伊藤翔 (野球)

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伊藤 翔
埼玉西武ライオンズ #36
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 千葉県匝瑳市
生年月日 (1999-02-10) 1999年2月10日(20歳)
身長
体重
177 cm
72 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り NPB / 2017年 ドラフト3位
初出場 NPB / 2018年4月11日
年俸 820万円(2019年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

伊藤 翔(いとう しょう、1999年2月10日 - )は、千葉県匝瑳市出身のプロ野球選手投手)。右投右打。埼玉西武ライオンズ所属。

経歴[編集]

プロ入り前[編集]

中学校では九十九リトルシニアに所属し野手としてプレー[2]。祖父は野栄町の町長を務めていた[2]

横芝敬愛高校では、2年生からエースとなった[3]。3年夏は県大会3回戦で敗退し甲子園出場はなかった[3]。プロ志望届を提出したが指名漏れしたため独立リーグ行きを選択する。大学に進学するとドラフトは4年後、社会人に進むとドラフトは3年後になるが、独立リーグの場合は1年目から指名対象となるため、早期のNPB入りが狙いであったと述べている[3]

独立リーグ・徳島時代[編集]

四国アイランドリーグplusのトライアウトを受験し、2016年11月13日に行われたドラフト会議において徳島インディゴソックスから指名(特別合格)を受け[4]、入団した[5]

徳島では初年度より主戦投手の一角を占め、16試合に登板して8勝2敗、防御率2.18(リーグ2位)の成績を挙げてチームの前期優勝に貢献[3]香川オリーブガイナーズとのリーグチャンピオンシップ、信濃グランセローズとのグランドチャンピオンシップでも好成績を収め、チームはリーグ総合優勝と独立リーグ日本一を勝ち取る[3]。個人タイトルは獲得できなかったが、リーグの年間MVPおよびグランドチャンピオンシップMVPに選出された[3]。徳島では監督の養父鐵やコーチの鈴木康友から指導を受け、多くの学びを得たと述べている[3]。球速も入団当時の140km/h前後から152km/hに向上した[6]

2017年10月26日のNPBドラフト会議で埼玉西武ライオンズから3位で指名を受けた[6]。独立リーグ出身の選手としては、又吉克樹(香川→中日ドラゴンズ、2013年ドラフト2位)に次ぐ上位での指名となった[6]。また、高卒1年目の独立リーグ選手が支配下登録枠でドラフト指名を受けたのは、角中勝也高知ファイティングドッグス千葉ロッテマリーンズ、2006年7位)以来11年ぶりであった[7]。11月19日、契約金4500万円、年俸650万円(推定)で西武と契約を結んだ[8]

西武時代[編集]

2018年、2月のキャンプでは一軍のスタートとなる[9]。オープン戦でも5試合(7回2/3)に登板して1失点の好投を見せ、開幕を一軍で迎えた[10]。4月11日の千葉ロッテマリーンズ2回戦(ZOZOマリンスタジアム)の9回に公式戦初登板を果たし、2安打を浴びたが無失点に抑えた[11]。しかし、4月12日に一軍登録を抹消された[12]。10日後の4月22日に一軍に復帰し[13]、同日の対千葉ロッテマリーンズ6回戦(メットライフドーム)の6回に2番手として登板、初奪三振を記録したものの、2/3イニングで打者6人に対して被安打4、自責点2という成績で降板した[14]。8月14日の一軍登録後[15]、同月28日の対東北楽天ゴールデンイーグルス戦(上毛新聞敷島球場)で3点ビハインドの7回に登板、無失点に抑えた裏に自チームが逆転したことで、プロ公式戦初勝利を挙げた[16]。この年は26回と3分の1を投げ3勝・防御率2.73という成績を残した[17]

選手としての特徴[編集]

  • 独立リーグ時代の最速は152km/h[18]

詳細情報[編集]

年度別投手成績[編集]





















































W
H
I
P
2018 西武 16 1 0 0 0 3 0 0 0 1.000 115 26.1 26 1 9 0 1 13 1 0 12 8 2.73 1.33
2019 6 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 25 6.0 7 1 3 0 0 2 0 0 4 4 6.00 1.67
NPB:2年 22 1 0 0 0 3 0 0 0 1.000 140 32.1 33 2 12 0 1 15 1 0 16 12 3.34 1.39
  • 2019年度シーズン終了時

年度別守備成績[編集]



投手












2018 西武 16 3 1 1 0 .800
2019 6 1 0 0 0 1.000
通算 22 4 1 1 0 .833
  • 2019年度シーズン終了時

記録[編集]

NPB投手記録

独立リーグでの投手成績[編集]

出典はリーグウェブサイト[19]












































2017 徳島 2.18 16 8 4 0 2 2 0 103.0 418 92 5 97 20 2 33 25 7 0
通算:1年 2.18 16 8 4 0 2 2 0 103.0 418 92 5 97 20 2 33 25 7 0

背番号[編集]

  • 14 (2017年)
  • 36 (2018年 - )

脚注[編集]

  1. ^ 西武 - 契約更改 - プロ野球. 日刊スポーツ. 2018年12月10日閲覧。
  2. ^ a b “開幕1軍目指す 匝瑳出身伊藤投手が抱負 ドラフト西武指名”. 千葉日報. (2017年12月1日). https://www.chibanippo.co.jp/news/local/457757 2018年3月11日閲覧。 
  3. ^ a b c d e f g 野球西国巡り第262回 伊藤翔(徳島/埼玉西武ドラフト3位)「四国ILの環境が1年でNPB入りの実力を培ってくれた」 - Sports Communications(2017年11月15日)
  4. ^ 四国アイランドリーグplusドラフト会議の結果について - 四国アイランドリーグplusニュースリリース(2016年11月14日)
  5. ^ 徳島IS 四国アイランドリーグplusドラフト指名選手 入団内定のお知らせ- 四国アイランドリーグplusニュースリリース(2016年12月26日)
  6. ^ a b c “【ドラフト】西武が徳島の18歳・伊藤を3位指名 1年で球速10キロ増&150キロ超えの成長株”. Full Count. (2017年10月26日). https://full-count.jp/2017/10/26/post89888/ 2018年3月11日閲覧。 
  7. ^ 2017年のドラフトでは、伊藤の後に山本祐大滋賀ユナイテッドベースボールクラブ横浜DeNAベイスターズ9位)も高卒1年目で支配下枠指名を受けている。
  8. ^ “徳島IS・伊藤翔、西武と仮契約 ドラフト3位「直球磨く」”. 徳島新聞. (2017年11月20日). http://www.topics.or.jp/localSports/122545376129/2017/11/2017_15111481546798.html 2018年3月11日閲覧。 
  9. ^ “伊藤翔(徳島IS出身)1軍スタート 西武キャンプ”. 徳島新聞. (2018年1月19日). http://www.topics.or.jp/articles/-/16070 2018年4月12日閲覧。 
  10. ^ “ドラフト特集第143回 埼玉西武ライオンズ・伊藤 翔 開幕一軍入りで開けた 「独立リーグ経由NPB」の選択肢”. 高校野球ドットコム. (2018年3月29日). http://www.hb-nippon.com/column/423-draft/12511-20180329no139draft 2018年4月12日閲覧。 
  11. ^ 2018年4月11日 (水)【公式戦】試合結果(千葉ロッテvs埼玉西武) - 日本野球機構
  12. ^ 2018年4月12日の出場選手登録、登録抹消 - 日本野球機構
  13. ^ 2018年4月22日の出場選手登録、登録抹消 - 日本野球機構
  14. ^ 2018年4月22日 (日)【公式戦】試合結果(埼玉西武vs千葉ロッテ) - 日本野球機構
  15. ^ 公示選手登録・抹消 2018年8月 - 埼玉西武ライオンズ
  16. ^ “西武ドラ3伊藤がプロ初勝利 1回1安打無失点の好投、直後に浅村が逆転3ラン”. Full-Count. (2018年8月28日). https://full-count.jp/2018/08/28/post190989/ 2018年8月29日閲覧。 
  17. ^ 一般社団法人日本野球機構. “伊藤 翔(埼玉西武ライオンズ) | 個人別年度成績” (日本語). NPB.jp 日本野球機構. 2018年11月11日閲覧。
  18. ^ 【ドラフト】西武がドラ3で四国IL・徳島の伊藤翔の交渉権を獲得スポーツ報知 2017年10月26日掲載
  19. ^ 選手成績一覧 徳島インディゴソックス

関連項目[編集]

外部リンク[編集]