九里亜蓮
オリックス・バファローズ #22 | |
---|---|
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 鳥取県米子市 |
生年月日 | 1991年9月1日(33歳) |
身長 体重 |
187 cm 97 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2013年 ドラフト2位 |
初出場 | 2014年3月29日 |
年俸 | 1億4000万円(2024年)[1] |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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九里 亜蓮(くり あれん、1991年9月1日 - )は、鳥取県米子市出身のプロ野球選手(投手)[2]。右投右打。オリックス・バファローズ所属。
概要
[編集]投手として広島東洋カープでは3度のリーグ優勝に貢献。個人ではNPBで合計1個のタイトル[注 1]を獲得している[3]。
父親は元アトランタ・ブレーブス傘下3Aの遊撃手であるマーク・アントニオ・シェック[4][5]。
経歴
[編集]プロ入り前
[編集]米子市で出生後に、小学校2年生で野球を始めた。小学3年生で父と一緒に渡米し、現地の硬式野球チームでは内野手を務めたが、家庭の事情から1年で帰国。中学校を卒業するまでは専ら母方の祖母に育てられた[2]。
野球は中学入学当初は中断していたが、中学時代の途中で再開している。米子市立東山中学校3年生の時に、地元の少年野球チーム・米子ビクターズ(現在の米子ボーイズ)のエースとして、岡山県内で開かれた全国大会に出場[2]。その縁で、同県にある岡山理科大学附属高等学校へ進学した。
一方、中学時代は不良グループの特攻隊長に指名され、喧嘩に明け暮れた[6]。しかし、喧嘩相手への謝罪を行っていた祖母を見て不良グループから脱退する決心を固める[6][7]。中学3年の夏休みの時には不良グループからの脱退を巡って、不良グループから野球の大会への参加を妨害されるという嫌がらせに遭った。大会の参加には漕ぎ付けたが、仕返しを恐れた祖母がツテを頼って市議会議員に懇願し、当時自宅から市内で一番遠い米子市立東山中学校に2学期から転校。本来なら中学3年の夏では認められない転校を特例で認められたが、「待ち伏せされる可能性があるので、祖母が学校への行き帰りを必ず車で送迎する」という条件付きだった[7]。
2010年に亜細亜大学への進学後は、東都大学リーグの公式戦で、通算19勝5敗、防御率1.60を記録。2013年の4年生時の秋季リーグ戦では、チームを5季連続優勝に導くとともに、MVP・最優秀投手賞・ベストナインの3冠を受賞した。さらに、4年生の時に出場した明治神宮大会では、いずれも先発で3試合に登板。18回3分の1を投げて、1失点(自責0)、23奪三振という内容でチームに7年ぶりの優勝をもたらした。高校・大学の1学年先輩に髙田知季、1学年後輩に薮田和樹がいる。大学の1学年先輩には東浜巨、同期にはバッテリーを組んだ嶺井博希[8]、1学年後輩には山﨑康晃がいる[9]。
2013年のドラフト会議では、広島東洋カープから2位指名を受け、12月6日、契約金7500万円、年俸1200万円で入団に合意した[10][注 2]。背番号は12。担当スカウトは松本有史[7]。会議当日にTBS系列で放送された『ドラフト緊急生特番!お母さんありがとう』では、指名に至るまでの半生を、本人および家族へのインタビューや再現映像を交えながら紹介した。入団会見には、アメリカからの帰国後に九里を育てた祖母や実母、実妹の聖莉奈も姿を見せていた[11]。
広島時代
[編集]2014年、1巡目指名で入団した同年齢の大瀬良大地と共に、開幕から先発ローテーションの一角に起用。広島において、2名の新人投手が入団初年度の開幕からローテーションを担うのは初めてであった[12]。開幕2戦目の3月29日の対中日ドラゴンズ戦(ナゴヤドーム)で初登板初先発を果たすと、6回1失点と好投。この年の新人投手で公式戦1番乗りの勝利を挙げた。広島の新人投手が開幕2戦目以内の試合に先発登板で勝利投手となったのは、1951年開幕戦の杉浦竜太郎、1952年開幕戦の大田垣喜夫に続き球団史上3人目、実に62年ぶりの快挙であった[13][14]。5月13日の対阪神タイガース戦(米子市民球場)では凱旋登板を果たした[15]。しかし打線の援護に恵まれない、また中継ぎ投手に勝ち星を消されるなどの不運も相次ぎ、結果的に20試合の登板で僅か2勝に終わった。
2015年、クリス・ジョンソン、黒田博樹の加入もあり登板機会に恵まれず、7試合の登板に終わる。
2016年、ロングリリーフ、ローテーションの谷間の先発として自己最多の27試合に登板し、チームの25年ぶりのリーグ優勝に貢献した。12月21日、4月に一般女性と結婚していたことを発表した[16]。
2017年、前年現役を引退した黒田の穴を埋める存在として期待され、2014年以来の開幕ローテーション入りを果たした[17]。しかし薮田和樹、中村祐太の台頭もありシーズン中盤からはロングリリーフに配置転換された。最終的には9勝を挙げるなど自己最高の成績を残し、チームの37年ぶりのリーグ連覇に貢献した。
2018年、開幕は前年から引き続き中継ぎで迎えたが、薮田の不振を背景に先発ローテーションに復帰。6月17日の対福岡ソフトバンクホークス戦(福岡ヤフオク!ドーム)で9回6安打無四球4失点の投球で初完投勝利を記録[18]。広島が優勝マジックを1として迎えた9月26日、2位の東京ヤクルトスワローズとの直接対決(マツダスタジアム)に先発し8回2安打無失点で8勝目を挙げ、チームは球団史上初のリーグ3連覇を決めた[19]。読売ジャイアンツとのクライマックスシリーズファイナルステージではアドバンテージを含む3勝0敗で迎えた第3戦に先発し、5回2/3を3安打1失点で勝利投手となり、チームは2年ぶりとなる日本シリーズ出場を決めた[20]。ソフトバンクとの日本シリーズでも第3戦(福岡ヤフオク!ドーム)でシリーズ初登板先発を果たす[21]が、4回1/3を3安打4失点(自責点3)で敗戦投手となった[22]。
2019年、6月25日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦(楽天生命パーク)で9回を3安打無四球無失点で自身初となる完封勝利を挙げた[23]。
2020年は、開幕から先発ローテーションを任された。開幕直後は調子が上がらず失点が多い試合も多々あったが、夏場以降は安定感を取り戻し、9月28日の対横浜DeNAベイスターズ戦(マツダスタジアム)ではシーズン唯一の完封勝利を挙げた[24]。最終的に自身初の規定投球回を達成。8勝6敗、防御率2.96の成績を残した[25]。オフの12月4日の契約更改では1500万円増の推定年俸8700万円で契約更改し、背番号が12から11に変更されることを発表した[25]。
2021年は、開幕から先発ローテの一角としてフル回転。5月19日の対巨人戦(東京ドーム)ではシーズン初の無四球完投でリーグトップタイの5勝目を挙げた[26]。同月23日に新型コロナウイルスの陽性判定を受けたことが球団から発表され[27]、翌24日に「感染拡大防止特例2021」の対象選手として出場選手登録を抹消された[28]。9月29日の対阪神戦(阪神甲子園球場)で先発登板し、6回2失点に押さえ、自身初となるシーズン2桁勝利を達成した[29]。最終登板となった10月29日の対ヤクルト戦(マツダスタジアム)で、5回1失点で13勝目を挙げ、自身初のタイトルとなる最多勝を青柳晃洋(阪神)と共に分け合った[30]。シーズン中に国内FA権を取得したが、11月22日にFA権を行使せずに3年契約で広島に残留することを公表した[31]。12月15日、5300万円増となる年俸1億4000万円プラス出来高払いの3年契約に、再契約金1億円を加え、総額6億5000万円で契約を更改(金額は推定)[32]。同月17日に投手主将を務めることを発表した[33]。
2022年は、前年同様に開幕から先発ローテーションの一角に入り、前年より防御率を下げた。しかし、四死球が多く球数の嵩む試合が多かったことと打線の援護に恵まれず、4月から9月までの6か月連続で1勝止まりに終わった。最終的に規定投球回に到達できず、6勝9敗で2年連続となる2桁勝利を逃した。オフの12月6日の契約更改では3年契約2年目で現状維持の推定年俸1億4000万円プラス出来高払いでサインした[34]。年末12月28日から一ヶ月間渡米し、アリゾナ州のドライブライン・ベースボール施設を訪ね、動作分析などの科学的トレーニングに参加した[35]。
2023年は、開幕4戦目となる対阪神戦(マツダスタジアム)でシーズン初登板・初先発したが、5回途中まで投げて4失点、3点ビハインドで降板[36]、後にチームは4-5で敗れ、開幕4連敗を喫した[37]。続く同月11日の対中日戦(バンテリンドーム ナゴヤ)で8回無失点でシーズン初勝利を挙げた[38]。この年は、前年同様あまり打線の援護に恵まれず、3完封[注 3]を含む8勝(8敗)に留まった。しかし、自己最多となる26試合に先発し、リーグトップの174.1回を投げ防御率は2.53と大きく飛躍した1年となった[42]。クライマックスシリーズでは2試合に登板。DeNAとのファーストステージでは第1戦(マツダスタジアム)に延長10回表から救援登板し、1回2/3で無失点だった[43]が、阪神とのファイナルステージでは第1戦(阪神甲子園球場)に先発登板し、5回4失点で敗戦投手となった[5]。シーズン終了後の11月、ドライブライン・ベースボールのトレーニングに再び参加。米国よりスタッフが来日し、千葉県内施設での実施であった[44]。オフの12月7日の契約更改では3年契約の最終年で現状維持の推定年俸1億4000万円プラス出来高でサインした[42]。
2024年は、プロ入り11年目で自身初の開幕投手に指名され[45]、開幕戦3月29日の横浜DeNAベイスターズ戦(横浜スタジアム)では7回8安打3失点、勝ち負けは付かなかった[46]。5月18日の対巨人戦(マツダスタジアム)では5回1/3を2失点も打線が援護し逆転、後続が失点するもリードを守り4-3で広島が勝利。開幕登板から8戦目にしてシーズン初勝利[47]。最終的に23試合に先発登板し、7勝10敗、防御率3.21を記録して[48]、8年連続で投球回100以上を達成。オフの11月12日、海外フリーエージェント権を行使[49]。
オリックス時代
[編集]12月12日、オリックス・バファローズが九里の獲得を発表した[50]。背番号は22。福岡ソフトバンクホークスからFA宣言をしていた石川柊太の獲得を断念したなか、先発補強候補として急遽浮上した形となった[51]。
選手としての特徴
[編集]球種 | 配分 % |
平均球速 km/h |
---|---|---|
スライダー | 22.5 | 124.8 |
ストレート | 21.8 | 143.3 |
ツーシーム | 15.9 | 130.5 |
シュート | 15.0 | 141.4 |
チェンジアップ | 12.6 | 128.8 |
カットボール | 8.4 | 135.1 |
ナックルカーブ | 2.0 | 109.6 |
フォーク | 1.7 | 131.0 |
187cmの長身からオーバースローで投げ下ろされる最速150km/h[53]のストレートに、スライダー、カットボール、ナックルカーブ、チェンジアップ、フォーク、ツーシームと多彩な変化球[54]が持ち味。また耐久力がある選手でもある。ケガに非常に強く、プロ入り後の長期間の離脱の経験はない。以前は四死球の比較的多い投手であったが、2023年シーズンは劇的に改善された。
ツーシームについては、大学時代の1年先輩で、"師匠"と呼び慕っている東浜巨(ソフトバンク)のシンカーを直伝されたもので、自らは東浜に伝授されたままの握りで投げているが、九里がその投球法を伝えた、1年後輩でプロでも同僚となった薮田和樹やDeNAの山﨑康晃は、九里や東浜とは握りを変えて投げているとのこと[55]。
前述の通り、自他共に認めるタフネスさが特徴[56]。先発ローテーション定着までにロングリリーフや緊急登板など多くの稼働をこなし、登板間隔は短い方が良いという感覚を持っている[57]。頑健な肉体は亜細亜大学野球部の猛練習で培ったものである。
人物
[編集]アメリカ人の父親と日本人の母親との間に生まれたハーフである[2]。父親は元アトランタ・ブレーブス傘下3Aの遊撃手であるマーク・アントニオ・シェック[58][5]。
父親の「どんなことにも挑戦させる」方針のもと、幼少期は野球に加え、アメフト、バレー、空手、キックボクシング、テニス、駅伝などに取り組み、最終的に野球の道を選んだ。九里自身も「本人がやりたいと言ったことにはとりあえずチャレンジさせる」を子育てのモットーとしている[59]。
英語能力は本人曰く「聞くのは全て理解出来るが、喋るのは不得意。簡単な日常会話ぐらい」(2014年当時)[60][61]。2020年に加入したD.J.ジョンソンが球団公式YouTubeチャンネルのインタビューを受けた際には、通訳を買って出た[62]。
米子市立後藤ヶ丘中学校(3年途中まで在籍)時代の同級生にOfficial髭男dismの藤原聡がいる[63]。
長年のプロレスファンであり、カープファンを公言しているプロレスラー内藤哲也とは共通の知人を介し面会して以来、お互いの試合に応援に駆けつけるなど親交を結んでいる[64][65]。
詳細情報
[編集]年度別投手成績
[編集]年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2014 | 広島 | 20 | 16 | 0 | 0 | 0 | 2 | 5 | 0 | 0 | .286 | 366 | 83.1 | 93 | 9 | 31 | 1 | 6 | 50 | 3 | 2 | 45 | 37 | 4.00 | 1.49 |
2015 | 7 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | .000 | 75 | 16.0 | 19 | 3 | 7 | 0 | 1 | 10 | 1 | 0 | 10 | 8 | 4.50 | 1.63 | |
2016 | 27 | 10 | 0 | 0 | 0 | 2 | 2 | 0 | 0 | .500 | 351 | 80.0 | 79 | 9 | 37 | 0 | 1 | 52 | 0 | 0 | 47 | 40 | 4.50 | 1.45 | |
2017 | 35 | 13 | 0 | 0 | 0 | 9 | 5 | 0 | 2 | .643 | 494 | 116.1 | 111 | 7 | 44 | 0 | 4 | 97 | 1 | 0 | 51 | 47 | 3.64 | 1.33 | |
2018 | 24 | 19 | 1 | 0 | 1 | 8 | 4 | 0 | 0 | .667 | 524 | 120.1 | 129 | 13 | 41 | 1 | 4 | 86 | 2 | 0 | 60 | 57 | 4.26 | 1.41 | |
2019 | 27 | 19 | 1 | 1 | 1 | 8 | 8 | 0 | 3 | .500 | 498 | 118.0 | 107 | 11 | 41 | 0 | 4 | 96 | 1 | 0 | 50 | 46 | 3.51 | 1.25 | |
2020 | 20 | 20 | 2 | 1 | 0 | 8 | 6 | 0 | 0 | .571 | 544 | 130.2 | 116 | 11 | 44 | 0 | 0 | 106 | 4 | 0 | 46 | 43 | 2.96 | 1.22 | |
2021 | 25 | 25 | 2 | 0 | 1 | 13 | 9 | 0 | 0 | .591 | 647 | 149.0 | 150 | 18 | 51 | 0 | 8 | 102 | 4 | 1 | 73 | 63 | 3.81 | 1.35 | |
2022 | 26 | 24 | 0 | 0 | 0 | 6 | 9 | 0 | 0 | .400 | 609 | 140.1 | 147 | 13 | 53 | 3 | 8 | 121 | 1 | 0 | 55 | 52 | 3.33 | 1.43 | |
2023 | 26 | 26 | 3 | 3 | 2 | 8 | 8 | 0 | 0 | .500 | 706 | 174.1 | 142 | 8 | 49 | 7 | 10 | 129 | 2 | 0 | 58 | 49 | 2.53 | 1.10 | |
通算:10年 | 237 | 173 | 9 | 5 | 5 | 64 | 57 | 0 | 6 | .529 | 4814 | 1128.1 | 1093 | 102 | 398 | 12 | 46 | 849 | 19 | 3 | 495 | 442 | 3.53 | 1.32 |
- 2023年度シーズン終了時
- 各年度の太字はリーグ最高
年度別守備成績
[編集]年 度 |
球 団 |
投手 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 | ||
2014 | 広島 | 20 | 3 | 13 | 0 | 1 | 1.000 |
2015 | 7 | 0 | 6 | 0 | 1 | 1.000 | |
2016 | 27 | 4 | 9 | 0 | 1 | 1.000 | |
2017 | 35 | 12 | 20 | 0 | 2 | 1.000 | |
2018 | 24 | 7 | 21 | 1 | 1 | .966 | |
2019 | 27 | 10 | 24 | 0 | 1 | 1.000 | |
2020 | 20 | 6 | 22 | 1 | 1 | .966 | |
2021 | 25 | 10 | 22 | 3 | 4 | .914 | |
2022 | 26 | 8 | 20 | 0 | 0 | 1.000 | |
2023 | 26 | 14 | 31 | 2 | 1 | .957 | |
通算 | 237 | 74 | 188 | 7 | 13 | .974 |
- 2023年度シーズン終了時
- 各年度の太字はリーグ最多
タイトル
[編集]- 最多勝利:1回(2021年)
記録
[編集]- 初記録
- 投手記録
- 初登板・初先発・初勝利・初先発勝利:2014年3月29日、対中日ドラゴンズ2回戦(ナゴヤドーム)、6回1失点
- 初奪三振:2014年4月5日、対横浜DeNAベイスターズ2回戦(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)、6回表に2番手で救援登板、井納翔一からスリーバント失敗
- 初ホールド:2015年4月3日、対中日ドラゴンズ1回戦(ナゴヤドーム)、2/3回無失点
- 初完投・初完投勝利:2018年6月17日、対福岡ソフトバンクホークス3回戦(福岡 ヤフオク!ドーム)、9回4失点8奪三振[66]
- 初完封勝利:2019年6月25日、対東北楽天ゴールデンイーグルス3回戦(楽天生命パーク宮城)、9回3安打3奪三振
- 打撃記録
- 初打席:2014年3月29日、対中日ドラゴンズ2回戦(ナゴヤドーム)、3回表に大野雄大から見逃し三振
- 節目の記録
- その他の記録
- 1試合5三振:2023年6月30日、対東京ヤクルトスワローズ10回戦(明治神宮野球場)※史上21人目
- オールスターゲーム出場:1回(2023年)
背番号
[編集]- 12(2014年 - 2020年)
- 11(2021年 - 2024年)
- 22(2025年 - )
登場曲
[編集]- 「music」naco(2014年)
- 「Light Up Dayz」M.A.X and SHARK WEST(2015年 - 2017年)
- 「内藤哲也のテーマ「STARDUST」」KAZSIN(2018年 - )
- 「Red Nine」月山翔雲(2024年 - )
関連情報
[編集]CM
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ 「広島 - 契約更改 - プロ野球」『日刊スポーツ』。2023年12月7日閲覧。
- ^ a b c d 「広島ドラ2九里亜蓮 金髪「特攻隊長」を更生させた祖母の愛」『日刊ゲンダイ』2013年12月2日。2014年5月13日閲覧。
- ^ 九里亜蓮(広島東洋カープ) | プロフィール・成績・速報・ドラフト・ニュースなど選手情報 - 週刊ベースボールONLINE
- ^ 「広島九里活躍すればネットで…米国で暮らす父に感謝」『日刊スポーツ』2019年6月16日。2021年10月2日閲覧。
- ^ a b c 「【広島】九里亜蓮5回4失点「申し訳ないです」17年ぶり来日中の父に勝利届けられず」『日刊スポーツ』日刊スポーツ新聞社、2023年10月18日。2024年2月18日閲覧。
- ^ a b 「広島ドラ2九里亜蓮 金髪「特攻隊長」を更生させた祖母の愛(2/5ページ)」『日刊ゲンダイDIGIAL』2013年12月2日。2021年10月2日閲覧。
- ^ a b c 「広島ドラ2九里亜蓮 金髪「特攻隊長」を更生させた祖母の愛(3/5ページ)」『日刊ゲンダイDIGIAL』2013年12月2日。2021年10月2日閲覧。
- ^ 「【選手の言葉で振り返るドラフト】今季、苦しい先発陣を気迫で支えたカープ九里亜蓮の“優しさ”を垣間見た指名の瞬間」『広島アスリートマガジン』2020年11月17日。2022年5月16日閲覧。
- ^ 「ストーリーの幸せな結末――山崎康晃、通算150セーブへの道程/FOR REAL - in progress -」『週刊ベースボールONLINE』2019年7月23日。2022年5月16日閲覧。
- ^ 「広島ドラ2九里AV男優にスカウトされた」『日刊スポーツ』2013年12月7日。2024年6月7日閲覧。
- ^ 「広島ドラフト2位九里入団会見 妹は現役モデル」『日刊スポーツ』2013年12月10日。2014年4月21日閲覧。
- ^ 「九里亜蓮インタビュー」『『週刊ベースボール』ONLINE』2014年4月14日。2014年4月21日閲覧。
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- ^ 「広島九里 思い出の地で祖母に好投捧げる」『日刊スポーツ』2014年5月14日。2021年5月26日閲覧。
- ^ 「広島九里、結婚していた 同い年の一般女性と4月に」『日刊スポーツ』2016年12月22日。2018年9月24日閲覧。
- ^ 「広島九里ローテ入り「黒田の穴埋めるかも」緒方監督」『日刊スポーツ』2017年3月23日。2018年9月24日閲覧。
- ^ 「九里 九回2死から2被弾も…初完投勝利「まだまだレベルアップしないと」」『デイリースポーツ online』2018年6月17日。2018年9月24日閲覧。
- ^ 「九里優勝星!魂の熱投8回0封「持っているモノを出すだけだった」」『デイリースポーツ online』2018年9月27日。2018年11月9日閲覧。
- ^ 「広島が3連勝で日本シリーズ進出!先発・九里が6回一死まで無安打の快投」『BASEBALL KING』2018年10月19日。2018年11月9日閲覧。
- ^ 「九里 日本シリーズ初登板初先発での勝ち星逃す…失策絡み五回途中4失点KO」『デイリースポーツ online』2018年10月30日。2018年11月9日閲覧。
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- ^ 「広島・九里、“びっ九里”プロ初完封!3安打無四球で二塁踏ませず」『SANSPO.COM(サンスポ)』2019年6月26日。2019年10月30日閲覧。
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- ^ 「5月19日巨人戦 九里、完投で5勝」『中国新聞』2021年5月19日。2021年5月19日閲覧。
- ^ 「広島またコロナ陽性 九里が投手で初 計12人に膨らむ苦境…24日に試合開催協議」『デイリースポーツ online』2021年5月24日。2021年5月26日閲覧。
- ^ 「広島九里が抹消 新型コロナ陽性判定で特例対象」『日刊スポーツ』2021年5月24日。2021年5月26日閲覧。
- ^ 「広島九里亜蓮プロ初10勝目「体の横回転を縦回転に」昨年オフに投法修正」『日刊スポーツ』日刊スポーツ新聞社、2021年9月29日。2024年2月18日閲覧。
- ^ 「広島九里亜蓮、粘って自身初タイトル最多勝13勝 佐々岡監督も称える」『日刊スポーツ』2021年10月29日。2021年10月30日閲覧。
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- ^ 「「超鯉党」内藤哲也が開幕投手の広島・九里に熱きエール「この瞬間を目いっぱい楽しんで」」『Sponichi Annex』2024年3月29日。2024年6月6日閲覧。
- ^ 「14安打13得点で連敗5で止める 九里がプロ初完投勝利」『デイリースポーツ』2018年6月17日。2018年6月17日閲覧。
- ^ 「広島・九里亜蓮が1000投球回 NPB史上363人目」『サンケイスポーツ』2023年5月17日。2023年5月17日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 個人年度別成績 九里亜蓮 - NPB.jp 日本野球機構
- 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)、The Baseball Cube
- 11 九里亜蓮 - 広島東洋カープ公式サイト
- 選手情報 - 週刊ベースボールONLINE
- 九里亜蓮 (@allen_kuri_11_official) - Instagram