川原弘之

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川原 弘之
福岡ソフトバンクホークス #122
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 福岡県福岡市
生年月日 (1991-08-23) 1991年8月23日(27歳)
身長
体重
187 cm
91 kg
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 投手
プロ入り 2009年 ドラフト2位
初出場 2012年5月20日
年俸 450万円(2018年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
派遣歴

川原 弘之(かわはら ひろゆき、1991年8月23日 - )は、福岡県福岡市出身のプロ野球選手投手育成選手)。左投左打。福岡ソフトバンクホークス所属。

経歴[編集]

プロ入り前[編集]

小学3年の時に左投げに転向[2]。南片江小学時代は福岡少年野球連盟の油山少年野球部に所属。片江中学時代はフレッシュリーグに所属する地元の硬式野球チーム、福岡ウイングスに在籍しNPO法人ホークスジュニアアカデミーの主催するホークスカップで優勝投手になっている[2]

福岡大学附属大濠高等学校では2年夏からエースとして活躍した。秋の県大会準優勝、九州大会では準々決勝で今村猛清峰高校)との投げ合いに敗れ、春のセンバツを逃した。3年夏の県大会では、5回戦の修猷館高校戦で12奪三振を奪いながら惜敗し、甲子園に出場することはできなかった。実兄も福大大濠高校出身で、大石達也と同期のキャプテンだった。

2009年のプロ野球ドラフト会議で、地元球団の福岡ソフトバンクホークスから2巡目で指名を受けたことを機に入団へ至った。背番号26

プロ入り後[編集]

2010年には、ウエスタン・リーグ公式戦8試合に登板。2勝2敗、防御率2.52、WHIP1.48という成績を残した[3]

2011年には、左ひじの違和感を訴えたため、春季キャンプから出遅れた。ウエスタン・リーグ公式戦には、前年と同じく8試合の登板で、1勝1敗、防御率2.42、WHIP1.27を記録[4]フレッシュオールスターゲームには、右肩の炎症で出場を辞退したチームメイト・下沖勇樹の代替選手として出場すると、ストレートでプロ入り後自己最速の154km/hを記録した[2]。一軍公式戦への登板機会はなかったが、シーズン終了後にはプエルトリコウィンターリーグに参加。7試合の先発登板で、1勝3敗、防御率4.78、WHIP1.82という成績を残した。

2012年には、5月17日にプロ入り後初の出場選手登録[5]を果たすと、同月20日のセ・パ交流戦、対読売ジャイアンツ戦(東京ドーム)で4番手投手として一軍デビュー。1回を投げて無安打1奪三振に抑えたが、一軍公式戦全体では、この試合を含む2試合の登板にとどまった。ウエスタン・リーグ公式戦では、7月28日の対中日ドラゴンズ戦(下関球場)での投球中に、日本人左腕投手では最速記録とされる158km/hをストレートで計測[6]。シーズン全体では、19試合の登板で4勝7敗1セーブ、防御率3.57、WHIP1.33を記録する一方で、与四球率が4.41に達するほど制球に苦しんだ。

シーズン終了後には、台湾で開催された2012年アジアウインターベースボールリーグにNPB選抜として参加した。

2013年には、5月18日のセ・パ交流戦、対阪神タイガース戦(阪神甲子園球場)に2番手投手として登板したが、3回を投げて3失点を記録[7]。結局、一軍公式戦にはこの試合に登板しただけだった。なお、ウエスタン・リーグ公式戦には17試合に登板。3勝2敗、防御率3.46という成績でシーズンを終えた[8]

2014年には、ウエスタン・リーグ公式戦3試合の登板で1勝1敗、防御率3.46を記録[9]。 しかし、3年振りに一軍公式戦への登板機会がなかった。

2015年には、公式戦開幕前の3月24日に、「左肩鏡視下による関節唇デブリードマンおよび後方関節包解離術」を受けた。手術の時点で実戦復帰までおよそ半年を要することが見込まれたため[10]、シーズン中には実戦登板の機会がなかった。さらに、シーズン終了後の11月25日には、「左肘内側側副靱帯再建術」を受けた。実戦復帰までおよそ1年を要することが見込まれるため、球団では手術の時点で、翌2016年シーズンから川原と育成契約を結ぶことを想定[11]。手術前の10月4日に川原へ支配下選手契約の解除を通告した[12]うえで、12月17日に育成選手として川原と改めて契約した[13]。なお、育成選手への移行を機に、背番号を122に変更している。

2016年は、前述の手術の影響から、二軍戦・三軍戦ともに登板機会は無かった。10月31日、育成選手制度の規定に基づき自由契約公示された[14]12月2日、来シーズンの育成選手契約締結が発表された[15]

2017年は、6月10日に行われた楽天との練習試合において、2年8カ月ぶりの復帰登板を果たす[16] 。その後三軍戦において登板し、10試合で28イニングを投げ、2勝2敗、防御率3.21の成績を残す[17]

シーズンオフの10月19日、11月25日から台湾で開催される2017アジアウインターベースボールリーグにおいて、NPBウエスタン選抜に選出されたが辞退となった[18]。10月31日、育成選手制度の規定により自由契約公示されたが[19]、、12月6日、来シーズンの育成選手契約締結が発表された[20]

選手としての特徴[編集]

高校時代は最速144km/hのストレートスライダーを武器に、練習試合では20奪三振を記録したこともある。

2012年シーズンの二軍公式戦では、「日本人左腕投手最速記録」という158km/hを計測する(詳細前述)など、ストレートで140km/h台後半をコンスタントに計測。しかし、2014年までの同リーグ通算与四球率が4.21に達するほど、制球面に課題を残している。

2012年の春季キャンプでは、野球評論家野球解説者として活動していた工藤公康から、「久々に『モノが違う』と思わせるサウスポーで、素材は(同じサウスポーの)杉内和田より上。恵まれた体格で肩肘の使い方が柔らかい。力の出し方ではなく、力の抜き方を意識すれば、(一軍公式戦で)2桁勝利を収められる。それだけの力は十分にある」と語っていた[2]。さらに、若手選手主体の「B組」に参加していた2014年の春季キャンプでは、工藤、球団会長の王貞治、当時の一軍監督・秋山幸二(いずれも日本プロ野球名球会会員)が川原の投球練習を特別に視察。工藤からは、「投球フォームを安定させるための鍵」として、投球の際に右足の裏から着地することを勧められた[21]。なお、工藤は秋山の後を受けて、2015年からソフトバンクの一軍監督を務めている。

詳細情報[編集]

年度別投手成績[編集]





















































W
H
I
P
2012 ソフトバンク 2 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 10 3.0 1 0 0 0 0 3 0 0 0 0 0.00 0.33
2013 1 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 12 3.0 1 1 2 0 0 1 1 0 3 3 9.00 1.00
通算:2年 3 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 22 6.0 2 1 2 0 0 4 1 0 3 3 4.50 0.67
  • 2017年度シーズン終了時

記録[編集]

背番号[編集]

  • 26 (2010年 - 2015年)
  • 122 (2016年 - )

登場曲[編集]

[22]

代表歴[編集]

脚注[編集]

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注釈[編集]

出典[編集]

  1. ^ ソフトバンク - 2018年度契約更改 - データ集 - プロ野球 - 野球”. SANSPO.COM. 2018年8月5日閲覧。
  2. ^ a b c d 日刊スポーツ紙面 2012年2月3日
  3. ^ 2010年度 福岡ソフトバンクホークス 個人投手成績(ウエスタン・リーグ)”. NPB.jp 日本野球機構. 2017年12月23日閲覧。
  4. ^ 2011年度 福岡ソフトバンクホークス 個人投手成績(ウエスタン・リーグ)”. NPB.jp 日本野球機構. 2017年12月23日閲覧。
  5. ^ 【ソフトB】川原プロ3年目で初一軍日刊スポーツ、2012年5月17日
  6. ^ 川原158キロ 日本人左腕最速タイ 2軍戦で記録 西日本スポーツ、2012年7月29日
  7. ^ 【ソフトB】川原降格「頑張ってきます」日刊スポーツ、2013年5月20日
  8. ^ 2013年度 福岡ソフトバンクホークス 個人投手成績(ウエスタン・リーグ)”. NPB.jp 日本野球機構. 2017年12月23日閲覧。
  9. ^ 2014年度 福岡ソフトバンクホークス 個人投手成績(ウエスタン・リーグ)”. NPB.jp 日本野球機構. 2017年12月23日閲覧。
  10. ^ ソフトバンク川原が左肩手術 復帰までは約半年 2015年3月24日 日刊スポーツ
  11. ^ ソフトバンク川原が左肘手術 来季は育成契約へ2015年11月25日 日刊スポーツ
  12. ^ 来季契約について 福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト(2015年10月4日)
  13. ^ 育成選手契約締結について 福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト(2015年12月17日)
  14. ^ 自由契約選手(育成選手)”. NPB.jp 日本野球機構 (2016年10月31日). 2016年11月1日閲覧。
  15. ^ 育成選手契約締結について プレスリリース 2016年12月2日配信。・福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト
  16. ^ ソフトバンク158キロ左腕が2年8か月ぶりの復帰登板!「スピードはまだ出せる」”. Yahoo!ニュース (2017年6月13日). 2017年10月6日閲覧。
  17. ^ 3軍選手成績 非公式戦個人成績 投手成績 2017/9/28(木)現在”. 福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト (2017年9月28日). 2017年10月6日閲覧。
  18. ^ 2017アジアウインターベースボールリーグ(AWB)NPBメンバー一覧”. NPB.jp 日本野球機構 (2017年11月10日). 2017年11月10日閲覧。
  19. ^ 自由契約選手(育成選手)|2017年度公示”. NPB.jp 日本野球機構 (2017年10月31日). 2017年11月1日閲覧。
  20. ^ 2017/12/06(水) プレスリリース 育成選手契約締結について”. 福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト (2017年12月6日). 2017年12月7日閲覧。
  21. ^ 工藤氏 大器ソフトバンク左腕川原の成長実感日刊スポーツ 2014年2月5日
  22. ^ チーム情報 球場使用曲一覧”. 福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト. 2017年6月4日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]