秋山翔吾

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
秋山 翔吾
埼玉西武ライオンズ #55
Syogo akiyama.jpg
2011年7月5日 西武第二球場にて
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 神奈川県横須賀市
生年月日 1988年4月16日(27歳)
身長
体重
183 cm
85 kg
選手情報
投球・打席 右投左打
ポジション 外野手
プロ入り 2010年 ドラフト3位
初出場 2011年4月12日
年俸 6,500万円 (2014年)
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

秋山 翔吾(あきやま しょうご、1988年4月16日 - )は、埼玉西武ライオンズに所属するプロ野球選手外野手)。

経歴[編集]

プロ入り前[編集]

小学1年から「大津スネークス」で野球を始める。「湘南武山フェニックス」では投手、捕手、内野手、外野手として活躍し2000年卒団。大津中時代は横浜金沢シニアに所属していた。更に陸上部にも所属し、脚力を磨いた。

横浜創学館高では1年時からレギュラーとなるも、3年夏は県ベスト8で敗退し、甲子園出場は無し。全国的には無名であったもののドラフト候補にも名前が挙げられていた。同高の同期に北野洸貴(元東京ヤクルトスワローズ育成選手)がおり、2学年先輩には後にプロでもチームメイトとなる坂田遼がいた。その後、八戸大学へ進学する。

大学では1年時の春からレギュラーとなり春秋連続でベストナインを受賞。4年時の春は4番に座り勝負強い打撃で打率.486、14打点を記録。優秀選手賞、首位打者、最多打点、ベストナインの4冠に輝いた。

2010年10月28日、プロ野球ドラフト会議にて埼玉西武ライオンズから3位指名を受け入団[1]。背番号は「55」。

プロ入り後[編集]

2011年
球団の新人外野手としては岡村隆則以来30年ぶりとなる開幕スタメン(9番・右翼手)で起用され、翌日の2戦目にはプロ初安打初打点を記録し、3安打を放った[2][3]。同年の新人選手の中で、公式戦で最初に安打を打った。しかし、開幕直後こそ調子がよかったもののその後不振に陥り二軍落ちを経験。7月中盤に再昇格後は当初は右翼手として、栗山巧が怪我の影響で左翼手にコンバートされた後は中堅手のレギュラーとして固定され、広い守備範囲と強肩を活かした守備面での活躍が目立った。打撃では主に9番あるいは7番を打ち.232と低打率だったものの、9月の月間MVP候補にノミネートされるなど8月以降は好調であった。
2012年
開幕レギュラーが期待されたが、右大腿部の故障で開幕を二軍で迎えた。その後も2回出場選手登録を抹消されたが、その間に前年の課題だった打撃面が向上され、一軍にいる間はチーム事情から1~3番と5番を経験、栗山巧が離脱してからは2番に固定された。9月5日福岡ソフトバンクホークス戦ではプロ入り初のサヨナラホームランを放った。また規定打席にも初めて到達、打率はリーグ6位の好成績を残した。オフの11月6日に、「侍ジャパンマッチ2012「日本代表 VS キューバ代表」」の日本代表が発表され[4]代表入りした[5]。第一戦は守備固めとして出場し、第二戦は七番中堅手で先発出場し、2打数0安打2四球であった。
2013年
中堅手として全試合に先発出場して終盤に代打と交代した1試合を除いてフルイニング出場を果たし、ゴールデングラブ賞のタイトルを初めて受賞した。打撃では6月と8月の月間打率が2割を下回るなど不安定だった。打順は5月までは主に2番、6月は主に1番、7月は主に5番で起用された。
オフの11月には、台湾で行われた「2013 BASEBALL CHALLENGE 日本 VS チャイニーズ・タイペイ」の日本代表に選出された[6]。同チームから浅村栄斗、炭谷銀仁朗も選出された。
また、この年には高校3年時から交際していた女性と結婚した[7]
2014年
開幕から三番として起用されたが、打率1割台と深刻な打撃不振に苦しみ、4月24日に主砲の中村剛也と入れ替わりで登録を抹消された[8]。一軍復帰後は1番で起用され、5月と6月は月間打率が3割を超えるなど調子を上げていったものの、夏場は打率を伸ばせず下位打線に回り、最終的に本塁打も前年の13本から4本に減った。10月に中村と共に右肘のクリーニング手術を受けた[9]
2015年
開幕から森友哉のフォームを参考にしたという昨季まで高く構えていたバットの位置を低くした打撃フォームに変え、好成績を残している。[10]
6月14日、63試合目で100安打を打ち、100安打到達では1994年のイチロー(60試合)、1964年の広瀬叔功(61試合)に次いで史上3番目の記録になった[11]。6月27日、イチロー(1994年5・6月)以来史上2人目となる2ヶ月連続での月間40安打を達成した。
6月3日の中日ドラゴンズ戦から7月14日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦に途切れるまで放った連続試合安打31試合は、1979年の高橋慶彦による日本最長記録33試合に惜しくも及ばずも歴代3位タイにランクインした(左打者としては歴代1位)。記録が途切れる事となった延長10回裏の第5打席では四球を選び、結果的に中村剛也のサヨナラ3ランを呼び込みチームの連敗を止めるチームプレーとなった[12]
7月16日に、第1回WBSCプレミア12の日本代表第1次候補選手に選出された事が発表された[13]

プレースタイル[編集]

50メートル5秒9、一塁到達3.88秒[14]の俊足と遠投110メートルの強肩を兼ね備える[15][16]。特にスローイングは短い距離での精度には欠けるもののバックホームなどの長距離では力強さを見せ[17]、西武外野陣で一番の強肩であると評価されている[18]

詳細情報[編集]

年度別打撃成績[編集]

















































O
P
S
2011 西武 110 313 284 35 66 9 6 1 90 21 8 5 8 0 15 0 6 63 1 .232 .285 .317 .602
2012 107 450 403 50 118 17 8 4 163 37 10 5 15 1 28 0 3 70 7 .293 .343 .404 .747
2013 144 634 564 89 152 25 7 13 230 58 13 6 12 2 49 1 7 89 8 .270 .334 .408 .742
2014 131 561 475 64 123 24 6 4 171 47 3 3 11 2 70 2 3 98 4 .259 .356 .360 .716
NPB:4年 492 1958 1726 238 459 75 27 22 654 163 34 19 46 5 162 3 19 320 20 .266 .335 .379 .715
  • 2014年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

年度別守備成績[編集]


外野
試合 刺殺 補殺 失策 併殺 守備率
2011 106 189 8 5 1 .975
2012 106 284 9 4 1 .987
2013 144 317 8 4 0 .988
2014 130 290 7 3 2 .990
通算 486 1080 32 16 4 .986

記録[編集]

表彰[編集]

その他[編集]

背番号[編集]

  • 55 (2011年 - )

登場曲[編集]

代表歴[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 埼玉西武ライオンズ・オフィシャルサイト 2010年 ドラフト会議開催!
  2. ^ ドラ3秋山 プロ初安打初打点「みなさんのおかげ」 スポーツニッポン 2011年4月13日付
  3. ^ 西武のルーキー・秋山、プロ初打点&猛打賞 サンケイスポーツ 2011年4月13日付
  4. ^ 侍ジャパンマッチ2012 日本代表メンバー NPB公式サイト (2012年11月6日) 2015年4月14日閲覧
  5. ^ 日本代表メンバー NPB公式サイト (2012年11月6日) 2015年4月14日閲覧
  6. ^ 2013 BASEBALL CHALLENGE 日本 VS チャイニーズ・タイペイ トップチーム 野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイト 2015年3月30日閲覧
  7. ^ 高3から交際 西武・秋山が遠距離恋愛乗り越えゴールイン”. スポニチ Sponichi Annex (2013年12月2日). 2014年5月13日閲覧。
  8. ^ 借金9の西武 おかわりが「5番・一塁」で先発へ 投打にテコ入れ”. スポニチ Sponichi Annex (2014年4月25日). 2015年3月1日閲覧。
  9. ^ 西武 中村、秋山が右肘遊離軟骨の除去手術”. スポニチ Sponichi Annex (2014年10月21日). 2015年3月1日閲覧。
  10. ^ http://www.sanspo.com/baseball/news/20150504/lio15050405020001-n1.html
  11. ^ 西武秋山、史上3位63戦スピード100安打
  12. ^ おかわり 7年ぶりサヨナラ本塁打!秋山の四球に感謝と敬意スポーツニッポン2015年7月15日配信
  13. ^ トップチーム第一次候補選手発表!11月に行われる「WBSC世界野球プレミア12」へ向けて65名が名を連ねる 野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイト (2015年7月16日) 2015年8月4日閲覧
  14. ^ 小関順二、西尾典文、石川哲也、場野守泰 『プロ野球スカウティングレポート2012』 廣済堂出版、2012年、123頁。ISBN 978-4-331-51613-3
  15. ^ 『2011プロ野球オール写真選手名鑑』 日本スポーツ企画出版社、2011年、30頁。ISBN 978-4-930942-98-2
  16. ^ 小関順二、西尾典文、石川哲也、場野守泰 『プロ野球スカウティングレポート2011』 廣済堂出版、2011年、2頁。ISBN 978-4-331-51519-8
  17. ^ 俺たちを忘れるなっ!“下剋上”を狙うルーキーたち『週刊ベースボール』2011年9号、ベースボール・マガジン社、雑誌20441-2/28、30頁。
  18. ^ 『野球小僧 世界野球選手名鑑2011』 白夜書房、2011年、29頁。ISBN 978-4-86191-710-3

関連項目[編集]

外部リンク[編集]