山﨑颯一郎

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山崎 颯一郎
オリックス・バファローズ #63
Bs Yamazaki Soichiro 20211112.jpg
京セラドーム大阪にて(2021年11月12日)
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 石川県加賀市
生年月日 (1998-06-15) 1998年6月15日(23歳)
身長
体重
190 cm
90 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2016年 ドラフト6位
初出場 2021年5月1日
年俸 450万円(2021年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

山崎 颯一郎(やまざき そういちろう、1998年6月15日 - )は、石川県加賀市出身のプロ野球選手投手)。右投右打。オリックス・バファローズ所属。

経歴[編集]

プロ入り前[編集]

読売ジャイアンツファンであった祖父の勧めで保育園児の頃からキャッチボールなどに親しみ、加賀市立山代小学校3年時から山代少年クラブで野球を始めた[2][3]。加賀ボーイズ所属の加賀市立山代中学校3年時には身長が180cmを超え、2013年世界少年野球大会の日本代表に選出され優勝を経験した[2][3]

高校は敦賀気比高等学校に進学し、同校が平沼翔太を擁して福井県勢初の甲子園制覇を達成した第87回選抜高等学校野球大会では、2年生で背番号18を着けてベンチ入りした[4]ものの登板機会は無かった。同年夏の第97回全国高等学校野球選手権大会において、2回戦の花巻東戦で救援登板し甲子園初登板を経験する[5]。2年秋の第46回明治神宮野球大会では主戦投手として準優勝[6]。3年春の第88回選抜高等学校野球大会では、1回戦の青森山田戦で堀岡隼人との投げ合いを制し完封勝利を挙げる[7]も、2回戦で海星に2失点完投で敗北した[8]。 3年夏は福井県大会2回戦で坂井相手に延長15回完投も、15回に2点を勝ち越されて初戦敗退し、最後の甲子園出場はならなかった[9]。高校時代には「北陸のダルビッシュ」とマスコミから称された[2]

2016年度ドラフト会議でオリックス・バファローズから6位指名を受け[10]、契約金3,000万円、年俸500万円(金額は推定)で入団に合意[11]。背番号は63[11]

プロ入り後[編集]

2017年ウエスタン・リーグで6試合に登板し2勝1敗、23回1/3を投げて防御率4.63を記録した[12]

2018年はウエスタン・リーグで20試合に登板し5勝7敗、100回1/3を投げて防御率4.66を記録し[13]、シーズン終了後にWBSC U-23ワールドカップ日本代表に選出された。初戦の南アフリカ戦の先発を任されるなど[14]同大会では2試合に先発。10回2/3を投げて自責点0の好成績で最優秀防御率賞を獲得し、日本の準優勝に貢献した[15]

2019年5月8日、ウエスタン・リーグの福岡ソフトバンクホークス戦で右肘を負傷。PRP治療を受けたものの肘の違和感が無くならず、8月5日に右肘内側側副靭帯再建術(トミー・ジョン手術)を受けた[16]。10月22日に戦力外通告を受け[17]、12月2日に育成選手として再契約し、背番号が135に変更となった[18]

2020年10月1日、ウエスタン・リーグの阪神タイガース戦(阪神鳴尾浜球場)で実戦復帰を果たした[19]。12月3日に支配下選手として登録され、背番号が63に戻ることが発表された[20][21]

2021年は4月27日に初めて一軍に昇格[22]。5月1日のソフトバンク戦、7回表に3番手としてプロ初登板し1回を無失点に抑えた[23]。翌2日に登録を抹消されてからは二軍で先発調整となり、7月7日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦でプロ初先発[24]。5回3安打無失点と好投するも勝敗はつかず[25]、その後もなかなか勝ち星に恵まれなかった[26]。9月29日の千葉ロッテマリーンズ戦で5回2/3を投げて2失点に抑え、6度目の先発登板でプロ初勝利を挙げた[27]

選手としての特徴・人物[編集]

190cmの長身から投げ下ろす最速155km/hの速球[28]、落差のあるカーブフォークが武器。プロ入り後はチームメイトのブランドン・ディクソンからナックルカーブを教わり、持ち球に加えている[14]

目標とする投手は斉藤和巳[29]

詳細情報[編集]

記録[編集]

初記録

背番号[編集]

  • 63(2017年 - 2019年, 2021年 - )
  • 135(2020年)

脚注[編集]

  1. ^ オリックス - 契約更改 - プロ野球”. 日刊スポーツ. 2020年12月12日閲覧。
  2. ^ a b c 山崎颯一郎、亡き祖父との約束 ドラフト指名受け感慨深く語る”. 福井新聞ONLINE (2016年10月21日). 2017年6月9日閲覧。
  3. ^ a b 2016年ドラフト会議 主な高校生ドラフト候補”. スポーツ報知. 2017年6月12日閲覧。
  4. ^ 第87回選抜高校野球大会 出場校 敦賀気比(福井)”. 毎日新聞. 2017年6月9日閲覧。
  5. ^ 花巻東 対 敦賀気比 - スコア速報 - 第97回高校野球選手権(2015)”. 日刊スポーツ (2015年8月13日). 2017年6月9日閲覧。
  6. ^ 山崎颯一郎、センバツで雪辱誓う 敦賀気比エース終盤崩れる、明治神宮野球大会”. 福井新聞ONLINE (2015年11月18日). 2017年6月9日閲覧。
  7. ^ エース山崎颯一郎変化球さえ9K 青森山田に三塁を踏ませず”. 福井新聞ONLINE (2016年3月25日). 2017年6月9日閲覧。
  8. ^ 敦賀気比、海星に敗れ8強ならず 選抜高校野球大会2回戦”. 福井新聞ONLINE (2016年3月27日). 2017年6月9日閲覧。
  9. ^ 【福井】敦賀気比、初戦敗退!5季連続甲子園ならず”. スポーツ報知 (2016年7月19日). 2017年6月9日閲覧。
  10. ^ 2016年度ドラフト会議 契約交渉権獲得選手”. オリックス・バファローズ (2016年10月20日). 2017年6月9日閲覧。
  11. ^ a b オリックス6位山崎が仮契約、西つけた出世背番63-”. 日刊スポーツ (2016年12月10日). 2021年9月9日閲覧。
  12. ^ 2017年度 オリックス・バファローズ 個人投手成績(ウエスタン・リーグ)”. NPB.jp 日本野球機構. 2021年10月4日閲覧。
  13. ^ 前年最下位の阪神が優勝、広島メヒアが3冠王… 2018年ウエスタンを振り返る”. Full-Count (2018年12月20日). 2021年9月9日閲覧。
  14. ^ a b オリ山崎、W杯開幕投手の大役果たす快投 “ディクソン直伝“カーブで南アを翻弄”. Full-Count (2018年10月20日). 2018年11月15日閲覧。
  15. ^ オリックス 山崎颯一郎が最優秀防御率賞に”. 週刊ベースボールONLINE (2018年11月7日). 2021年10月4日閲覧。
  16. ^ オリ山崎颯の右肘手術に至る89日間、成長のために必要な時間だった”. Sponichi Annex (2019年8月6日). 2021年10月4日閲覧。
  17. ^ オリックス黒木優太、山崎颯一郎、鈴木昂平ら戦力外」『日刊スポーツ』、2019年10月22日。2020年9月26日閲覧。
  18. ^ オリックス山崎颯一郎が育成再契約 8月に右肘手術」『日刊スポーツ』、2019年12月2日。2020年9月26日閲覧。
  19. ^ オリックス、黒木&山崎颯を支配下へ 近日中に正式発表”. 日刊スポーツ (2020年12月2日). 2020年12月3日閲覧。
  20. ^ 山崎颯一郎投手 支配下選手登録のお知らせ”. オリックス・バファローズ (2020年12月3日). 2020年12月3日閲覧。
  21. ^ オリックス山崎颯一郎が支配下再登録 背番号63”. 日刊スポーツ (2020年12月3日). 2020年12月12日閲覧。
  22. ^ 27日の公示 鷹が高橋礼を抹消し佐藤直を昇格、ハムは谷川、巨人がテームズ&スモークを登録”. Full-Count (2021年4月27日). 2021年10月4日閲覧。
  23. ^ オリックス・山崎颯一郎が無失点デビュー!中嶋監督「これが彼の始まり」”. ベースボールキング (2021年5月1日). 2021年10月4日閲覧。
  24. ^ オリックス・山崎颯、高卒5年目でのプロ初先発へ「決して遠回りじゃなかったという投球をしたい」”. サンスポ (2021年7月7日). 2021年10月4日閲覧。
  25. ^ 【オリックス】190㎝右腕・山崎颯一郎が初先発で楽天打線を5回無失点「いい集中力で投げることができた」”. 中日スポーツ (2021年7月8日). 2021年10月4日閲覧。
  26. ^ オリックス・山崎颯はまたも白星ならず 中嶋監督は「十分」評価”. 東スポ (2021年9月22日). 2021年10月4日閲覧。
  27. ^ 【オリックス】山崎颯一郎6度目先発でプロ初勝利 右肘手術で育成経験の苦労人「遠回りじゃなかった」”. スポーツ報知 (2021年9月30日). 2021年10月4日閲覧。
  28. ^ オリックス山崎颯一郎、最速155キロ6回1失点好投もプロ初白星お預け”. 日刊スポーツ (2021年9月8日). 2021年9月9日閲覧。
  29. ^ オリックス6位の敦賀気比・山崎、目標は斉藤和巳「日本を代表する投手に」”. デイリースポーツ (2016年10月20日). 2017年6月9日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]