京田陽太

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京田 陽太
中日ドラゴンズ #1
170422 Yota Kyoda02.jpg
横浜スタジアムにて(2017年4月22日)
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 石川県能美市
生年月日 (1994-04-20) 1994年4月20日(24歳)
身長
体重
184 cm
83 kg
選手情報
投球・打席 右投左打
ポジション 遊撃手
プロ入り 2016年 ドラフト2位
初出場 2017年3月31日
年俸 4,000万円(2018年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
獲得メダル
男子 野球
日本の旗 日本
アジア プロ野球チャンピオンシップ
2017

京田 陽太(きょうだ ようた、1994年4月20日 - )は、石川県能美市(旧能美郡寺井町)出身のプロ野球選手内野手)。右投左打。中日ドラゴンズ所属。

経歴[編集]

プロ入り前[編集]

能美市立寺井小学校の2年時に、寺井学童野球クラブで軟式野球をスタート。能美市立寺井中学校への進学後に白山能美ボーイズへ所属すると、全国大会での準々決勝進出を経験した。

青森山田高校への進学後は、1年生の春からレギュラー遊撃手に抜擢。しかし、同じ青森県にある八戸学院光星の後塵を拝する格好で、在学中には春夏とも阪神甲子園球場での全国大会へ出場できなかった。

日本大学法学部公共政策学科[2]への進学後は、1年時からベンチ入り。3年時には、東都大学野球リーグの春季2部リーグ優勝を経て昇格した秋季1部リーグで、遊撃手としてベストナインを獲得した。4年時には、チームの主将を務める[3]一方で、第40回日米大学野球選手権大会の日本代表に選抜。大会では、中京学院大学吉川尚輝と二遊間を組んだ。

2016年のNPBドラフト会議で、中日ドラゴンズから2巡目で指名。契約金8,500万円、年俸1,200万円(金額は推定)という条件で入団した。背番号は51[4]。指名の直後に出場した東都大学野球秋季1部リーグの東洋大学戦では、4-3というスコアで勝利したことによって、チーム25年振りの1部リーグ優勝を果たした[5]

中日時代[編集]

2017年、3月31日の読売ジャイアンツ戦(東京ドーム)に「7番・遊撃手」としてスタメンで公式戦初出場を果たした[注 1][6]。6月以降の公式戦では、持ち前の俊足巧打を武器に、「1番・遊撃手」として一軍のスタメンに定着。8月17日の対横浜DeNAベイスターズ戦(横浜スタジアム)では、チームの新人選手としては立浪和義1988年)以来の一軍公式戦シーズン20盗塁を達成した[7]。さらに、9月18日の対巨人戦(ナゴヤドーム)5回裏の第3打席で内野安打を記録。この安打がシーズン141本目の安打に当たったことから、一軍公式戦におけるチームの新人安打記録を更新した[8]。チームはセントラル・リーグのレギュラーシーズンで5位に終わったものの、京田自身は公式戦143試合中141試合に出場すると、リーグの新人選手でただ1人最終規定打席へ到達。打率はセ・リーグの18位(.264)にとどまり、DeNAの濱口遥大も有力候補に挙げられていたが、記者による実際の選考では京田が有効投票総数(286票)の7割強(208票)を獲得[9]。リーグの新人選手としては長嶋茂雄1958年)に次ぐ歴代2位(パシフィック・リーグの歴代新人選手を含めれば4位)の1シーズン149安打を達成したことが高く評価された末に、リーグの新人王へ選ばれた。27票にとどまった濵口も、レギュラーシーズンで10勝・ポストシーズンで2勝を挙げた実績を背景に、セ・リーグ新人特別賞を受賞した[10]。中日の選手が新人王を獲得した事例は、1998年川上憲伸投手以来19年振り。内野手としては、前述した立浪以来29年振りである[11]。さらに、シーズン終了後の第1回アジア プロ野球チャンピオンシップ東京ドーム)では、日本代表の1番打者として初戦から決勝までの全3試合にスタメンで出場[12]。本来のポジションである遊撃に加えて、「未経験に等しい」という二塁の守備もこなしながら[13][14]、代表チームの大会初優勝に貢献した。

2018年、対広島戦では132試合消化時点で打率.298、12打点、1本塁打を記録しており、打率、打点共に50打数以上の選手の中では、対広島戦3位だった[15]。しかしシーズン全体を通して打撃不振に苦しみ、20盗塁はクリアしたが、打率は2割3分台、出塁率も3割を割った。守備においては失策数は6個と前年から半減させ、守備率は.991とセリーグ規定の遊撃手で1位だった。

選手としての特徴[編集]

シュアなバッティング、50メートル5秒9の俊足、基本に忠実で堅実な守備が持ち味。大学4年生の東都大学秋季1部リーグ戦では、打率.328、11盗塁という好成績でチームのリーグ優勝に貢献した。中日入団時の担当スカウトである中田宗男スカウト部長は、「走・攻・守三拍子揃っている」と評価[3]

打撃[編集]

打球のゴロ率が高く、プロ1年目のシーズンである2017年は、「60.8%」で両リーグを通じて1位である[16]選球眼を課題としており、2017年は四球率(3.0%)、BB/K(0.17)がいずれも両リーグワースト1位にとどまり、出塁率が.300に満たない大きな要因になった[16]。また、内野安打率がとても高く、2017年は「26.2%」、内野安打数も39本と、共に両リーグを通じて1位である(セ・リーグ2位の田中広輔[14.6%]に10%以上の差をつけた)[16]

走塁・守備[編集]

軽快な動きとグラブ捌きに対する評価が高く、遠投100メートルの強肩も併せ持つ。京田自身は「理想の選手」に立浪と鳥谷敬を挙げるとともに、両者のメインポジションであった遊撃を大学日本代表や中日でも守っている[17]。その一方で、第1回アジア プロ野球チャンピオンシップ(2017年)の日本代表チームでは、実戦経験が皆無に近い二塁の守備を主に任された。自身と同じ新人遊撃手・源田壮亮埼玉西武ライオンズ)との同時起用を稲葉篤紀監督が代表選手選考の時点から構想していたことや、源田が西武のレギュラーシーズン2位を経てパシフィック・リーグのクライマックスシリーズまで出場したのに対して、京田がいち早くレギュラーシーズンを終えていたことによる。当の京田は、中日球団を通じて前述の構想を伝えられると、球団の秋季キャンプから二塁守備における複雑な動きを短期間で体得。その結果、チャンピオンシップの予選と決勝(いずれも対韓国戦)では、「1番・二塁手・京田」「2番(または9番)・遊撃手・源田」という起用法がスタメンで実現した[14][18][19]

人物[編集]

学生時代から練習の虫として知られ、青森山田高時代は寮の夕食の終了時間ぎりぎりまで練習して一人食堂で夕食を摂り、日大時代は監督が「やめろ」というまで練習をやめないほどだった[20]。プロ入り後もその姿勢は変わらず、ホームゲームの際の全体練習では、練習開始時間の数時間前にグラウンドに一番乗りして黙々と練習している。休日もほとんど返上して練習している。

豊富な練習量とともに野球に対する姿勢も真摯で、2016年のドラフトでは同じ遊撃手として他にも有力な選手がいたが、その選手が練習の際にユニフォームを着崩していわゆる「腰パン」の状態で行っていたのに対し、京田はたとえ練習であってもユニフォームの着こなしを着崩すことなく練習に臨んでいた。これを見た中日のスカウトはその選手を早々にドラフト指名候補から外し、京田を指名した[21]

目標とする選手として鳥谷敬を挙げている[16]

サッカー選手の室屋成FC東京)とは高校の同期で仲が良い[3]

2018年1月11日 同い年の一般女性と結婚。

詳細情報[編集]

年度別打撃成績[編集]

















































O
P
S
2017 中日 141 602 564 67 149 23 8 4 200 36 23 13 10 1 18 0 9 105 5 .264 .297 .355 .652
2018 143 632 578 73 136 15 7 4 177 44 20 10 26 3 19 0 6 111 12 .235 .266 .306 .572
NPB:2年 284 1234 1142 140 285 38 15 8 377 80 43 23 36 4 37 0 15 216 17 .250 .281 .330 .611
  • 2018年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

年度別守備成績[編集]



遊撃












2017 中日 140 232 457 14 96 .980
2018 142 234 442 6 85 .991
通算 282 466 899 20 181 .986
  • 2018年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

表彰[編集]

記録[編集]

背番号[編集]

登場曲[編集]

代表歴[編集]

関連情報[編集]

関連書籍[編集]

出演[編集]

CM[編集]

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ この年に一軍の開幕戦でスタメンに起用された新人選手は、京田と源田のみ。源田は、レギュラーシーズンで京田を上回るNPB新人選手歴代3位の155安打を放った末に、パシフィック・リーグの新人王に選ばれた。
  2. ^ お笑い芸人のブルゾンちえみがネタで使用する曲のため、曲が終わる瞬間に客席から「35億!」の掛け声が飛ぶことがあったが、2018年からは応援団の入場コール募集により「京田陽太!」となっている。

出典[編集]

  1. ^ 中日 - 契約更改 - プロ野球”. 日刊スポーツ. 2018年6月12日閲覧。
  2. ^ アスリートインタビュー 京田陽太(スポーツ日大)”. 2018年5月20日閲覧。
  3. ^ a b c <首都スポ> 大学野球ドラフト候補 日大の京田「1」にこだわる”. 2016年2月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年8月2日閲覧。中日スポーツ (2016年2月10日)
  4. ^ 中日2位京田が仮契約、吉兆!部屋から富士山見えた日刊スポーツ 2016年11月25日掲載
  5. ^ 中日ドラフト2位京田 日大25季ぶりV貢献「ドラフトよりうれしい」スポニチアネックス 2016年10月26日掲載
  6. ^ 中日ドラフト2位京田が開幕一軍「ここからが本当の勝負」 岩瀬、浅尾も登録 スポニチWeb 2017年3月29日掲載
  7. ^ 【中日】京田、20盗塁!立浪以来の竜ルーキー大台で新人王へ前進スポーツ報知 2017年8月17日掲載
  8. ^ 中日・京田 今季141安打で球団新人最多安打記録更新!巨人・高橋監督抜いたスポーツニッポン 2017年9月18日掲載
  9. ^ 2017年度 表彰選手 投票結果(最優秀新人)NPB日本野球機構 2017年11月20日掲載
  10. ^ 新人特別賞のDeNA・浜口、新人王の京田を祝福「存在は刺激になっている」サンケイスポーツ 2017年11月20日掲載
  11. ^ 【中日】京田、20盗塁!立浪以来の竜ルーキー大台で新人王へ前進スポーツ報知 2017年8月17日掲載
  12. ^ 大会出場メンバー25名を発表 3監督が記者会見で意気込みを語る 野球日本代表 侍ジャパン オフィシャルサイト (2017年10月12日) 2017年10月22日閲覧
  13. ^ 京田、代表合宿で二塁守備に意欲「これからの野球人生に必ずつながる」 サンケイスポーツ (2017年11月9日) 2017年11月17日閲覧
  14. ^ a b 【侍ジャパン】稲葉監督、二塁手に京田起用を明言「練習も試合もやってもらう」遊撃手は源田 スポーツ報知 (2017年11月9日) 2017年11月17日閲覧
  15. ^ ベースボール・マガジン社『週刊ベースボール』2018年10月1日号 p.32.
  16. ^ a b c d 『2018プロ野球オール写真選手名鑑』184頁、226頁~228頁。
  17. ^ 中日2位京田、走守が魅力 教則本は立浪氏の著書日刊スポーツ 2016年10月21日掲載
  18. ^ アジア プロ野球チャンピオンシップ2017予選第1戦 日本 対 韓国 打席結果・投打成績野球日本代表公式サイト 2017年11月16日掲載
  19. ^ アジア プロ野球チャンピオンシップ2017決勝戦 日本 対 韓国 打席結果・投打成績野球日本代表公式サイト 2017年11月19日掲載
  20. ^ 「努力できる天才」中日・京田陽太 週刊ベースボールオンライン(2017年11月20日閲覧)
  21. ^ 中日が京田を高評価したワケ夕刊フジzakzak (2017年11月20日閲覧)
  22. ^ “中日京田「目がハートになる」愛貫く憧れ選手を即答”. 日刊スポーツ. (2017年12月2日). https://www.nikkansports.com/baseball/news/201712020000589.html 2017年12月3日閲覧。 
  23. ^ “京田選手 本紙イメージキャラに” (日本語). 中日新聞 CHUNICHI Web. http://www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/info/CK2018012802000206.html 2018年4月11日閲覧。 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]