腓腹筋

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腓腹筋
分類
所在分類: 骨格筋
支配神経: 脛骨神経
部位
体肢筋
下肢の筋
下腿筋
屈筋群
下腿三頭筋
ラテン名
Musculus gastrocnemius
英名
Gastrocnemius muscle
腓腹筋

腓腹筋(ひふくきん、Gastrocnemius muscle)は人間下肢筋肉足関節の底屈、膝関節の屈曲を行う。該当部位をふくらはぎ: calf、カーフ)という。

腓腹筋は両足それぞれが左右2つの筋肉で構成されており、内側(股関節側)の筋肉を内側腓腹筋といい、外側の筋肉を外側腓腹筋という。大腿骨の内側顆の上方で内側頭をつくり、また外側顆の上方では外側頭をつくって起こり、一部の線維は関節包から起始し、下行し、膝窩を下方で境し、ヒラメ筋の腱と合流して、ともに踵骨隆起で停止する。

第2の心臓[編集]

ふくらはぎの筋肉は下半身の血液を上半身に循環させる役割を果たしているため、第2の心臓と呼ばれている。運動しない人や特に毎日7000歩以上歩かないことでふくらはぎの筋肉が弱い人は血液循環が半減し、酸素・栄養・ホルモン運搬に異常をきたして血栓が生じて心不全・心臓発作の症状や病気を誘発する。そこまで至る前段階では、老廃物がたまった血液が末梢組織に停滞して手足がしびれ腫れる症状が体に現れる。ひどい肩こり、めまい、疲労、痛みによる歩行障害などが表示される。 動脈硬化・糖尿病・高血圧患者は血液の循環が低下しやすいので更に注意が必要である。 歩くたびにふくらはぎの筋肉は収縮・弛緩を繰り返しており、これが下半身に重力である静脈血を心臓に打ち上げる原動力になる。血液は下半身に70%あるため、ふくらはぎに筋肉が弱い人は心臓に強い負担がかかり、心臓が早く老化して心臓病になりやすい。ふくらはぎの筋肉のポンプ機能が正常に動作しているかどうかは、血管超音波検査で確認出来る[1]

脚注[編集]

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  1. ^ [1]ふくらはぎは第2の心臓。1日7000歩数を歩けば力強脈動

関連項目[編集]