石川歩
千葉ロッテマリーンズ #12 | |
---|---|
![]() 千葉ロッテマリーンズでの石川 (2014年) | |
基本情報 | |
国籍 |
![]() |
出身地 | 富山県魚津市 |
生年月日 | 1988年4月11日(34歳) |
身長 体重 |
186 cm 80 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2013年 ドラフト1位 |
初出場 | 2014年3月30日 |
年俸 | 1億5000万円(2022年)[1] |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
| |
国際大会 | |
代表チーム |
![]() |
WBC | 2017年 |
この表について
|
獲得メダル | ||
---|---|---|
![]() | ||
ワールド・ベースボール・クラシック | ||
銅 | 2017 | 野球 |
石川 歩(いしかわ あゆむ、1988年4月11日 - )は、富山県魚津市出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。千葉ロッテマリーンズ所属。
経歴[編集]
プロ入り前[編集]
魚津市立本江小学校3年次から本江スポーツ少年団で野球を始める[2]。魚津市立西部中学校では軟式野球部に所属した。
富山県立滑川高等学校では硬式野球部に所属。3年夏の県大会はエースとして3試合に先発するも3回戦で富山第一に3対6で敗れ、甲子園出場はならなかった。1学年下に竹嶋祐貴がいる。もともと高校で野球をやめ、服飾関係の専門学校に進むつもりだったが、周囲に勧められ大学のセレクションを受け合格した[3]。
中部大学に進学後は1年春から公式戦に出場。2年次には春の大学選手権に出場し全国デビュー。秋にはリーグ戦で3勝を挙げ、大学日本代表候補に選ばれるなど飛躍の年となった。4年次にはエースとしてチームを牽引し、春は最優秀防御率(0.69)、秋には5勝を挙げるなど順調に実績を挙げ、プロからも注目されたが志望届は出さず、社会人野球の東京ガスへ進んだ。
東京ガス入社後は春のJABA東京スポニチ大会の予選リーグ初戦(かずさマジック戦)でいきなりの公式戦デビュー。5回2失点で社会人初勝利を挙げ、第82回都市対抗野球大会でも一回戦(伯和ビクトリーズ戦)で先発出場したが、3回4失点でノックアウトされた。プロからの注目度も高まった2年目のシーズンは都市対抗でチームは予選で敗退。石川自身も目立った投球が出来ず補強選手にも選ばれなかった。日本選手権も予選敗退し、10月のドラフト会議では指名漏れした。
「プロを意識するあまり、安定した調子を維持しようと練習量を減らしてしまった」[4]と前年を反省して臨んだ3年目は、ウェイトトレーニングやランニングを徹底的に行ったことで球速が150km/hを突破しコントロールも安定感を増した。都市対抗では2試合に先発し15回を投げ被安打8で1失点と安定した投球を見せ、チームを8強に導き大会優秀選手に選ばれた。9月には東アジア競技大会の日本代表に選出され、クローザーとして4試合に登板し計1失点に抑え優勝に貢献。同年は表彰対象大会で7試合に登板、54回で自責点わずか3に抑え、防御率0.50を記録。年間最優秀防御率表彰を受けた[注釈 1]。
2013年10月24日に行われたプロ野球ドラフト会議で読売ジャイアンツと千葉ロッテマリーンズの2球団から1巡目指名を受け、抽選の結果ロッテが交渉権を獲得。ドラフト会議を東京都大田区内の東京ガス野球部のクラブハウスで見ていた[5]本人は、抽選を引き当てたロッテ監督・伊東勤の、クジをひいた右腕を高くあげたガッツポーズ[6]を見て鳥肌がたったと感想を語っている[7][8]。富山県出身者でドラフト1巡目指名を受けたのは、鈴木将光(富山市出身、2005年広島1巡目)と中澤雅人(富山市出身、2009年ヤクルト1巡目)に次ぐ史上3人目。また、昭和生まれ最後のドラフト1巡目指名を受けた選手でもある。
11月28日に東京都内のホテルで入団交渉を行い、契約金1億円プラス出来高払5000万円、年俸1500万円で合意し、契約後の記者会見で「これから期待に応えられるような選手になれるように頑張っていきたいと思います」と抱負を語った[9]。背番号は「12」。
ロッテ時代[編集]
2014年、オープン戦では4試合に登板。投球回数19回で打者74人に対し、被安打14、被本塁打2、与死四球5、奪三振11、3自責点、防御率1.42、1勝0敗という成績[10]を残し、同期入団の新人選手、吉田裕太、吉原正平、井上晴哉と共に開幕一軍スタートとなった[11]。開幕カードの対福岡ソフトバンクホークス3回戦(福岡ヤフオク!ドーム)で先発起用されプロ初登板を果たした。同期入団の吉田とのバッテリーで5回2/3を投げ、被安打8、2失点、自責点0で好投をみせたが勝敗はつかず、チームは3-2で惜敗した[12]。先発2試合目となった、4月6日の対北海道日本ハムファイターズ3回戦(QVCマリンフィールド)で、5回終了時点で34分間の雨天中断などもあったが9回を投げ切り、球数130、被安打3、6奪三振、2与四球、1失点(自責点1)の投球内容で7-1で勝ち、プロ入り初勝利を挙げた。この年の新人投手の先発完投勝利は初で、ロッテの投手でも同年初完投となった。チームの新人が完投でプロ入り初勝利を挙げたのは、2005年の久保康友以来9年ぶり[13]。チームトップの10勝を挙げ、オフにパ・リーグの最優秀新人に選出された。富山県出身としては初の新人王である[注釈 2]。
2015年は、27試合に登板し、12勝12敗 防御率3.27の成績だった(12敗はリーグワースト)。ルーキーイヤーから二年連続で2桁勝利を記録した。
2016年はシーズンを通して安定した投球を続け、防御率2.16でパ・リーグ最優秀防御率のタイトルを獲得。勝利数もリーグ2位、チームトップの14勝を挙げた。新人がルーキーイヤーから3年連続2桁勝利をするのは、球団史上初。10月18日に「侍ジャパン 野球オランダ代表 野球メキシコ代表 強化試合」の日本代表に選出された[14]。
2017年、ワールド・ベースボール・クラシック日本代表のメンバーに選出され、3月1日の台湾との壮行試合では好投した。その後1次ラウンドのキューバ戦、2次ラウンドのオランダ戦で先発登板した。シーズンでは、深刻な不調に陥り、二軍落ちも経験。8月8日のソフトバンク戦で3勝[15]を挙げて以降は勝てなくなり、最終的な成績は、16試合の登板で3勝11敗、防御率も5.09と、前年より急激に悪化した[16]。
2018年は開幕から3連勝を飾るものの3連敗を記録。そこから6連勝を飾ったが、7月31日の対日本ハム戦では自身プロワーストの0回2/3、10失点KOされ二軍落ち[17]。リフレッシュを兼ねた二軍落ちだったが、二軍で右足を捻挫し長期離脱を余儀なくされた[18]。9月後半に一軍復帰したが、復帰後の3試合は全て大量失点による敗戦で、この年は好不調の波が激しく、5連敗でシーズンを終えた。シーズン成績は、9勝8敗、防御率3.92だった。
2019年、3月29日自身初の開幕投手に抜擢されたが6回途中4失点で降板。チームがその裏に逆転し勝ち負けは付かなかった。しかし、登板後の調整中に腰痛を発症し登録を抹消[19]。10日で一軍復帰したが開幕から1か月弱勝ち星が得られず、前年から宵越しで連敗は7まで伸びたが5月12日対ソフトバンク戦でシーズン初勝利を挙げると、そこから3連勝を記録。しかし、交流戦の対巨人戦登板後に右肘に違和感が出て登録を抹消[20]。復帰後にチームの先発陣の駒数が豊富だった一方、リリーフ陣が不安定だったこともありプロ入り初のリリーフに転向。7月10日の対日本ハム戦で一軍では初の中継ぎ登板しプロ入り初ホールドを記録(この登板によりプロ入りから続いていた連続先発登板は112試合でストップ)。8月6日の対ソフトバンク戦で先発の岩下大輝が1回で降板後に三番手で4回を無失点に抑えたことが評価され、岩下と入れ替わりで先発に復帰。先発復帰後2試合目、8月20日の対楽天戦では8回6安打無四球2失点で79日ぶり4勝挙げ[21]、そこから勢いに乗り5連勝でシーズンを終えた。契約更改では球団に明確な時期は明言しなかったものの、将来的にメジャーリーグ挑戦の意思を伝えた[22]。
2020年は開幕投手が予定されていた美馬学が左脇腹痛を発症、さらに新型コロナウイルス感染拡大の影響で開幕が延期したことで2年連続の開幕投手に抜擢された[23]。同年はリーグワーストの被本塁打19本を喫し、防御率は4.25で7勝6敗に留まったものの、年間を通して先発ローテーションを守り、21先発でリーグ最多の133回1/3を投げイニングイーターとしてチームの2位躍進に貢献した。オフは500万円増の年俸1億1000万円で契約更改をした[24]。
2021年は春季キャンプを二軍でスタートし開幕ローテーション入りに向けてじっくり調整を進めていたが、下半身のコンディション不良により2月末の遠征ではチームから離れ調整が遅れた[25]。開幕には間に合わずシーズン初登板は4月13日までずれ込んだ[26]。4月は3先発で防御率3.43であったが、5月は3先発で防御率7.00と不調に陥ると右肘の違和感を訴えて5月24日に登録抹消。6月3日に右肘関節クリーニング手術を受けた[27]。8月18日の二軍戦で実戦復帰し、この日は一死しか取れずに6安打2四球7失点だったが[28]、その後は順調に調整を進め、9月1日の二軍戦では5回4安打2失点(自責点0)の好投[29]。9月9日に出場選手登録され、同日の対オリックス・バファローズ戦で一軍復帰登板を果たした[30]。復帰後は安定したピッチングを披露し[31][32]、10月14日の対オリックス戦では2018年4月17日以来となる完投勝利を挙げると[33]、続く10月24日の対日本ハム戦でも8回無失点と好投し[34]、優勝争いをするチームの中で存在感を見せた。手術の影響でレギュラーシーズンは12試合の登板に留まったものの6勝3敗・防御率3.38を記録した。ポストシーズンでもCSファイナルステージ第1戦に先発し、7回1失点と好投した[35]。以前に意思を表明していたポスティングによるメジャーリーグ挑戦、さらにはシーズン中に取得した国内FA権の行使も含め、オフの動向が注目されていたが[36]、12月4日に国内FA権を行使せずロッテに残留することを表明[37]。同10日の契約更改交渉では4000万円増となる推定年俸1億5000万円の2年契約にサインをした[38]。
選手としての特徴[編集]
常時セットポジションからややインステップ気味に踏み込んで投げ下ろすスリークウォーター投手。まとまった制球と、フォームの安定感には定評があり[39]、クイック・牽制・バント処理なども優れている[6]。投手としてのバランスが良く、岸孝之に似たタイプで、大崩れせずに試合が作れる先発完投型の投手[6][39]。
平均球速約142km/h[40]、最速154km/h[41]のストレートと、縦に大きく割れるスローカーブ[42]、左打者の外に逃げていくシンカーなどを軸に投球を組み立てる[43]。他にスライダーも交える。本人は、自分の武器はストレートだと語っている[8]。
人物[編集]
子供の頃から中日ドラゴンズのファンだった[8]。ドラフト抽選では読売ジャイアンツとの抽選となったが、「これは本当に本心でロッテに引いてほしかった。(中日ファンなので)セ・リーグには行きたくなかった」と入団後のインタビューで明らかにした[44]。また「バッティングが嫌いなので(投手も打席につく)セ・リーグに行きたくなかった」とも「水曜日のダウンタウン」(2016年2月24日放映)で語っている。
契約時の会見で、同じ東京ガス硬式野球部出身の美馬学には負けたくないと語っている[45]。なお、美馬が2020年にロッテに移籍してきたことで、プロでも同僚となった。
ドラフト当時、身長186cm、体重73kgとかなりの細身だったが、この体重ではプロで戦うには厳しいと入団までの2か月間に食事量とウエートトレーニングを増やし、新人合同自主トレ開始時には体重を81kgまで増やした。それまで着ていた服はほとんど着られなくなったという[46]。
好物は天ぷら。春季キャンプ中の息抜きに天ぷらの専門書を読んでいる様子が、チーム広報によって紹介されたこともある[47]。
ロッテのチームメイトからは、苗字から石川五右衛門にちなみ「ゴエモン(さん)」と呼ばれている[48]。ヒーローインタビューでは、石川五右衛門の名ゼリフにちなんで「絶景です」が決め台詞となっている[49][50]。
趣味はゴルフ。ベストスコアは90台前半という[13]。
詳細情報[編集]
年度別投手成績[編集]
年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2014 | ロッテ | 25 | 25 | 2 | 1 | 1 | 10 | 8 | 0 | 0 | .556 | 669 | 160.0 | 165 | 10 | 37 | 0 | 4 | 111 | 3 | 0 | 72 | 61 | 3.43 | 1.26 |
2015 | 27 | 27 | 3 | 2 | 0 | 12 | 12 | 0 | 0 | .500 | 751 | 178.2 | 191 | 15 | 34 | 0 | 5 | 126 | 2 | 0 | 68 | 65 | 3.27 | 1.26 | |
2016 | 23 | 23 | 5 | 3 | 1 | 14 | 5 | 0 | 0 | .737 | 643 | 162.1 | 142 | 16 | 22 | 0 | 6 | 104 | 4 | 0 | 40 | 39 | 2.16 | 1.01 | |
2017 | 16 | 16 | 1 | 0 | 1 | 3 | 11 | 0 | 0 | .214 | 424 | 97.1 | 113 | 9 | 23 | 0 | 2 | 73 | 0 | 0 | 62 | 55 | 5.09 | 1.40 | |
2018 | 21 | 21 | 1 | 0 | 0 | 9 | 8 | 0 | 0 | .529 | 559 | 133.1 | 137 | 15 | 29 | 1 | 3 | 77 | 0 | 0 | 61 | 58 | 3.92 | 1.25 | |
2019 | 27 | 17 | 0 | 0 | 0 | 8 | 5 | 0 | 5 | .615 | 503 | 118.2 | 129 | 9 | 28 | 1 | 4 | 81 | 2 | 0 | 50 | 48 | 3.64 | 1.32 | |
2020 | 21 | 21 | 0 | 0 | 0 | 7 | 6 | 0 | 0 | .538 | 555 | 133.1 | 138 | 19 | 26 | 0 | 4 | 77 | 3 | 0 | 65 | 63 | 4.25 | 1.23 | |
2021 | 12 | 12 | 2 | 0 | 1 | 6 | 3 | 0 | 0 | .667 | 310 | 80.0 | 73 | 10 | 9 | 0 | 0 | 42 | 0 | 0 | 30 | 30 | 3.38 | 1.03 | |
通算:8年 | 172 | 162 | 14 | 6 | 4 | 69 | 58 | 0 | 5 | .543 | 4414 | 1063.2 | 1088 | 103 | 208 | 2 | 28 | 691 | 14 | 0 | 448 | 419 | 3.55 | 1.22 |
- 2021年度シーズン終了時
- 各年度の太字はリーグ最高
年度別投手(先発)成績所属リーグ内順位[編集]
年 度 |
年 齢 |
リ | グ |
完 投 |
完 封 |
勝 利 |
勝 率 |
投 球 回 |
奪 三 振 |
防 御 率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2014 | 26 | パ・リーグ | 8位 | 6位 | 8位 | - | 8位 | - | 8位 |
2015 | 27 | 2位 | 2位 | 3位 | - | 3位 | 6位 | 6位 | |
2016 | 28 | 1位 | 1位 | 2位 | 3位 | 8位 | - | 1位 | |
2017 | 29 | - | - | - | - | - | - | - | |
2018 | 30 | - | - | - | - | - | - | - | |
2019 | 31 | - | - | - | - | - | - | - | |
2020 | 32 | - | - | - | - | 1位 | - | - | |
2021 | 33 | 4位 | - | - | - | - | - | - |
- -は10位未満
WBCでの投手成績[編集]
年 度 |
代 表 |
登 板 |
先 発 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ | ブ |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ | ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2017 | 日本 | 2 | 2 | 1 | 0 | 0 | 30 | 7.0 | 7 | 2 | 2 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 6 | 6 | 7.71 |
年度別守備成績[編集]
年 度 |
球 団 |
投手 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 | ||
2014 | ロッテ | 25 | 6 | 31 | 1 | 2 | .974 |
2015 | 27 | 11 | 26 | 0 | 1 | 1.000 | |
2016 | 23 | 10 | 30 | 2 | 1 | .952 | |
2017 | 16 | 12 | 24 | 2 | 3 | .947 | |
2018 | 21 | 10 | 33 | 0 | 1 | 1.000 | |
2019 | 27 | 8 | 18 | 0 | 2 | 1.000 | |
2020 | 21 | 5 | 27 | 1 | 2 | .970 | |
2021 | 12 | 4 | 18 | 0 | 1 | 1.000 | |
通算 | 172 | 66 | 207 | 6 | 13 | .978 |
- 2021年度シーズン終了時
- 各年度の太字はリーグ最高
タイトル[編集]
- 最優秀防御率:1回(2016年)
表彰[編集]
- 新人王(2014年)
- 月間MVP:2回(投手部門:2015年9月、2020年8月)
- 最優秀バッテリー賞:1回(2016年 捕手:田村龍弘)
- セ・パ交流戦 日本生命賞:1回(2018年)
- 日本プロスポーツ大賞 新人賞(2014年)[51]
記録[編集]
- 初記録
- 投手記録
- 初登板・初先発:2014年3月30日、対福岡ソフトバンクホークス3回戦(福岡 ヤフオク!ドーム)、5回2/3を2失点(自責0)で勝敗つかず
- 初奪三振:同上、1回裏に松田宣浩から空振り三振
- 初勝利・初先発勝利・初完投・初完投勝利:2014年4月6日、対北海道日本ハムファイターズ3回戦(QVCマリンフィールド)、9回3安打1失点
- 初完封勝利:2014年10月1日、対埼玉西武ライオンズ24回戦(QVCマリンフィールド)、9回4安打10奪三振無四球
- 初ホールド:2019年7月10日、対北海道日本ハムファイターズ10回戦(ZOZOマリンスタジアム)、3番手で救援登板、2回無失点
- 打撃記録
- 節目の記録
- その他の記録
- 入団から3年連続2桁勝利(2014年 - 2016年)※球団史上初[53]
- 1イニング11被安打(2018年7月31日、対北海道日本ハムファイターズ16回戦)※NPB記録
- 開幕投手:3回(2019年、2020年、2022年)
- オールスターゲーム出場:2回(2016年、2018年)
背番号[編集]
- 12(2014年 - )
登場曲[編集]
- 「Timber」Pitbull ft. Ke$ha(2014年)
- 「白い雲のように」猿岩石(2015年)
- 「Till I Collapse」EMINEM(2017年)
- 「Love Never Felt So Good」Michael Jackson,Justin Timberlake(2016年,2018年 - )
代表歴[編集]
脚注[編集]
注釈[編集]
出典[編集]
- ^ “ロッテ - 契約更改 - プロ野球”. 日刊スポーツ. 2021年12月11日閲覧。
- ^ “石川投手「1位」に歓喜 ロッテ交渉権”. YOMIURI ONLINE (読売新聞社). (2013年10月25日). オリジナルの2013年10月26日時点におけるアーカイブ。 2021年6月29日閲覧。
- ^ (朝日新聞2014年11月27日)記事。
- ^ 『グランドスラム』、41巻、小学館、2013年、93頁。ISBN 978-4-09-102377-3
- ^ “ドラフト:ロッテ1位の石川「まさか自分が」も満面の笑み”. 毎日新聞(毎日.jp) (2014年10月24日). 2014年3月28日閲覧。
- ^ a b c “ロッテ1位石川に伊東監督2桁勝利指令”. 日刊スポーツ (2014年10月25日). 2014年3月28日閲覧。
- ^ “ロッテドラ1・石川、伊東監督ガッツポーズに鳥肌/ドラフト”. サンケイスポーツ (2014年10月25日). 2013年10月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年3月28日閲覧。
- ^ a b c “ロッテ1位石川「指名瞬間は鳥肌立った」”. 日刊スポーツ (2013年10月24日). 2014年3月31日閲覧。
- ^ “千葉ロッテ ドラフト1位 石川投手(滑川高出身)球団と契約”. チューリップテレビニュース (2014年11月28日). 2014年3月28日閲覧。
- ^ “2014年度千葉ロッテマリーンズ 個人投手成績(オープン戦)”. 日本プロ野球機構 (2014年3月23日). 2014年3月28日閲覧。
- ^ “ロッテ、新人4人を開幕1軍正式決定「本当に新人が頑張った」”. サンケイスポーツ (2014年3月26日). 2014年3月28日閲覧。
- ^ “ドラ1石川粘投実らず 伊東監督「3連敗は想定外」”. スポーツニッポン (2014年3月31日). 2014年3月31日閲覧。
- ^ a b “ロッテ3連勝!アー君、新人一番乗りで完投勝利「素直にうれしい」”. サンケイスポーツ (2014年4月7日). 2014年4月7日閲覧。
- ^ 11月に東京ドームで開催する侍ジャパン強化試合に出場する選手28名が決定 野球日本代表 侍ジャパン オフィシャルサイト (2016年10月18日) 2016年10月18日閲覧
- ^ ロッテ石川3勝もロング登板できず「申し訳ない」 日刊スポーツ 2017年8月8日掲載
- ^ ロッテ石川2000万減「自分の実力ぐらいが出た」 日刊スポーツ 2017年12月8日掲載
- ^ ロッテ・石川 肩に違和感?登録抹消へ プロ野球ワーストタイ、1イニング11安打浴び10失点KO」 スポニチアネックス 2018年7月31日掲載
- ^ ロッテ石川リフレッシュ中にねんざ想定外の長期離脱 日刊スポーツ 2018年8月7日
- ^ ロッテ石川腰痛で登録抹消「軽症を願う」吉井コーチ 日刊スポーツ 2019年4月4日
- ^ ロッテ石川 右肘違和感で登録抹消 日刊スポーツ 2019年6月15日
- ^ ロッテ石川79日ぶり4勝 中継ぎ経験し制球力復活 日刊スポーツ 8月20日
- ^ ロッテ石川 将来メジャー挑戦の意思、球団も応援 日刊スポーツ 2019年12月25日
- ^ “ロッテ石川「6・19」開幕投手決定 当初は美馬”. 日刊スポーツ (2020年6月1日). 2021年6月29日閲覧。
- ^ “ロッテ・石川が500万円増で更改”. サンスポ (2020年12月26日). 2021年9月4日閲覧。
- ^ “ロッテ・石川歩 開幕ローテーション入りが微妙に 脚部不安”. Sponichi Annex (2021年3月4日). 2021年9月4日閲覧。
- ^ “今季初登板の石川歩が7回1失点の好投! 千葉ロッテが楽天とのカード初戦を制する”. パ・リーグ.com (2021年4月13日). 2021年9月4日閲覧。
- ^ “ロッテ石川歩 右肘のクリーニング手術 今季中の復帰は微妙”. Sponichi Annex (2021年6月4日). 2021年9月4日閲覧。
- ^ “【巨人】2軍も「ワッショイベースボール」 打線が大爆発で6回一挙10得点”. スポーツ報知 (2021年8月18日). 2021年9月9日閲覧。
- ^ “【ファーム情報】ヤクルトは6本塁打で大勝 西武ドラ1・渡部が2発 阪神はファームタイ記録の15連勝”. Sponichi Annex (2021年9月1日). 2021年9月9日閲覧。
- ^ “【ロッテ】復帰登板の石川歩は6回7安打1失点で降板”. スポーツ報知 (2021年9月9日). 2021年9月9日閲覧。
- ^ “首位・ロッテが競り勝ち今季最多の貯金15! 石川が6回0封で復帰後初白星「間に合って良かった」”. BASEBALL KING (2021年9月20日). 2021年10月28日閲覧。
- ^ “ロッテ・石川 6回無失点の快投で今季4勝目!「プレッシャーの中でやれているのは凄くありがたい」”. Sponichi Annex (2021年10月5日). 2021年10月28日閲覧。
- ^ “ロッテ・石川完投でバトン!“M灯の一戦”先発・朗希「期待に応えたい」51年ぶりマジック点灯へ”. Sponichi Annex (2021年10月14日). 2021年10月28日閲覧。
- ^ “ロッテ愛…石川8回零封で優勝マジック3!!!再び首位浮上「いやあ、凄かった」”. Sponichi Annex (2021年10月25日). 2021年10月28日閲覧。
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- ^ “2014年度 日本プロスポーツ大賞 授賞者”. 日本プロスポーツ大賞. 公益財団法人日本プロスポーツ協会. 2017年11月25日閲覧。
- ^ “2021年シーズン達成が予想される記録(投手記録)”. NPB. 2021年4月27日閲覧。
- ^ 「ロッテ・石川が4年目では球団史上最高の1億3000万円で更改!! 「貯金します」」『サンスポ』、2016年12月20日。2019年4月4日閲覧。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 個人年度別成績 石川歩 - NPB.jp 日本野球機構
- 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)、 The Baseball Cube、 MLB
- 石川歩 (@ishikawatoyama) - Instagram