ウエスタン・リーグ

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ウエスタン・リーグ
競技 日本プロ野球
開始年 1955年
参加チーム 5
日本の旗 日本
前回優勝 福岡ソフトバンクホークス(11回目)
最多優勝 中日ドラゴンズ(16回)

ウエスタン・リーグWestern League)は、日本プロ野球のファーム(二軍)リーグの一つ。略称ウ・リーグ。リーグ運営はパシフィック・リーグが行う。

現在の参加チーム[編集]

カッコ内は本拠地球場

歴史[編集]

関西ファーム・リーグ[編集]

1952年に母体となる「関西ファーム・リーグ」が以下の7チームによって結成された。

だが、これは日本野球機構外の独自リーグであった。1952年シーズン中に山陽クラウンズが解散し6チームになってしまう。さらに1953年に松竹ロビンスが大洋ホエールズと合併し脱退するも、近鉄パールスが加盟したためこのシーズンも6チームで行われた。

しかし、1954年セントラル・リーグ6チームによる「新日本リーグ」が結成されると、大阪タイガース、中日ドラゴンズが脱退し、このシーズンは4チームで行うことになってしまった。

ウエスタン・リーグ[編集]

結局、1955年にパシフィック・リーグの代表会が審議し、日本野球機構内のリーグとしてセントラル・リーグとパシフィック・リーグの14チームが東西2つの若手選手育成リーグで再編されることになり、以下の7チームでウエスタン・リーグが結成された。実質、松竹と山陽が抜け広島が入っただけの形となったため、イースタン・リーグのように途中の中断をはさまずスムーズに運営された。

  • 中日ドラゴンズ
  • 阪神ジャガース(大阪タイガース二軍)
  • 阪急ブレーブス
  • 南海ホークス
  • 西鉄ライオンズ
  • 近鉄パールス
  • 広島グリーンズ(広島カープ二軍)

広島グリーンズは1956年に広島カープグリナーズと改称し、1958年に一軍と同じ広島カープへ球団名を戻した。阪神ジャガースは1957年に阪神タイガースと改称し、1960年に一軍も同じ名称となった。1979年クラウンライター・ライオンズが西武ライオンズとなり、埼玉県にフランチャイズを移したことに伴いイースタン・リーグへ移り、6チームに。

オリックス・ブルーウェーブ二軍は2000年にサーパス神戸へ改称。その後、2004年オフにオリックスと大阪近鉄バファローズの一軍が合併し、近鉄二軍とサーパスも合併すると共に、2005年より新規参入した東北楽天ゴールデンイーグルス二軍がイースタン・リーグに加盟したことにより、現在イースタン・リーグは7球団、ウエスタンリーグは5球団となった。

なお、サーパス神戸は2006年に地名を除いたサーパスへ改称した後、2009年に一軍と同じオリックス・バファローズとなっている。

試合方式[編集]

2002年度までは年間18回総当り(ホーム&ビジター(以下H&A)9回ずつ)、90試合の1シーズン制で行い、2003、2004年度は前後期制を採用し、年間18回総当り(H&A9回ずつ)を9回ずつ(対戦ゲームによって4回と5回の総当りの区分けが異なる)に区切り、それぞれのステージの最高勝率チーム同士で10月に決勝戦(1試合制 前期1位チームのホームゲーム)を行った(なお同一チームが優勝した場合はそれを行わないでそのチームの優勝となる)。

2005年度からは前後期制が廃止され、原則として5チームによる22回総当り(H&A11回ずつ)、88試合の1シーズン制に戻して行われた。その後は総当りが26回(H&A13回ずつ)の104試合に変更され、2014年度まで続いた。なおイースタン・リーグとの交流試合が組まれる場合があり、それによって試合数が前後することもあったが、2011年から2014年まではウエスタンリーグ参加5チームとの総当り試合数104試合は維持し、これにイースタンリーグ参加チームとの交流戦を含めた全試合(チーム順位はチームごとに試合数が異なるために勝率順 5月のみやざきサンシャインシリーズ含む)の成績で争われることになった。なお一軍の公式試合と異なり、雨天中止となった試合がビジター側の本拠地球場で開催されることもあった。

2015年度からは5球団各カード最大33回戦(1球団最大132試合)にイースタン・リーグとの交流試合を含めた試合数で実施されることになった。なお、予定試合数は球団によって異なり、また中止となった試合の振替開催は行わず、順位は最終的な消化試合数での勝率をもって決定することとなった。

所属5球団のうち、一軍がパシフィック・リーグに所属しているチーム(オリックス、ソフトバンクの2球団)が主催試合を開催する場合、指名打者制度(DH制)が採用される。逆に一軍がセントラル・リーグに所属しているチーム(中日、阪神、広島東洋の3球団)が主催の場合、2012年までは全試合9人制で行われていたが、2013年以降は阪神、2015年以降は中日の主催試合でもDH制が採用されることになった。広島東洋の主催試合でも2015年からDH制を採用することが可能になったが、採用するかどうかは各球団によって決定することができる。

延長戦は原則として10回のみ。但し、1軍の公式戦と同じ会場で開く前座試合、あるいは地方開催で翌日別の会場に移動して試合をする場合などは試合開始から数えて2時間半、ないしは3時間(会場による)を経過した場合は延長戦を行わない。また試合によっては9回を満たなくても時間切れコールドゲームとすることがあるが、最終イニングスで同点、若しくはビジターチームリードの状態でホームチームが勝ち越した場合でも、イニングスの途中ではなく必ずそのイニングスの攻撃を完了した時点で試合終了とする。また試合が成立する5回を満たさずに時間切れとなった場合でも、5回までは必ず試合を行う。

またこれとは別に1961年度から毎年原則として5月に、全チーム参加・中立地開催によるトーナメント大会を開催(1986年の第29回〜1997年の第40回大会は公式戦の総当りに加算)していたが1998-2000年度と2004年度以後は開催されなかった。

その他試合の予定されていないチームと日本野球連盟のチームによるプロ・アマ交流戦も数試合シーズン中に実施される。

年度別優勝チーム[編集]

年度 優勝チーム
1955 阪神
1956 中日
1957 阪急
1958 中日
1959 阪神
1960 広島
1961 阪神
1962 南海
1963 阪神
1964
※1
阪神
1965 阪急
1966 阪急
1967 広島
1968 広島
1969 中日
1970 広島
1971 中日
1972 阪神
1973 近鉄
1974 中日
1975 南海
1976 広島
1977 阪急
1978 阪急
1979 近鉄
1980 南海
1981 南海
1982 広島
1983 中日
1984 南海
1985 広島
1986 阪神
1987 中日
1988 中日
1989 オリックス
1990 中日
1991 広島
1992 中日
1993 中日
1994 オリックス
1995 近鉄
1996 近鉄
1997 オリックス
1998 阪神
1999 阪神
2000 中日
2001 阪神
2002 阪神
2003
※2
阪神
2004
※2
中日
2005 阪神
2006 阪神
2007 中日
2008 ソフトバンク
2009 中日
2010 阪神
2011 中日
2012 ソフトバンク
2013 ソフトバンク
2014 ソフトバンク
2015 ソフトバンク
2016 ソフトバンク

※1:1964年は阪神、南海同率首位のため優勝決定戦を行い2勝1敗で阪神が優勝。
※2:2003年、2004年は前後期制のため、前期優勝チームと後期優勝チームが年度優勝決定試合を行い、勝者がファーム日本選手権への出場権を獲得。
2003年は前期優勝の広島と後期優勝の阪神が対戦。2004年は前期優勝の近鉄と後期優勝の中日が対戦。いずれも後期優勝のチームがファーム日本選手権へ出場し、日本一となっている。

関連項目[編集]