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持丸泰輝

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
持丸 泰輝
広島東洋カープ #57
2022年7月29日 マツダスタジアム
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 北海道旭川市
生年月日 (2001-10-26) 2001年10月26日(24歳)
身長
体重
177 cm
90 kg
選手情報
投球・打席 右投左打
ポジション 捕手
プロ入り 2019年 育成選手ドラフト1位
初出場 2022年6月22日
年俸 550万円(2026年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

持丸 泰輝(もちまる たいき、2001年10月26日 - )は、北海道旭川市出身のプロ野球選手捕手)。右投左打。広島東洋カープ所属。

経歴

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プロ入り前

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旭川市立永山西小学校2年時に永山西クラブで野球を始め、旭川市立永山中学校ではエースで4番を務めた[2]

高校は旭川大学高等学校に進学し、1年春からベンチ入り[2]。2年夏には甲子園大会に出場し、1回戦の佐久長聖戦に「4番・左翼手」で先発出場[2]。一時勝ち越しとなる適時打を放ったが[3]、チームは大会史上初となるタイブレークの末に敗れ、初戦敗退した[4]。新チームでは捕手にコンバートされ、3年夏も甲子園大会に出場。1回戦の星稜戦では「2番・捕手」で先発出場し、相手エースの奥川恭伸から1安打を放ったが、チームは0-1で惜敗した[5]。高校通算17本塁打。同級生に能登嵩都がいた。

2019年9月26日にプロ志望届を提出[6]。その後、2019年ドラフト会議で、広島東洋カープから育成1位指名を受け、11月8日に支度金290万円、年俸240万円で仮契約した[7]。背番号は123[8]

広島時代

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育成時代の持丸
(2022年6月18日、MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島

2020年は、ウエスタン・リーグ公式戦で27試合に出場し、打率.121、1打点を記録した[9]

2021年は、ウ・リーグ公式戦で54試合に出場し、打率.226、1本塁打、10打点を記録[10]。捕手としてはチーム最多となる46試合に出場した[10]

2022年は、自身初めて一軍キャンプに帯同[10]。3月3日の横浜DeNAベイスターズとのオープン戦横浜スタジアム)では、この年のオープン戦唯一の安打を上茶谷大河からの本塁打で記録した[10][11]。シーズン開始前の支配下登録は叶わなかったが[10]、6月17日までにウ・リーグ公式戦で34試合に出場し、打率.230、2本塁打、9打点の成績を残して、同18日に支配下登録された[12][11]。背番号は95[13]。一軍では5試合に出場した。オフに、背番号を57に変更した[14]

2023年は一軍出場が無かった。二軍では57試合に出場、打率.178、3本塁打、14打点を記録した[15]

2024年は1月にチームの先輩松山竜平の自主トレに初参加[16]。3月12日から14日のオープン戦、対北海道日本ハムファイターズ戦(エスコンフィールドHOKKAIDO)に、同郷の滝田一希斉藤優汰と共に凱旋出場し、3戦目にスタメンマスクを被るも4打席無安打、1失策と不本意な結果に終わった[17]。シーズン開幕後はウ・リーグ公式戦72試合に出場し、一時は月間打率が.391に達し(6月)、打撃が注目された[16]。最終的に打率.268、2本塁打、16打点の成績を残したが、一軍出場は無かった[18]

2025年は二軍で50試合に出場し、打率.119、5打点を記録[19]。この年も一軍出場なしに終わった。

2026年も開幕二軍スタート。二軍戦8試合に出場して打率.261、1本塁打、2打点という成績だったが、守備力の向上が光っており、二軍からの推薦もあって[20]開幕直後の4月10日に一軍に合流[21]。17日のDeNA戦で8回から守備交代で4年ぶりに一軍戦に出場すると、その試合で神里和毅の盗塁を阻止することに成功した[22][注 1]。19日の同戦では4年ぶりに先発出場すると、プロ11打席目でプロ初安打を伊勢大夢から記録した[24]。4月は以降の試合のほとんどで先発出場。28日の読売ジャイアンツ戦(東京ドーム)ではプロ初打点と初の猛打賞を記録し[25]、また守備でも投手の好投を引き出し続けた[26]。さらに、5月5日のDeNA戦で9回にバックスクリーンへ同点に追いつくプロ初本塁打を放った[27]

選手としての特徴・人物

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強肩強打の捕手[28]。打撃ではパンチ力を秘め[29]、速球に対して無類の強さを見せる[30]

プロ入り後から数年間はキャッチングに課題を抱えていたが、2026年頃からその課題は克服されつつある[26]

愛称は「もっちゃん」、「モッチー[31]

詳細情報

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年度別打撃成績

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O
P
S
2022 広島 5660000000000000030.000.000.000.000
通算:1年 5660000000000000030.000.000.000.000
  • 2025年度シーズン終了時

年度別守備成績

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捕手






















2022 広島 4110121.0002541.200
通算 4110121.0002541.200
  • 2025年度シーズン終了時[注 2]

記録

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初記録

背番号

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  • 123(2020年[8] - 2022年6月17日)
  • 95(2022年6月18日[13] - 同年終了)
  • 57(2023年[14] - )

脚注

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注釈

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  1. 開幕15試合目であるこの試合まで、坂倉将吾石原貴規が捕手のポジションに就いていたが、両選手とも一度も盗塁を阻止できておらず[23]、持丸のこのプレーがこの年チームにとって初の盗塁阻止だった[22]
  2. 2022年以降の企図数・許盗塁・盗塁刺・阻止率については参考文献参照。

出典

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  1. 広島 - 契約更改 - プロ野球」『日刊スポーツ』。2025年11月6日閲覧
  2. 1 2 3 広島育成1位持丸、夢は史上4人だけの捕手首位打者」『日刊スポーツ』2019年10月29日。2022年6月18日閲覧
  3. 大激戦! 佐久長聖と旭川大高の第4試合は史上初のタイブレークに」『Full-Count』2018年8月6日。2022年6月18日閲覧
  4. 甲子園で初タイブレーク!100回目の夏に佐久長聖が歴史的1勝」『サンケイスポーツ』2018年8月7日。2022年6月18日閲覧
  5. 星稜vs旭川大高」『高校野球ドットコム』2019年8月7日。2022年6月18日閲覧
  6. 旭川大高・持丸泰輝がプロ志望届「育成でも行く」」『日刊スポーツ』2019年9月26日。2020年8月15日閲覧
  7. 広島育成1位持丸が仮契約「日の丸を背負う選手に」」『日刊スポーツ』2019年11月8日。2020年8月15日閲覧
  8. 1 2 カープ、新入団選手らの背番号を発表 ドラ1森下暢仁は「18」、菊池保則は「59」→「39」」『ベースボールチャンネル』2019年11月21日。2026年5月2日閲覧
  9. 2020年度 広島東洋カープ 広島東洋カープ 個人打撃成績(ウエスタン・リーグ)」『NPB.jp 日本野球機構』。2022年6月18日閲覧
  10. 1 2 3 4 5 広島育成選手でオープン戦出場は2選手、ともに支配下登録はならず」『高校野球ドットコム』2022年4月6日。2022年6月18日閲覧
  11. 1 2 【広島】育成の持丸泰輝が支配下昇格「正捕手を目指して」 今季OP戦でDeNA・上茶谷から代打2ラン」『スポーツ報知』2022年6月18日。2022年6月18日閲覧
  12. 持丸泰輝選手、支配下選手契約締結!」『広島東洋カープ』2022年6月18日。2022年6月18日閲覧
  13. 1 2 【広島】育成の持丸泰輝と支配下契約 パンチ力ある左打ちの捕手「正捕手をとれる選手を目指したい」」『中日スポーツ・東京中日スポーツ』2022年6月18日。2026年5月2日閲覧
  14. 1 2 カープの西川龍馬、石原貴規、持丸泰輝が背番号変更」『アスリートマガジンWEB』2022年11月4日。2026年5月2日閲覧
  15. チームデータ 持丸泰輝」『広島東洋カープ公式サイト』2024年7月1日。2024年7月1日閲覧
  16. 1 2 “打てるキャッチャー” へ 持丸泰輝(広島カープ)2軍で輝く育成出身の22歳」『RCC』2024年6月23日。2024年10月22日閲覧
  17. 【持丸泰輝】地元北海道での経験と新井監督から言われた「這い上がれ」を糧に、再び一軍へ」『広島ホームテレビ』2024年3月29日。2024年10月22日閲覧
  18. 2024年度 広島東洋カープ 広島東洋カープ 個人打撃成績(ウエスタン・リーグ)」『NPB.jp 日本野球機構』。2024年10月22日閲覧
  19. 2025年度 広島東洋カープ 個人打撃成績(ウエスタン・リーグ)」『NPB.jp 日本野球機構』。2026年5月2日閲覧
  20. 広島・持丸 4年ぶり1軍昇格!高卒7年目捕手「本当にラストチャンス」 攻守で猛アピ誓う 新井監督「思い切ってやってくれたら」」『デイリースポーツ』2026年4月10日。2026年5月2日閲覧
  21. 【広島】7年目の持丸泰輝が4年ぶりに1軍合流「何とかこのチャンスをものにできるように」」『日刊スポーツ』2026年4月10日。2026年5月2日閲覧
  22. 1 2 【広島】高卒7年目捕手・持丸泰輝が4年ぶり1軍出場「これが最後のチャンス」開幕15戦目でチーム初の盗塁阻止でアピール」『スポーツ報知』2026年4月17日。2026年5月2日閲覧
  23. 広島、チーム盗塁阻止率.042と歴史的低水準…ドラフトで強肩捕手の指名は必至か?」『高校野球ドットコム』2026年5月3日。2026年5月4日閲覧
  24. 【広島】持丸泰輝がプロ初安打 高卒7年目、通算11打席目で快音 4年ぶりスタメンマスクで存在感」『スポーツ報知』2026年4月19日。2026年5月2日閲覧
  25. 広島・持丸泰輝 プロ初適時打含む初の3安打&好リードで床田を攻守でバックアップ」『スポニチアネックス』2026年4月29日。2026年5月2日閲覧
  26. 1 2 広島 床田に続いて森下の好投も引き出した持丸の実力は本物?横山竜士氏「2軍で苦労した成果だろう」」『デイリースポーツ』2026年4月22日。2026年5月2日閲覧
  27. 1 2 【広島】土壇場9回に同点 !持丸泰輝がプロ1号でガッツポーズ 負ければ球団初のDeNA戦の開幕7連敗…8回から3点ビハインドを追いつく」『スポーツ報知』2026年5月5日。2026年5月5日閲覧
  28. 【広島】18日支配下 持丸泰輝1軍昇格「今まで教わってきたものを全部出す」」『スポーツ報知』2022年6月21日。2022年11月6日閲覧
  29. 【広島】育成の持丸泰輝と支配下契約 パンチ力ある左打ちの捕手「正捕手をとれる選手を目指したい」」『中日スポーツ・東京中日スポーツ』2022年6月18日。2022年11月6日閲覧
  30. 広島育成の持丸泰輝、代打2ランで猛アピール「真っすぐにものすごく強い」東出コーチ評価」『日刊スポーツ』2022年3月3日。2022年11月6日閲覧
  31. 広島・韮澤雄也内野手「ニラ」か「ニラレバ」。別に怒りませんよ/ニックネーム」『週刊ベースボールONLINE』2020年2月2日。2022年11月6日閲覧
  32. 広島・持丸泰輝が7年目で待望の初安打 1379日ぶり先発起用に応えた」『スポニチ Sponichi Annex』2026年4月19日。2026年4月19日閲覧
  33. 広島・持丸泰輝が7年目でプロ初打点 さらにプロ初猛打賞「シンプルに打ち返すことを全打席でできた」」『スポニチ Sponichi Annex』2026年4月28日。2026年4月28日閲覧

参考文献

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関連項目

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外部リンク

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