源田壮亮

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源田 壮亮
埼玉西武ライオンズ #6
Genda6.jpg
2018年2月9日 春季キャンプ
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 大分県大分市[1]
生年月日 (1993-02-16) 1993年2月16日(26歳)
身長
体重
179 cm
75 kg
選手情報
投球・打席 右投左打
ポジション 遊撃手
プロ入り 2016年 ドラフト3位
初出場 2017年3月31日
年俸 8,000万円(2019年)[2]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
獲得メダル
男子 野球
日本の旗 日本
アジア プロ野球チャンピオンシップ
2017

源田 壮亮(げんだ そうすけ、1993年2月16日 - )は、大分県大分市出身[1]プロ野球選手内野手)。右投左打。埼玉西武ライオンズ所属。

経歴[編集]

プロ入り前[編集]

明野西小学校3年生からソフトボールを始める[1]明野中学校時代に「明野ビッグボーイズ(現:明野ボーイズ)」に入団し、野球を始める[1]

大分商業高等学校では3年生春の春季大分大会決勝進出が最高で[3]、甲子園出場はなかった。3年生夏の第92回全国高等学校野球選手権大分大会準々決勝では3番・遊撃手で出場し1安打を放ったが、2対0で日田林工に敗れた[4]。コーチから「強い大学リーグで戦った方がいい」とアドバイスを受け、愛知学院大学に進学する[5]

愛知学院大学では1年秋から遊撃手のレギュラーに定着し、32打数10安打、打率.313の結果を残し、愛知大学1部リーグ優勝と明治神宮野球大会の準優勝を経験した。4年時には主将になりリーグ優勝に貢献した。秋はベスト4に終わったが、敢闘賞とベストナインを受賞した[6]。リーグ戦通算76試合出場、256打数73安打、打率.285、0本塁打、20打点だった。

トヨタ自動車では1年目から公式戦に出場、第87回都市対抗野球で初優勝に貢献し優秀選手賞を受賞した。日本選手権では準々決勝の日本通運戦で同点に追いつく犠牲フライを挙げたが、3-2で敗戦した[7]

2016年のNPBドラフト会議で埼玉西武ライオンズから3巡目で指名され、契約金6,000万円、年俸1,200万円(金額は推定)という条件で入団した[8]。背番号は6 に決まった。

西武時代[編集]

打撃フォーム

2017年3月31日、北海道日本ハムファイターズとの開幕戦(札幌ドーム)に、「9番・遊撃手」でスタメンに起用された。西武の新人選手が開幕戦に遊撃手としてスタメンで出場したのは1981年石毛宏典以来36年振りであった[9]セ・パ交流戦では6月8日の対読売ジャイアンツ戦で公式戦初本塁打を放った[10]オールスターゲームでは、茂木栄五郎東北楽天ゴールデンイーグルス)が故障で出場を辞退したため、茂木の補充選手として源田が初出場した[11][12]。7月26日、対オリックスバファローズ戦(メットライフドーム)の1回裏にシーズン通算26個目の盗塁を記録。前身球団を含めた西武の新人選手による公式戦でのシーズン最多盗塁記録を更新した[13]。8月11日、対千葉ロッテマリーンズ戦(メットライフドーム)では球団新人最多三塁打記録(7本)を[14]、9月6日には最多安打記録(127本)を更新した[15]。9月30日の対日本ハム戦(札幌ドーム)3回表の第2打席で有原航平から放った適時打で、レギュラーシーズンの通算安打数が150本に到達した[16]。源田は遊撃手として、公式戦全143試合へのフルイニング出場を果たした。NPBにおける新人野手の公式戦全試合出場は、1961年徳武定之以来史上4人目で、遊撃手としては史上初である[17]。通算安打数は155安打を記録。レギュラーシーズンの公式戦通算155安打は、2リーグ分立後の1950年以降に新人扱いでNPBの球団と契約した日本人選手としては、1956年佐々木信也(180安打)に次ぐ歴代2位[18]。また盗塁数はリーグ2位の37個であった。ポストシーズンには、チームのレギュラーシーズン2位で迎えたクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージへの出場を経て、東京ドームで催された第1回アジア プロ野球チャンピオンシップ(APBC)日本代表に抜擢され[19]、日本代表の正遊撃手として、代表チームの優勝に貢献した。さらに、APBCの終了後にはパ・リーグの新人王に選ばれた。野手からの選出は1998年にプロ4年目で受賞した小関竜也(西武)以来19年振りで、1年目の野手に限れば1997年小坂誠(ロッテ)以来20年振りであった。

2018年、2年連続でオールスターゲームに選出され、第2戦では先制タイムリー二塁打を記録し、MVPを受賞した[20]。9月29日の福岡ソフトバンクホークス戦で遊撃手のシーズン補殺記録を510に更新し[21]、閉幕時に526に延ばした。全143試合に出場し、打率.278、4本塁打、57打点、34盗塁を記録。新人から2年連続でフルイニング出場したのは史上初だった[22]。オフにゴールデングラブ賞を受賞した。

2019年も開幕から遊撃手として出場していたが、4月13日のオリックス・バファローズ戦で山崎福也から右手首に死球を受け負傷。右手関節挫傷と診断され、4月14日のオリックス戦ではスタメンから外れ、プロ1年目の開幕戦から続いていた連続フルイニング出場が299試合で止まった。7回に指名打者栗山巧の代走で出場したが、8回の攻撃でエルネスト・メヒアを代打に送られたことで「プレイヤーが連続試合出場を記録するためには、少なくとも自チームのあるイニングの守備(回の初めから終わりまで)に出場するか、あるいは塁に出るかアウトになって打撃を完了しなければならない」という公認野球規則(第9条23項c)の条件を満たさなかったため、同じくプロ1年目の開幕戦から続けてきた連続試合出場も同様に299試合で止まった[23]

人物[編集]

  • 50メートル5秒8、遠投100メートル[24]
  • Twitter上では、「#源田たまらん」のハッシュタグが、源田のプレーを称える意味で使われている[25]
  • 2019年4月12日、球団を通じて自身と同じ大分県大分市出身で同い年でもある、元乃木坂46衛藤美彩と同月から交際を始めたことを発表した[26]

詳細情報[編集]

年度別打撃成績[編集]

















































O
P
S
2017 西武 143 647 575 85 155 18 10 3 202 57 37 10 26 4 36 0 6 100 5 .270 .317 .351 .669
2018 143 666 594 92 165 27 9 4 222 57 34 8 14 6 48 0 4 101 7 .278 .333 .374 .707
通算:2年 286 1313 1169 177 320 45 19 7 424 114 71 18 40 10 84 0 10 201 12 .274 .325 .363 .688
  • 2018年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

年度別守備成績[編集]



遊撃












2017 西武 143 228 481 21 89 .971
2018 143 271 526 11 112 .986
通算 286 499 1007 32 201 .979
  • 2018年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高、赤太字はNPBの遊撃手における歴代最高
  • 太字年ゴールデングラブ賞受賞

表彰[編集]

記録[編集]

初記録
その他の記録
  • 新人でシーズン150安打以上 (2017年)※1956年の佐々木信也(180安打)、1958年の長嶋茂雄(153安打)に次いで史上3人目。
  • 新人でフルイニング出場 (2017年)※1956年の佐々木信也、1958年の長嶋茂雄、1961年の徳武定之に次いで史上4人目。
  • 299試合連続フルイニング出場(2017年3月31日 - 2019年4月13日)
  • 遊撃手シーズン補殺:526(2018年)※プロ野球記録
  • オールスターゲーム出場:2回 (2017年、2018年)

背番号[編集]

  • 6 (2017年 - )

登場曲[編集]

代表歴[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ a b c d 西武3位、源田 守備と俊足が武器 ドラフト”. 大分合同新聞 (2016年10月21日). 2017年4月9日閲覧。
  2. ^ 西武 - 契約更改 - プロ野球”. 日刊スポーツ. 2018年12月25日閲覧。
  3. ^ 春季大分大会(2010年) 明豊―大分商(決勝)”. 朝日新聞デジタル バーチャル高校野球. 2017年4月9日閲覧。
  4. ^ 第92回全国高校野球選手権大分大会 日田林工―大分商(準々決勝)”. 朝日新聞デジタル バーチャル高校野球. 2017年4月9日閲覧。
  5. ^ 東海アスリート群像:源田壮亮内野手=トヨタ自動車愛知 毎日新聞2016年7月28日掲載
  6. ^ 平成26年度秋季リーグ戦:表彰選手愛知大学野球連盟 公式ウェブサイト
  7. ^ 【日本選手権】夏の王者・トヨタ自動車、史上4チーム目の夏秋連覇逃すスポーツ報知 2016年11月6日掲載
  8. ^ 西武ドラ3源田と合意スポニチアネックス 2016年11月14日掲載 2017年5月17日閲覧
  9. ^ 【西武】ドラフト3位源田、81年石毛以来新人遊撃で先発…好守見せたスポーツ報知 2017年4月1日掲載
  10. ^ 【西武】ドラ3源田がプロ初本塁打「うれしくてニヤニヤしちゃいました」”. スポーツ報知 (2017年6月8日). 2018年3月6日閲覧。
  11. ^ マイナビオールスターゲーム2017 出場選手変更のお知らせ日本野球機構 2017年7月11日閲覧
  12. ^ 2017年度マイナビオールスターゲーム 試合結果(第2戦)日本野球機構 2017年7月26日閲覧
  13. ^ 西武源田が26個目の盗塁成功、球団の新人記録更新日刊スポーツ 2017年7月26日閲覧
  14. ^ 西武・源田が今季8本目の三塁打!球団新人記録を更新サンケイスポーツ 2017年9月7日閲覧
  15. ^ 球団最多安打、西武の源田が「本当に光栄」=プロ野球時事通信 2017年9月7日閲覧
  16. ^ 西武のルーキー源田 150安打に到達も…失策で同点にされるスポーツニッポン 2017年10月16日閲覧
  17. ^ 【西武】源田、56年ぶり新人フルイニング出場“新人王当確”遊撃では初快挙スポーツ報知 2017年10月6日閲覧
  18. ^ 西武・源田が150安打到達 ミスターまであと3本東スポWeb 2017年10月1日閲覧
  19. ^ 大会出場メンバー25名を発表 3監督が記者会見で意気込みを語る 野球日本代表 侍ジャパン オフィシャルサイト (2017年10月12日) 2017年10月22日閲覧
  20. ^ “西武源田MVP「思い出に残る」家族の前で恩返し打”. 日刊スポーツ. (2018年7月14日). https://www.nikkansports.com/baseball/news/201807140000880.html 2018年10月10日閲覧。 
  21. ^ “西武・源田が補殺でプロ野球新 遊撃手記録を70年ぶり更新”. SANSPO.COM. (2018年9月29日). https://www.sanspo.com/baseball/news/20180929/lio18092918480009-n1.html 2018年10月10日閲覧。 
  22. ^ “西武・源田、史上初の新人から2年連続フルイニング出場!若獅子が大偉業達成”. SANSPO.COM. (2018年10月7日). https://www.sanspo.com/baseball/news/20181007/lio18100705020001-n1.html 2018年10月10日閲覧。 
  23. ^ 西武 源田の連続フルイニング、連続試合出場ストップ”. スポニチアネックス (2019年4月14日). 2019年4月15日閲覧。
  24. ^ http://column.sp.baseball.findfriends.jp/?pid=column_detail&id=002-20170522-19
  25. ^ 選手名鑑 6 源田壮亮 サンケイスポーツ
  26. ^ “西武源田と元乃木坂の衛藤美彩が真剣交際 同郷同年”. 日刊スポーツ. (2019年4月10日). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/201904120000014.html 2019年4月10日閲覧。 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]