種市篤暉

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種市 篤暉
千葉ロッテマリーンズ #63
千葉ロッテマリーンズ種市篤暉投手.jpg
2018年5月27日ロッテ浦和球場にて
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 青森県三沢市
生年月日 (1998-09-07) 1998年9月7日(20歳)
身長
体重
183 cm
83 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2016年 ドラフト6位
初出場 2018年8月12日
年俸 680万円(2019年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
派遣歴

種市 篤暉(たねいち あつき、1998年9月7日 - )は、青森県三沢市出身[2]プロ野球選手投手)。右投右打。千葉ロッテマリーンズ所属。愛称は「たね」。

経歴[編集]

プロ入り前[編集]

小学校3年生から野球を始め、三沢市立第二中学校では同校の野球部に所属した[2]

高校は八戸工大第一高校に進学した。2年生の秋には背番号1を付け、エースとなる[2]。甲子園出場経験は無いが、2年生の秋季青森大会では決勝に進出する[3]。3年生の夏の第98回全国高等学校野球選手権青森大会において、2回戦の対八戸高校戦では、8奪三振を記録するなど活躍し[4]、準々決勝に進出。準々決勝では3番・右翼手で出場し、1安打を放つも大湊高校に4対3で敗れる[5]

2016年10月20日に行われたプロ野球ドラフト会議にて、千葉ロッテマリーンズから六巡目指名され、11月25日に八戸市内で入団交渉を行い、契約金3000万円、年俸480万円(金額は推定)で契約合意に達し[2]、12月13日にロッテ本社で新入団選手発表が行われた[6]

背番号は63

ロッテ時代[編集]

2017年は、一軍での登板は無く、二軍公式戦でも1試合の登板にとどまった[7]。10月19日、[11月25日から台湾で開催されるアジアウインターベースボールリーグにおいて、NPBイースタン選抜に選出され、五試合に登板し六イニングを無失点に抑えた[8]

2018年は8月12日に初めて1軍登録され、その日のオリックス・バファローズ戦に初昇格初先発。6回2失点・5被安打1被本塁打無四死球と、初の1軍マウンドで好投するも勝敗つかず。9月2日の対日本ハムファイターズ戦では5回2被安打無失点と勝ち投手の権利を持ってマウンドを譲った。が、後続の岩下・松永・内が1点ずつ失点し、チームも逆転負けを喫した(種市には勝敗はつかなかった。)。結局、この年は7試合に登板・先発し0勝4敗・防御率6.10でシーズンを終えた。11月22日から12月24日まで、オーストラリアン・ベースボールリーグ(ABL)に参加。5試合に先発し、0勝3敗で防御率は4.56だったが、チームトップの29奪三振を記録した[9]

2019年、1月にチームの先輩である石川歩の紹介を受けて福岡ソフトバンクホークス千賀滉大に弟子入りを志願し、「コウノエスポーツアカデミー」のトレーニングキャンプに参加。投球フォームを修正し、千賀投手からは直球の威力を「貫通力がすごい」と絶賛された[10]。同年4月29日の東北楽天ゴールデンイーグルス6回戦(楽天生命パーク宮城)に於いて5回2失点と好投しプロ入り初勝利を挙げた[11]

選手としての特徴[編集]

高校時代に最速148km/hのストレートに加え、変化球は縦と横に曲がる2種類のスライダー、落差が大きく、お化け的な予測のつかないフォークボールが武器[12]

プロ2年目に二軍で速球が自己最速となる153km/hを記録した[13]

腕を振り、唸るようなストレートを投げ込み、共に自主トレを行った千賀から「後に投げると僕の球がショボく見える」と絶賛された[14]

人物・逸話[編集]

実家の隣が海という環境で育ったので、釣りが好きである。2018年シーズン終盤の記事によると、プロ入団後、ロッテの球団施設から比較的近い外房などによく釣りに出かけるとのことである。同時期、フグが釣れることが多いのでふぐ調理師免許の取得も考えているという。海産物は全て好きで、嫌いな海産物は一切無い[15]

2019年4月29日の楽天戦で種市はプロ入り初勝利を挙げたが、その試合がパシフィックリーグとして「平成」最後の公式戦であり、当日開催のリーグ公式戦3試合のウイニングボールが野球殿堂博物館に寄贈されることがあらかじめ決まっていたために[16]種市はプロ初勝利のウイニングボールを記念に手にすることが出来ず、その代わりに交代前の5回の3アウト目を取った際の試合球がプロ初勝利の記念として種市へと贈呈された[11]

詳細情報[編集]

年度別投手成績[編集]





















































W
H
I
P
2018 ロッテ 7 7 1 0 0 0 4 0 0 .000 169 38.1 42 5 13 0 1 28 4 0 28 26 6.10 1.43
NPB:1年 7 7 1 0 0 0 4 0 0 .000 169 38.1 42 5 13 0 1 28 4 0 28 26 6.10 1.43
  • 2018年度シーズン終了時

記録[編集]

投手記録

背番号[編集]

  • 63 (2017年 - )

登場曲[編集]

代表歴[編集]

脚注[編集]

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注釈[編集]

出典[編集]

  1. ^ ロッテ - 契約更改 - プロ野球”. 日刊スポーツ. 2018年12月29日閲覧。
  2. ^ a b c d 【ロッテ】ドラ6種市、契約金3000万円仮契約…ドラ3島と“共闘””. スポーツ報知 (2016年11月20日). 2017年10月20日閲覧。
  3. ^ 秋季青森大会 八戸学院光星―八戸工大一(決勝)”. 朝日新聞デジタル バーチャル高校野球 (2015年9月24日). 2017年10月20日閲覧。
  4. ^ 八戸工大一のプロ注目・種市145キロ復活/青森”. 日刊スポーツ (2016年7月10日). 2017年10月20日閲覧。
  5. ^ 全国高校野球選手権青森大会 大湊―八戸工大一(準々決勝)”. 朝日新聞デジタル バーチャル高校野球 (2016年7月18日). 2017年10月20日閲覧。
  6. ^ ロッテ6位種市「ロッテのお菓子どれも好き」”. 日刊スポーツ (2016年12月13日). 2017年10月20日閲覧。
  7. ^ 2017年度 千葉ロッテマリーンズ 個人投手成績(イースタン・リーグ)”. NPB.jp. 2017年10月20日閲覧。
  8. ^ a b 2017アジアウインターベースボールリーグ(AWB)NPBメンバー一覧”. NPB.jp (2017年10月19日). 2017年10月20日閲覧。
  9. ^ ロッテ・平沢、豪州リーグで日本との環境の違いを実感「新鮮な部分もあった」” (日本語). SANSPO.COM(サンスポ) (2018年12月24日). 2019年2月21日閲覧。
  10. ^ ロッテ種市剛球にソフトバンク千賀「貫通力エグイ」日刊スポーツ 2019年1月19日掲載
  11. ^ a b “ロッテ・種市「平成で勝ててよかった」8度目先発でプロ初勝利 でもウイニングボールは…”. Sponichi Annex. スポーツニッポン新聞社. (2019年4月29日). https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2019/04/29/kiji/20190429s00001173279000c.html 2019年4月30日閲覧。 
  12. ^ ロッテ6位種市 お化けフォークで「三沢市の顔」に”. 日刊スポーツ (2016年10月28日). 2017年10月20日閲覧。
  13. ^ フレッシュ球宴で自己最速153キロ 高卒2年目・ロッテ種市が見せる急成長full-count 2018年7月20日掲載
  14. ^ 「僕の球がショボく見える」鷹・千賀も絶賛、ロッテ20歳右腕に“大化け“の気配(フルカウント) - goo ニュース” (日本語). gooニュース (2019年1月19日). 2019年2月21日閲覧。
  15. ^ ベースボール・マガジン社『週刊ベースボール』2018年10月1日号 p.47.
  16. ^ 平成、令和 関連資料収集について”. 公益財団法人野球殿堂博物館(2019年4月2日作成). 2019年5月1日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]