ベースボール・チャレンジ・リーグ

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ベースボール・チャレンジ・リーグ
競技 プロ野球
代表取締役 村山哲二
開始年 2007年
参加チーム 8
日本の旗 日本
前回優勝 群馬ダイヤモンドペガサス(2016年)
公式サイト BCリーグ
株式会社ジャパン・ベースボール・マーケティング
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
950-0916
新潟県新潟市中央区米山2丁目4番地1
木山第3ビル4F
設立 2006年(平成18年)7月3日
業種 サービス業
事業内容 野球の興行
代表者 村山哲二
資本金 1億円
外部リンク BCリーグ
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ベースボール・チャレンジ・リーグ(Baseball Challenge League)は、日本北陸・信越地方5県と関東地方2県、東北地方1県を活動地域とするプロ野球独立リーグ。略称は「BCリーグ」。株式会社ジャパン・ベースボール・マーケティングが運営を行っている。

概要[編集]

地域のスポーツ活性化を目的として、四国アイランドリーグ(現:四国アイランドリーグplus)に続く日本で2番目の野球の独立リーグとして2006年に設立され、2007年より試合を開催している。その運営理念として、野球興行だけでなく、野球選手の指導・マネジメント業務と野球教室・各種スポーツイベントの企画運営も事業内容に含まれている。球団の運営費は1チームあたり年間1億5,000万円程度と言われる。

開設初年度の2007年シーズンは、リーグ名称を北信越ベースボール・チャレンジ・リーグ(ほくしんえつ・-、北信越BCリーグ)とし、北信越地方新潟県富山県石川県長野県の4県にそれぞれ1チームずつ本拠を置き、4球団でリーグ戦を行っていた。その後、翌2008年シーズンから関東地方群馬県および北陸地方福井県に本拠を置く2つの新球団が加入するのに伴い、2007年11月1日から「北信越」を外して現在の名称となり、2008年から2014年までは6球団でリーグ戦をおこなった。2014年シーズンより、オフィシャルパートナーであるルートイングループがリーグとの契約に基づいて命名権者となり、リーグ名称が「ルートインBCリーグ」となる[1]

2013年12月24日に埼玉県(主に熊谷市を中心とした県北エリア)を本拠とする新球団武蔵ヒートベアーズ[2]、2014年5月21日に福島県を本拠とする新球団(加盟発表後の7月18日に球団名を福島ホープスと発表[3])が[4]、それぞれ2015年からの加入予定で設立準備を開始したと正式に発表され、同年6月24日に2015年度からの加盟が正式承認された[5]。これにより、2015年シーズンからは8球団での運営となっている。

2016年3月23日、2017年度からの参加を前提にして栃木県および滋賀県を本拠地とする球団の準加盟と、球団準備室の発足が発表された[6]。同年6月28日に、両球団の2017年シーズンからの加盟が正式に決定し、滋賀球団については滋賀ユナイテッドベースボールクラブという名称も合わせて発表された[7]。栃木の球団名は、同年8月1日に栃木ゴールデンブレーブスに決定している[8]

スタッフ[編集]

  • 株式会社ジャパン・ベースボール・マーケティング
    • 代表取締役 : 村山哲二
  • アドバイザー : 水島新司

沿革[編集]

BCリーグは2004年、NPB加盟のオリックス・ブルーウェーブ大阪近鉄バファローズの球団統合問題をきっかけに起こったプロ野球再編問題に端緒を発する。この問題の渦中、新潟県と石川県で新プロ野球球団の設立構想が起こったが、その後両球団の統合によるオリックス・バファローズの設立と東北楽天ゴールデンイーグルスの新規参入によって事態が収束したため、新潟側が「独立リーグの創設」に方針を転換。石川側と合流して検討を進め、2006年春に計画が具体化したものである。

2006年[編集]

5月9日 - 構想が明らかになる。
5月15日 - 新潟市内で記者会見が行われ、詳細が発表される。開設準備室の村山代表、アルビレックス新潟池田弘会長、漫画家の水島新司が出席。また、四国アイランドリーグ石毛宏典コミッショナーも出席し、将来的には交流戦を行いたい意向を表明。
7月3日 - リーグ運営会社を設立。
8月1日 - 新潟県から参加する新潟アルビレックス・ベースボール・クラブが設立される。
9月13日 - リーグの正式名称が「北信越ベースボール・チャレンジ・リーグ」に決まる。
10月13日 - 富山県から参加する「富山サンダーバーズベースボールクラブ」の設立発表。
10月27日 - 長野県から参加するチームの名称が「信濃グランセローズ」に、石川県から参加するチームの名称が「石川ミリオンスターズ」に決まる。

2007年[編集]

1月25日 - 北信越BCリーグドラフト会議を開催。選手97名の所属チームが決定する。
2月27日 - 新潟、富山の全選手が契約を完了する。3月2日には信濃、同5日には石川の選手も契約を完了し、2007年の4チームの陣容が決定する。
3月7日 - 2007年の公式戦日程が発表される(この時点では信濃主催分の開催球場は未定で、後日正式に発表)。
4月28日 - 初シーズンの公式戦開幕。2試合それぞれ4538人、6832人、計11370人の観客を集める。
6月19日 - 初のプロとの交流戦が信濃(単独)と北海道日本ハムファイターズ二軍の間で行われる(●1-8)。
6月19日 - 2008年度からの同リーグ参加を予定した群馬県にて、新球団の球団設立準備委員会が発足する。
7月31日 - 参加球団より選手を選抜した「BCリーグオールスター」を編成、NPBイースタン・リーグ選抜選手の「フューチャーズ」と対戦。リーグとして交流戦に初勝利(○10-2)。
8月7日 - 北信越BCリーグ選抜チームと四国アイランドリーグ選抜チームとの野球独立リーグ同士の交流戦が行われる(●1-16)。
8月20日 - 群馬県の新球団名が「群馬ダイヤモンドペガサス」に決定する。
9月18日 - 2008年シーズンから群馬県、福井県の2球団が加わって6球団に拡大することに伴って、11月からのリーグの名称を「ベースボール・チャレンジ・リーグ」に変更すると発表。
10月16日 - 石川がリーグの初代優勝球団となる。
10月20日 - 石川と四国アイランドリーグ・香川オリーブガイナーズとの間でグランドチャンピオンシップを開催(10月28日まで、石川の1勝3敗で香川が優勝)。
11月1日 - リーグ名を「ベースボール・チャレンジ・リーグ」に変更。
11月14日 - 福井県の新球団名が「福井ミラクルエレファンツ」に決定する。
11月19日 - プロ野球ドラフト会議で石川の内村賢介東北楽天ゴールデンイーグルス育成選手として指名され、リーグからの最初のNPB指名選手となる。

2008年[編集]

4月19日 - 2008年シーズンが開幕。
7月12日 - 新潟が上信越地区で前期優勝。
7月13日 - 富山が北陸地区で前期優勝。
9月23日 - 群馬が上信越地区で後期優勝。
9月26日 - 富山が北陸地区で後期優勝し、前後期を連覇。
10月3日 - 富山が北陸地区勝率2位の石川に勝ち北陸地区優勝、群馬が新潟に2勝して上信越地区優勝。
10月11日 - 富山がリーグチャンピオンシップで群馬を3勝0敗で下し、初のリーグ優勝。
10月17日 - 富山と四国・九州アイランドリーグの香川オリーブガイナーズとの間でグランドチャンピオンシップを開催(10月28日まで、富山の2勝3敗で香川が優勝)。
10月30日 - プロ野球ドラフト会議で、野原祐也阪神タイガースから、鈴江彬千葉ロッテマリーンズから、柳川洋平福岡ソフトバンクホークスからそれぞれ育成選手枠で指名される。

2009年[編集]

4月11日 - 2009年シーズンが開幕。
6月21日 - 上信越地区 群馬ダイヤモンドペガサスが前期優勝。
6月30日 - 北陸地区 石川ミリオンスターズが前期優勝。
7月12日 - 新潟対信濃後期2回戦(ハードオフ新潟)で、国内独立3リーグ史上最多となる15,311人の観客動員を記録。
9月19日 - 上信越地区 群馬ダイヤモンドペガサスが後期優勝し、前後期を連覇。
9月21日 - 北陸地区 石川ミリオンスターズが後期優勝し、前後期を連覇。
9月27日 - 群馬が上信越地区勝率2位の新潟に1勝1分で勝利し、上信越地区優勝。
9月28日 - 石川が北陸地区勝率2位の富山に1勝2敗で勝利し、北陸地区優勝。
10月11日 - 群馬がリーグチャンピオンシップに3勝1敗で勝利し、初の年間総合優勝。
10月24日 - 群馬と、四国・九州アイランドリーグ優勝の高知ファイティングドッグスとの間でグランドチャンピオンシップを開催(11月3日まで。群馬の2勝3敗で高知が優勝)。
10月29日 - プロ野球ドラフト会議で、前田祐二オリックス・バファローズから4位で指名され、引き続いて行われた育成選手枠のドラフトで高田周平阪神タイガースから、星野真澄読売ジャイアンツからそれぞれ指名される。支配下登録枠での指名はリーグ史上初めて。

2010年[編集]

4月1日 - 他の独立リーグ3団体と共同で、独立リーグ連絡協議会(JIBLA)を設立。
4月3日 - 2010年シーズンが開幕。
5月29日 - 群馬の清水貴之が新潟戦でリーグ初となるノーヒットノーランを達成。
6月11日 - 上信越地区で、群馬が信濃戦に勝ち、前期優勝。
6月27日 - 北陸地区で、石川が福井戦を引き分けとし、前期優勝。
7月9日 - 群馬のフランシスコ・カラバイヨオリックス・バファローズへ移籍。国内の独立リーグからは初のシーズン中移籍となった。
9月25日 - 北陸地区で、福井が信濃戦に勝ち、後期初優勝。
9月28日 - 上信越地区で、群馬が信濃戦に勝って後期優勝し、2年連続となる前後期連覇を達成。
10月2日 - 群馬が上信越地区勝率2位の新潟に1勝0敗で勝利し、上信越地区優勝。
10月4日 - 石川が福井に2勝1敗で勝利し、北陸地区優勝。
10月17日 - 石川がリーグチャンピオンシップに3勝1敗で勝利し、3年ぶりの年間総合優勝。
10月23日 - 石川と、四国・九州アイランドリーグ優勝の香川オリーブガイナーズとの間でグランドチャンピオンシップを開催(10月31日まで。石川の1勝3敗で香川が優勝)。
10月28日 - プロ野球ドラフト会議で、加藤貴大が東北楽天ゴールデンイーグルスから育成選手枠で指名される。

2011年[編集]

4月15日 - 村山代表の著作『もしあなたがプロ野球を創れと言われたら - 昇進より夢を選んだサラリーマン』がベースボール・マガジン社から刊行される。同著の中で村山代表はリーグ運営会社(ジャパン・ベースボール・マーケティング)・新潟・信濃・石川の4法人が2010年度に単年度黒字を達成したことを明らかにしている。
4月16日 - 2011年シーズンが開幕。当初は、4月9日の予定だったが、地震発生のため、1週間延期した。群馬主催試合は4月29日開幕。
6月21日 - 上信越地区で、群馬が新潟 - 信濃戦の結果を受けて、前期優勝。
6月26日 - 北陸地区で、石川が福井戦に勝ち、前期優勝。
9月25日 - 北陸地区で、福井が石川戦に勝ち、後期優勝。
9月26日 - 上信越地区で、新潟が群馬戦に勝ち、後期優勝。
10月2日 - 新潟が群馬に2勝0敗で勝利し、上信越地区優勝。
10月2日 - 石川が福井に2勝0敗で勝利し、北陸地区優勝[9]
10月17日 - 石川がリーグチャンピオンシップに3勝1敗で勝利し、2年連続の年間総合優勝。
10月28日 - プロ野球ドラフト会議で、廣神聖哉が阪神タイガースから、清水貴之が福岡ソフトバンクホークスから、雨宮敬渡辺貴洋が読売ジャイアンツからそれぞれ育成選手枠で指名される。群馬と新潟からの指名により、リーグ開始5年目で各球団が一度以上指名を受けたことになった。
10月29日 - 石川が、四国アイランドリーグplus優勝チームの徳島インディゴソックスと対戦したグランドチャンピオンシップに3勝0敗で勝利し、BCリーグチームから初の独立リーグ日本一となる。
11月24日 - 元日本ハム・阪神の正田樹東京ヤクルトスワローズへ入団が決定。BCリーグを経てのNPB復帰は初めて。

2012年[編集]

3月12日
  • 2012年シーズンに横浜DeNAベイスターズ(ファーム)と30試合の交流戦(うち18試合はBCリーグ公式戦扱い、10試合は練習試合=後に1試合を残して中止、2試合はBCリーグ選抜との対戦)を行うことが発表された。
  • これに伴い公式戦日程は、上信越地区がホーム38試合(横浜との交流戦4試合)・アウェイ34試合、北陸地区がホーム37試合(横浜との交流戦2試合)・アウェイ35試合と決まった。
4月21日 - 2012年シーズンが開幕。
6月25日
  • 上信越地区で、新潟が福井に勝ち、信濃が横浜(ファーム)に負けたため新潟が、前期優勝。
  • 北陸地区で、石川が福井 - 新潟戦の結果を受けて、前期優勝。
7月8日 - BCL選抜チーム(NPB未経験選手)とNPB経験者・外国人・DeNA2軍選手混成の「ドリーム選抜」チームによる初のオールスターゲームを富山市民球場アルペンスタジアムで開催、ドリーム選抜チームが8対1で勝利[10]
9月8日 - 上信越地区で、新潟が群馬戦に勝って後期優勝し、前後期連覇を達成。
9月18日 - 北陸地区で、福井が石川 - 群馬戦の結果を受けて、後期優勝。
9月29日 - 新潟が勝率2位の信濃に1勝0敗で勝利し、上信越地区優勝。
10月2日 - 福井が石川に2勝1引き分けで勝利し、北陸地区優勝。
10月13日 - 新潟がリーグチャンピオンシップに3勝で勝利し、初の年間総合優勝。
10月26日 - プロ野球ドラフト会議で、森本将太がオリックス・バファローズから支配下登録枠で、八木健史が福岡ソフトバンクホークスから、原大輝西川拓喜がオリックス・バファローズからそれぞれ育成選手枠で指名される。
10月27日 - 新潟が、四国アイランドリーグplus優勝チームの香川オリーブガイナーズと対戦したグランドチャンピオンシップに3勝0敗で勝利し、独立リーグ日本一となる。

2013年[編集]

1月9日 - 石川が木田優夫の入団を発表。
1月17日 - アメリカ独立リーグ・パシフィック・アソシエーションと「ルートインカップ日米独立リーグ対抗戦」を行うことを発表。
  • 「ルートインカップ日米独立リーグ対抗戦」ではイカイカ・マウイハワイ・スターズの2球団と1試合ずつホームゲームで行われる。
  • 信濃と石川は「アメリカ合衆国ラウンド」を行い、アメリカで2球団と合計6試合が行われる。
3月29日 - 富山がWBCイタリア代表ルカ・パネラッティ投手の入団を発表。
4月1日 - 福井がオリックス・バファローズから山崎正貴稲倉大輝の派遣を発表。BCリーグからNPBの選手が派遣されるのは初めてである。
4月5日 - 石川が昨季西武でプレーしたクリス・カーターら2選手の入団を発表。
4月8日 - 富山がメジャーなどで活躍した大家友和の入団を発表。
4月13日 - 2013年シーズンが開幕。
4月16日 - 信濃が元横浜DeNAベイスターズブランドン・マンの入団を発表。
5月2日 - 富山が元横浜の秦裕二の入団を発表。
5月7日 - BCリーグが公式facebookを始める。
5月9日 - 信濃が埼玉西武ライオンズ (ファーム)と交流戦を行い、1-4で信濃が敗れる。
5月27日 - 新潟がWBCオーストラリア代表などで活躍したミッチェル・ジョン・デニングの入団を発表。
5月29日(現地時間28日) - ルートインカップ日米独立リーグ対抗戦アメリカラウンドが開幕。信濃はハワイと対戦し、5-3で勝利。石川はマウイと対戦し、2-9で敗れる。
6月3日(現地時間2日) - ルートインカップ日米独立リーグ対抗戦アメリカラウンドが閉幕。
6月8日 - 信濃が元メジャーリーガーで第1回WBC日本代表などで活躍した大塚晶則の入団を発表。
6月16日 - 新潟が4期連続となる上信越地区前期優勝。
6月30日 - 石川が2期ぶりとなる北陸地区前期優勝。
9月6日 - 新潟が5期連続となる上信越地区後期優勝。前後期制覇は2年連続。
9月25日 - 福井が4年連続となる北陸地区後期優勝。
9月28日 - 新潟が上信越地区チャンピオンシップで地区年間勝率2位の群馬に1勝0敗で勝利し、2年連続となる地区年間優勝達成。
10月1日 - 石川が北陸地区チャンピオンシップで福井に2勝1敗1分で勝利し、2年ぶりとなる地区年間優勝達成。
10月13日 - 石川がリーグチャンピオンシップで新潟を3勝0敗で破り、2年ぶりとなる年間総合優勝を達成。
10月24日 - プロ野球ドラフト会議で、柴田健斗がオリックス・バファローズから7位で指名される。支配下登録枠での指名は2年連続。
10月27日 - 石川が四国アイランドリーグplus優勝の徳島と対戦したグランドチャンピオンシップに3勝1敗で勝利し、2年ぶりに独立リーグ日本一となる。BCリーグ勢としては3連覇を達成。
12月24日 - 埼玉県を本拠とする「MUSASHI HEAT BEARS」(2015年加入)の設立準備に入ったことを発表。

2014年[編集]

2月14日 - ヤクルト巨人で活躍したアレックス・ラミレスが群馬に入団。
2月25日 - 命名権ルートイングループが取得したことによりリーグ名称を「ルートインBCリーグ」に変更[11]
6月24日 - BCリーグに加盟を希望していた、埼玉県民球団「武蔵ヒートベアーズ」と福島県民球団「福島ホープス」の2球団の加盟が承認され、2015年からは、8球団でリーグ戦を戦う事になった[12]
6月27日 - 群馬が3年(6期)ぶりとなる上信越地区前期優勝。
6月30日 - 富山が6年(11期)ぶりとなる北陸地区前期優勝。
7月29日 - 2015年より、リーグ構成が8球団になるのに伴い、2015年シーズン以降、現行の3チームごとの2地区制から、4チームごとの2地区制に変更されることが発表された。「信濃、福井、石川、富山」と「群馬、新潟、埼玉、福島」の4球団ずつ2地区に分れてリーグ戦が行われる[13]
9月1日 - 独立リーグ連絡協議会に代わる合同組織として、一般社団法人日本独立リーグ野球機構を四国アイランドリーグplusとともに設立、リーグ代表の村山哲二が副会長に就任した。
9月7日 - 新潟が4年連続となる上信越地区後期優勝。
9月11日 - 石川が2期ぶりとなる北陸地区後期優勝。
9月24日 - 群馬が上信越地区チャンピオンシップで新潟に3勝2敗1分で勝利し、5年ぶりとなる地区年間優勝達成。石川は北陸地区チャンピオンシップで富山に2勝2敗1分となったがリーグ規定(シーズン対戦成績が優位)により、2年連続で地区年間優勝達成。
9月30日 - 群馬がリーグチャンピオンシップで石川を3勝2敗で破り、5年ぶりとなる年間総合優勝を達成。
10月4日 - 群馬と、四国アイランドリーグplusの徳島インディゴソックスとの間でグランドチャンピオンシップを開催(10月13日まで。群馬の1勝3敗1分で徳島が優勝)。
10月23日 - プロ野球ドラフト会議で、中村恵吾が福岡ソフトバンクホークスから育成8位で指名される。
10月24日 - 来シーズンから加入する福島と武蔵に対する分配ドラフトを実施し、福島は7人、武蔵は6人の選手を指名した[14]
11月28日 - リーグドラフトが行われた[15]

2015年[編集]

2月26日 - 富山サンダーバーズが北陸コカ・コーラボトリング子会社のGRNと命名権の契約を行い、球団名が「富山GRNサンダーバーズ」となる。
6月14日 - 新潟が東地区前期優勝。半期優勝は2期連続。
6月28日 - 福井が西地区前期優勝。半期優勝は3期ぶりで、前期は初。
9月13日 - 福島が東地区、富山が西地区でそれぞれ後期優勝。福島は初、富山は3期ぶりの半期優勝。
9月20日 - 新潟が東地区チャンピオンシップで福島に2勝1敗で勝利し、地区年間優勝達成。
9月21日 - 福井が西地区チャンピオンシップで富山に2勝1敗で勝利し、地区年間優勝達成。
9月25日 - 新潟がリーグチャンピオンシップで福井を3勝0敗で破り、3年ぶりとなる年間総合優勝を達成。
10月3日 - 新潟と四国アイランドリーグplus優勝チームの愛媛マンダリンパイレーツとの間でグランドチャンピオンシップを開催(10月12日まで。新潟の2勝3敗で愛媛が優勝)。
10月22日 - プロ野球ドラフト会議で小林大誠田島洸成大竹秀義矢島陽平長谷川潤が読売ジャイアンツから、三ツ間卓也が中日ドラゴンズから、それぞれ育成選手枠で指名される。

2016年[編集]

3月23日 - 2017年度からのリーグ戦参加を前提とした「栃木県民球団」「滋賀県民球団」の準加盟を承認[16]
6月18日 - 群馬が東地区で2年(4期)ぶりとなる前期優勝。
6月19日 - 石川が西地区で2年(3期)ぶりとなる前期優勝。
6月28日 - 3月に準加盟していた栃木県と滋賀県の球団につき、2017年シーズンからの加盟を正式に決定[7]。滋賀県の球団については、球団名が「滋賀ユナイテッドベースボールクラブ」となることも合わせて発表された。
8月1日 - 来年度よりリーグ戦に参加する栃木球団の名称が「栃木ゴールデンブレーブス」に決まったことが発表される[17]
9月4日 - 石川が西地区で後期優勝し、2009年以来の前後期制覇を達成(後期優勝は2年ぶり)。
9月9日 - 群馬が東地区で後期優勝し、2010年以来の前後期制覇を達成(後期優勝は6年ぶり)。地区制導入後、両地区がともに前後期同一チームの優勝となるのは2009年以来(前回も群馬と石川)。
9月18日 - 群馬が地区チャンピオンシップで福島を1勝0敗で下し、東地区年間優勝。
9月20日 - 石川が地区チャンピオンシップに勝利し、西地区年間優勝。福井との地区チャンピオンシップは福井の2勝0敗で第3戦を残していたが、雨天中止となり、予備日をすべて消化していたことから、「年間勝率2位チームの優勝条件は3勝0敗の場合のみ」というリーグ規定に基づき、石川の優勝となった。
9月25日 - 群馬がリーグチャンピオンシップで石川を3勝1敗で破り、2年ぶりとなる年間総合優勝を達成。
10月10日 - 群馬が愛媛とのグランドチャンピオンシップに3勝2敗で勝利し、初優勝。BCリーグ勢としては3年ぶりの優勝となる。
10月20日 - プロ野球ドラフト会議で大村孟東京ヤクルトスワローズから、安江嘉純が千葉ロッテマリーンズから、笠井崇正横浜DeNAベイスターズから、高井俊が読売ジャイアンツから、坂本一将がオリックス・バファローズから、それぞれ育成選手枠で指名される。
10月21日 - 来年度から新規参入する栃木と滋賀に対する既存球団からの分配ドラフトが実施され、栃木は5人、滋賀は1人をそれぞれ指名した[18]

リーグ構成球団[編集]

ベースボール・チャレンジ・リーグ加盟球団
地区 本拠地 球団名 旧地区
(~2014)
監督 リーグ優勝
回数
地区優勝
回数
半期優勝
回数
チームカラー
FUTURE-East
(東地区)
福島県 福島ホープス (未加盟) 岩村明憲 0 0 1
埼玉県 武蔵ヒートベアーズ (未加盟) 小林宏之 0 0 0
群馬県 群馬ダイヤモンドペガサス 上信越 平野謙 3 5 9
新潟県 新潟アルビレックスBC 上信越 赤堀元之 2 4 8
ADVANCE-West
(西地区)
長野県 信濃グランセローズ 上信越 本西厚博 0 0 0
富山県 富山GRNサンダーバーズ 北陸 吉岡雄二 1 1 4
石川県 石川ミリオンスターズ 北陸 渡辺正人 4 6 9
福井県 福井ミラクルエレファンツ 北陸 吉竹春樹 0 2 5

運営[編集]

試合運営及び日程編成[編集]

公式戦は原則として毎週金曜・土曜・日曜に開催し、雨天中止などが生じた場合予備日の水曜か木曜に順延する。平日はナイトゲームで、休日はデーゲームを原則とする。2013年以前は公式戦以外に、不定期で日本野球機構(NPB)所属球団(ファーム)との交流戦を開催することがあった(後述)。2012年には横浜DeNAベイスターズ (ファーム)との交流戦、2013年には米独立リーグとの交流戦をそれぞれ公式戦日程の一部として勝敗・個人成績の対象とした。2014年以降はNPBファーム(複数球団)との交流戦をやはり公式戦日程の一部として勝敗・個人成績の対象としている。

発足当初は各チームとも特定の本拠地球場は設けず、所属各県内の主要野球場を巡回してホームゲームを行うとしていた。県庁所在地の野球場や球団の拠点に近い自治体での開催が多かった。しかし、2014年から群馬が高崎市城南野球場を本拠地と定め[19]、2015年に加入した武蔵も熊谷運動公園野球場を本拠地とする[20]など、現在では本拠地を定めることを容認している。

指名打者制度を採用している。予告先発は2010年までは実施していなかったが、2011年より採用する様になった。

延長戦は最大11回まで行う。ただし時間制限が設けられており、試合時間が3時間20分を経過した場合は新たなイニングを行わない。新たなイニングに入るか否かは、当該イニングの裏が終了した時点で判断し、制限時間を超えて同点の場合はイニング終了時点で引き分けとする。なお、リーグ発足から2008年のシーズンまでは9回終了時点で同点の場合は引き分けとし、延長戦は行わなかった。2009年のシーズンからは、3時間20分を経過した場合は新たなイニングを行わない条件で延長戦を行う方式(イニング制限なし)に変更され、2010年から現在の方式となった。2011年シーズンは、延長戦はなしとなった(東日本大震災発生のため)。NPB2軍との交流戦に限っては、試合が中止となった場合に引き分け扱いとする特別規定がある[21]

順位は引き分けを除いたベースでの勝率で決定する。シーズン終了時点で上位2チームが同じ勝率の場合は、1試合のプレーオフを行い、優勝チームを決定する。

各シーズンの運営方法[編集]

2007年シーズン
  • リーグ初年度は新潟・信濃・富山・石川の4球団が参加した。
  • 公式戦は4月下旬~10月中旬に1チームあたり72試合(ホーム・ビジター各36試合)を行った。1期制で、シーズン1位のチームをリーグ優勝とした。
2008年シーズン
  • 新たに群馬・福井の2球団が加わり、6球団が参加。これにより運営方法も変更された。
  • 公式戦の試合数は前年同様1チームあたり72試合だが、地区制と2期制を導入し、カードの編成方法も大幅に変更された。まずリーグを3球団ずつ「北陸地区」(福井・石川・富山)と「上信越地区」(新潟・信濃・群馬)の2地区に分割し、さらにシーズンも前期と後期に分け、それぞれ優勝を決することとした。各チームは1期あたり、同一地区のチームと18試合(ホーム・ビジター各9試合)、他地区のチームと18試合(同各6試合)を行った。
  • そして公式戦全日程終了後に「プレーオフシリーズ」を開催した。
    • まず地区ごとに前後期の優勝チーム同士が対戦する「地区チャンピオンシップ」(3試合原則2勝制)を開催し、年間優勝チームを決定する。前後期の優勝チームが同じ場合は年間勝率2位のチームと対戦するが、その場合、2位チームは3戦全勝が地区優勝の条件(事実上の1位チームに対するアドバンテージ。1位チームは1勝すればアドバンテージ1勝分を含めた2勝扱いでそのまま地区優勝確定)となる。
    • その後「BCリーグチャンピオンシップ」(5試合制)を開催し、両地区の年間優勝チーム同士でリーグの優勝チームを決定する。
    • プレーオフシリーズの試合は、9回を終了して同点の場合は無制限の延長戦を行う。天候等により続行不能の場合は引き分け。地区CSは3試合、リーグCSは5試合を終了して対戦成績が同一(1勝1敗1分など)の場合は、予備日を使用して1試合を行い優勝球団を決定する。天候等によりシリーズの全日程が消化できなかった場合は開催を打ち切り、その時点での対戦成績で優勝球団を決定する。仮に対戦成績が同一だったり、天候等によりシリーズが1試合も開催できなかった場合は(1)年間勝率、(2)対戦カードの公式戦の年間対戦成績、(3)対戦カードの公式戦における得失点差、の順に優位な球団を優勝とする。
2009年 - 2010年
  • 基本は2008年度と同じであるが、同一地区と他地区の試合数の配分が変更され、1期あたり同一地区のチームと24試合(ホーム・ビジター各12試合)、他地区のチームと12試合(同各4試合)となっている。
2011年シーズン
  • 東日本大震災発生のため、延長戦はなし。また、ナイター照明の減灯が可能な開催球場は減灯ナイターを実施し、支援募金活動の実施を行う様になった。
2012年シーズン
  • 横浜DeNAベイスターズ (ファーム)との交流戦を上信越地区は4試合(前後期各2試合)、北陸地区は前期に2試合を組み込み、成績や順位に反映させる形となる[22]。同一地区と他地区の試合数配分が再び変更され、同一地区のチームとは上信越地区が前後期各16試合、北陸地区が前期16試合・後期18試合、他地区のチームと前後期各18試合となった。
2013年シーズン
  • ハワイの独立リーグ2チームとの交流戦を後期に公式戦日程として各チーム2試合実施。これに伴いリーグ内チームとの試合数配分も見直しとなり、同一地区とは前期24試合・後期22試合、他地区のチームとは前後期各12試合となった。
2014年シーズン
  • NPB2軍(相手は巨人オリックス広島から1球団または2球団)との交流戦2試合を前期日程の一部として実施し、これに伴い同一地区との試合数は前期22試合・後期24試合、他地区とは前後期各12試合となる[23]。また、地区優勝の条件が従来の全3戦制2勝から全5戦制3勝に変更となり、前後期を同一チームが制して年間勝率2位チームと対戦する場合の勝ち上がり条件は前後期制覇チームの2勝、年間勝率2位チームの4勝となった[23]
2015年シーズン
  • 球団数の増加に伴い、地区配分を東(福島・武蔵・群馬・新潟)と西(信濃・富山・石川・福井)に再編の上、同一地区と他地区の試合数が変更となる。1期あたり同一地区のチームと27試合(ホームの試合数は期により14試合と13試合に分かれる)、他地区のチームと8試合(ホーム・ビジター各2試合)、これらに加えてNPB2軍との交流戦を年間2試合または3試合(前期は全チーム2試合、後期は東地区のみ1試合)を実施する。地区優勝は再び全3戦制2勝(同一チームが前後期制覇した場合は1勝、対戦相手の通期勝率2位チームは3勝)に戻された。
2016年シーズン
  • 巨人3軍との交流戦を、シーズン中各チーム6試合(ホーム4・ビジター2)、それ以外のNPBファーム(3軍を含む)との試合を各チーム2試合(すべてホーム)実施する[24][25]。これに伴い、リーグ内同一地区チームとの試合数は1期あたり23 - 25試合(西地区は全チームが前後期各24試合。東地区は前後期各24試合のチームと前期25試合・後期23試合のチームに分かれる)となり、各期とも1チームあたり合計36試合を実施する(他地区のチームとの試合数は前年と変更なし)[24][25]。巨人3軍との試合数配分(前期・後期および各期中のホーム・ビジター)はチームによって異なり、他のNPBファームとの試合数配分(前期・後期)も同様である[25][26]

入場者数・経営実績[編集]

リーグ初年度の2007年は、観客動員の目標値を1試合あたり有料入場者2000人、招待客3000人の合計5000人に設定し、入場料はシーズンパスを含め平均単価600円を目安に設定。リーグ・各球団とも株主・スポンサーなどの協力企業や後援会組織などからの収入も含めた黒字運営を目標とした。

2007年の実績

だが、シーズン終了後の10月19日に公表された観客動員実績は、当初の目標値を大幅に下回るものであった。数値こそ四国アイランドリーグ初年度の約1.7倍という数字だったものの当初の目標値には遠く及ばず、集客策が大きな課題となった。なおチーム別の動員数は、シーズン最下位に終わった新潟が4球団中トップ。対して最も少なかったのはリーグ優勝した石川で、チーム成績とは正反対の結果となった。

収益面においても、開設初年度ということもあって初期投資コストが多額で、またリーグのオフィシャルスポンサーの数が目標に達せず、分配金が当初の予定より減額された事などからリーグ・各球団とも厳しい決算となり、リーグ5法人の総経常損失額は約1億7400万円にも及んだ。そんな中でも石川と信濃は球団スポンサーや株主を数多く確保し、また県内メディアと業務提携を締結するなど収支安定化に努めた結果、他2球団よりも赤字を大幅に圧縮できた。

2007年 リーグ運営会社 新潟 信濃 富山 石川
観客動員数
(1試合平均)
〔人〕
257,721
(1,790)
77,080
(2,141)
68,659
(1,907)
72,175
(2,005)
39,807
(1,106)
売  上
〔百万円〕
91 173 125 113 141
経常利益
〔百万円〕
▲49 ▲41 ▲10 ▲57 ▲15
当期利益
〔百万円〕
▲50 ▲41 ▲11 ▲57 ▲15
2008年の実績

リーグ2年目となった2008年の観客動員実績が10月31日に公表された。それによると1試合の平均観客動員数は1,318人で、前年比で25%減少した。リーグの村山代表は、目新しさで初年度に集まった観客を十分リピーターにできなかったことや、無料券の配布を減らしたことなどを原因に挙げる一方「有償率は上昇しており、地域に根付いている手応えを感じた」としている。チーム別の動員数は新加入の群馬が6球団中トップ。最少は前年に続いて石川で、1試合平均では1000人を割り込んだ。

また2009年7月1日にはリーグ・各球団の収支報告が発表された。リーグ7法人の総経常損失額は約1億3700万円と、前年よりも若干圧縮された。既存4球団はコストの圧縮に努めるなどした結果、収支の改善に成功。新規加入2球団のうち群馬は大口スポンサーを確保するなどし、経常損失額は設立初年度ながら既存球団並みであった。しかし、一方の福井は運営環境を充足できるだけのスポンサーを確保できず、前期・後期とも最下位に終わるなどチーム成績も低迷して観客動員数も伸び悩み、2009年5月末時点で約5300万円の累積赤字を計上した。このため、福井の運営会社「スポーツコミュニティ福井」は7月2日の臨時株主総会で旧経営陣を刷新。取締役6名のうち5名が福井新聞社の関係者となり(もう1名はBCリーグ代表の村山哲二)、同社から全面支援を受けることになった(詳細は福井ミラクルエレファンツ#2009年の経営危機問題を参照)。

2008年 リーグ運営会社 群馬 新潟 信濃 富山 石川 福井
観客動員数
(1試合平均)
〔人〕
284,670
(1,318)
58,946
(1,637)
49,711
(1,381)
51,743
(1,437)
49,715
(1,381)
33,520
(931)
41,035
(1,140)
売  上
〔百万円〕
145 168 158 157 153 146 134
経常利益
〔百万円〕
▲41 ▲14 ▲14 ▲7 ▲25 0 ▲35
当期利益
〔百万円〕
▲41 ▲14 ▲14 ▲7 ▲25 0 ▲35
2009年の実績

リーグ3年目の2009年は、新潟が7月12日の対信濃2回戦(ハードオフ新潟)で国内独立3リーグ史上最多となる15,311人の観客を集めるなど動員数を大幅に伸ばしたが、リーグ全体では開幕前の目標であった「前年比500人増」には届かず、前年比で動員数を増やしたのは新潟と石川の2球団のみで、他4球団はいずれも減少した。その要因としては、天候不順で週末に予定していた試合を平日ナイター開催に振り替えた事、球団毎に無料招待券の配布数を削減したり、配布そのものを取りやめた事などが挙げられている。また経営面でも前年秋のリーマン・ショック以来の不況の影響を受け、リーグ・各球団とも大幅な減収となることが見込まれているが、様々な経費削減策を講じている事から、リーグ7法人の総経常損失額は1億円前後となる見通しである。 村山代表は2010年12月のインタビュー記事「社会を変えよう ソーシャルベンチャーの挑戦」(リソウル株式会社が運営するビジネスを通じた社会貢献、ソーシャルベンチャー、NPOを紹介するサイト)の中でリーグ運営会社が「2009年度は1900万円の黒字」と明らかにしている。ただし累積は前年度までで1億1400万円であり、債務超過を脱した状態としている。



2009年 リーグ運営会社 群馬 新潟 信濃 富山 石川 福井
観客動員数
(1試合平均)
〔人〕
289,974
(1,295)
45,853
(1,092)
78,968
(2,194)
40,033
(1,144)
45,173
(1,291)
42,242
(1,030)
37,705
(1,077)
売  上
〔百万円〕
経常利益
〔百万円〕
当期利益
〔百万円〕

選手の雇用体系等[編集]

2015年現在、各チームの登録人数は上限27名[27]。給与は、3月から10月までの8か月間を対象に、月10 - 40万円が支給(個別決定、シーズン中の変動あり。最終月はプレーオフ出場のみ日割り支給)される[28]。選手はそれぞれ個人事業主として扱われ、国民健康保険ならびに国民年金に各自加入することとなる[28]。この報酬は四国アイランドリーグplus[29]とほぼ同水準である。

シーズンオフとなる11月から2月までの4か月間には、球団からの給与は支給されない。BCリーグでは雇用支援策として「キャリアサポート制度」を設け、提携する人材派遣会社がオフ期間の就業先を選手に紹介し、選手は派遣された各地域の企業で働き収入を得ながら、並行してトレーニングを続ける。主な派遣先は旅館、スキー場、食品加工業、酒造業など。また球団のスポンサー企業で就業するケースも多い。このキャリアサポート制度は所属選手の生活基盤の安定に加え、退団・引退後のセカンドキャリアを身に着けてもらうという目的も兼ねている。但し選手の中にはこの制度を利用せず、郷里に帰ってアルバイト等で収入を得ながらトレーニングを続ける者も多い。

リーグ代表の村山哲二は、2016年11月30日に開催されたリーグ10周年式典において、2018年のシーズンから選手に26歳という年齢制限を設けるとともに、各球団で5人まで「オーバーエージ枠」を設ける構想を明らかにした[30]

指導者には元プロ野球選手を中心に、各チーム監督1名とコーチ(選手兼任も含む)2名が常任している。

ホームゲーム開催地[編集]

  • 2016年度。
  • 球団と球場の省略名は、通称・公式略称・雅称。
福島
武蔵
群馬
新潟
信濃
富山
石川
福井

年度別順位[編集]

  • 金背景はそのシーズンのリーグ王者、銀背景は地区王者。
年度 1位 2位 3位 4位
2007年 石川 富山 信濃 新潟
上信越地区 北陸地区
年度 1位 2位 3位 年度 1位 2位 3位
2008年 前期 新潟 群馬 信濃 2008年 前期 富山 石川 福井
後期 群馬 新潟 信濃 後期 富山 石川 福井
2009年 前期 群馬 新潟 信濃 2009年 前期 石川 富山 福井
後期 群馬 新潟 信濃 後期 石川 富山 福井
2010年 前期 群馬 信濃 新潟 2010年 前期 石川 福井 富山
後期 群馬 新潟 信濃 後期 福井 石川 富山
2011年 前期 群馬 信濃 新潟 2011年 前期 石川 富山 福井
後期 新潟 信濃 群馬 後期 福井 石川 富山
2012年 前期 新潟 信濃 群馬 2012年 前期 石川 福井 富山
後期 新潟 信濃 群馬 後期 福井 富山 石川
2013年 前期 新潟 群馬 信濃 2013年 前期 石川 富山 福井
後期 新潟 信濃 群馬 後期 福井 富山 石川
2014年 前期 群馬 新潟 信濃 2014年 前期 富山 福井 石川
後期 新潟 信濃 群馬 後期 石川 富山 福井
FUTURE-East
(東地区)
ADVANCE-West
(西地区)
年度 1位 2位 3位 4位 年度 1位 2位 3位 4位
2015年 前期 新潟 武蔵 群馬 福島 2015年 前期 福井 信濃 石川 富山
後期 福島 新潟 群馬 武蔵 後期 富山 福井 石川 信濃
2016年 前期 群馬 福島 新潟 武蔵 2016年 前期 石川 福井 信濃 富山
後期 群馬 福島 新潟 武蔵 後期 石川 信濃 富山 福井

試合の中継放送[編集]

2007年
2008年
  • BS11が、新潟と群馬のホームゲームの一部を中継した(但しJ COMなど一部のケーブルテレビ局では視聴不可)。
  • 群馬テレビが、群馬のホームゲームの一部を中継した。
  • TeNYが、新潟のホームゲームのうち開幕戦を中継した。
  • 長野県のケーブルネットワークが連携し、信濃のホームゲーム全36試合中、17試合を中継した(一部の試合は録画配信)。
2009年

NPBドラフト指名実績[編集]

2007年
初年度で唯一指名され、リーグ初のNPB指名選手となる。のち2008年シーズン中に支配下登録され、一軍出場も果たした。現在は横浜DeNAベイスターズ所属。
2008年
2009年7月26日に支配下登録。現在は富山の選手兼任コーチ。
2011年5月13日に支配下登録。現在は引退。
2009年
初の支配下登録枠での指名。
阪神を戦力外後に信濃に復帰、現在は阪神の打撃投手。
2010年3月17日に支配下登録。
2010年
  • 加藤貴大(富山) - 東北楽天ゴールデンイーグルス育成1位
2011年
  • 廣神聖哉(群馬) - 阪神タイガース育成1位
  • 清水貴之(群馬) - 福岡ソフトバンクホークス育成4位
  • 雨宮敬(新潟) - 読売ジャイアンツ育成5位
  • 渡辺貴洋(新潟) - 読売ジャイアンツ育成6位
2012年
  • 森本将太(福井) - オリックス・バファローズ5位
3年ぶりの支配下登録枠での指名。
  • 八木健史(群馬) - 福岡ソフトバンクホークス育成1位
  • 原大輝(信濃) - オリックス・バファローズ育成1位
  • 西川拓喜(福井) - オリックス・バファローズ育成2位
2013年7月29日に支配下登録。
2013年
  • 柴田健斗(信濃) - オリックス・バファローズ7位
2年連続の支配下登録枠での指名。
2014年
  • 中村恵吾(富山) - 福岡ソフトバンクホークス育成8位
2015年
読売ジャイアンツが武蔵を中心に5人を指名し、過去最多の指名者となった。
2016年
石川は3人の指名者を輩出した。

なお、当リーグから別の独立リーグに移籍後にNPBドラフト指名を受けた選手に、寺田哲也(新潟から香川オリーブガイナーズに移籍後、東京ヤクルトスワローズから指名)がいる。

拡張の動き[編集]

発足以降に新規加入した球団[編集]

BCリーグ発足以降、2008年シーズンから群馬ダイヤモンドペガサス福井ミラクルエレファンツの2球団が参加している。また群馬県の球団が参入したことによって、リーグ名称の「北信越」という地域名の整合性が取れなくなったのに伴い、2007年11月からリーグ名を現名称に改称している。両球団の設立・加盟に関する経緯は両球団の記事を参照。

2013年12月7日埼玉県を本拠地とする「埼玉県民球団」を作るために、設立準備室が設置されたことが明らかになった。2015年シーズンから参戦する[31]。12月24日、リーグより正式に「武蔵ヒートベアーズ」として2015年加入を目指した設立準備を開始したと発表された[2]

埼玉に続き、福島県を本拠地とするチームが、埼玉と同じく2015年シーズンからの加入をめざして準備を進めていることが2014年5月に報じられた[32][33]

この両球団については、前記の通り2014年6月24日に2015年度からの加入が正式に承認された。同年7月18日に福島球団の名称が「福島ホープス」に決定した。

2016年3月には栃木県[34]滋賀県[35]で参入の構想が報じられた。3月23日にリーグは2017年度からの参加を前提に「栃木県民球団」「滋賀県民球団」の準加盟承認と、球団設立準備室の開設を発表した[6]。6月28日のリーグの代表者会議で、両球団の2017年シーズンからの加盟が正式に決定され、滋賀県の球団については「滋賀ユナイテッドベースボールクラブ」という名称も公表された[7]。8月1日に、栃木球団の名称が「栃木ゴールデンブレーブス」に決まった[17]

加入を表明したことのある地域[編集]

2012年8月31日に元読売ジャイアンツの四條稔らが記者会見をおこない、四條や地元の会社経営者などを発起人とした運営会社「山梨風林火山球団」(2012年10月発足予定とされた)をベースに、山梨県を本拠地とするチームを2014年にリーグに加盟させる意向を表明したことがある[36]。しかし、記者会見以降、加入予定とされた2014年を過ぎても、チーム名やチーム編成等についてはチーム関係者・リーグのいずれからも何の発表もなされていない。

また、浜松を拠点とし[37]、リーグへの参入を目指すブラジル人の受け皿を兼ねた野球チームの創設が検討されたことがある[38]

2016年12月2日、茨城県の企業経営者らが、2018年からのリーグ戦参加を前提に準加盟申請を目指していると報じられた[39]

他のリーグとの提携[編集]

四国アイランドリーグplusとの間では、2007年よりシーズン終了後に両リーグの優勝チーム同士による「日本独立リーグ・グランドチャンピオンシップ」(5試合制)が開催されている。四国・九州ILとはこの他、BCリーグ初年度の2007年にはシーズン中に交流戦を開催したものの、翌2008年以降は開催されていない。2014年9月には、この両リーグの合同組織として一般社団法人日本独立リーグ野球機構を設立した。

またNPB12球団のファームとは2007年以降、不定期で交流戦を開催している他、2009年にはオーストラリアのクラブチーム選抜とも交流戦を開催した。 2012年には横浜DeNAベイスターズファームチームとの練習試合18戦を公式戦として開催した。 2013年には海外独立リーグとの公式戦も開催され、パシフィック・アソシエーションの2球団マウイ・イカイカハワイ・スターズが来日、合計12試合を行った。 2014年には巨人オリックス広島の各ファームチームとの計12試合が公式戦として開催された。2015年は前記の通り、中日を除くNPBファームとの試合(東地区3試合・西地区2試合)が公式戦として実施され、2016年は巨人3軍とは各チーム年間6試合、それ以外のNPBファーム(楽天・西武・ヤクルト・ロッテ・阪神・ソフトバンクのうちの1または2球団)とは年間2試合を実施する。

交流戦の戦績[編集]

スコアに関わらず、左側がホーム(後攻)・右側がビジター(先攻)。

2007年
2008年
2009年
2010年
2011年
  • 4月19日 西武(雨天中止)新潟(西武第二
  • 5月10日 ロッテ 4-5 新潟(ロッテ浦和)
  • 5月24日 信濃 0-8 ロッテ(オリスタ)
  • 5月31日 石川 1-3 巨人(石川県立)
  • 6月1日 富山 0-0(5回表降雨ノーゲーム) 巨人(アルペン)
  • 6月7日 フューチャーズ 1-4 BCリーグ選抜(上尾)
  • 6月8日 フューチャーズ 3-0 BCリーグ選抜(上尾)
  • 6月10日 新潟 1-1 ヤクルト(エコスタ)
  • 7月6日 巨人 2-3 新潟(ジャイアンツ)
  • 7月12日 巨人 3-2 石川(ジャイアンツ)
  • 7月13日 巨人 0-6 石川(ジャイアンツ)
  • 7月27日 新潟 1-9 横浜ベイスターズ小田原
  • 9月1日 巨人 1-5 群馬(ジャイアンツ)
  • 9月8日 巨人 0-10 新潟(ジャイアンツ)
  • 9月14日 福島県北選抜 1-4 ドリーム選抜(福島あづま
2012年
  • 5月8日 群馬 4-14 楽天(伊勢崎)
  • 5月9日 西武 5-2 新潟(西武第二)
  • 5月15日 楽天(雨天中止)新潟(楽天泉
  • 6月9日 石川(雨天中止)阪神(石川県立)
  • 6月10日 富山 1-1 阪神(城光寺
  • 6月14日 群馬 3-7 ロッテ(敷島)
  • 7月10日 巨人 3-7 新潟(ジャイアンツ)
  • 7月10日 福井 2-2 オリックス(三国)
  • 7月11日 福井 4-5 オリックス(敦賀)
  • 7月27日 新潟 1-9 ヤクルト(エコスタ)
  • 8月13日 横浜DeNAベイスターズ 2-13 新潟(小田原)
  • 8月29日 巨人 3-4 新潟(ジャイアンツ)
  • 9月4日 群馬(雨天中止)巨人(伊勢崎)
  • 9月7日 群馬 4-6 西武(敷島)

オフィシャルパートナー[編集]

BCリーグのオフィシャルパートナー企業は下記の通り(2014年4月9日現在)。

脚注[編集]

  1. ^ BCリーグ命名権(ネーミングライツ)について - BCリーグニュース(2014年2月25日)
  2. ^ a b 埼玉新球団設立準備開始のお知らせ - BCリーグニュース(2013年12月24日)
  3. ^ 福島県民球団名決定のお知らせ - BCリーグニュース(2014年7月18日)
  4. ^ 福島県民球団 設立推進準備室開設のお知らせ - BCリーグニュース(2014年5月21日)
  5. ^ ルートインBCリーグ新球団加盟について - BCリーグニュース(2014年6月24日)
  6. ^ a b ルートインBCリーグ準加盟球団承認のお知らせ
  7. ^ a b c ルートインBCリーグ新球団加盟について - ベースボール・チャレンジ・リーグニュースリリース(2016年6月28日)
  8. ^ チーム名決定のお知らせ -
  9. ^ エレファンツ2連敗、初制覇ならず BCリーグ地区CS - 福井新聞2011年10月2日
  10. ^ 日本独立リーグWatch - 週刊ベースボールONLINE
  11. ^ BCリーグ命名権(ネーミングライツ)について
  12. ^ BCリーグ「ホープス」をよろしく 福島県民球団名決定
  13. ^ “BCL、4チームごとの2地区制へ 来季、北陸地区に信濃加わる”. 福井新聞ONLINE. (2014年7月30日). http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/m_elephants/52758.html 2014年8月12日閲覧。 
  14. ^ 分配ドラフト結果のお知らせ - 富山サンダーバーズニュース(2014年10月24日)
  15. ^ ルートインBCリーグドラフト会議
  16. ^ ルートインBCリーグ準加盟球団承認のお知らせ
  17. ^ a b 栃木県民球団 チーム名決定のお知らせ - ベースボール・チャレンジ・リーグ(2016年8月1日)
  18. ^ 分配ドラフト結果のお知らせ - ベースボール・チャレンジ・リーグ(2016年10月21日)
  19. ^ 地域密着目指し高崎をホームに BC、ダイヤモンドペガサス - 上毛新聞(47News)2013年12月10日
  20. ^ 武蔵ヒートベアーズを応援しよう - 熊谷市。「熊谷市を本拠地とする」と明記されている。
  21. ^ 06月05日(金)石川ミリオンスターズ VS 福岡ソフトバンクホークス - 実際の例。
  22. ^ BCリーグとの交流試合について - 横浜DeNAベイスターズ(2012年3月12日)
  23. ^ a b 2014年度ルートインBCリーグ公式戦日程のお知らせ - 富山サンダーバーズベースボールクラブ(2014年3月13日)
  24. ^ a b 2016年度ルートインBCリーグ公式戦日程のお知らせ - BCリーグニュース(2016年3月10日)
  25. ^ a b c 2016年度公式戦 試合開始時間変更のお知らせ - BCリーグニュース(2016年3月21日)
  26. ^ 四国アイランドリーグplusが実施するソフトバンク3軍および巨人3軍との交流戦は、全チーム同一条件(前期・後期の配分、ソフトバンク3軍とのホーム・ビジター配分)である。
  27. ^ 2015年度公式戦ルールのお知らせ (PDF)”. BCリーグ事務局 ジャパン・ベースボール・マーケティング (2015年3月31日). 2015年8月6日閲覧。
  28. ^ a b 2015年2月BCリーグ合同トライアウト開催要項 (PDF)”. 群馬ダイヤモンドペガサス. 2015年8月6日閲覧。
  29. ^ 『トライアウトリーグ2014』開催のお知らせ”. 四国アイランドリーグplus トライアウト連絡事務局. 2015年8月6日閲覧。
  30. ^ “BCリーグが年齢制限導入 18年から 各球団にオーバーエージ枠”. スポーツニッポン. (2016年11月30日). http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2016/11/30/kiji/K20161130013822110.html 2016年12月2日閲覧。 
  31. ^ 「埼玉県民球団」発足へ 15年シーズンBCリーグ参戦予定埼玉新聞2013年12月7日。なお、記事中に「全国でも初めてプロ野球と独立リーグのチームがある県となる。」とあるが、過去に四国・九州アイランドリーグの福岡レッドワーブラーズや、関西独立リーグの大阪府・兵庫県を本拠とした複数のチームが存在している。
  32. ^ 本県初プロ球団誕生へ 野球BCリーグ 来春参戦目指す - 福島民報2014年5月14日
  33. ^ 福島にプロ野球チーム BCリーグ参戦へ - 日刊スポーツ2014年5月13日
  34. ^ “栃木県にプロ野球チーム 17年BCリーグ参入”. 下野新聞. (2017年3月15日). http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20160315/2265730 2017年3月15日閲覧。 
  35. ^ “関西からBCリーグ初参加へ”. NHK大津放送局. (2017年3月15日). http://www3.nhk.or.jp/lnews/otsu/2063681291.html 2017年3月15日閲覧。 
  36. ^ 山梨にプロ野球球団…BCリーグに参戦へ[リンク切れ] 読売新聞2012年9月1日
  37. ^ “やらまいか!遠州国” 浜松に独立リーグ球団を作る理由とは? - BLOGOS2015年9月20日
  38. ^ 伯人野球チームの創設目指す=秋間建人さんが調査来伯=BCリーグ参入を視野に=「プロへの新しい道に」 - ニッケイ新聞(ブラジルの日系人向け新聞。日本経済新聞とは別)2013年2月16日
  39. ^ “県内にプロ野球球団を ルートインBCリーグ、準加盟申請へ”. 茨城新聞. (2016年12月2日). http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=14806023429800 2016年12月2日閲覧。 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]