入沢康夫

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入沢 康夫
(いりさわ やすお)
誕生 (1931-11-03) 1931年11月3日(86歳)
島根県松江市
職業 詩人
フランス文学
国籍 日本の旗 日本
最終学歴 東京大学文学部仏文科
主な受賞歴 H氏賞(1966年)
読売文学賞(1968年)
高見順賞(1983年)
藤村記念歴程賞(1988年)
現代詩花椿賞(1994年)
毎日芸術賞(1998年)
紫綬褒章(1998年)
萩原朔太郎賞(2002年)
詩歌文学館賞(2006年)
デビュー作 『倖せそれとも不倖せ』
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入沢 康夫(いりさわ やすお、1931年11月3日 - )は日本の詩人フランス文学者。日本芸術院会員。

経歴[編集]

島根県松江市出身。東京都立西高等学校東京大学文学部仏文科卒業。

1955年、在学中に詩集「倖せそれとも不倖せ」を出版。

詩集・詩論集を多く発表し、実作のみならず理論面でも多大な影響を与える。宮沢賢治[注 1]ネルヴァル[注 2]等の研究でも名高い。フランス詩の翻訳も行っている。

1998年紫綬褒章受章。

受賞歴[編集]

著作[編集]

詩集[編集]

  • 『倖せそれとも不倖せ』(1955年、書肆ユリイカ)
  • 『夏至の火』(1958年、書肆ユリイカ)
  • 『古い土地』(1961年、梁山泊)
  • 『季節についての試論』(1965年、錬金社)
  • 『わが出雲・わが鎮魂』(1968年、思潮社
  • 『入沢康夫詩集』(1970年、思潮社 現代詩文庫
  • 『声なき木鼠の唄』(1971年、青土社
  • 『入澤康夫〈詩〉集成 1951-1970』(1973年、青土社)
  • 『倖せそれとも不倖せ続』(1973年、書肆山田
  • 『「月」そのほかの詩』(1977年、思潮社)
  • 『かつて座亜謙什と名乗った人への九連の散文詩』(1978年、青土社)
  • 『牛の首のある三十の情景』(1979年、書肆山田)
  • 『駱駝譜』(1981年、花神社)
  • 『春の散歩』(1982年、青土社)
  • 『死者たちの群がる風景』(1982年、河出書房新社
  • 『歌 耐へる夜の』(1988年、書肆山田)
  • 『水辺逆旅歌』(1988年、書肆山田)
  • 『夢の佐比』(1989年、書肆山田)
  • 『漂ふ舟 わが地獄くだり』(1994年、思潮社)
  • 『入澤康夫〈詩〉集成 1951-1994』(1996年、青土社)
  • 『唄 遠い冬の』(1997年、書肆山田)
  • 『楽園の思い出』(財部鳥子編、1994年、あーとらんど)
  • 『遐い宴楽(とほいうたげ)』(2002年、書肆山田)
  • 『アルボラーダ』(2005年、書肆山田)
  • 『かりのそらね』(2007年、思潮社)

詩論・評論[編集]

  • 『詩の構造についての覚え書』(1968年、思潮社)
  • 『詩の逆説』1973年、サンリオ出版 / 復刻 2004年、書肆山田)
  • 『詩的関係についての覚え書』(1979年、思潮社)
  • 『ネルヴァル覚書』(1984年、花神社)
  • 『宮沢賢治 プリオシン海岸からの報告』(1991年、筑摩書房)
  • 『詩にかかわる』(田野倉康一編、2002年、思潮社)
  • 『「ヒドリ」か、「ヒデリ」か』(2010年、書肆山田)
  • 『ナーサルパナマの謎』(2010年、書肆山田)

その他著作[編集]

  • 『ランゲルハンス氏の島』(落合茂と共著、1962年、私家版)
  • 『宮沢賢治と心象スケッチ 講演記録』(1998年、れんが書房新社)

翻訳[編集]

注釈・出典[編集]

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  1. ^ 1971年から多年にわたって『校本宮澤賢治全集』『新校本宮澤賢治全集』の編纂に従事し、その業績および草稿に基づく着実な考証と賢治詩の研究業績により1999年第9回宮沢賢治賞を受賞。1990年〜1993年「宮沢賢治学会イーハトーブセンター」初代代表理事。1998年以降同学会顧問。
  2. ^ 3巻本および6巻本からなる、二度の『ネルヴァル全集』の翻訳・編集に尽力。その他、フランス文学(特に詩)の翻訳紹介多数がある。出典『日本芸術院会員一覧』、その他。

外部リンク[編集]