4101171135 七瀬三部作 Part3
完結編
富豪刑事 1978 新潮社→新潮文庫 ISBN 978-4101171166
大いなる助走 1979 文藝春秋→文春文庫 ISBN 978-4101171166
美藝公 1981 文藝春秋→文春文庫
ミリオン出版復刻版
ISBN 978-4886722720
虚人たち 1981 文藝春秋→文春文庫
→ミリオン出版復刻版
ISBN 978-4122030596
虚航船団 1984 新潮社→新潮文庫 ISBN 978-4101171272 純文学書き下ろし
特別作品
イリヤ・ムウロメツ 1985 講談社→講談社文庫 ISBN 978-4061843622
旅のラゴス 1986 徳間書店徳間文庫
→新潮文庫
ISBN 978-4101171319
夢の木坂分岐点 1987 新潮社→新潮文庫 ISBN 978-4101171241
歌と饒舌の戦記 1987 新潮社→新潮文庫 ISBN 978-4101171258
驚愕の曠野 1988 河出書房新社→河出文庫 ISBN 978-4309405155
新日本探偵社報告書控 1988 集英社集英社文庫 ISBN 978-4087497021
残像に口紅を 1989 中央公論社中公文庫 ISBN 978-4122022874
フェミニズム殺人事件 1989 集英社→集英社文庫
文学部唯野教授 1990 岩波書店同時代ライブラリー
岩波現代文庫
ISBN 978-4006020019
ロートレック荘事件 1990 新潮社→新潮文庫 ISBN 978-4101171333
朝のガスパール 1992 朝日新聞社→新潮文庫 ISBN 978-4101171340 朝日新聞連載
パプリカ 1993 中央公論社→中公文庫
→新潮文庫
ISBN 978-4101171401
1998 新潮社→新潮文庫 ISBN 978-4101171395
わたしのグランパ 1999 文藝春秋→文春文庫 ISBN 978-4167181116
恐怖 2001 文藝春秋→文春文庫 ISBN 978-4167181130
愛のひだりがわ 2002 岩波書店→新潮文庫 ISBN 978-4101171494
ヘル 2003 文藝春秋→文春文庫 ISBN 978-4167181154
銀齢の果て 2006 新潮社→新潮文庫 ISBN 978-4101171517
巨船ベラス・レトラス 2007 文藝春秋→文春文庫 ISBN 978-4163256900
ダンシング・ヴァニティ 2008 新潮社→新潮文庫 ISBN 978-4101171524
ビアンカ・オーバースタディ 2012 星海社→角川文庫 ISBN 978-4061388376
聖痕 2013 新潮社 ISBN 978-4103145301 朝日新聞連載
モナドの領域 2015 新潮社 ISBN 978-4103145325

小説(短編集)[編集]

作品名
東海道戦争 1965年、早川書房→ハヤカワ文庫→中公文庫)ISBN 978-4122022065
時をかける少女 1967年、盛光社→角川文庫 ISBN 978-4041305218
角川つばさ文庫ハルキ文庫 ISBN 978-4894563063
ベトナム観光公社 1967年、早川書房→ハヤカワ文庫→中公文庫ISBN 978-4122030107
アフリカの爆弾 1968年、文藝春秋→角川文庫 ISBN 978-4041305027
アルファルファ作戦 1968年、早川書房→中公文庫 ISBN 978-4122025165
にぎやかな未来 1968年、三一書房→角川文庫 ISBN 978-4041305034
幻想の未来・アフリカの血 1968年、南北社→角川文庫 ISBN 978-4041305010
ホンキイ・トンク 1969年、講談社→角川文庫 ISBN 978-4041305058
わが良き狼(ウルフ) 1969年、三一書房→角川文庫 ISBN 978-4041305041
心狸学 社怪学 1969年、講談社→講談社文庫→角川文庫 ISBN 978-4041305188
欠陥大百科 1970年、河出書房 ISBN 978-4309000923
『母子像』→『革命のふたつの夜』[42] 1970年、講談社(角川文庫 ISBN 978-4041305072
馬は土曜に蒼ざめる 1970年、早川書房→ハヤカワ文庫→集英社文庫[43]
発作的作品群 1971年、徳間書店
日本列島七曲り 1971年、徳間書店→角川文庫 ISBN 978-4041305096
将軍が目醒めた時 1972年、河出書房新社→新潮文庫 ISBN 978-4101171043
農協月へ行く 1973年、角川書店→角川文庫 ISBN 978-4041305140
暗黒世界のオデッセイ
筒井康隆一人十人集
1974年、晶文社→新潮文庫 ISBN 978-4101171142
おれに関する噂 1974年、新潮社→新潮文庫 ISBN 978-4101171050
男たちのかいた絵 1974年、徳間書店→新潮文庫 ISBN 978-4101171067
ウィークエンド・シャッフル 1974年、講談社→講談社文庫→角川文庫 ISBN 978-4041305164
ミラーマンの時間 SFジュブナイル 1975年、いんなあとりっぷ社→角川文庫 ISBN 978-4041305133
メタモルフォセス群島 1976年、新潮社→新潮文庫 ISBN 978-4101171128
あるいは酒でいっぱいの海 1977年、集英社→集英社文庫 ISBN 978-4087502237
バブリング創世記 1978年、徳間書店→徳間文庫 ISBN 978-4195773925
宇宙衞生博覧会 1979年、新潮社→新潮文庫 ISBN 978-4101171159
エロチック街道 1981年、新潮社→新潮文庫 ISBN 978-4101171173
串刺し教授 1984年、新潮社→新潮文庫 ISBN 978-4101171227
原始人 1987年、文藝春秋→文春文庫 ISBN 978-4167181079
薬菜飯店 1988年、新潮社→新潮文庫 ISBN 978-4101171289
夜のコント・冬のコント 1990年、新潮社→新潮文庫 ISBN 978-4101171326
最後の伝令 1993年、新潮社→新潮文庫 ISBN 978-4101171357
家族場面 1995年、新潮社→新潮文庫 ISBN 978-4101171371
ジャズ小説 1996年、文藝春秋→文春文庫 ISBN 978-4167181109
邪眼鳥 1997年、新潮社→新潮文庫 ISBN 978-4101171388
満腹亭へようこそ 1998年、北宋社 ISBN 978-4894630185[44]
エンガッツィオ司令塔 2000年、文藝春秋→文春文庫 ISBN 978-4167181123
魚籃観音記 2000年、新潮社→新潮文庫 ISBN 978-4101171456
細菌人間 ジュブナイル傑作集[45] 2000年、出版芸術社 ISBN 978-4882931942
天狗の落し文 2001年、新潮社→新潮文庫 ISBN 978-4101171463
壊れかた指南 2006年、文藝春秋→文春文庫 ISBN 978-4167181161
繁栄の昭和 2014年、文藝春秋 ISBN 978-4163901268
世界はゴ冗談 2015年、新潮社 ISBN 978-4103145318

小説(作品集・自選集)[編集]

  • 『新宿祭 初期作品集』(1972年、立風書房)
  • 『デマ 実験小説集』(1974年、番町書房)
  • 村井長庵 歴史・時代小説集』(1975年、番町書房)
  • 『笑うな ショート・ショート集』(1975年、徳間書店→新潮文庫 ISBN 978-4101171111
  • 『くたばれPTA』(1986年、新潮社→新潮文庫 ISBN 978-4101171197
  • 『鍵―自選短編集』(1994年、角川ホラー文庫 ISBN 978-4041305201
  • 『懲戒の部屋 自選ホラー傑作集1』(2002年、新潮文庫 ISBN 978-4101171418
  • 『驚愕の曠野 自選ホラー傑作集2』(2002年、新潮文庫 ISBN 978-4101171425
  • 最後の喫煙者 自選ドタバタ傑作集1』(2002年、新潮文庫 ISBN 978-4-10-117143-2
  • 『傾いた世界 自選ドタバタ傑作集2』(2002年、新潮文庫 ISBN 978-4101171449
  • 『近所迷惑 自選短篇集1 ドタバタ篇』(2002年、徳間文庫 ISBN 978-4198917050
  • 『怪物たちの夜 自選短篇集2 ショート・ショート篇』(2002年、徳間文庫 ISBN 978-4198917401
  • 『日本以外全部沈没 自選短篇集3 パロディ篇』(2002年、徳間文庫 ISBN 978-4198917654
  • 『睡魔のいる夏 自選短篇集4 ロマンチック篇』(2002年、徳間文庫 ISBN 978-4198917944
  • 『カメロイド文部省 自選短篇集5 ブラック・ユーモア未来篇』(2003年、徳間文庫 ISBN 978-4198918248
  • 『わが愛の税務署 自選短篇集6 ブラック・ユーモア現代篇』(2003年、徳間文庫 ISBN 978-4198918590
  • 『ポルノ惑星のサルモネラ人間 自選グロテスク傑作集』(2005年、新潮文庫 ISBN 978-4101171470
  • 『ヨッパ谷への降下 自選ファンタジー傑作集』(2005年、新潮文庫 ISBN 978-4101171487
  • 『日本以外全部沈没 パニック短篇集』(2006年、角川文庫 ISBN 978-4041305225
  • 『陰悩録 リビドー短篇集』(2006年、角川文庫 ISBN 978-4041305256
  • 『如菩薩団 ピカレスク短篇集』(2006年、角川文庫 ISBN 978-4041305232
  • 『夜を走る トラブル短篇集』(2006年、角川文庫 ISBN 978-4041305249
  • 『佇むひと リリカル短篇集』(2006年、角川文庫 ISBN 978-4041305263
  • 『くさり ホラー短篇集』(2006年、角川文庫 ISBN 978-4041305270
  • 『出世の首 ヴァーチャル短篇集』(2007年、角川文庫 ISBN 978-4041305287
  • 『筒井康隆コレクション』(日下三蔵・編、全7巻、出版芸術社)

戯曲[編集]

童話・絵本・漫画など[編集]

  • 『創作S・Fどうわ かいじゅうゴミイ』(1967年、盛光社)
  • 『創作SFえほん 地球はおおさわぎ』(1969年、盛光社)イラスト:横山隆一
  • 『三丁目が戦争です』(1971年、講談社)イラスト:永井豪
    1969年発表『心狸学・社怪学』所収「優越感」の、視点を入れ替えた作品。
  • 『筒井康隆全童話』(1976年、角川文庫 ISBN 978-4041305126
  • 『ジャングルめがね』(1977年、小学館)イラスト:長尾みのる
  • 『イチ、ニのサン!』(1986年、河出書房新社 ISBN 978-4309723556)イラスト:ミハエル・リューバ
  • 『筒井康隆漫画全集』(2004年、実業之日本社)ISBN 978-4408612393
  • 『筒井漫画涜本』(実業之日本社)
  • 『筒井漫画涜本ふたたび』(実業之日本社)

随筆・評論など[編集]

イラストの山藤は、筒井の顔を「あまりに男前なので表現出来ない」の注釈と共にのっぺらぼうに描き、以降定着する。
単行本は2巻だが文庫では1巻にまとめられている。
  • 『腹立半分日記』(1979年、実業之日本社→文春文庫→角川文庫 ISBN 978-4041305157
  • 『みだれ撃ち涜書ノート』(1979年、集英社→集英社文庫 ISBN 978-4087505221
  • 『着想の技術』(1983年、新潮社→新潮文庫 ISBN 978-4101171234
  • 『言語姦覚』(1983年、中央公論社→中公文庫 ISBN 978-4122013216
  • 『虚航船団の逆襲』(1984年、中央公論社→中公文庫 ISBN 978-4122014978
  • 『玄笑地帯』(1985年、新潮社→新潮文庫 ISBN 978-4101171210
  • 『日日不穏』(1987年、中央公論社→中公文庫 ISBN 978-4122018181
  • ベティ・ブープ伝 女優としての象徴 象徴としての女優』(1988年、中央公論社→中公文庫 ISBN 978-4122019522
  • ダンヌンツィオに夢中』(1989年、中央公論社→中公文庫 ISBN 978-4122025752
  • 『短篇小説講義』(1990年、岩波新書ISBN 978-4004301288)
  • 『文学部唯野教授のサブ・テキスト』(1990年、文藝春秋→文春文庫 ISBN 978-4167181093
  • 『幾たびもDIARY』(1991年、中央公論社→中公文庫 ISBN 978-4122029583
  • 『電脳筒井線 朝のガスパールセッション』1-3(1992年、朝日新聞社)
  • 『文学部唯野教授の女性問答』(1992年、中央公論社→中公文庫 ISBN 978-4122028890
  • 『本の森の狩人』(1993年、岩波新書 ISBN 978-4004302759
  • 『断筆宣言への軌跡』(1993年、光文社 ISBN 978-4334052096
  • 『筒井康隆の文藝時評』(1994年、河出書房新社→河出文庫 ISBN 978-4309404752
  • 『笑犬樓よりの眺望』(1994年、新潮社→新潮文庫 ISBN 978-4101171364
  • 『悪と異端者』(1995年、中央公論社→中公文庫 ISBN 978-4122032576
  • 『脳ミソを哲学する』(1995年、講談社→講談社+α文庫 ISBN 978-4062564441
  • 『筒井康隆スピーキング 対談・インタビュー集成』(1996年、出帆新社 ISBN 978-4915497209
  • 『筒井康隆かく語りき』(1997年、文芸社 ISBN 978-4887370197
  • 『わかもとの知恵』(2001年、金の星社 ISBN 978-4323070209)画:きたやまようこ
  • 『文学外への飛翔 俳優としての日日』(2001年、小学館→小学館文庫)
  • 『笑犬楼の知恵 筒井康隆トークエッセー』(2002年、金の星社 ISBN 978-4323070292
  • 『小説のゆくえ』(2003年、中央公論新社→中公文庫)
  • 『筒井康隆の現代語裏辞典「あ〜き」』(2003年、文源庫)
  • 『筒井康隆の現代語裏辞典「き〜こ」』(2004年、文源庫)
  • 『笑犬樓の逆襲』(2004年、新潮社 ISBN 978-4103145271→新潮文庫 ISBN 978-4101171500
噂の眞相」連載時の『狂犬樓の逆襲』を改題[46]

共著・対談等[編集]

編集[編集]

  • 『夢からの脱走』(1969年、新風出版)
  • 『異形の白昼 現代恐怖小説集』(1969年、立風書房→集英社文庫→ちくま文庫)
  • 『12のアップルパイ』(1970年、立風書房→集英社文庫)
  • '71日本SFベスト集成(1975年、徳間書店→徳間文庫→ちくま文庫)
  • '74日本SFベスト集成(1975年、徳間書店→徳間文庫→ちくま文庫)
  • '73日本SFベスト集成(1975年、徳間書店→徳間文庫→ちくま文庫)
  • '72日本SFベスト集成(1976年、徳間書店→徳間文庫→ちくま文庫)
  • '60年代日本SFベスト集成(1976年、徳間書店→徳間文庫→ちくま文庫)
  • '75日本SFベスト集成(1976年、徳間書店→徳間文庫)
  • 『実験小説名作選』(1980年、集英社文庫)
  • 『いかにして眠るか』(1980年、光文社→光文社文庫)
  • 『ネオ・ヌルの時代』PART1-3(1985年、中公文庫)
  • 『日本の名随筆41 嘘』(1986年、作品社)
  • 『夢探偵「光る話」の花束』(1989年、光文社)
  • 『人間みな病気』(1991年、福武文庫)
  • パスカルへの道』(1994年、中公文庫)
  • 『21世紀文学の創造1 現代世界への問い』(2001年、岩波書店)
  • 『21世紀文学の創造3 方法の冒険』(2001年、岩波書店)

監修[編集]

  • 写真小説 男たちのかいた絵(1996年、徳間書店)原作・監修。文章:花田秀次郎(※花田秀次郎は本作執筆の際、筒井康隆が名乗った筆名。徳間書店よりノベライズの依頼を受けたが、断筆中であったため筆名を用い、映画を見て筒井本人が書き上げた。本人曰く「おれ自分のゴーストライターしたことあるねん」とのこと。)[47]
  • 科学の終焉(おわり)(1997年、徳間書店)監修。著:ジョン・ホーガン 訳:竹内薫
  • 続・科学の終焉(おわり) 未知なる心(2000年、徳間書店)監修。著:ジョン・ホーガン 訳:竹内薫
  • 筒井版 悪魔の辞典〈完全補注〉(2002年、講談社)アンブローズ・ビアス著。意訳。
  • 眠気をあやつる本(2003年、PHP研究所)監修。編著:造事務所横田美奈子
  • 哲学の冒険(2004年、集英社インターナショナル)監修。著:マーク・ローランズ 訳:石塚あおい

著作集[編集]

  • 『筒井康隆全集』(全24巻)(1983年 - 1985年、新潮社)

外国語訳[編集]

英訳[編集]

  • The Girl Who Leapt Through Time(時をかける少女) David Karashima
  • The Maid (家族八景)アダム・カバット訳 1989(What the Maid Saw)
  • Salmonera Men on Planet Porno(ポルノ惑星のサルモネラ人間)Andrew Driver 2008
  • Paprika(パプリカ)Andrew Driver 2009
  • Hell(ヘル) Evan Emswiler 2010

フランス語訳[編集]

  • La traversée du temps(時をかける少女)Jean-Christian Bouvier 1991
  • Les Cours particuliers du professeur Tadano(文学部唯野教授)Jeanne Cotinet 1996
  • Le censeur des rêves (夢の検閲官)Jean-Christian Bouvier

ドイツ語訳[編集]

  • Mein Blut ist das Blut eines anderen(俺の血は他人の血) Otto Putz 2006
  • Professor Tadano an der philosophischen Fakultaet(文学部唯野教授) Stefan Wundt

中国語訳[編集]

  • 『穿越时空的少女』丁丁虫 上海译文出版社 2007
  • 『文学部唯野教授』何晓毅 人民文学出版社 2007
  • 『梦侦探』(パプリカ)丁丁虫 上海译文出版社 2010
  • 『爱的左边』(愛のひだりがわ) 伏怡琳 人民文学出版社 2009

その他の外国語訳[編集]

  • Otto scene di famiglia(家族八景、伊語) M. C. Migliore
  • Hombres salmonera en el planeta porno(ポルノ惑星のサルモネラ人間、西語)Jesús Carlos Álvarez Crespo
  • Estoy desnudo 西語 Jesús Carlos Álvarez Crespo
  • Paprika(パプリカ、西語) Jesús Carlos Álvarez Crespo

その他[編集]

レコード[編集]

  • デマ(1973年)
  • 家(1976年)
  • 筒井康隆文明(1978年)
  • THE INNER SPACE OF YASUTAKA TSUTSUI(1985年)
    • A面:活動写真、I Surrender Dear、Everyone Says I Love You、ジャズ大名
    • B面:昔はよかったなあ(朗読:筒井康隆)、Smoke Rings
      • 1983 - 1985年発売 新潮社「筒井康隆全集」全巻購入者特典のLPレコード 非売品(「筒井康隆全集」の全巻購入者が応募券を全巻分揃えて応募すると送られる)。後に、CD化され市販。

作曲[編集]

カセットブック[編集]

  • 筒井康隆大一座 ジーザス・クライスト・トリックスター(1984年 中央公論社)ISBN 4-12-001272-7
    • ジーザス・クライスト・トリックスター ――山にのぼりて笑え――
      • 昭和58(1983)年8月11日、12日 東京・日本都市センターホール公演より。
  • 昔はよかったなあ,おもての行列,なんじゃいな,狸,顔面崩壊―筒井康隆大一座朗読会ライブ(1987年1月 新潮社「新潮カセットブック」T-1-1)ISBN 978-4108201057
    • A面:昔はよかったなあ(朗読:筒井康隆)、おもての行列なんじゃいな(朗読:筒井康隆)
    • B面:狸(朗読:納谷六郎)、顔面崩壊(朗読:納谷六郎)
      • 1986年11月13日 東京・新宿安田生命ホールでのライブ収録
  • カラス エロチック街道(1987年2月 新潮社「新潮カセットブック」T-1-2)ISBN 978-4108201071
    • A面:カラス(朗読:納谷六郎)、エロチック街道(1)(朗読:筒井康隆)
    • B面:エロチック街道(2)(朗読:筒井康隆)
  • 急流 関節話法(1987年3月 新潮社「新潮カセットブック」T-1-3)ISBN 978-4108201125
    • A面:急流(朗読:角野卓造)、関節話法(1)(朗読:角野卓造)
    • B面:関節話法(2)(朗読:角野卓造)
  • 泣き語り性教育 一について(1987年4月 中央公論社「カセット劇場」)
  • ショートショート・フェスティバル(1987年6月 新潮社「新潮カセットブック」Y-4-1)ISBN 978-4108201217
    • A面:また何かそして別の聴くもの(リレー朗読:筒井康隆 納谷六郎 伊沢弘 上山克彦)、きつね(朗読:納谷六郎)、客(朗読:伊沢弘)、鏡よ鏡(朗読:上山克彦)、池猫(朗読:納谷六郎)、到着(朗読:伊沢弘)、猛烈社員無頼控(朗読:納谷六郎)
    • B面:自動ピアノ(朗読:伊沢弘)、逆流(朗読:上山克彦)、傾斜(朗読:伊沢弘)、見学(朗読:上山克彦)、早口言葉(リレー朗読:筒井康隆 納谷六郎 伊沢弘 上山克彦)、原始人(朗読:筒井康隆)
      • 1987年4月28日 兵庫県尼崎市つかしんホールでの「筒井康隆大一座」朗読会のライブ収録。(カセット収録の作品の一部分、又は、作品の全部は、何らかの理由によってライブ収録された音声は使われず、後でスタジオで録音された音声が編集により挿入されているものもある。)
  • 横車の大八 最初の混戦 (1987年12月 新潮社「新潮カセットブック」T-1-5)ISBN 978-4108201361
    • A面:歓待(朗読:納谷六郎)、最初の混線(納谷六郎 奥村公延)、横車の大八(1)(筒井康隆 奥村公延)
    • B面:横車の大八(2)(筒井康隆 奥村公延)、超能力(朗読:納谷六郎)
  • 機械(1988年)横光利一作品の朗読
  • 筒井康隆ショートミステリー(1988年4月 TBSブリタニカ (阪急コミュニケーションズ)「TBSブリタニカSOUNDミステリー」)ISBN 978-4484886220
    • A面:
    • B面:
      • ミステリーゾーン(1986年、TBSラジオ)よりのカセットブック化。*収録作品は「佇むひと」「ジャップ鳥」「その情報は暗号」「さなぎ」「生きている脳」
  • 誰にもわかるハイデガー(1990年10月 新潮社「新潮カセット講演」)ISBN 978-4108029019

ビデオ[編集]

  • 筒井康隆の21600秒(199*年**月**日発売 JICビデオ)
    • 1997年4月6日 12:00 - 18:00放送 PerfecTV! 278ch ドキュメンタリーチャンネル“地球の声”で放送された、長時間のドキュメント番組のビデオ化。(筒井康隆のインタビューや、筒井康隆との対談(鼎談)等や、イベントで披露された、筒井康隆による朗読での「乖離」、「エンガッツィオ司令塔」を収録。劇団BIG FACEによる「筒井ワールド4」の公演より、「最高級有機質肥料」の舞台放送、など)
  • エンガッツィオ司令塔 LIVE!!!(1997年11月27日発売 EMIミュージック・ジャパン 収録時間:90分)
    • 1997年3月2日 東京・渋谷ビデオスタジオ第3スタジオから、「筒井康隆・衛星インターネットライブ」として、インターネット生中継放送された、筒井康隆などが「エンガッツィオ司令塔」を朗読した模様などを収録。(テレビ番組「筒井康隆の21600秒」よりからのビデオ化)
  • 乖離 LIVE!!!(1997年12月27日発売 EMIミュージック・ジャパン 収録時間:47分)
    • 1997年1月24日 兵庫県・新神戸オリエンタル劇場で行われた「The Hurly-Burly Show 〜星降る夜の神戸〜」で、筒井康隆が自作の「乖離」の朗読などを収録。(テレビ番組「筒井康隆の21600秒」よりからのビデオ化)

デジタルブック[編集]

  • 筒井康隆四千字劇場(1994年) PC-9800専用

単行本装丁[編集]

iTunes Store オーディオブック[編集]

著書のメディア展開[編集]

漫画[編集]

テレビドラマ[編集]

  • タイム・トラベラー(1972年、NHK)
  • 中学生日記「廃塾令」(1978年、NHK)
  • 芝生は緑(1979年、毎日放送)
  • 七瀬ふたたび(1979年、NHK)
  • おとぎの部屋「ジャングルめがね」(1980年、NHK教育)
  • 時をかける少女(1985年、フジテレビ)
  • 家族八景(1986年、フジテレビ)
  • 筒井康隆の三人娘(1986年、日本テレビ)
  • さんまの「おれは裸だ」(1988年、よみうりテレビ)
  • カラダ記念日(1989年、TBS)
  • 世にも奇妙な物語(1991年 - 、フジテレビ)
    • 「ユリコちゃん」(1991年)
    • 「おれに関する噂」(1991年)
    • 「時の女神」(1994年)
    • 最後の喫煙者」(1995年)
    • 「熊の木本線」(1996年)
    • 「自殺悲願」(1997年)
    • 「鍵」(2003年)
    • 「夢の検閲官」(2009年)
    • 「走る取的」(2014年)
    • 「通いの軍隊」(2016年)
  • 月曜・女のサスペンス「フェミニズム殺人事件」(1991年、テレビ東京)
  • 時をかける少女(1994年、フジテレビ)
  • 七瀬ふたたび(1995年 - 1996年、フジテレビ)木曜の怪談
  • 怪物たちの夜(1997年、テレビ朝日)「幻想ミッドナイト」第二夜。
  • 七瀬ふたたび(1998年、テレビ東京)
  • フードファイト 香港死闘篇 (2001年4月1日 日本テレビ)香港マフィアのドン役
  • 時をかける少女(2002年、TBS)「モーニング娘。新春!LOVEストーリーズ」第3話
  • 富豪刑事(2005年、テレビ朝日)
  • 富豪刑事デラックス(2006年、テレビ朝日)
  • 七瀬ふたたび(2008年、NHKドラマ8
  • 家族八景 Nanase, Telepathy Girl's Ballad(2012年、毎日放送
  • 時をかける少女(2016年、日本テレビ)

ラジオドラマ[編集]

  • 文芸劇場(197*年 - 、NHKラジオ第1放送 毎週土曜日 21:05 - 22:00 他)
    • 「幻想の未来」(1973年7月14日)(再放送 1973年10月7日 **:** - **:**「文芸劇場」NHKラジオ第1放送、1988年9月25日 **:** - **:**「ラジオ名作劇場」NHKラジオ第2放送)
    • 「ヒストレスヴィラからの脱出」(1978年7月28日)(再放送 1978年11月5日 17:05 - 18:00)
      • 脚色:石堂淑朗 出演:山本紀彦 他
  • 音の本棚(1976年 - 1979年、FM東京 毎週月曜日 - 金曜日 21:25 - 21:40) *放送時期により、番組の放送時間(放送される時間も)が変動していた可能性あり。
    • 「筒井康隆短編集」(1978年4月17日 - 21日) 脚色:田沼雄一 出演:****
      • 第1話「バブリング創世記」(1978年4月17日)
      • 第2話「マグロマル」(1978年4月18日)
      • 第3話「アフリカの爆弾」(1978年4月19日)
      • 第4話「わが愛の税務署」(1978年4月20日)
      • 第5話「ヒノマル酒場」(1978年4月21日)
    • 「富豪刑事」(1979年6月13日 - 6月15日)
  • ラジオSFコーナー(19**年 - 、NHKラジオ第1放送 月曜日 - 金曜日 21:05 - 21:20)*放送時期により、番組の放送時間(放送される時間も)が変動していた可能性あり。
    • 怪物たちの夜/あるいは酒でいっぱいの海(1979年7月20日)
  • ラジオ劇場(198*年 - 、NHKラジオ 毎週*曜日 **:** - **:**)
    • 「ジャズ大名」(1982年1月9日 **:** - **:**)(再放送 1982年8月15日 **:** - **:**「ラジオ劇場」NHKラジオ第1放送、1990年9月10日 **:** - **:**「ラジオ名作劇場」NHKラジオ第1放送、2008年8月31日(土)23:15-00:15 「ラジオドラマ・アーカイブス」 NHKラジオ第1放送)
  • ふたりの部屋(198*年 - 1985年、NHK-FM 月曜日 - 金曜日 22:45 - 23:00)
    • 「近未来物語」(1983年12月19日 - 23日)(再放送:1984年12月17日 - 21日(再放送時の番組冒頭に、初回放送日が紹介された)) 脚色:能勢紘也 出演:ケーシー高峰 岡江久美子 及川ヒロヲ
      • 第1回「ゲゼルシャフト」(1983年12月19日)(再放送:1984年12月17日)
      • 第2回「サディズム」(1983年12月20日)(再放送:1984年12月18日)
      • 第3回「条件反射」(1983年12月21日)(再放送:1984年12月19日)
      • 第4回「未来都市」(1983年12月22日)(再放送:1984年12月20日) *オランダ国際放送協会主催 1984年度 ゴールデン・ウィンドミル賞 ラジオ番組コンクール シルバー賞受賞作品(再放送時、番組冒頭で紹介された)
      • 第5回「ワースト・コンタクト」(1983年12月23日)(再放送:1984年12月21日)
  • ミステリーゾーン(1986年 - 、TBSラジオ 毎週月曜日 - 金曜日 **:** - **:**) *15分番組(当時の、夜のワイド番組内のコーナーなどで放送)
    • 講談社文庫ミステリー傑作選」 筒井康隆 作「ウィークエンド・シャッフル」より (1986年**月**日 - **日放送) 脚色:山元清多 音楽:沢田信男 出演:佐藤慶 樋浦勉 新井純  (※1988年4月「TBSブリタニカSOUNDミステリー 筒井康隆ショートミステリー」として市販された。)
      • 「佇む人」(1986年**月**日)
      • 「ジャップ鳥(1986年**月**日)
      • 「その情報は暗号」(1986年**月**日)
      • 「さなぎ」(1986年**月**日)
      • 「生きている脳」(1986年**月**日)

映画[編集]

インターネット配信ドラマ[編集]

舞台[編集]

  • 「筒井ワールド」 BIG FACE 1995年1月20日 - 22日 新宿シアター・モリエール
    • 「言葉と〈ずれ〉」「陰脳録」「うるさがた」「団欒の危機」
      • 脚本、演出:伊沢弘 監修:川和孝 出演:伊沢弘 上山克彦 桜山優 斉藤勝 渡辺真砂子 他
  • 「筒井ワールド 2」 BIG FACE 1995年10月13日 - 17日 渋谷ジャン・ジャン
    • 「信仰性遅感症」「熊の木本線」「通いの軍隊」
      • 脚本、演出:伊沢弘 監修:川和孝 出演:石原澄雄 村井理恵 勝田治美 桜岡あつこ 工藤順矢 他
  • 「筒井ワールド 3」 BIG FACE 1996年7月12日 - 13日 アメリカ・ロサンゼルス全米日系人博物館 1996年8月1日 - 5日 新宿シアター・モリエール
    • 「ジス・イズ・ジャパン」「走る男」「最悪の接触(ワースト・コンタクト)」
      • 脚本、演出:伊沢弘 監修:川和孝 出演:藤田みどり 松尾智昭 二反田雅澄 伊藤結加 小山剛志 他
  • 「筒井ワールド 4」 BIG FACE 1997年2月5日 - 11日 両国シアターX
    • 「座敷ぼっこ」「こぶ天才」「懲戒の部屋」「最高級有機質肥料」
      • 脚本、演出:伊沢弘 監修:川和孝 出演:千田隼生 佐藤昇 吉宮君子 名倉右喬 津川友美 他
  • 「筒井ワールド 5」 BIG FACE 1997年8月18日 - 24日 両国シアターX
    • 「ブルドッグ」「改札口」「発明後のパターン/姉弟/傷ついたのは誰の心」「断末魔酔狂地獄」
      • 脚本、演出:伊沢弘 監修:川和孝 出演:吉見絹 小池浩司 山崎カカト 小松さとる 他
  • 「筒井ワールド コマーシャル・サーカス'98」 BIG FACE 1998年1月13日,15日 新宿シアター・モリエール
    • 「最悪の接触(ワースト・コンタクト)」
      • 脚本、演出:伊沢弘 監修:川和孝 出演:伊沢弘 上山克彦 鈴木歩己 坂下しのふ 鹿嶋優子 他
  • 「筒井ワールド 6」 BIG FACE 1998年2月4日 - 10日 両国シアターX
    • 「さなぎ」「おれは裸だ」「ウィークエンド・シャッフル」
      • 脚本、演出:伊沢弘 監修:川和孝 出演:倉田知美 並木愛枝 角田文 星野史帆 野原・S・ひろみ 他
  • 「筒井ワールド 7」 BIG FACE 1999年2月24日 - 3月2日 両国シアターX
    • 「エンガッツィオ司令塔」「天の一角」「風」
      • 脚本、演出:伊沢弘 監修:川和孝 出演:納谷悟朗 白石奈緒美 朝本紗ゆり つきよな照世 上世博及 他
  • 「筒井ワールド 8」 BIG FACE 1999年8月25日 - 31日 両国シアターX
    • 「おれに関する噂」「かゆみの限界」「ヒノマル酒場」
      • 出演:藍ひとみ 松尾智昭 光岡湧太郎 妹尾青洸 花村宗冶 他
  • 「筒井ワールド 9」 BIG FACE 2000年2月23日 - 29日 両国シアターX
    • 「走る取的」「老境のターザン」「妻四態」「間接話法」
      • 脚本、演出:伊沢弘 監修:川和孝 出演:桜山優 谷田川さほ 吉見絹 風間竜一 並木秀介 他
  • 「筒井ワールド FINAL」 BIG FACE
    • 「第1ラウンド」 2000年8月2日 - 6日 両国シアターX
      • 「人間狩り」「おれは裸だ」「夢の検閲官」
    • 「第2ラウンド」 2000年8月9日 - 13日 両国シアターX
      • 「座敷ぼっこ」「最悪の接触(ワースト・コンタクト)」「熊の木本線」
    • 「第3ラウンド」 2000年8月16日 - 20日 両国シアターX
      • 「信仰性遅感症」「ショート・ショート」「ウィークエンド・シャッフル」
    • 「第4ラウンド」 2000年8月23日 - 27日 両国シアターX
      • 「通いの軍隊」「陰脳録」「ヒノマル酒場」
    • 「大阪公演」 2000年9月8日 - 10日 大阪HEPHALL
      • 「陰脳録」「通いの軍隊」「ヒノマル酒場」
    • 脚本、演出:伊沢弘 監修:川和孝 出演:筒井康隆 納谷悟朗 永井一郎 紅萬子 片岡貴弘 亀山忍 高田祐司 他 総勢90名

コンピュータゲーム[編集]

  • 四八(仮) - 一部シナリオ書き下ろし。自身も俳優としてゲーム出演。ファミ通ロングインタビュー掲載。
  • 『筒井康隆のケンタウルスの殺人』CSK、1984年、PC8801シリーズ。

インターネット 音楽(音声)ダウンロード[編集]

  • iTunes Store 等の音楽ダウンロードサイトで、いくつかの朗読作品等が、有料でダウンロードできる。

出演[編集]

テレビ[編集]

現在出演中[編集]

過去に出演した番組[編集]

  • 23時ショー(1971年、NETテレビ)加賀まりことともに司会
  • 部長刑事 「もうひとつの動機」(1979年、朝日放送)
  • すばらしき仲間(1980年、中部日本放送)山下洋輔タモリとともに出演
  • 部長刑事 「刑事たちのロンド」(1983年、朝日放送)
  • 朝まで生テレビ(テレビ朝日 1993年10月14日放送「激論!表現の自由と差別」ゲストパネラー
  • 夢の帰る場所(1994年、関西テレビ)
  • 時をかける少女(1994年、フジテレビ)寺の住職 役[48]
  • ソリトン 野望山馳参寺!(1994年 - 1995年、NHK教育)- 司会
  • 世にも奇妙な物語
    • 「最後の喫煙者」(1995年、フジテレビ) - 日下部安隆[49]
    • 「日の出通り商店街いきいきデー」(2008年)僧侶 役
  • 涙たたえて微笑せよ-明治の息子・島田清次郎(1995年、NHK)
  • 十津川警部シリーズ8 伊豆海岸殺人ルート(1995年、TBS)水野久明 役
  • 小石川の家(1995年、テレビ東京)
  • 木曜の怪談 七瀬ふたたび(1995年 - 1996年、フジテレビ)
  • 響子(1996年、TBS)
  • ドラマ新銀河 結婚はいかが?(1996年、NHK)
  • 女優X─伊沢蘭奢の生涯(1996年、TBS)森鴎外
  • ゆまにて・筒井康隆の21600秒(1997年4月6日 12:00 - 18:00、PerfecTV! 278ch ドキュメンタリーチャンネル“地球の声”)(1997年6月14日 2:00 - 8:00 リピート放送) 構成・演出:牛山真一 製作:地球の声 小椋事ム所 JIC ※パーフェクTV '97パーフェク大賞 企画制作賞受賞。(後に、「筒井康隆の21600秒」は、ビデオ化され市販(JICビデオ)。別に朗読部分は、1997年に「エンガッツィオ司令塔 LIVE!!!」(1997年11月27日発売 EMIミュージック・ジャパン 収録時間:90分)、「乖離 LIVE!!!」(1997年12月27日発売 EMIミュージック・ジャパン 収録時間:47分)としてビデオ化され市販。)
    • 6時間のドキュメンタリー番組。(途中CM等が入り(「PerfecTV!」、「ドキュメンタリーチャンネル“地球の声”」)、実質は約5時間半)
      • 神戸の自宅でのインタビュー。(冒頭、画面下に、経歴等を字幕でスクロール表示)(執筆について、パソコン、インターネットの導入、自身のホームページの事等(書斎にて)。) (私蔵のビデオテープより榎本健一主演の「孫悟空」の一部音声のみ(テレビ画面は権利関係等により映されていなかった)(テレビ、ビデオデッキが置かれている和室にて)。)(約9分強)
      • 番組タイトル「筒井康隆の21600秒」 題字:筒井康隆
      • 1997年1月24日 兵庫県・新神戸オリエンタル劇場での「The Hurly-Burly Show 〜星降る夜の神戸〜」より「筒井康隆&小曽根実トリオ」によるクラリネット演奏、曲目「Rose Room」の一部、自作「乖離」の筒井本人による朗読。(リハーサル、バンド演奏部分は、約5分強 朗読部分は、約34分)(合計約40分)
      • 筒井康隆の略歴。(誕生から子供時代〜社会人時代の写真数枚。「NULL」創刊号の表紙や目次の画像、初期出版物の表紙の画像数点、家族との写真、自筆原稿の一部の映像、筒井康隆大一座の写真、白石加代子との写真等。)(約4分半)
      • 柳美里大岡玲との「筒井康隆対談」。(実質は「鼎談」)(約43分)
      • 筒井本人も観に行った、1997年2月5日収録の両国シアターXでの劇団BIG FACEによる「筒井ワールド4」の公演より(公演は同年2月5日〜11日)、「座敷ぼっこ」「こぶ天才」「懲戒の部屋」の一部の模様、同公演の構成・演出の伊沢弘のインタビュー、公演前のロビーでのサイン即売会の模様。(約9分弱) 「最高級有機質肥料」の舞台放送(約29分)。(上演後 出演者全員の舞台挨拶後、「断筆を解き、執筆を再開します。筒井康隆」の垂れ幕が降ろされる)(合計約35分)
      • 1997年2月5日 東京・六本木 Berホワイトにて 断筆宣言解禁を祝って親しい友人、出版関係者らとの集まりの模様。(山下洋輔の挨拶、筒井のクラリネットの公開練習の模様(山下作の楽曲)の一部等)(約5分)
      • 山下洋輔との「筒井康隆対談」。(約33分半)
      • 1997年3月2日 東京・渋谷ビデオスタジオ第3スタジオからの、衛星回線なども使用してのインターネットを使った生ライブ放送、「PerfecTV! Presents! 筒井康隆・衛星インターネットライブ」(演出:手塚眞 主催:PerfecTV! Presents! 制作:JIC「地球の声」 神戸セントラル開発 小椋事ム所)(インターネットを使っての生ライブ放送「衛星インターネットライブ」と同時に録画もされる 開場:15:30 開演:16:00)での「エンガッツィオ司令塔」を自身で朗読し(相手役:麻生えりか)生中継した時の模様(衛星アンテナの設置やインターネットでの送信の準備、リハーサル等の模様、約5分強。朗読、約53分)。映画「俗物図鑑」(手塚眞の出演部分)、映画「スタア」(筒井康隆の出演部分)の一部映像(約2分半)。同「衛星インターネットライブ」での内藤誠、手塚眞との「インターネットライブ 筒井康隆対談」。(前半(25分強)は、内藤誠と、後半(31分強)は手塚眞を交えての鼎談。(約57分))(合計約118分)(当日のインターネットライブには、海外も含め約2万人がアクセスしたとのこと(番組中のインポーズの文字情報より。))
      • 中村雄二郎との「筒井康隆対談」。(約38分)
  • 京都夜の祇園殺人事件(1997年、フジテレビ)
  • 怪物たちの夜(1997年、テレビ朝日)「幻想ミッドナイト」第二夜。
  • 町(1997年、フジテレビ)
  • ニュースの女(1998年、フジテレビ)
  • めぐり逢い(1998年、TBS)中田道夫 役
  • ガラスの仮面(1998年、テレビ朝日)
  • 七瀬ふたたび(1998年、テレビ東京)漁連平 役
  • 勇気をだして(1998年、TBS)
  • 昼下がり・社宅奥様探偵団(1998年、フジテレビ)
  • 別れたら好きな人(1999年、テレビ東京)
  • 蘇える金狼(1999年、日本テレビ)宝竜会会長 田島一彦 役
  • 同窓会へようこそ(1999年、TBS)20年前のクラスの担任教師 役
  • 作家 小日向鋭介の推理日記(1999年、テレビ朝日)文学賞の選考委員長 役
  • イマジン(2000年、フジテレビ)
  • 学校の怪談 春の呪いスペシャル 第1話「恐怖心理学入門」(2000年、フジテレビ)田中教授 役
  • ママまっしぐら!(2000年、TBS)渡辺一途 役
  • ここだけの話し「思い出せない!」(2001年、テレビ朝日)
  • フードファイト スペシャル 香港死闘編(2001年、日本テレビ)香港マフィアの親玉 王富城(ワン・フーシン)役
  • 百萬男(2001年、フジテレビ)謎の人物 百萬男 役
  • 社宅奥様探偵団2(2001年、TBS)
  • 北条時宗(2001年、NHK大河ドラマ)円覚寺開祖 無学祖元
  • ママまっしぐら!2(2001年、TBS)渡辺一途 役
  • グズ茂検事の犯罪捜査(2002年、テレビ東京)
  • 陰陽師☆安倍晴明〜王都妖奇譚〜(2002年、フジテレビ)賀茂忠行
  • 血脈(2003年、テレビ東京)
  • 海猿2〜炎の海に挑む海上保安官物語(2003年、NHK)
  • 世にも奇妙な物語 「遠すぎた男」(2003年、フジテレビ)
  • トリビアの泉 〜素晴らしきムダ知識〜(2003年 - 、フジテレビ)荒俣宏の代わりに数回出演
  • てるてる家族(2003年 - 2004年、NHK)宝塚音楽学校講師 役
  • 火曜サスペンス劇場・箱根湯河原温泉交番(2004年、日本テレビ)小説家・今出川龍之介 役
  • 新しい風(2004年、TBS)東都新聞会長 藤森信介 役
  • 富豪刑事(2005年、テレビ朝日)瀬崎龍平 役
  • 赤い運命(2005年、TBS)河野総一郎 役
  • 新・京都迷宮案内3 第2話「出来すぎたアリバイ! 消えた殺人犯」(2006年、テレビ朝日)筒井康隆 役
  • 芋たこなんきん(2006年、NHK)千葉龍太郎 役[50]
  • 慶次郎縁側日記 第3シリーズ 第4話「蜩(ひぐらし)」(2006年、NHK)
  • 堂々現役〜巨匠からのメッセージ 第18回 (2009年9月5日 20:00 - 20:55、BSフジ)インタビュー番組 ※同年9月、10月に数回、2010年にもリピート放送あり
  • 世界を変える100人の日本人! JAPAN☆ALLSTARS (2008年 -2010年, テレビ東京)
  • この日本人がスゴイらしい。Brand New Japan(2010年 - 2011年、テレビ東京)

インターネット配信ドラマ[編集]

  • 筒井康隆劇場「エロティックな総理」(2006年、GyaO)

映画[編集]

舞台[編集]

  • 筒井康隆大一座・旗揚げ公演『ジーザス・クライスト・トリックスター』(1982年)主演
  • 同『ジーザス・クライスト・トリックスター』全国巡演(1983年)
  • 同『人間狩り』(1984年)
  • 同『スタア』(1985年)
  • 同『スタア』新神戸オリエンタル劇場2周年記念公演(1990年)
  • 劇書房『白石加代子・筒井康隆二人芝居』全国巡演(1995年)
  • かもめ蜷川幸雄演出 スタジオコクーン(1999年)トリゴーリン 役
  • ストラビンスキー兵士の物語』紀伊国屋パフォーマンス(1999年)
  • そして誰もいなくなった山田和也演出 アートソフィア(2000年)主演
  • 筒井ワールドファイナル「ヒノマル酒場」シアターX(2000年)
  • 近代能楽集蜷川幸雄演出 さいたま芸術劇場ほか(2000年)
  • 同『近代能楽集』再演 ロンドン公演/シアターコクーンほか(2001年)
  • 向田邦子名作劇場『冬の運動会』久世光彦演出 中島丈博脚本 新橋演舞場(2001年)
  • 検察側の証人』山田和也演出 ル・テアトル銀座、大阪・近鉄劇場(2002年)

劇場アニメ[編集]

CM[編集]

関連人物[編集]

  • ロジャー・パルバース - 筒井を「ユダヤ人以上にユダヤ的」と評する。
  • 山藤章二 - 筒井の作品の表紙絵や挿絵を多く手掛けるイラストレーター。表紙絵や挿絵などで筒井の似顔絵を描く場合(例・『笑犬樓よりの眺望』の表紙カバー)、美男子過ぎて描けないという理由で(また表情がないほうが筒井の毒や悪意を表現できる、という理由で)目・鼻・口を省略し「のっぺらぼう」にしている[52]夕刊フジに筒井が連載していたエッセイ「狂気の沙汰も金次第」のイラストを山藤が担当した時より続いている。
  • 真鍋博 - 山藤同様に筒井の作品の挿絵や表紙絵を手掛けたイラストレーター。『富豪刑事』の挿絵や、『朝のガスパール』の挿絵・表紙絵等を手掛けた。
  • 柳原良平 - イラストレーター。『あるいは酒でいっぱいの海』や『巨船 ベラス・レトラス』の表紙絵を手掛けた。
  • しりあがり寿 - 漫画家。短編集『傾いた世界』と『最後の喫煙者』(いずれも新潮文庫)のカバーイラストを手掛けた。
  • 小松左京 - 長年の友人のSF作家。筒井の結婚の仲人でもある。
  • 大江健三郎 - 長年の友人の作家の一人。筒井は1989年に、「全作品を読んでいる同時代の作家5人」の1人としてあげている[53]
  • 井上ひさし - 長年の友人の作家の一人。筒井が1989年に、「全作品を読んでいる同時代の作家5人」の1人としてあげている[53]
  • 中上健次 - 長年の友人の作家の一人。
  • 星新一 - 長年の友人のSF作家。SF作家たちの飲み会で星が放つ、奇想天外な馬鹿話は、筒井に大きな影響を与えた。また、『日本沈没』のヒットを祝うSF作家たちの集まりで、星新一は「『日本以外全部沈没』なんて題名もいいんじゃない?」と題名を考案。小松左京の許可を得て筒井康隆は『日本以外全部沈没』を執筆した。なお最相葉月による評伝「星新一」によると、星は、自分のブラック・ジョークに影響されて、自分より文学的に評価されていく筒井のことを、嫉妬していたという。
  • 平井和正豊田有恒 - 筒井より4歳年下のSF作家。二人とも筒井より先に「SFマガジン」に登場し、筒井を悔しがらせた。筒井が上京して原宿に住んだばかりの頃は、3日とあけず、3人で会うほど親密だった。
  • 河野典生 - ハードボイルド、SF作家。ジャズ愛好、山下トリオのファンという共通点があり、一時は親密な関係だった。
  • 堀晃 - ハードSF作家。関西在住で筒井も目をかけ、山下トリオにも筒井が紹介し、交流がある。また、1973年の筒井の傑作短編「熊の木本線」に登場する架空の民謡「熊の木節」について、作曲し振り付けを考えて、筒井ファンの前で披露した。下記「JALInet」の発起人の一人。
  • かんべむさし -過激なギャグSFを書く作家として、「筒井の後継者」とみなされたこともある作家。上記堀晃とも仲がよく、やはり筒井が山下トリオに紹介している。
  • 小林恭二 -第一回三島由紀夫賞選考会で、筒井は小林の作品を高く評価しておした(受賞は高橋源一郎)。その後、筒井、小林、堀、薄井ゆうじ佐藤亜紀の5名で、「JALInet」(JAPAN LITERATURE net)を、発起人として立ち上げた。
  • 小林信彦 -筒井同様にマルクス兄弟を愛好する作家。互いの作品をリスペクトしていた。小林のパロディ小説『唐獅子株式会社』の文庫版解説に、筒井は詳細な元ネタの注を書いた。筒井は1989年に、「全作品を読んでいる同時代の作家5人」の1人としてあげている[53]。また、小林は筒井の短編「五郎八航空」を「ギャグだけで出来ている小説」として高く評価している。
  • 色川武大 -小林同様に、笑芸愛好、映画愛好と共通の趣味を持ち、互いの作品をリスペクトしていた。色川は「SF作家にならなくてよかった。なったら筒井康隆の亜流になっただろう」と、発言している。小林も含めた3人で、フィルムセンターにて、戦前のエノケン映画などを一緒に見たこともある。また、色川の膨大なビデオ・コレクションから、借り出しもうけた。また『不良少年の映画史』の解説も色川が担当。筒井は色川への追悼文で、「全作品を読んでいる同時代の作家5人」の1人だとし、その中でも特に色川が、「不良少年期、映画、ジャズ、狂気への傾斜、夢へのこだわり」と、もっとも共通点が多い作家であり、「5歳上の兄貴のような存在だった」と書いている[53]
  • 長部日出雄 - 長部が「週刊読売」に勤務していた時代からのつきあい。筒井は1989年に、「全作品を読んでいる同時代の作家5人」の1人としてあげている[53]
  • 山下洋輔 - 過激なフリー・ジャズのピアニストにてエッセイスト。筒井とは互いの作品のファンであり、長年の親交。筒井関係のイベントや筒井作品の映画化時などで、音楽を担当している。また、山下が結成した「全日本冷し中華愛好会」の二代目会長の座を、筒井に譲った。
  • タモリ - テレビ司会者・タレント。山下洋輔を通じて、親交を深める。
  • ハイヒールリンゴハイヒールモモコ - 漫才コンビ。筒井の出演番組『ビーバップ!ハイヒール』の司会者。
  • 江川達也 - 漫画家。筒井同様『ホリプロ』の所属。『ビーバップ!ハイヒール』で共演。
  • たむらけんじ - 焼肉店『炭火焼肉たむら』を経営しているピン芸人。『ビーバップ!ハイヒール』で共演。
  • ブラックマヨネーズチュートリアル - 漫才コンビ。『ビーバップ!ハイヒール』で共演。たむらと異なり、週代わりでの出演。
  • 平岡正明 - 筒井康隆論を多数執筆。親交も厚い。
  • 内藤誠 - 映画監督及び評論家。筒井ファンで、筒井作品を何作も映画化している。ただし、筒井ファンゆえのせいか、筒井の原作の台詞をそのまま使用している場合が多いが、筒井作品内のセリフは多くが、筒井が芝居青年だった時代の「新劇」のノリを踏襲しており、映画としては「わざとくさく感じてしまう」もので、いずれも成功作とはいえなかった。また、映画評論家の佐藤重臣が伝説の上映会「黙壷子(もっこす)フィルムアーカイブ」で使用していたと思われる、映画「フリークス」のフィルムと16ミリの映写機を、内藤の紹介で筒井は買い取り、現在も保有している。
  • 渡部直己 - 文芸評論家。かつては熱狂的な筒井ファンであったが、『虚航船団』に失望して批判したところ、筒井に反撃され、以降、犬猿の仲となった(著書『HELLO GOOD-BY 筒井康隆』に、誉貶、双方の文章が収録されている)。
  • 高橋留美子 - 漫画家。若い頃からの筒井ファン。高橋の『うる星やつら』の1シーンに、本棚に収められた筒井の作品群が描かれている。また、1984年公開のアニメ映画『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』のパンフレットには、『あるいは夢でいっぱいの海』(『あるいは酒でいっぱいの海』)、『時をかけるあたる』(『時をかける少女』)等の筒井作品のパロディが掲載されている。
  • 岡留安則 - 『噂の眞相』編集長。筒井に熱心に連載を持ちかけ、原稿料は筒井の言い値を呑んだ。『笑犬樓よりの眺望』連載第1回目で、筒井に「秘密の暴露をたくらむ者は常にわが身に及ぶ災害を覚悟せよ」との考えで、原稿料は原稿用紙1枚1万円(連載開始当時)と暴露された。筒井から「(噂眞での)連載はいつまで続けたらよいのか?」と訊かれた際、岡留は「お前(筒井)が死ぬか、『噂眞』が休・廃刊になるまでかのどちらかだ。それまではがんばれ。そのために破格の原稿料を払っているのだ」と答えている[54]。また、岡留は『笑犬樓よりの眺望』文庫版巻末の解説で(1996年当時)断筆を続けている筒井に対し「『噂眞』での連載再開はいつでもOK。金額の問題ではないが原稿用紙1枚あたり20,000〜30,000円の原稿料を出してもいい」と連載再開の秋波を送っている。
  • 堀威夫 - ホリプロ会長。筒井にマネジメント契約を持ちかけた。当初、堀は筒井と文化人部門での契約の方針だったが、筒井の強い要望でタレント部門でのマネジメント契約となった。これはホリプロの文化人部門に栗本慎一郎がおり、筒井が栗本の下に入るのを快く思っていなかったためである[55]
  • ベティ・ブープ - 彼女を「わが最愛の女優」と評し、評伝を書いている。筒井は彼女のファンでもあり、劇場用アニメフィルムを、ほぼコンプリートでコレクションしている。

参考文献[編集]

  • 評伝 筒井康隆(八橋一郎、1985年、新潮社)
  • 『ユリイカ』1988年5月号「特集・筒井康隆の逆襲」(青土社)
  • 筒井康隆「断筆」めぐる大論争(1995年、創出版)

脚注[編集]

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  1. ^ 2010年11月23日の!『筒井康隆作家生活五十周年記念〜現代語裏辞典ライブ』でWikipediaの内容を修正するコーナーでは「166.5cm」だと発言している。
  2. ^ 八橋一郎・堀晃らにより、詳細が確認されている(マッドサイエンティスト日記 2015年10月8日
  3. ^ 両親が「船場の近く」と言わずに「船場」と言っていたことと、出生地が川の近くだったことから船場生まれだと完全に思い込んでいた。1976年頃に香村菊雄の「船場ものがたり」を読んでいて間違いに気づいた。(国文学 解釈と鑑賞1981年8月号)
  4. ^ 『筒井康隆作家生活五十周年記念~現代語裏辞典ライブ』2010.11.23 18:00~20:20 東京カルチャーカルチャー
  5. ^ この時期については筒井『不良少年の映画史』に詳しい。また、出演している朝日放送『ビーバップ!ハイヒール』2014年9月25日放送分でもこのエピソードが取り上げられた。
  6. ^ 筒井『笑犬樓よりの眺望』より『女が逆セク・ハラに走るとき』(初出:『噂の眞相』1990年2月号)
  7. ^ 筒井『漂流 本から本へ』P74〜76
  8. ^ 遠藤瓔子『青山「ロブロイ」物語』p.114(世界文化社、1987年)によると、筒井は「ぼくは心理学科にいましたよ。途中で美学に移ったけど」と発言したことになっている。同志社大学心理学科の教授だった遠藤の父も「筒井は確かに最初心理にいた」と確認したという。
  9. ^ 筒井康隆コレクションII 編者解説 日下三蔵 「霊長類 南へ」の登場人物名に使用。
  10. ^ 八橋『評伝 筒井康隆』89頁-90頁
  11. ^ 当時の『SFマガジン』の編集長の福島正実は筒井の作風をあまり評価しておらず、そのため『SFマガジン』への登場は他の作家たちと比べて遅れることとなった。『60年代日本SFベスト集成』(徳間書店)の解説より。
  12. ^ 『柴野拓美SF評論集』(東京創元社)巻末の牧眞司の解説P.572
  13. ^ 「SHINCON」開催前座談会
  14. ^ のちに刊行されたベスト集『ネオ・ヌルの時代』2巻の解説で、堀晃は、「新NULL最大の作品は、量質ともに(筒井の)『応募作寸評』だった」と書いている。
  15. ^ ツツイ流小説作法とITの関係
  16. ^ 「無人警察」 筒井康隆、角川文庫 1972年
  17. ^ 『筒井康隆スピーキング』p.365(出帆新社、1996年)
  18. ^ a b 『筒井康隆スピーキング』p.364-365(出帆新社、1996年)
  19. ^ a b 『筒井康隆スピーキング』p.346(出帆新社、1996年)
  20. ^ 『新潮』1994年1月号掲載の池澤夏樹との対談「救いとしての文学」における大江の発言。
  21. ^ 『筒井康隆スピーキング』p.408(出帆新社、1996年)
  22. ^ a b c d e 『筒井康隆「断筆」めぐる大論争』220ページ
  23. ^ 『諸君!』1994年7月号「筒井康隆氏はやはり間違っている」
  24. ^ a b c d e f g h 筒井康隆『エンガッツィオ司令塔』(文春文庫)261-262頁
  25. ^ 『筒井康隆スピーキング』p.412(出帆新社、1996年)
  26. ^ 『筒井康隆スピーキング』p.416(出帆新社、1996年)
  27. ^ 『週刊文春』1985年5月9日号、p.141。
  28. ^ 江上茂『差別用語を見直す』p.92
  29. ^ この時の様子を、筒井と共演した漫画家・小林よしのりが「ゴーマニズム宣言」に描いている(小林『ゴーマニズム宣言(扶桑社のち幻冬舎文庫)』第4巻78章『マスコミと筒井康隆に告ぐ!』)。
  30. ^ 差別用語の基礎知識〈'99〉―何が差別語・差別表現か? [単行本]高木 正幸 (著) 土曜美術社出版販売; 全面改訂版 (1999/07)ISBN-10: 4812011876
  31. ^ a b 小林健治『部落解放同盟「糾弾」史』p.161
  32. ^ a b c d e 江上茂『差別用語を見直す』p.232-236
  33. ^ 『筒井康隆スピーキング』p.416(出帆新社、1996年)
  34. ^ 筒井は1995年4月25日付読売新聞夕刊掲載のインタビューで『今回の震災で五千五百もの人が死に、自分がその一人ではないという不思議さを感じる時、もう小説なんてどうでもよくなった。』と答えている。
  35. ^ 筒井ブログ『笑犬楼大通り』より『偽文士日碌』2009年3月1日
  36. ^ 『日本SF短篇50(1)』早川書房
  37. ^ それ以前は『新神戸オリエンタル劇場』にマネジメントを任せていた(筒井『笑犬樓の逆襲』より『家を買う話は沙汰やみとなってしまった』)。
  38. ^ 超貴重!筒井康隆生朗読ライブに超満ツツイスト全員が酔いしれた!ここだけ本人本音トーク続出にハラハラドキドキ!『筒井康隆作家生活五十周年記念~現代語裏辞典ライブ』ライブレポート(10.11/23開催)
  39. ^ ブログ偽文士日録 1037ページ
  40. ^ ブログ偽文士日録 1039ページ
  41. ^ a b 筒井康隆氏、慰安婦像への侮辱促す? 「炎上狙った」 朝日新聞 2017年4月7日
  42. ^ 改題は久生十蘭に同名の作品があったため。
  43. ^ 文庫版は『馬は土曜に蒼ざめる』(ISBN 978-4087501599)と『国境線は遠かった』(ISBN 978-4087501773)に分冊。
  44. ^ 文庫版は『馬は土曜に蒼ざめる』(ISBN 978-4087501599)と『国境線は遠かった』(ISBN 978-4087501773)に分冊。
  45. ^ 1960年代に発表された5つの短編「細菌人間」「10万光年の追跡者」「四枚のジャック」「W世界の少年」「闇につげる声」が収録されている。「闇につげる声」が新潮社からの全集4に収録されている以外は初収録。
  46. ^ 『笑犬樓の逆襲』収録「昔『噂の真相』という雑誌があった」によれば、書名に『狂』の字を使うと各新聞から広告の掲載を拒否される可能性があったため、筒井はやむなく改題することにしたという(初出:『噂の眞相休刊記念別冊 追悼!噂の眞相』2004年4月)。
  47. ^ 「ビーバップ!ハイヒール:ゴーストライター 〜それ、実は私が書きました〜」(朝日放送、2015年8月27日放送回)
  48. ^ 役作りのため、髪を短く切った。
  49. ^ 自身の原作で、役も作家役である。
  50. ^ 出演時に口ひげを剃り落とした。
  51. ^ 画面上での筒井は、2頭身にデフォルメされたアニメーション、本に載っている写真、コースターに描かれた似顔絵で描写されていた。(筒井『笑犬樓の逆襲』より『サントリー・モルツのCF一年契約これほど難しい(初出・『噂の眞相』1999年3月号)』)
  52. ^ 但し、のっぺらぼうの顔にサングラスをかけている『最後の伝令』の表紙絵や、顔に『筒』の文字が書かれている『筒井康隆かく語りき』の表紙のような例外もある。
  53. ^ a b c d e 別冊・話の特集色川武大阿佐田哲也の特集』(1989年)P.83「弟分からの弔辞」
  54. ^ 筒井『笑犬樓よりの眺望』より『文芸書が冷遇されている』(初出:『噂の眞相』1987年5月号)
  55. ^ 筒井『笑犬樓の逆襲』より『家を買う話は沙汰やみとなってしまった』(初出:『噂の眞相』1998年9月号)

外部リンク[編集]