今宮健太

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今宮 健太
福岡ソフトバンクホークス #2
HAWKS2-IMAMIYA.jpg
2012年9月30日 福岡 Yahoo! JAPAN ドーム
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 大分県別府市
生年月日 1991年7月15日(25歳)
身長
体重
171 cm
73 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 遊撃手
プロ入り 2009年 ドラフト1位
初出場 2011年4月12日
年俸 9,000万円(2016年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
国際大会
代表チーム 日本の旗 日本代表
プレミア12 2015年

今宮 健太(いまみや けんた、1991年7月15日 - )は、福岡ソフトバンクホークスに所属するプロ野球選手内野手)。

経歴[編集]

プロ入り前[編集]

大分県別府市の出身。2007年、明豊高校に入学し野球部に所属。1学年下には同じ少年野球チームでプレーしていた山野恭介がいた[2]

1年次から遊撃手としてレギュラーとなり、その年の夏からは安定感を買われ投手も兼任。1年秋には県大会優勝、及び九州大会優勝。1番エースとして公式戦打率.540、九州大会決勝では沖縄尚学に1失点完投勝利など投打の活躍でチーム初の選抜出場に貢献。2年春の選抜に1番・投手(背番号1)で甲子園初出場し1回戦の常葉菊川戦に先発するも敗退。2年秋は県大会優勝、九州大会4強で2年連続の選抜出場を決めた。

3年春からは控え投手となり、選抜には3番・三塁手兼投手(背番号5)として出場し1回戦を勝利するも、2回戦で菊池雄星を擁する花巻東(岩手)に敗退する。

夏の県大会では遊撃手(三塁手)兼投手として出場。3打席連続で本塁打を放つなどして春夏連続での甲子園出場を決める。夏の甲子園では3番・遊撃手(三塁手)兼投手(背番号6)として出場。準々決勝まで勝ち進み、春に敗北した花巻東と再び対戦。4回に連打を浴びKOされ三塁へ回ったが、同点とされた直後の9回1死三塁で再びマウンドに上がり、2者連続三振でピンチを脱すも 10回には勝ち越し打を浴びて敗戦した[2]

2009年10月29日プロ野球ドラフト会議で、福岡ソフトバンクホークスから1位指名を受けた。11月8日に仮契約。高校の先輩でもある城島健司が退団して以来空き番だった背番号「2」を背負うこととなった。

プロ入り後[編集]

2010年は一軍出場は無かったが、二軍で通年スタメンを張り経験を積んだ。

2011年川崎宗則を上回る守備力と評され[3]オープン戦で一軍に帯同した。オープン戦からは遊撃手、三塁手以外にも一塁手もこなす。ホークスでは内之倉隆志以来21年ぶりとなる十代での開幕一軍を果たし、開幕戦では守備から途中出場しこれがプロ初出場となった。シーズンの半分以上を一軍に帯同したが出場機会には恵まれず、18試合の出場、打席は1に留まった。だが二軍では打率.287と昨年以上の高打率を記録し、26盗塁と持ち前の俊足もアピールした。11月25日のアジアシリーズ統一セブンイレブン・ライオンズ戦で8番一塁手で初スタメン出場を果たした。また、その翌日の26日のアジアシリーズ三星ライオンズ戦ではプロ初ヒットを含む3安打1打点1盗塁で猛打賞を受賞。

オフにはオーストラリアン・ベースボールリーグに参加し、11試合の出場で打率.238、OPS.614、5盗塁を記録した。

2012年は川崎がシアトル・マリナーズへ移籍、空いた正遊撃手の候補の一人として大いに期待されており、オープン戦でも明石健志と交互に遊撃手に起用された。4月28日の対千葉ロッテマリーンズ戦では、首痛のため3回途中で退いた本多雄一に代わり出場すると、翌29日の同カードでは「8番・遊撃」でプロ初スタメン出場、さらに翌30日の同カードでは藤岡貴裕から通算11打席目でプロ初安打・初打点となるタイムリーを放った[4]。8月4日の対埼玉西武ライオンズ戦では松永浩典からプロ初本塁打を放ち、翌5日の試合でも武隈祥太から本塁打を放ち、2試合連続本塁打を記録した[5]。シーズン途中で本多雄一と松田宣浩が故障で長期離脱した際に、ライバルである明石健志が二塁や三塁の守備に入ったため、今宮は84試合に遊撃手として先発出場した。また、明石が遊撃手として先発出場した試合でも38試合で終盤の遊撃守備固めとして出場した。

2013年は正遊撃手として142試合に先発出場し、7月14日のオリックス・バファローズ戦ではサヨナラヒットを放った。9月25日のオリックス戦で9回1死1塁の場面で投犠打を決める。これがシーズン59個目の犠打となり、2007年に田中賢介が記録したパ・リーグ記録のシーズン58犠打を6年振りに更新。最終的には62まで記録を伸ばした。下位を任されていた7月までは打率.235だったが、8月に入り二番打者に定着し、8月は月間打率.362をマークするなど打撃面でも大きな成長を見せた[6]。シーズン後には自身初のゴールデングラブ賞を受賞した[7]

オフの11月には台湾で行われた「2013 BASEBALL CHALLENGE 日本 VS チャイニーズ・タイペイ」の日本代表に選出された[8]

2014年4月3日の北海道日本ハムファイターズ戦では武田久からサヨナラヒットを打ち[9]、6月12日の中日ドラゴンズ戦では岩瀬仁紀からサヨナラ2点タイムリー2塁打を打った[10]。シーズン成績は前年同様62犠打を記録し、プロ野球史上初となる2年連続60犠打を達成した[11]。一方で打撃面は打率.240(規定打席到達者ではリーグワースト3位)、出塁率.295(同ワースト3位)[12]に終わった。ポストシーズンはクライマックスシリーズでは打率.136[13]、日本シリーズでは打率.188[14]と振るわなかった。

オフの10月9日に、日米野球2014日本代表に選出された事が発表された[15]。この大会では、5試合で計4打数無安打に終わったが[16]、親善試合では3安打を放った[16]

また、自身初となるベストナイン[17]、2年連続でゴールデングラブ賞を受賞した[18]

2015年開幕前の2月16日に、「GLOBAL BASEBALL MATCH 2015 侍ジャパン 対 欧州代表」の日本代表に選出された事が発表された[19]。3月11日の第2戦に「8番 遊撃手」で先発出場している[20]

7月16日に、第1回WBSCプレミア12の日本代表第1次候補選手に選出された事が発表された[21]。9月10日に、第1回WBSCプレミア12の日本代表候補選手に選出された事が発表された[22]。シーズン成績は.228、7本塁打、45打点を記録。打率はリーグワースト2位を記録したが、犠打数はリーグ最多の35犠打を記録した。 [23]。11月2日に柳田悠岐の代わりに日本代表に選出された[24]

2016年開幕前の2月15日に「侍ジャパン強化試合 日本 vs チャイニーズタイペイ」の日本代表26名に選出されたことが発表された[25]

選手としての特徴・人物[編集]

最も憧れる野球選手は楽天の松井稼頭央である[26]。当時のソフトバンクの秋山幸二監督は今宮について「松井稼頭央のような選手になってくれたら」と語り、今宮も「松井稼頭央さんみたいな選手になって3割、30盗塁を決めたいです」と語っている[26]。当初はスイッチヒッターに挑戦する考えがあり、「左(打席)だったら内野安打も増えると思うし、準備はしておきたい」と語っており、明豊高校グラウンドで行った遊びの試合では左打席で本塁打を放っているが[26]、現在右打ち登録である。内角球を肘を畳んで打つ技術とリストの強さを持ち合わせ、高校通算62本塁打を記録したが、「金属(バット)だから打てたというのもあるし、自分に合っているのは本塁打じゃない」と語っている[26]。身体能力抜群の遊撃手[27]。高い運動能力を生かした広い守備範囲も見所の一つ[28]、球界屈指の強肩で三遊間の深い位置からでも一塁をアウトにするスローイングは定評がある[28]50m走のタイムは6秒1の俊足[29]

高校時代は投手も務めており、1年生時は投球術を駆使した投球が特長だったが、1年後には常時140km/hと進化を遂げた[30]。3年生時の夏の甲子園では準々決勝にて154km/hを計測した[2]

詳細情報[編集]

年度別打撃成績[編集]

















































O
P
S
2011 ソフトバンク 18 1 1 3 0 0 0 0 0 0 2 0 0 0 0 0 0 1 0 .000 .000 .000 .000
2012 126 343 307 24 73 8 1 2 89 14 8 4 21 2 10 0 3 75 2 .238 .267 .290 .559
2013 143 600 491 57 124 23 4 5 170 43 10 3 62 3 35 1 9 94 7 .253 .312 .346 .658
2014 144 662 551 61 132 26 1 3 169 42 10 5 62 4 41 0 4 104 10 .240 .295 .307 .602
2015 142 530 457 52 104 18 3 7 149 45 3 3 35 4 34 0 0 83 13 .228 .279 .326 .605
NPB:5年 573 2136 1807 197 433 75 9 17 577 144 33 15 180 13 120 1 16 357 32 .240 .291 .319 .612
  • 2015年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

年度別守備成績[編集]


一塁 遊撃
試合 刺殺 補殺 失策 併殺 守備率 試合 刺殺 補殺 失策 併殺 守備率
2011 11 25 0 0 1 1.000 -
2012 - 122 143 257 12 35 .971
2013 - 143 263 440 13 89 .982
2014 - 144 248 433 15 79 .978
2015 - 141 218 382 11 55 .982
通算 11 25 0 0 1 1.000 550 872 1512 51 258 .979

表彰[編集]

記録[編集]

初記録
節目の記録
その他の記録
  • シーズン犠打:62 (2013年、2014年) ※パリーグ記録
  • オールスターゲーム出場:3回 (2014年 - 2016年)

背番号[編集]

  • 2 (2010年 - )

登場曲[編集]

CM・広告[編集]

代表歴[編集]

脚注[編集]

  1. ^ ソフトB今宮 内川から自立 自主トレは同年代と「初心に帰って」”. スポーツニッポン (2015年12月17日). 2015年12月31日閲覧。
  2. ^ a b c 明豊・今宮、自己最速154キロ 9回再登板も10回力尽く…夏の甲子園第12日”. スポーツ報知. 2009年8月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年4月27日閲覧。
  3. ^ 週刊ベースボール、2011年7月18日号、22頁。
  4. ^ “ボールは恩師に…今宮 3年目のプロ初安打&初打点”. スポニチ Sponichi Annex (スポーツニッポン). (2012年4月30日). http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2012/04/30/kiji/K20120430003155510.html 2013年9月26日閲覧。 
  5. ^ 今宮選手「覚醒」の2試合連続本塁打!柳田選手は特大のプロ初アーチ!”. 福岡ソフトバンクホークス (2012年8月6日). 2013年4月9日閲覧。
  6. ^ 週刊ベースボール2013年10月21日号、p50
  7. ^ 2013年度 三井ゴールデン・グラブ賞 投票結果”. 日本野球機構オフィシャルサイト. 2014年4月27日閲覧。
  8. ^ 2013 BASEBALL CHALLENGE 日本 VS チャイニーズ・タイペイ トップチーム 野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイト 2015年3月30日閲覧
  9. ^ “「つなぎ」意識で今宮サヨナラ打「本当にいい1日でした」”. スポニチ Sponichi Annex (スポーツニッポン). (2014年4月4日). http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2014/04/04/kiji/K20140404007908440.html 2014年11月6日閲覧。 
  10. ^ “ソフトバンクが逆転サヨナラ勝ち 今宮が決めた!中日は岩瀬が誤算”. スポニチ Sponichi Annex (スポーツニッポン). (2014年6月12日). http://m.sponichi.co.jp/baseball/news/2014/06/12/kiji/K20140612008353510.html 2014年11月6日閲覧。 
  11. ^ “秋山チルドレン輝いた!柳田だ今宮だ 自身のパ記録に並んだ62犠打”. スポニチ Sponichi Annex (スポーツニッポン). (2014年10月3日). http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2014/10/03/kiji/K20141003009037200.html 2014年10月31日閲覧。 
  12. ^ 2014年度 パシフィック・リーグ 個人打撃成績(規定打席以上)”. 日本野球機構オフィシャルサイト. 2015年2月3日閲覧。
  13. ^ 2014年度 福岡ソフトバンクホークス 個人打撃成績(クライマックスシリーズ ファイナルステージ ) 2014年10月31日閲覧。
  14. ^ 2014年度 福岡ソフトバンクホークス 個人打撃成績(日本シリーズ) 2014年10月31日閲覧。
  15. ^ 2014年10月9日 侍ジャパン「2014 SUZUKI 日米野球」出場選手発表! 侍ジャパン公式サイト (2014年10月9日) 2015年3月26日閲覧
  16. ^ a b 日米野球:今宮が攻守で存在感”. 毎日新聞. 2014年11月25日閲覧。
  17. ^ 2014年度 表彰選手 投票結果(ベストナイン)”. 日本野球機構オフィシャルサイト. 2014年11月25日閲覧。
  18. ^ 2014年度 三井ゴールデン・グラブ賞 投票結果”. 日本野球機構オフィシャルサイト. 2014年11月6日閲覧。
  19. ^ 欧州代表戦、侍ジャパン出場選手発表!6選手が小久保体制下で初招集 侍ジャパン公式サイト (2015年2月16日) 2015年3月22日閲覧
  20. ^ ひかりTV 4K GLOBAL BASEBALL MATCH 2015 侍ジャパン 対 欧州代表 第2戦 2015年3月11日(水) 東京ドーム 打席結果・投打成績 野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイト (2015年3月11日) 2016年3月10日閲覧
  21. ^ トップチーム第一次候補選手発表!11月に行われる「WBSC世界野球プレミア12」へ向けて65名が名を連ねる 野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイト (2015年7月16日) 2015年8月4日閲覧
  22. ^ 「WBSC世界野球プレミア12」侍ジャパントップチーム候補選手45名を発表 野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイト (2015年9月10日) 2015年9月20日閲覧
  23. ^ 打てる選手が減少?12球団、遊撃手の成績は…”. ベースボールキング (2015年12月17日). 2015年12月31日閲覧。
  24. ^ 侍ジャパントップチーム、出場選手変更のお知らせ野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイト 2015年11月2日配信
  25. ^ 3月開催の侍ジャパン強化試合、出場26選手発表! 野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイト (2016年2月15日) 2016年2月17日閲覧
  26. ^ a b c d ソフトBのドラ1今宮が両打ち挑戦」Sponichi Annex 2013年6月2日閲覧。
  27. ^ 野球小僧 4月号 2011』白夜書房、p.23
  28. ^ a b 月刊ホークス2013年9月、P54
  29. ^ 福岡ソフトバンクホークス イヤーブック2010、ソフトバンククリエイティブ、p24
  30. ^ 『野球小僧 世界野球選手名鑑2009』 白夜書房、2009年、155頁。ISBN 978-4-86191-508-6

関連項目[編集]

外部リンク[編集]