ダラス・カイケル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
この記事の項目名には以下のような表記揺れがあります。
  • ダラス・カイクル
ダラス・カイケル
Dallas Keuchel
ヒューストン・アストロズ #60
Dallas Keuchel signing autographs in Jan 2015.jpg
ヒューストン・アストロズのイベントでサインをするダラス・カイケル(2015年)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 オクラホマ州タルサ
生年月日 1988年1月1日(28歳)
身長
体重
6' 3" =約190.5 cm
210 lb =約95.3 kg
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 投手
プロ入り 2009年 ドラフト7巡目(全体221位)でヒューストン・アストロズから指名
初出場 2012年6月17日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

ダラス・カイケルDallas Keuchel , 1988年1月1日 - )は、アメリカ合衆国オクラホマ州タルサ出身のプロ野球選手投手)。左投左打。MLBヒューストン・アストロズ所属。

なお、日本の新聞などメディアでは名前の部分の「カイケル」を「カイクル[注 1]と表記されるところもある。

経歴[編集]

アーカンソー大学出身。2009年MLBドラフトヒューストン・アストロズから7巡目(全体221位)指名され、プロ入り。

2012年6月17日テキサス・レンジャーズ戦でメジャーデビューを果たした[4]。二度目の登板となった6月23日クリーブランド・インディアンスでは1失点完投でメジャー初勝利を挙げた[5]。しかし、7月以降は打ち込まれる試合が増え、与四球が奪三振を上回るなど力不足が露呈した。

2014年は、29試合全てに先発登板し、12勝9敗・防御率2.93の成績を残した。また、自身初めてゴールドグラブ賞を受賞した。

2015年、大エースとして更なる躍進を見せた。33試合・ア・リーグ最多の232.0イニングに投げ、リーグトップタイの2完封勝利を含む20勝を挙げて最多勝のタイトルを獲得。WHIP1.02もリーグトップであり、ほか216奪三振はリーグ5位だった。チームにとって10年振りとなったポストシーズンでは、10月6日のニューヨーク・ヤンキースとのワイルドカードゲームで初出場・初先発し、6回無失点、3安打、1四球の好投で勝利投手となり、ディビジョンシリーズ進出に大きく貢献した。シーズンオフ、30票中22票の1位票を獲得し、2位のデービッド・プライスに40ポイント以上の差をつけてア・リーグのサイ・ヤング賞投手に選出された[6][7]

投球スタイル[編集]

もともと技巧派で、球威はあまりなく、速球ツーシームフォーシーム)は平均144km/h程度。その他には、平均139km/hのカットボール、平均128km/hのスライダー、平均120km/hのカーブ、平均127km/hのチェンジアップを投げる[8]

2013年のスプリングトレーニングで、平均球速144km/hのシンカーを習得すると、技巧派としての幅を広げた。しかし、2014年には習得して1年のシンカーと、それまで多投していたカーブを封印。ツーシーム、フォーシーム、スライダーを主体に、カットボール、チェンジアップも投げる速球派にモデルチェンジした。また、技巧派時代は、平均球速115km/hと極端に遅かったチェンジアップの球速・精度を上げ、現在の投球スタイルを確立した。

詳細情報[編集]

年度別投手成績[編集]





















































W
H
I
P
2012 HOU 16 16 1 0 0 3 8 0 0 .273 377 85.1 93 14 39 1 1 38 2 0 56 50 5.27 1.55
2013 31 22 0 0 0 6 10 0 2 .375 682 153.2 184 20 52 3 5 123 7 0 96 88 5.15 1.54
2014 29 29 5 1 3 12 9 0 0 .571 808 200.0 187 11 48 2 7 146 7 0 71 65 2.93 1.18
2015 33 33 3 2 1 20 8 0 0 .714 911 232.0 185 17 51 0 2 216 9 0 68 64 2.48 1.02
通算:4年 109 100 9 3 4 41 35 0 2 .539 2778 671.0 649 62 190 6 15 523 25 0 291 267 3.58 1.25
  • 2015年度シーズン終了時

獲得タイトル・表彰・記録[編集]

背番号[編集]

  • 60 (2012年 - )

脚注[編集]

  1. ^ NHKなど。例[1]、Baseball-Reference.comの発音説明では"KY-kull"[2]、MLB公式プロフィールでは"KYK-ull"[3]と記載されているためこれに従えば「カイクル」となる。

出典[編集]

  1. ^ “ヤンキース 田中が地区シリーズ進出決定戦先発へ”. NHK NEWS WEB. (2015年10月5日). オリジナル2015年10月5日時点によるアーカイブ。. https://archive.is/2xE78 2015年10月8日閲覧。 
  2. ^ Baseball-Reference.com参照。2016年4月22日閲覧。
  3. ^ MLB公式プロフィール参照。2016年4月22日閲覧。
  4. ^ Astros call on Keuchel to debut on Sunday astros.com
  5. ^ Cleveland Indians vs. Houston Astros - Recap - June 23, 2012 ESPN
  6. ^ Brian McTaggart. “[http://m.mlb.com/news/article/157609396/dallas-keuchel-wins-al-cy-young-award Keuchel named AL Cy Young Award winner Lefty is third Astros pitcher to take home honor, and first since move to AL]”. MLB.com. 2015年11月25日閲覧。
  7. ^ 2015 Awards Voting - AL Cy Young Voting - Baseball-Reference.com (英語) . 2015年11月25日閲覧。
  8. ^ Brooks Baseball · Home of the PitchFX Tool - Player Card: Dallas Keuchel

外部リンク[編集]