角中勝也
千葉ロッテマリーンズ #3 | |
---|---|
![]() QVCマリンフィールドにて(2012年) | |
基本情報 | |
国籍 |
![]() |
出身地 | 石川県七尾市 |
生年月日 | 1987年5月25日(33歳) |
身長 体重 |
180 cm 85 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投左打 |
ポジション | 外野手 |
プロ入り | NPB / 2006年 大学生・社会人ドラフト7巡目 |
初出場 | NPB / 2007年7月24日 |
年俸 | 7,500万円(2021年)[1] |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
| |
国際大会 | |
代表チーム |
![]() |
WBC | 2013年 |
この表について
|
獲得メダル | ||
---|---|---|
![]() | ||
ワールド・ベースボール・クラシック | ||
銅 | 2013 | 野球 |
角中 勝也(かくなか かつや、1987年5月25日 - )は、石川県七尾市出身のプロ野球選手(外野手)。右投左打。千葉ロッテマリーンズ所属。
経歴[編集]
プロ入り前[編集]
石川県七尾市出身。「子どもをプロ野球選手に」という強固な信念を持った父親の下、幼少期から野球の英才教育を受ける[2][3]。2003年当時新設の日本航空第二高校(現・日本航空高校石川)に進学するも、甲子園出場経験はなく、3年の夏は県予選3回戦で敗退。
高知時代[編集]
2006年に四国アイランドリーグの高知ファイティングドッグスへ入団すると、1年目の高卒入団でありながら開幕試合から1番打者で先発起用された。既に首脳陣からの評価は高く、当時監督だった藤城和明は角中を「実戦向きの選手」と評した。2006年シーズンは主にクリーンアップを任され、打率.253・4本塁打・28打点を記録するなど、勝負所ではパンチ力のある打撃を披露した。また、ウエスタン・リーグに所属するチームとの交流戦にも選出され、日本プロ野球のスカウトからも持ち前の俊足とミートセンスを評価された。
2006年のドラフト会議において、千葉ロッテマリーンズから7巡目で指名を受け、入団[注 1]。与えられた背番号61について「(独立リーグの)高知では9を付けていた。ロッテの9は福浦さん。今は無理だけど、いつかは9を付けられるように頑張りたいです」と抱負を語っている。
ロッテ時代[編集]
2007年は、7月24日に一軍初登録され、その日の対福岡ソフトバンクホークス戦(福岡 Yahoo! JAPANドーム)で一軍初出場を「2番・中堅手」で果たした。この年の一軍は打率.235に終わるなどレベルの高さを痛感したが、イースタン・リーグではリーグ2位となる打率.335を記録するなど、好成績を残した。また、二塁打が19本(イースタン・リーグ3位)を記録し、高打率の中距離打者として目標としている福浦と似たタイプの選手に成長した。
2008年は、4月16日の対東北楽天ゴールデンイーグルス戦(千葉マリンスタジアム)で、プロ初本塁打を記録。この本塁打は四国アイランドリーグからプロ野球へ入団した選手として初の公式戦本塁打となった。しかし、わずか10試合の出場に終わった。
2009年は、10試合の出場に終わった。
2010年は、13試合の出場に終わり、さらに23打席立ったものの1安打も打てずにシーズンを終了した。
2011年は、交流戦直前に一軍昇格するも、2試合に出場しただけですぐ降格となった。その後、同年7月30日から8月6日にかけてイースタン・リーグ記録タイとなる11打席連続出塁の記録を樹立するなど、出塁率.423の成績を残してイースタン・リーグ最高出塁率を獲得した。同年8月12日に再昇格すると、同年8月21日の対埼玉西武ライオンズ戦でシーズン初安打、同年8月28日は5安打を記録するなど好調な打撃を見せ、一気に外野の一角に定着した。この年は指名打者での出場や、3番・5番を任されるなど打線の中軸として活躍、最終的には自己最多の出場試合数を得て、打率.266の成績を残した。
2012年は、4月14日にジョシュ・ホワイトセルと入れ替わって昇格すると、同年4月21日の対埼玉西武ライオンズ戦(QVCマリンフィールド)から角中が打点を挙げた試合は13連勝と勢いに乗り、チームのシーズン序盤を牽引。その勢いは交流戦でも止まらず交流戦首位打者を獲得し、独立リーグ出身者として初のオールスターゲームに選出される[4]。2012年の首位打者争いは、角中と中島裕之(西武)が牽引していた。中島は夏場に調子を上げて打率.330に乗せ、秋まで好調を維持して一時は他の打者に3分近い差をつけていたが、9月に入って左脇腹を痛め、打率.310台まで急降下、さらに9月27日からは欠場する。一方、調子を落として一時は打率3割を切った角中は、秋から復調して1ヶ月で1分近く打率を上げていた。迎えた10月1日・2日の対西武戦で2試合連続の猛打賞を記録して中島の打率を上回り、首位打者に躍り出た。首位打者の座から陥落した中島は10月6日の対ロッテ戦で先発出場するも、監督の西村徳文はこの試合で角中を欠場させ、先発投手の藤岡貴裕に中島を敬遠するよう指示した。中島は抗議の意であえて空振りした[5]。角中は、首位打者を取らせてくれようとした西村に対し「自分のために嫌われ役になってくれて、ありがたい」とコメントしている[6]。中島は10月7日の対オリックス・バファローズ戦にも先発出場したが、前述の脇腹痛によって無安打に終わり、角中の首位打者が確定した。中島は「おめでとうと言いたい」と角中の首位打者獲得を称えるコメントを出した[7]。この年は最終的に128試合に出場し、独立リーグ出身者として初の規定打席到達を果たしたほか、打率.312で公式戦首位打者のタイトルを獲得した[8]。石川県出身のプロ野球選手としては松井秀喜以来の首位打者であった[9]。また、独立リーグ出身者としては初めてベストナインにも選ばれ、大きな飛躍の一年となった。シーズンオフの11月6日に、「侍ジャパンマッチ2012「日本代表 VS キューバ代表」」の日本代表が発表され[10]代表入りした[11]。ファン感謝祭では足湯温泉「角中の湯」をプロデュース。白子温泉からの本物の温泉を足湯に使用し、ファンとの交流を楽しんだ[12]。契約更改では3200万円増の年俸4200万円(推定)でサインした[13]。12月4日に、第3回WBC日本代表候補選手34人が発表され[14]候補入りした[15]。
2013年は、1月27日に4歳年上の女性との結婚を発表[16]。2月20日に、第3回WBC日本代表選手28人が発表され[17]代表入りした[18][19]。シーズンでは、開幕戦に2番左翼手としてスタメン出場し、延長12回にサヨナラ犠牲フライを放った。前年に引き続いてレギュラーとして起用され、3割には到達しなかったがチームの3年ぶりのAクラスに貢献した。シーズン終盤は腰痛で登録抹消されるものの,クライマックスシリーズでは痛み止めを服用して強行出場した[20]。
2014年は、打率.277と前年より打率は下回ったが自己最多の8本塁打を記録した。
2015年は、「3番・右翼手」として開幕スタメン。オールスターゲーム以後は、2番としての起用が中心になった。最終的に、打率は.293と前年よりも上げたが、3割を切る結果となった。3番として73試合、2番として28試合、5番として6試合にスタメン出場。守備位置は左翼手としての起用が中心であったが、右翼手としても26試合にスタメン起用された。チームがクライマックスシリーズへ向け戦う中での9月3日、吉川光夫から死球を受け、指を骨折。翌日に登録抹消となりチームとしてはとても痛い状況になったが、結局クライマックスシリーズの試合には出場。ファーストステージ突破に貢献した。
2016年は、「5番・左翼手」として開幕スタメン。5月28日の対ソフトバンク戦からは3番に定着。シーズン終盤にはアルフレド・デスパイネの怪我により4番を任されることもあった。最終的に「打率.339、178安打」を記録して、自身2度目の首位打者、自身初の最多安打を獲得した。打率2位に2分5厘以上の大差をつけたのは、パ・リーグでは2000年にイチローが5分5厘の差をつけて以来16年ぶり。また、球団史上では1960年に榎本喜八が同僚の田宮謙次郎に2分7厘差をつけて以来56年ぶり2人目であった[21]。8月23日からはQVCマリンフィールドで本人とサントリーウイスキー角瓶がコラボした角中ハイボールが発売された。同年11月10日~13日に行われる侍ジャパン強化試合には、候補として挙がるも、選出されなかった。シーズンオフの12月19日に1億4100万円で契約更改して、「1億円プレイヤー」の仲間入り(独立リーグ出身者としては初)。同時に、2017年シーズンから、前年までサブローが背負っていた背番号「3」に変更することが発表された[22]。
2017年は、3番左翼手で開幕スタメン。しかし4月13日のオリックス・バファローズ戦(京セラドーム)の打席で右脇腹を痛め登録抹消。復帰後は安打も出始め4番の時もあった。9月14日の北海道日本ハムファイターズ戦(札幌ドーム)ではランニングホームランを記録した。
2018年は、レギュラー定着後では最低の打率.265に終わる。
2019年は、5月11日のソフトバンク戦(福岡ヤフオク!ドーム)で千賀滉大から右前安打を放ち、独立リーグ出身者としては初の1000安打を達成した[23]。
2020年は、6月19日の開幕戦(対ソフトバンク戦。福岡PayPayドーム)「2番・指名打者」で出場し開幕スタメン。
選手としての特徴[編集]
打撃[編集]
バットを短く持ち、重心の低い構えからのコンパクトなスイングで安打を放つ[24]。大島康徳からは「コンパクトな構えからの巧みなバットコントロールが際立つ巧打者」と評されている[25]。身体に近いポイントにボールを呼び込んで緩急に対応し[26]、2ストライクからはノーステップ打法に切り替える等追い込まれてからの打撃にも長ける[27]。また、高めのボールを得意としている[28]。アイランドリーグ時代はスイング中に上半身がブレる悪癖を抱えており、足を上げて反動を使ってスイングしていたが、コーチの森山一人からフォーム改造を提案され、足を上げないことで上半身のブレを抑えられ、下半身と連動させて打つことのできるメリットがあるとしてノーステップ気味の打法に変更した[29]。
ロッテ入団当初は左投手を苦手としていたが[24]、2011年から2012年は通算対左打率.316と克服し、左右の違いを苦にしなくなった[30]。外角も苦手としていた[31]一方で内角に強く、「首で打つ」という意識で内角球に対応しているという[24]。ただ本人曰く、「タイミングが合えばどのコースの球でも打ち返せる」と言い、しばしばストライクゾーンから大きく逸れたボールやワンバウンドの球に手を出して安打にする、悪球打ちの光景が見られる。その様子は、ファンの間で「変態打法(変態打ち)」と称されている[23]。しかし選球眼が悪いバッターではなく、2014年シーズンには66三振に対して76四球を記録している(このシーズンで規定打数に達した選手の中で三振を上回る四球を記録した野手は唯一)[32]。
守備・走塁[編集]
走塁面では一塁到達3.97秒を記録する俊足を備える[33]。また、観察力と判断力にも優れており、2013年には中飛で二塁からタッチアップしホームイン[34]したり、自身が一塁走者の際二塁打で100%生還(本塁アウトや三塁ストップもなし)するなど走塁面で生かされている[35]。
守備では主に左翼手と右翼手で起用され、遠投110メートルの強肩から繰り出すロングスローを持ち味とし[36]、2013年と2015年にはリーグ最多となる補殺数をマークした[37][38]。ロッテ入団時には当時スカウトを務めていた黒木純司から「肩はマリーンズで5本の指に入る」と言われた[39]。2012年には左翼手リーグ2位のRF2.20を残した[24]。
人物[編集]
アイランドリーグ時代から「絶対にプロに行くと決めていたから苦労とは思わなかった」という努力家で、夜でも近所の公園でバットを振ってきていたという[40]。当時の主食はファーストフード(主にハンバーガー・牛丼)だったと言い、プロで活躍するようになった後も「今も変わらない」と語っている[41]。
アイランドリーグ時代は中村紀洋から提供されたバットを使用していた。中村は森山一人が近鉄時代の同僚だった縁から、用具を大量に高知ファイティングドッグスに提供していた[42]。
人見知りするタイプだと言い、ヒーローインタビューも「試合より緊張する」と語っている[24]。
アイスクリームが大好物とのことであり、二度目の首位打者を獲得した2016年のシーズンオフには、クリスマスプレゼントとしてこの年の打率の3割3分9厘にあやかってロッテのアイス339個を贈呈されたことが話題になった[43]。
趣味はパチンコ。
詳細情報[編集]
年度別打撃成績[編集]
年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
盗 塁 死 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
敬 遠 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
長 打 率 |
O P S |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2007 | ロッテ | 9 | 17 | 17 | 2 | 4 | 0 | 0 | 0 | 4 | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 1 | .235 | .235 | .235 | .471 |
2008 | 10 | 23 | 18 | 2 | 2 | 0 | 0 | 1 | 5 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 4 | 0 | 0 | 4 | 0 | .111 | .273 | .278 | .551 | |
2009 | 10 | 21 | 18 | 1 | 3 | 0 | 1 | 0 | 5 | 1 | 1 | 0 | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | 5 | 0 | .167 | .250 | .278 | .528 | |
2010 | 13 | 23 | 18 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 4 | 0 | 0 | 6 | 0 | .000 | .182 | .000 | .182 | |
2011 | 51 | 171 | 154 | 9 | 41 | 5 | 1 | 0 | 48 | 10 | 2 | 0 | 1 | 3 | 9 | 0 | 4 | 30 | 2 | .266 | .318 | .312 | .629 | |
2012 | 128 | 525 | 477 | 51 | 149 | 30 | 5 | 3 | 198 | 61 | 8 | 4 | 1 | 4 | 38 | 0 | 5 | 68 | 9 | .312 | .366 | .415 | .782 | |
2013 | 125 | 525 | 462 | 65 | 133 | 26 | 6 | 5 | 186 | 43 | 10 | 6 | 6 | 3 | 50 | 1 | 4 | 63 | 3 | .288 | .360 | .403 | .763 | |
2014 | 133 | 544 | 451 | 62 | 125 | 22 | 5 | 8 | 181 | 57 | 9 | 1 | 7 | 4 | 76 | 0 | 6 | 66 | 4 | .277 | .385 | .401 | .787 | |
2015 | 111 | 484 | 427 | 57 | 125 | 20 | 5 | 6 | 173 | 52 | 8 | 4 | 7 | 2 | 47 | 0 | 1 | 52 | 12 | .293 | .363 | .405 | .768 | |
2016 | 143 | 607 | 525 | 74 | 178 | 30 | 5 | 8 | 242 | 69 | 12 | 4 | 2 | 6 | 68 | 6 | 6 | 64 | 8 | .339 | .417 | .461 | .877 | |
2017 | 110 | 452 | 383 | 44 | 103 | 17 | 4 | 8 | 152 | 44 | 6 | 1 | 1 | 2 | 62 | 4 | 4 | 44 | 6 | .269 | .375 | .397 | .772 | |
2018 | 112 | 470 | 411 | 44 | 109 | 23 | 2 | 7 | 157 | 57 | 3 | 3 | 0 | 6 | 48 | 2 | 5 | 63 | 9 | .265 | .345 | .382 | .727 | |
2019 | 108 | 435 | 368 | 47 | 95 | 17 | 1 | 8 | 138 | 48 | 2 | 2 | 3 | 4 | 55 | 2 | 5 | 63 | 10 | .258 | .359 | .375 | .734 | |
2020 | 84 | 254 | 217 | 21 | 53 | 9 | 3 | 2 | 74 | 15 | 2 | 0 | 7 | 1 | 24 | 0 | 5 | 41 | 7 | .244 | .332 | .341 | .673 | |
通算:14年 | 1147 | 4551 | 3946 | 480 | 1120 | 199 | 38 | 56 | 1563 | 460 | 63 | 26 | 38 | 35 | 487 | 15 | 45 | 573 | 71 | .284 | .366 | .396 | .762 |
- 2020年度シーズン終了時
- 各年度の太字はリーグ最高
WBCでの打撃成績[編集]
年 度 |
代 表 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
盗 塁 死 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
敬 遠 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
長 打 率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2013 | 日本 | 5 | 11 | 9 | 3 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | .111 | .200 | .111 |
年度別守備成績[編集]
年 度 |
球 団 |
外野 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 | ||
2007 | ロッテ | 9 | 8 | 1 | 0 | 0 | 1.000 |
2008 | 9 | 14 | 0 | 1 | 0 | .933 | |
2009 | 7 | 17 | 1 | 1 | 0 | .947 | |
2010 | 8 | 8 | 1 | 0 | 0 | 1.000 | |
2011 | 24 | 50 | 2 | 1 | 1 | .981 | |
2012 | 126 | 247 | 6 | 1 | 0 | .996 | |
2013 | 124 | 255 | 9 | 8 | 1 | .971 | |
2014 | 122 | 227 | 6 | 1 | 1 | .996 | |
2015 | 111 | 172 | 7 | 4 | 1 | .978 | |
2016 | 140 | 268 | 4 | 2 | 1 | .993 | |
2017 | 101 | 189 | 5 | 3 | 1 | .985 | |
2018 | 60 | 100 | 6 | 1 | 0 | .991 | |
2019 | 101 | 170 | 3 | 1 | 1 | .994 | |
2020 | 19 | 21 | 1 | 0 | 0 | 1.000 | |
通算 | 961 | 1746 | 52 | 24 | 7 | .987 |
- 2020年度シーズン終了時
- 各年度の太字はリーグ最高
タイトル[編集]
- NPB
表彰[編集]
- NPB
- ベストナイン:2回(外野手部門:2012年、2016年)
- JA全農Go・Go賞:1回(最多二・三塁打賞:2012年8月)
- 月間MVP:1回(野手部門:2018年6月)
- その他
- 石川県スポーツ特別賞(2016年)[44]
記録[編集]
- NPB初記録
- 初出場・初先発出場:2007年7月24日、対福岡ソフトバンクホークス14回戦(福岡 Yahoo! JAPANドーム)、2番・中堅手で先発出場
- 初打席:同上、1回表に斉藤和巳から二塁ゴロ併殺打
- 初安打:2007年7月26日、対福岡ソフトバンクホークス16回戦(福岡 Yahoo! JAPANドーム)、6回表に西山道隆から右前安打
- 初打点:同上、7回表に柳瀬明宏から右前2点適時打
- 初本塁打:2008年4月16日、対東北楽天ゴールデンイーグルス5回戦(千葉マリンスタジアム)、1回裏にドミンゴ・グスマンから右越先制ソロ
- 初盗塁:2009年9月25日、対オリックス・バファローズ22回戦(千葉マリンスタジアム)、2回裏に二盗(投手:岸田護、捕手:辻俊哉)
- 節目の記録
- 1000安打:2019年5月11日、対福岡ソフトバンクホークス8回戦(福岡 ヤフオク!ドーム)、6回表に千賀滉大から右前安打 ※史上297人目
- 1000試合出場:2019年5月25日、対福岡ソフトバンクホークス11回戦(ZOZOマリンスタジアム)、6番・左翼手で出場 ※史上498人目
- NPBその他の記録
- オールスターゲーム出場:3回(2012年、2015年、2016年)
独立リーグでの打撃成績[編集]
年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 数 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
犠 打 |
犠 飛 |
死 球 |
失 策 |
打 率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2006 | 高知 | 85 | 253 | 64 | 8 | 7 | 4 | 98 | 28 | 5 | 3 | 2 | 1 | 1 | .253 |
通算:1年 | 85 | 253 | 64 | 8 | 7 | 4 | 98 | 28 | 5 | 3 | 2 | 1 | 1 | .253 |
背番号[編集]
- 61(2007年 - 2016年)
- 3(2017年 - )
代表歴[編集]
脚注[編集]
注釈[編集]
- ^ 高卒1年目の独立リーグ選手で、支配下登録枠のNPBドラフト指名を受けた事例は角中の後、2017年のドラフト会議の伊藤翔(西武3位)と山本祐大(DeNA9位)まで10年間なかった。なお、山本は四国ILではなくBCリーグの選手。
出典[編集]
- ^ “ロッテ - 契約更改 - プロ野球”. 日刊スポーツ. 2020年12月15日閲覧。
- ^ <雑草魂、千葉ロッテの中軸に> 角中勝也 「七尾発、高知経由、首位打者行き」(3/4) Number Web 2012年8月27日
- ^ <雑草魂、千葉ロッテの中軸に> 角中勝也 「七尾発、高知経由、首位打者行き」(4/4) Number Web 2012年8月27日
- ^ “角中、独立L出身初の球宴「成長した姿を見せたい」”. スポーツニッポン (2012年7月12日). 2012年7月12日閲覧。
- ^ “中島を連続敬遠にファン「死ね」…首位打者争いロッテ逃げた”. スポーツニッポン (2012年10月7日). 2014年9月10日閲覧。
- ^ “中島への四球攻めに大ブーイング 角中「監督が嫌われ役になって…」”. スポーツニッポン (2012年10月6日). 2012年10月17日閲覧。
- ^ “中島2タコで“降参”「面白くしたろうと思ってたけど」”. スポーツニッポン (2012年10月8日). 2012年10月17日閲覧。
- ^ “角中選手が首位打者のタイトルを獲得!!”. 千葉ロッテマリーンズ・オフィシャルサイト (2012年10月10日). 2012年10月10日閲覧。
- ^ “角中がパ首位打者 石川出身、松井以来 ”. 北國・富山新聞 (2012年10月10日). 2012年10月10日閲覧。
- ^ 侍ジャパンマッチ2012 日本代表メンバー NPB公式サイト (2012年11月6日) 2015年4月14日閲覧
- ^ 日本代表メンバー NPB公式サイト (2012年11月6日) 2015年4月14日閲覧
- ^ ファン感謝デーにて「角中の湯」を実施!!千葉ロッテマリーンズ ニュース、2012年11月24日
- ^ 角中大満足!月給13万が年俸4200万円日刊スポーツ、2012年12月15日
- ^ 2013WBC日本代表候補選手発表 日本野球機構 (2012年12月4日) 2015年4月3日閲覧
- ^ 2013 WORLD BASEBALL CLASSIC 日本代表候補選手 日本野球機構 (2012年12月4日) 2015年4月3日閲覧
- ^ “角中結婚!相手は「ズバズバ厳しいこと言う」4歳年上”. スポニチ Sponichi Annex (2013年1月31日). 2013年2月4日閲覧。
- ^ 2013WBC日本代表28選手の発表 日本野球機構オフィシャルサイト (2013年2月20日) 2015年4月2日閲覧
- ^ 2013 Tournament Roster WBC公式サイト 英語 2015年4月2日閲覧
- ^ 2013 WORLD BASEBALL CLASSIC 日本代表メンバー 日本野球機構オフィシャルサイト (2013年2月20日) 2015年4月2日閲覧
- ^ [1]
- ^ 角中 パではイチロー以来の大差2分5厘差首位打者 - スポニチ
- ^ “ロッテ角中1・4億更改 高知で12万から100倍”. 日刊スポーツ. 2016年12月22日閲覧。
- ^ a b “【ロッテ】角中、独立リーグ出身初1000安打 オンリーワンの「変態打法」に磨き”. hochi.news. スポーツ報知. 2020年4月25日閲覧。
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- ^ 週刊ベースボール2012年10月29日号
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- ^ 小関順二、西尾典文、石川哲也、場野守泰『プロ野球スカウティングレポート2013』廣済堂出版、2013年、418-419頁。ISBN 978-4-331-51710-9。
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- ^ 『野球小僧 世界野球選手名鑑2007』白夜書房、2007年、47頁。ISBN 978-4-86191-246-7。
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- ^ ロッテ7巡目角中、強肩アピール日刊スポーツ、2006年12月12日
- ^ “角中神話継続中「打点挙げれば」ロッテ13連勝だ”. スポーツニッポン (2012年6月6日). 2012年6月19日閲覧。
- ^ “独立L時代から主食は牛丼 ロッテ・角中”. デイリースポーツ (2012年5月13日). 2012年6月19日閲覧。
- ^ “ロッテ角中カクヘン中!4連チャンV打点”. nikkansports.com (2012年5月20日). 2012年10月10日閲覧。
- ^ “ロッテ・角中にアイス339個のプレゼント「家の冷蔵庫には入りきらない」”. ベースボールキング. 2016年12月25日閲覧。
- ^ “柔道女子・松本らに続く栄誉 ロッテ角中に石川県スポーツ特別賞”. スポニチアネックス. (2016年11月16日) 2016年11月16日閲覧。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 個人年度別成績 角中勝也 - NPB.jp 日本野球機構
- 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)、 The Baseball Cube
- カク3 (kaku613) - Instagram
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