沼尻竜典

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

沼尻 竜典(ぬまじり りゅうすけ、1964年[1] - )は日本指揮者作曲家ピアニスト桐朋学園大学教授

経歴[編集]

東京都出身。桐朋学園大学を卒業後、ベルリン芸術大学に留学。指揮を小澤征爾秋山和慶尾高忠明、ハンス=マルティン・ラーベンシュタイン、作曲を三善晃、ピアノを徳丸聡子、藤井一興に師事。

ブザンソン国際指揮者コンクールでの優勝後、国内オーケストラの主要ポストを歴任。海外での活動も多く、ロンドン交響楽団ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団シドニー交響楽団、トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団、ベルリン・ドイツ交響楽団ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団、デュッセルドルフ交響楽団、ダルムシュタット国立歌劇場管弦楽団、ワイマール国立歌劇場管弦楽団、オーデンセ交響楽団(デンマーク)、ハイファ交響楽団(イスラエル)などを指揮している。2008年2月にはカナダの名門、モントリオール交響楽団にデビュー、モーツァルトアイネ・クライネ・ナハトムジークショパンピアノ協奏曲第1番コープランド交響曲第3番を取り上げた。

オペラ指揮者としては1997年『後宮からの誘拐』でデビュー以降、国内外で数々の演目を指揮。若杉弘初代芸術監督下の1998年の開館より、びわ湖ホールでの「青少年オペラ劇場」シリーズ(現在は「オペラへの招待」と改称)の指揮を担当。国外では2005年、インスブルック・チロル歌劇場へ『ドン・カルロ』で、ケルン歌劇場へはクシェネク作曲の『ジョニーは演奏する』でデビュー。そして2007年4月よりびわ湖ホール第2代芸術監督に就任。また、バレエ指揮者として同年春にはバイエルン国立歌劇場バレエ団の公演に、ジョン・アダムズの室内交響曲とマーラー大地の歌』でデビューしている。2013年には、リューベック歌劇場の音楽総監督(GMD)に就任。

作曲活動も行っており、女声合唱とピアノのための『ポケットの星』が出版されている。また、横浜みなとみらいホール委嘱のオペラ『竹取物語』は、同ホールで2013年1月にセミステージ形式により初演されたあと、ハノイオペラハウスとびわ湖ホールでも上演された。びわ湖ホールでの上演は「第13回三菱UFJ信託音楽賞・奨励賞」(2016年)を受賞した。

ピアニストとしては、自身の弾き振りとトウキョウ・ミタカ・フィルハーモニアによる27年がかりの「モーツアルト・ピアノ協奏曲全曲演奏」のプロジェクトが、三鷹市芸術文化センターにおいて進行中である。

年表[編集]

脚注[編集]

  1. ^ デジタル版 日本人名大辞典+Plus

外部リンク[編集]


先代:
広上淳一
日本フィルハーモニー交響楽団
正指揮者
2003 - 2008
次代:
山田和樹
先代:
小林研一郎
音楽監督
名古屋フィルハーモニー交響楽団
常任指揮者
2003 - 2006
次代:
ティエリー・フィッシャー
先代:
若杉弘
びわ湖ホール
芸術監督
2007 -
次代:
(未定)
先代:
高関健
音楽監督
群馬交響楽団
首席指揮者・芸術アドヴァイザー
2010 - 2013
次代:
大友直人
音楽監督
先代:
ローマン・ブロクリ=ザッハー
リューベック歌劇場
音楽総監督
2013 -
次代:
(未定)