ジュブナイル

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ジュブナイルjuvenile)は、ティーンエイジャーを対象読者とする小説のこと。英語では young adult fiction やjuvenile novelあるいはjuvenile fictionと呼ぶ。図書館では young adult の頭文字を取って「YA」の分類を設けている場合がある。

この年齢層を小説の対象として最初に提唱したのは、イギリスの作家サラ・トリマーで、トリマーは1802年に14歳から21歳までの読者を「young adulthood」と呼んだ。しかし、この年齢層が出版社によってマーケティングの対象とされるには長い時間がかかった。それらの年齢層に特に好まれた作品は『オリバー・ツイスト』『モンテ・クリスト伯』『大いなる遺産』『トム・ソーヤーの冒険』『不思議の国のアリス』『宝島』『ジャングル・ブック』など19世紀中にも幾つか発表されたが、1950年代になってからようやく、児童文学とも成人を対象とした文学とも異なる一つの分野として認識されるようになった。ちなみにアメリカで Youg Adult Library Services Association が創設されたのは1957年である。

「juvenile」の本来の意味は「少年期」であり、juvenile novelあるいはjuvenile fictionといった表現でジャンルを意味するのだが、日本では略して「ジュブナイル」だけで、児童あるいはヤングアダルト向けジャンルの呼称として使われている。「ジュブナイル」と銘打たれる作品は出版社によっても異なる。

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