1998年の野球

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< 1998年 | 1998年のスポーツ

競技結果[編集]

日本プロ野球[編集]

ペナントレース[編集]

セントラル・リーグ
順位 球団 勝利 敗戦 引分 勝率 ゲーム差
優勝 横浜ベイスターズ 79 56 1 .585 -
2位 中日ドラゴンズ 75 60 1 .556 4.0
3位 読売ジャイアンツ 73 62 0 .541 6.0
4位 ヤクルトスワローズ 66 69 0 .489 13.0
5位 広島東洋カープ 60 75 0 .444 19.0
6位 阪神タイガース 52 83 0 .385 27.0
パシフィック・リーグ
順位 球団 勝利 敗戦 引分 勝率 ゲーム差
優勝 西武ライオンズ 70 61 4 .534 -
2位 日本ハムファイターズ 67 65 3 .508 3.5
3位 オリックス・ブルーウェーブ 66 66 3 .500 4.5
福岡ダイエーホークス 67 67 1 .500 4.5
5位 近鉄バファローズ 66 67 2 .496 5.0
6位 千葉ロッテマリーンズ 61 71 3 .462 9.5

日本シリーズ[編集]

1998年 日本シリーズ
日付 試合 ビジター球団(先攻) スコア ホーム球団(後攻) 開催球場
10月17日(土) 第1戦 雨天中止 横浜スタジアム
10月18日(日) 西武ライオンズ 4 - 9 横浜ベイスターズ
10月19日(月) 第2戦 西武ライオンズ 0 - 4 横浜ベイスターズ
10月20日(火) 移動日
10月21日(水) 第3戦 雨天中止 西武ドーム
10月22日(木) 横浜ベイスターズ 2 - 7 西武ライオンズ
10月23日(金) 第4戦 横浜ベイスターズ 2 - 4 西武ライオンズ
10月24日(土) 第5戦 横浜ベイスターズ 17 - 5 西武ライオンズ
10月25日(日) 移動日
10月26日(月) 第6戦 西武ライオンズ 1 - 2 横浜ベイスターズ 横浜スタジアム
優勝:横浜ベイスターズ(38年ぶり2回目)

個人タイトル[編集]

  セントラル・リーグ パシフィック・リーグ
タイトル 選手 球団 成績 選手 球団 成績
最優秀選手 佐々木主浩 横浜   松井稼頭央 西武  
最優秀新人 川上憲伸 中日   小関竜也 西武  
首位打者 鈴木尚典 横浜 .337 イチロー オリックス .358
本塁打王 松井秀喜 巨人 34本 N.ウィルソン 日本ハム 33本
打点王 松井秀喜 巨人 100点 N.ウィルソン 日本ハム 124点
最多安打 石井琢朗 横浜 174本 イチロー オリックス 181本
盗塁王 石井琢朗 横浜 39個 松井稼頭央 西武 43個
小坂誠 ロッテ
最高出塁率 松井秀喜 巨人 .421 片岡篤史 日本ハム .435
最優秀防御率 野口茂樹 中日 2.34 金村暁 日本ハム 2.73
最多勝利 川崎憲次郎 ヤクルト 17勝 西口文也 西武 13勝
武田一浩 ダイエー
黒木知宏 ロッテ
最多奪三振 石井一久 ヤクルト 241個 西口文也 西武 148個
最高勝率 桑田真澄 巨人 .762 黒木知宏 ロッテ .591
最優秀救援投手 佐々木主浩 横浜 46SP 大塚晶文 近鉄 38SP

ベストナイン[編集]

  セントラル・リーグ パシフィック・リーグ
守備位置 選手 球団 選手 球団
投手 佐々木主浩 横浜 西口文也 西武
捕手 谷繁元信 横浜 伊東勤 西武
一塁手 駒田徳広 横浜 P.クラーク 近鉄
二塁手 R.ローズ 横浜 J.フランコ ロッテ
三塁手 江藤智 広島 片岡篤史 日本ハム
遊撃手 石井琢朗 横浜 松井稼頭央 西武
外野手 松井秀喜 巨人 イチロー オリックス
鈴木尚典 横浜 大村直之 近鉄
前田智徳 広島 柴原洋 ダイエー
指名打者   N.ウィルソン 日本ハム

高校野球[編集]

大学野球[編集]

社会人野球[編集]

メジャーリーグ[編集]

できごと[編集]

1月[編集]

2月[編集]

3月[編集]

4月[編集]

5月[編集]

6月[編集]

7月[編集]

  • 7月1日 - 広島の町田公二郎が横浜スタジアムでの対横浜16回戦の七回表にティモ・ペレスの代打として登場し、関口伊織から1号満塁本塁打を打ち、元近鉄の佐藤竹秀の記録と並ぶ最多タイの通算3本目の代打満塁本塁打となる[3]
  • 7月4日
    • ロッテ対ダイエー11回戦が千葉マリンスタジアムで行われ、ロッテは延長11回7-10で敗れ、パ・リーグタイ記録の15連敗となる[4]
    • 阪神の坪井智哉が広島市民球場での対広島12回戦の一回表の第一打席で広島先発・紀藤真琴から1号ランニング本塁打を打ち、プロ野球史上5人目の先頭打者ランニング本塁打となる[5]
  • 7月5日 - 広島の佐々岡真司が広島市民球場での対阪神13回戦に先発し、七回表に新庄剛志からこの試合7個目の三振を奪い、プロ通算1000奪三振を達成[6]
  • 7月7日
    • オリックス対ロッテ13回戦がグリーンスタジアム神戸で行われ、ロッテがオリックスに延長12回3-7で敗れ、プロ野球新記録となる17連敗となる[7]。オリックスの広永益隆が延長十二回裏無死満塁の場面で藤本博史の代打として登場し近藤芳久から1号サヨナラ満塁本塁打を打ち、通算11人目の代打サヨナラ満塁本塁打となる[8]
    • 横浜の佐々木主浩が大阪ドームでの対阪神戦の九回裏に登板し、2失点を喫して敗戦投手となり、連続セーブポイント、連続セーブの記録が共に22で途絶える[9]
  • 7月9日 - オリックス対ロッテ15回戦がグリーンスタジアム神戸で行われ、ロッテがオリックスに9-6で勝利し、連敗を18で止める[10]。ロッテはこの試合で三回から七回まで5連続併殺打。ロッテの立川隆史がプロ野球タイ記録となる1試合3併殺打を記録。
  • 7月12日 - 横浜対中日12回戦が帯広で行われ、日没のため延長12回9-9の引き分けとなる[11]
  • 7月25日 - 阪神の新庄剛志が甲子園球場での対横浜17回戦の二回裏に野村弘樹から3号本塁打を打ち、プロ通算100号本塁打を達成[12]
  • 7月27日 - ヤクルトの池山隆寛が神宮球場での対広島19回戦に5番・三塁で先発出場し、プロ通算1500試合出場を達成[13]
  • 7月28日 - 巨人の松井秀喜が神宮球場での対ヤクルト21回戦の八回表に22号本塁打を打ち、プロ通算150号本塁打を達成[14]
  • 7月30日 - 西武はオーナー代行の仁杉巌が高齢を理由に辞任し、後任に西武鉄道社長の戸田博之が就任したと発表[15]
  • 7月31日
    • 甲子園球場での阪神対巨15回戦で読売ジャイアンツバルビーノ・ガルベスが先発するが主審の橘高淳の判定に何度か苛立ちを見せ、六回裏、阪神の坪井智哉に本塁打を打たれた直後に主審の橘高淳に対し猛烈に抗議、巨人の監督の長嶋茂雄はここで投手交代を主審に次げベンチからマウンドに向かいガルべスを三塁ベンチに戻させるが、ガルべスが戻る途中でマウンド上に集まっていた審判団に向けてボールを投げつける。ボールは当たらなかったが、主審の橘高はこのガルべスの行動に対し侮辱行為として退場を宣告[16]

8月[編集]

  • 8月1日 - 巨人は、7月31日の試合で審判に向けてボールを投げつけて退場処分を受けたバルビーノ・ガルベスに対し、無期限出場停止と米国への帰国を通告。また、セ・リーグ会長の高原須美子は、ガルべスを統一契約書に定められたプロ野球選手の「模範行為」に反するとして今季の出場停止処分を下したと発表[17]
  • 8月2日 - 甲子園球場での阪神対巨人17回戦で、八回表に巨人の高橋由伸が阪神の吉田豊から死球を受け、巨人の打撃コーチの武上四郎がベンチから飛びだして阪神の捕手の矢野輝弘の胸を突き、武上は退場処分を受ける。八回裏、阪神の矢野が巨人の槙原寛己から死球を受け、阪神の三塁ベースコーチの大熊忠義が槙原に体当たりし、大熊は退場処分を受ける[18]
  • 8月3日
    • セ・リーグは2日の阪神対巨人17回戦で退場処分を受けた巨人の打撃コーチの武上四郎、阪神のコーチの大熊忠義の両者に対し出場停止3試合と罰金30万円の処分を下したと発表[19]
    • 巨人と阪神は連名で、8月2日の試合での2度の乱闘騒ぎに対しファンに向けて謝罪の声明を発表[20]
  • 8月5日 - 横浜の佐々木主浩が横浜スタジアムでの対阪神20回戦に九回表から救援登板して今季29セーブ目を挙げ、プロ野球新記録となる通算193セーブを挙げる[21]
  • 8月9日 - 福山市民球場での広島対横浜22回戦は延長15回、試合時間が6時間13分、終了時刻が10日午前0時15分、プロ野球史上3番目の長時間試合となる。試合は6-6の同点の延長15回表に横浜が8点取り横浜が14-6で勝利[22]
  • 8月11日 - 阪神はアロンゾ・パウエルの退団を発表。パウエルは9日に監督の吉田義男から二軍落ちを宣告され、11日には球団から来季は戦力外と通告されたため、この日甲子園球場の球団事務所で球団社長の三好一彦と話し合い、退団が決定[23]
  • 8月14日 - 阪神は東京ドームでの対巨人18回戦に3-9で敗れ、球団ワーストライ記録の10連敗[24]
  • 8月15日 - 東京ドームで巨人対阪神19回戦が行われ、阪神は巨人に4-5でサヨナラ負けし、球団ワースト新記録の11連敗[25]。巨人の川相昌弘が七回裏一死一塁の場面で犠打を決め、プロ野球新記録となる通算452犠打を達成[26]
  • 8月18日 - 阪神は倉敷での対広島17回戦に3-2で勝利し、連敗を12で止める[27]
  • 8月19日 - 中日の立浪和義が神宮球場での対ヤクルト19回戦の三回表に7号本塁打を打ち、プロ通算100号本塁打を達成[28]
  • 8月20日 - 第八十回全国高等学校野球選手権記念大会の第十五日準準決勝の横浜高校対PL学園戦が行われ、第六十一回大会の1979年8月17日の箕島高校対星稜高校以来の延長17回となり横浜が延長17回9-7でPLを下し準決勝進出[29]
  • 8月22日 - 第八十回全国高等学校や九選手権記念大会の決勝戦が甲子園球場で行われ、横浜高校が京都成章に3-0で勝利、優勝。史上5度目の春夏大会制覇。横浜先発・松坂大輔は無安打無得点を達成。決勝戦での第二十五回大会の海草中学校の嶋清一以来史上2度目[30]
  • 8月25日 - 横浜の谷繁元信が甲子園球場での対阪神22回戦に出場し、プロ通算1000試合出場を達成[31]
  • 8月27日
    • 広島は神宮球場での対ヤクルト24回戦で3-6で敗れ、広島はこの試合が神宮球場で最後の試合で今季は神宮で14戦全敗で終了した[32]
    • オリックスの小川博が福岡ドームでの対ダイエー24回戦の九回表に安打を打ち、プロ通算1000本安打を達成[33]
  • 8月28日 - 広島の前田智徳が横浜スタジアムでの対横浜23回戦の七回表に二塁打を打ち、プロ通算1000本安打を達成[34]

9月[編集]

10月[編集]

11月[編集]

12月[編集]

誕生[編集]

死去[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 無安打無得点試合 (ノーヒットノーラン)”. 日本野球機構公式サイト. 2016年1月5日閲覧。
  2. ^ 読売新聞1998年7月1日24面「佐々木日本新22連続SP」読売新聞縮刷版1998年7月p24
  3. ^ 読売新聞1998年7月2日21面「広島・町田が史上最多タイの3本目の代打満塁本塁打」読売新聞縮刷版1998年7月p81
  4. ^ 読売新聞1998年7月5日20面「ロッテパ・タイ15連敗 異例の『厄払い』御利益なく・・・11回に力尽く」読売新聞縮刷版1998年7月p270
  5. ^ 読売新聞1998年7月5日21面「阪神・坪井が史上5人目の先頭打者ランニングホームラン」読売新聞縮刷版1998年7月p271
  6. ^ 読売新聞1998年7月6日21面「広島・佐々岡が通算1000奪三振」読売新聞縮刷版1998年7月p323
  7. ^ 読売新聞1998年7月8日26面「ロッテ日本記録17連敗 12回満塁サヨナラ被弾」読売新聞縮刷版1998年7月p444
  8. ^ 読売新聞1998年7月8日26面「代打広永 11人目快挙」読売新聞縮刷版1998年7月p444
  9. ^ 読売新聞1998年7月8日27面「”大魔神”倒れる 今季初失点 連続セーブ22止まり 『直球狙い』後輩・矢野輝が一撃」読売新聞縮刷版1998年7月p445
  10. ^ 読売新聞1998年7月10日21面「ロッテ27日ぶり白星 連敗18で止める」読売新聞縮刷版1998年7月p563
  11. ^ 読売新聞1998年7月13日11面「横浜9回6点追いつく 中日の抑え2枚看板攻略 日没引き分け」読売新聞縮刷版1998年8月p725
  12. ^ 読売新聞1998年7月26日17面「阪神・新庄が通算100号本塁打」読売新聞縮刷版1998年7月p1393
  13. ^ 読売新聞1998年7月28日23面「ヤクルト・池山が1500試合出場」読売新聞縮刷版1998年7月p1501
  14. ^ 読売新聞1998年7月29日21面「松井150号」読売新聞縮刷版1998年7月p1551
  15. ^ 読売新聞1998年7月31日21面「西武のオーナー代行に戸田氏」読売新聞縮刷版1998年7月p1651
  16. ^ 読売新聞1998ねん8月1日18-19面「ガルべス大暴れ退場 3発6失点でKO直後にプッツン 主審に猛烈抗議、ボール投げつける」読売新聞縮刷版1998年8月p18-19
  17. ^ 読売新聞1998年8月2日31面「審判にボール ガルべス投手今季出場停止 連盟処分 巨人は米帰国を通告」読売新聞縮刷版1998年8月p83
  18. ^ 読売新聞1998年8月3日21面「救援槙原 火に油 大荒れ甲子園 死球応酬で退場2人」読売新聞縮刷版1998年8月p113
  19. ^ 読売新聞1998年8月3日21面「暴行退場の武上、大熊コーチ 出場停止3試合 セ・リーグ」読売新聞縮刷版1998年8月p165
  20. ^ 読売新聞1998年8月4日30面「巨人・阪神、ファンに謝罪 乱闘事件で連名の声明」読売新聞縮刷版1998年8月p176
  21. ^ 読売新聞1998年8月6日20面「佐々木194S日本新 江夏を抜いても『まだまだ通過点』」読売新聞縮刷版1998年8月p262
  22. ^ 読売新聞1998年8月10日8面「史上3位、6時間13分の死闘 横浜15回一挙8点で決着」読売新聞縮刷版1998年8月p438
  23. ^ 読売新聞1998年8月12日16面「パウエルが退団」読売新聞縮刷版1998年8月p514
  24. ^ 読売新聞1998年8月14日14面「阪神が10連敗球団ワーストタイ」読売新聞縮刷版1998年8月p636
  25. ^ 読売新聞1998年8月16日16面「阪神ワースト11連敗」読売新聞縮刷版1998年8月p678
  26. ^ 読売新聞1998年8月16日17面「川相、日本新453犠打 成功率9割」読売新聞縮刷版1998年8月p113
  27. ^ 読売新聞1998年8月19日23面「トラやっと連敗脱出」読売新聞縮刷版1998年8月p831
  28. ^ 読売新聞1998年8月20日24面「中日の立浪が通算100号本塁打」読売新聞縮刷版1998年8月p884
  29. ^ 朝日新聞1998年8月20日夕刊1面「8強激突 熱闘17回、横浜が制す 9-7 PLを振り切る」朝日新聞縮刷版1998年8月p797
  30. ^ 朝日新聞1998年8月23日1面「横浜春夏連覇、5校目 松坂投手、京都成章を無安打無得点」朝日新聞縮刷版1998年8月p921
  31. ^ 読売新聞1998年8月26日16面「横浜・谷繁が1000試合出場」読売新聞縮刷版1998年8月p1190
  32. ^ 読売新聞1998年8月28日23面「広島、今季神宮で全敗」読売新聞縮刷版1998年8月p1309
  33. ^ 読売新聞1998年8月28日22面「オリックス・小川内野手が通算1000本安打」読売新聞縮刷版1998年8月p1308
  34. ^ 読売新聞1998年8月29日23面「広島・前田が通算1000本安打を達成」読売新聞縮刷版1998年8月p1369
  35. ^ 野村克也 『無形の力 私の履歴書』 日本経済新聞社2006年、226頁。ISBN 4532165571
  36. ^ 週刊ベースボール』、ベースボール・マガジン社2012年11月、 72頁。