J1リーグ
明治安田生命J1リーグ Meiji Yasuda J1 League | |
---|---|
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加盟国 |
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大陸連盟 | アジアサッカー連盟 (AFC) |
開始年 | 1993年 |
参加クラブ | 18 |
リーグレベル | 第1部 |
下位リーグ | J2リーグ |
国内大会 |
天皇杯全日本サッカー選手権大会 スーパーカップ |
リーグカップ | Jリーグカップ |
国際大会 | AFCチャンピオンズリーグ |
最新優勝クラブ | 川崎フロンターレ (2021年) |
最多優勝クラブ | 鹿島アントラーズ (8回) |
公式サイト |
www |
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J1リーグ(ジェイワンリーグ、英: J1 LEAGUE)は、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)の1部リーグ。日本サッカーのリーグ構成における最上位カテゴリーで、略称はJ1(ジェイワン)。
タイトルパートナー契約(後述)により2015年から明治安田生命J1リーグ(めいじやすだせいめいジェイワンリーグ)の名称を用いている。
概要[編集]
1993年から1998年までは1部のみの「Jリーグ」として最大18チームで開催され、1999年からの2部制導入に伴い「Jリーグ ディビジョン1」(英: J. LEAGUE DIVISION 1)に移行した。Jリーグカップ、天皇杯と並んで日本の国内3大タイトルとされる(スーパーカップは除く)。上位3クラブにAFCチャンピオンズリーグへの出場権(上位2クラブに本戦出場権、3クラブ目にプレーオフ出場権)が与えられる。
毎年早春(1993年シーズンのみ5月)に開幕し、晩秋から初冬の時期まで総当たり戦(いわゆるリーグ戦)を行う「春秋制」を採用しており、3大タイトルの中ではJリーグカップの後、天皇杯の前にタイトルが決まる。
リーグ発足当初は2ステージ制を採用し、複数回の開催方式変更を経て2017年シーズンから1ステージ制を採用している。J1リーグ戦の開催方式は#開催方式を参照のこと。
大会名称[編集]
リーグ開始時の1993年から1995年までの間は、Jリーグ協賛スポンサーの最上級カテゴリーに当たる「ステージスポンサー」としてサントリー株式会社と、日本信販株式会社(現・三菱UFJニコス株式会社)が就任。第1ステージ(リーグ前半戦)を「サントリーシリーズ」、第2ステージ(後半戦)を「NICOSシリーズ」と、ステージごとにタイトルスポンサーをつけて開催。年間決勝戦のチャンピオンシップ (CS) もサントリー株式会社の協賛による「サントリーチャンピオンシップ」として開催された。1996年に1シーズン制となりステージスポンサーがなくなり、2シーズン制が復活した1997年以降もステージスポンサーが復活することはなかったが、同年から2004年まで行われたCSでは、引き続きサントリーがタイトル協賛した。
2015年より明治安田生命保険相互会社とJリーグ全体のタイトルスポンサーとしての契約(Jリーグタイトルパートナー契約)を締結し[1]、リーグ戦の名称を「明治安田生命J1リーグ(MEIJI YASUDA J1 LEAGUE)」[注釈 1] とすることとなった[2]。2018年12月14日に明治安田生命保険との4年契約を更新している[3]。
所属クラブ(2022年)[編集]
各指標はJリーグ公式サイトのクラブプロフィールの記述に基づく。Jリーグ加盟年は正会員となった年。J1在籍年には1998年以前の1ディビジョン時代を含む。
クラブ名 | Jリーグ加盟年 | J1在籍年 |
---|---|---|
北海道コンサドーレ札幌 | 1998年 | 1998, 2001-2002, 2008, 2012, 2017- |
鹿島アントラーズ | 1991年 | 1993- |
浦和レッズ | 1991年 | 1993-1999, 2001- |
柏レイソル | 1995年 | 1995-2005, 2007-2009, 2011-2018, 2020- |
FC東京 | 1999年 | 2000-2010, 2012- |
川崎フロンターレ | 1999年 | 2000, 2005- |
横浜F・マリノス | 1991年 | 1993- |
湘南ベルマーレ | 1994年 | 1994-1999, 2010, 2013, 2015-2016, 2018- |
清水エスパルス | 1991年 | 1993-2015, 2017- |
ジュビロ磐田 | 1994年 | 1994-2013, 2016-2019, 2022- |
名古屋グランパス | 1991年 | 1993-2016, 2018- |
京都サンガF.C. | 1996年 | 1996-2000, 2002-2003, 2006, 2008-2010, 2022- |
ガンバ大阪 | 1991年 | 1993-2012, 2014- |
セレッソ大阪 | 1995年 | 1995-2001, 2003-2006, 2010-2014, 2017- |
ヴィッセル神戸 | 1997年 | 1997-2005, 2007-2012, 2014- |
サンフレッチェ広島 | 1991年 | 1993-2002, 2004-2007, 2009- |
アビスパ福岡 | 1996年 | 1996-2001, 2006, 2011, 2016, 2021- |
サガン鳥栖 | 1999年 | 2012- |
開催方式[編集]
1993-1998年のJリーグ、および1999年以降のJ1には「2ステージ制」の時期と「1ステージ制」の時期があった。
- 通年制(1996年、2005-2014年、2017年-)
- 2ステージ制(1993-1995年、1997-2004年、2015年-2016年)
- 1シーズンを2つのステージに分けて行い、第2ステージ終了後に両ステージの優勝チームによるJリーグチャンピオンシップ(年間王者決定戦)を開催し、そのシーズンの年間優勝クラブ(年間王者)を決める。
- 1993-1995年は2回戦総当たりの2ステージ(年間4回戦総当たり)とし、同一チームが完全優勝(両ステージ優勝)をした場合、各ステージの2位同士でプレーオフを開催し、その勝者と両ステージを制したチームがチャンピオンシップに出場できる方式としていた(実際には行われず)。
- 1997-2004年は1回戦総当たりの2ステージ(年間2回戦総当たり)とし、同一チームが完全優勝をした場合はJリーグチャンピオンシップを行わないことになった。
- 2015年-2016年は再び1回戦総当たりの2ステージ(年間2回戦総当たり)とし、チャンピオンシップはステージ優勝チームと年間勝ち点上位のチームで争うトーナメント方式で行われた。
開催日時[編集]
Jリーグはシーズンの開催期間を2月頃開幕・12月頃閉幕の「春秋シーズン制」を採用している。
基本的に開催期間内の毎週末(土曜日または日曜日)に開催されるほか、ゴールデンウィーク期間中をはじめとして祝日に開催され週2試合開催となることがある。週末開催については2012年シーズン以降は原則として土曜日に開催日が集約されているが、それ以前は終盤の数節を除き、土曜日に6-7試合程度、日曜日に残りの2-3試合程度を分散開催していた。また、週の半ば(基本的に水曜日)にリーグ戦を開催することもある(Jリーグ創設当初は水曜・土曜の週2回開催が基本であった)。
2018年から年間10節程度の予定で、DAZN協賛による「明治安田生命フライデーナイトJリーグ」と題して、金曜日のナイターを各節1~3試合行う節を設けている
AFCチャンピオンズリーグ (ACL) に参加するクラブについては、ACLの試合がおおむね火曜日または水曜日に開催されることから、試合日・移動日との間隔を考慮して当該クラブの試合を日曜日、あるいは後日の平日に延期することがある。
なお2017年のゴールデンウィークにおいては、5日間連続開催とし、5月3日にルヴァンカップ第4節を行った後、5月4日-5月7日にJ1リーグの第10節を分割開催した。このうち、AFCチャンピオンズリーグ2017に出場する4クラブは、翌週の5月9日・5月10日にグループリーグ第6節が行われるため、5月4日・5日に分けて開催[4]、残りの各チームは5月6日・7日に試合を行った。
日本代表の強化を優先させる観点から、日本代表の出場する国際試合(FIFAワールドカップ・AFCアジアカップの本選・予選)あるいはU-23日本代表が出場する国際試合(オリンピックのサッカー競技・アジア競技大会サッカー競技)が行われる期間はリーグ戦が長期中断される。
水曜日に開催する場合は祝日と重ならない範囲であれば原則ナイトゲームである。ただし1993年・1994年・2011年のごくわずかな試合で平日のデーゲームが行われた事例がある[5]。
試合方式[編集]
以下は2019年シーズンの場合。
- 18チームによる年間でホーム&アウェイ2回戦総当たりの1ステージ制を採用。
- 延長戦は行わず、各試合ごとに勝ち3点、引き分け1点、負け0点の勝ち点を与え、最終的に勝ち点の多いチームが優勝。同点の場合、得失点差・総得点・直接対決成績・反則ポイント・抽選の順で優劣を決める。
- 原則として、下位2チーム(17-18位)が自動的に降格し、翌年はJ2所属となる。また16位のチームはJ1参入プレーオフにまわる。(詳細は入れ替え制度の項目を参照)。
試合方式の変遷[編集]
年度 | クラブ | 対戦方式 | 試合数 | 延長戦 | PK戦 | 勝ち点計算方法 | 降格 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1993 | 10 | 2回戦×2 | 36 | あり (Vゴール方式) |
あり | (勝利数で決定) | ― |
1994 | 12 | 44 | |||||
1995 | 14 | 52 | 勝ち:3点 PK負け:1点 負け:0点 | ||||
1996 | 16 | 2回戦 | 30 | ||||
1997 | 17 | 1回戦×2 | 32 | 90分勝ち:3点 Vゴール勝ち:2点 PK戦勝ち:1点 負け:0点 | |||
1998 | 18 | 34 | |||||
1999 ↓ 2002 |
16 | 30 | なし | 90分勝ち:3点 Vゴール勝ち:2点 引き分け:1点 負け:0点 |
2 | ||
2003 | なし | 勝ち:3点 引き分け:1点 負け:0点 | |||||
2004 | 2+0.5 | ||||||
2005 ↓ 2008 |
18 | 2回戦 | 34 | ||||
2009 ↓ 2014 |
3 | ||||||
2015 2016 |
1回戦×2 | ||||||
2017 | 2回戦 | ||||||
2018 2019 |
2+0.5 | ||||||
2020 | 0[注釈 2] | ||||||
2021 | 20 | 38 | 4 | ||||
2022 | 18 | 34 | 2+0.5 |
結果[編集]
- 1993-1995年、1997-2004年、2015年-2016年は2ステージ制、1996年と2005年-2014年及び2017年以降は1ステージ制で開催されている。
- 2ステージ制で完全優勝(同一年での両ステージ優勝)を達成したのは、2002年の磐田と2003年の横浜FMの2クラブ。
- J1とJ2両カテゴリーで優勝を経験しているのは、柏、広島、G大阪、川崎の4クラブ。なお、柏(2011年)とG大阪(2014年)はJ1昇格後1年目での優勝である。
- 連覇を達成したことがあるクラブはV川崎、鹿島、横浜FM、広島、川崎の5クラブ。このうち、鹿島は唯一の3連覇を達成したチームで、川崎はJ2からスタートしたチームで唯一連覇を達成したチームでもある。
- 複数回の連覇を達成したことがあるクラブは鹿島と川崎の2クラブ。
- 1リーグ制時代から参戦しているクラブのうち、J2降格の経験がないのは鹿島と横浜FMの2クラブ。
- 例年最終節まで縺れる事の多いJリーグで、2度以上最終節を待たずに優勝した(2018年と2020年)のとリーグ優勝を得失点差(2017年)で決めたのはいずれも川崎のみである。
- J2からJ1に初昇格して以降1度もJ2に降格経験のないクラブは、鳥栖のみである。
統計[編集]
クラブ別優勝回数[編集]
クラブ名 | 回数 | 優勝年度 |
---|---|---|
鹿島アントラーズ | 8 | 1996,1998,2000,2001,2007,2008,2009,2016 |
横浜F・マリノス | 4 | 1995,2003,2004,2019 |
川崎フロンターレ | 2017,2018,2020,2021 | |
ジュビロ磐田 | 3 | 1997,1999,2002 |
サンフレッチェ広島 | 2012,2013,2015 | |
東京ヴェルディ | 2 | 1993,1994 |
ガンバ大阪 | 2005,2014 | |
浦和レッズ | 1 | 2006 |
名古屋グランパス | 2010 | |
柏レイソル | 2011 |
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クラブ別通算成績[編集]
クラブ名 | 年 | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 得 | 失 | 差 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
北海道コンサドーレ札幌 | 10 | 336 | 99 | 56 | 181 | 427 | 598 | -171 | |||
ベガルタ仙台 | 14 | 472 | 144 | 122 | 206 | 561 | 686 | -125 | |||
モンテディオ山形 | 4 | 136 | 30 | 36 | 70 | 108 | 199 | -91 | |||
鹿島アントラーズ | 29 | 990 | 548 | 142 | 300 | 1702 | 1169 | +533 | |||
浦和レッズ | 28 | 960 | 447 | 159 | 354 | 1478 | 1280 | +198 | |||
大宮アルディージャ | 12 | 408 | 129 | 104 | 175 | 455 | 579 | -124 | |||
ジェフユナイテッド千葉 | 17 | 578 | 227 | 70 | 281 | 874 | 980 | -106 | |||
柏レイソル | 24 | 808 | 350 | 136 | 322 | 1218 | 1173 | +45 | |||
FC東京 | 21 | 698 | 293 | 150 | 255 | 961 | 891 | +70 | |||
東京ヴェルディ | 14 | 476 | 226 | 43 | 207 | 767 | 713 | +54 | |||
川崎フロンターレ | 18 | 612 | 320 | 128 | 164 | 1128 | 771 | +357 | |||
横浜F・マリノス | 29 | 990 | 488 | 172 | 330 | 1573 | 1198 | +375 | |||
横浜FC | 3 | 106 | 19 | 19 | 68 | 89 | 203 | -114 | |||
湘南ベルマーレ | 14 | 498 | 156 | 72 | 270 | 632 | 869 | -237 | |||
ヴァンフォーレ甲府 | 8 | 272 | 69 | 73 | 130 | 255 | 404 | -149 | |||
松本山雅FC | 2 | 68 | 13 | 20 | 35 | 51 | 94 | -43 | |||
アルビレックス新潟 | 14 | 472 | 156 | 115 | 201 | 557 | 679 | -122 | |||
清水エスパルス | 28 | 956 | 414 | 155 | 387 | 1371 | 1405 | -34 | |||
ジュビロ磐田 | 24 | 814 | 385 | 130 | 299 | 1342 | 1113 | +229 | |||
名古屋グランパス | 28 | 956 | 437 | 149 | 370 | 1445 | 1335 | +110 | |||
京都サンガF.C. | 11 | 352 | 104 | 41 | 207 | 398 | 640 | -242 | |||
ガンバ大阪 | 28 | 956 | 436 | 145 | 375 | 1607 | 1415 | +192 | |||
セレッソ大阪 | 21 | 710 | 293 | 121 | 296 | 1071 | 1080 | -9 | |||
ヴィッセル神戸 | 23 | 760 | 255 | 156 | 349 | 1021 | 1209 | -188 | |||
サンフレッチェ広島 | 27 | 926 | 396 | 155 | 375 | 1338 | 1238 | +100 | |||
徳島ヴォルティス | 2 | 72 | 13 | 11 | 48 | 50 | 129 | -79 | |||
アビスパ福岡 | 10 | 326 | 85 | 40 | 201 | 355 | 604 | -249 | |||
サガン鳥栖 | 10 | 344 | 124 | 92 | 128 | 398 | 435 | -37 | |||
V・ファーレン長崎 | 1 | 34 | 8 | 6 | 20 | 39 | 59 | -20 | |||
大分トリニータ | 11 | 370 | 108 | 88 | 174 | 387 | 512 | -125 | |||
横浜フリューゲルス | 6 | 228 | 117 | 0 | 111 | 375 | 373 | +2 |
リーグ年間ゴール数[編集]
年度 | ゴール数 | 試合数 | クラブ数 |
---|---|---|---|
1993年 | 532 | 180 | 10 |
1994年 | 841 | 264 | 12 |
1995年 | 1,214 | 364 | 14 |
1996年 | 778 | 240 | 16 |
1997年 | 898 | 272 | 17 |
1998年 | 1,074 | 306 | 18 |
1999年 | 757 | 240 | 16 |
2000年 | 712 | ||
2001年 | 788 | ||
2002年 | 683 | ||
2003年 | 718 | ||
2004年 | 744 | ||
2005年 | 873 | 306 | 18 |
2006年 | 976 | ||
2007年 | 867 | ||
2008年 | 783 | ||
2009年 | 791 | ||
2010年 | 813 | ||
2011年 | 869 | ||
2012年 | 855 | ||
2013年 | 879 | ||
2014年 | 774 | ||
2015年 | 820 | ||
2016年 | 805 | ||
2017年 | 793 | ||
2018年 | 813 | ||
2019年 | 797 | ||
2020年 | 866 | ||
2021年 | 920 | 380 | 20 |
合計 | 24,033 | 8,342 |
- 出典:[7]
賞金・強化理念配分金・賞品[編集]
チームに対する表彰は、Jリーグ表彰規定[8] に定めがある。下記は2018年の場合。
順位 | 賞金 | 賞品 |
---|---|---|
年間1位 | 3億円 | Jリーグ杯(優勝銀皿)、日本サッカー協会会長杯 メダル、チャンピオンフラッグ |
年間2位 | 1億2000万円 | Jリーグ杯(準優勝銀皿) |
年間3位 | 6000万円 |
2017年度より動画配信のDAZNと結んだ10年2100億円超の放送権料を原資に、J1上位(1〜4位)クラブに賞金とは別にJリーグ理念強化配分金が支給される事となった[9]。
順位 | 強化理念配分金 | 内訳 |
---|---|---|
年間1位 | 15億5000万円 | 1年目5.5億円、2年目5億円、3年目5億円の計15.5億円 |
年間2位 | 7億円 | 1年目2.5億円、2年目2.5億円、3年目2億円の計7億円 |
年間3位 | 3億5000万円 | 1年目2億円、2年目1.5億円の計3.5億円 |
年間4位 | 1億8000万円 | 1年目1.8億円 |
これによりJ1優勝クラブは優勝賞金3億円に加え、理念強化配分金15億5000万円、ACL出場チームに対するACLサポート金2000万円、全クラブに支給される均等配分金3億5000万円の総額22億2000万円を獲得する事となる。
なお、チャンピオンシップ制度のあった2015年の場合は下記のとおりとなっていた。
順位 | 賞金 | 賞品 |
---|---|---|
年間1位 | 1億円 | Jリーグ杯(優勝銀皿)、日本サッカー協会会長杯 メダル、チャンピオンフラッグ、明治安田生命杯「球軌道」[10] |
年間2位 | 賞金なし | Jリーグ杯(準優勝銀皿) |
ステージ優勝 | 5000万円 | - |
年間勝ち点1位 | 8000万円 | - |
年間勝ち点2位 | 3000万円 | - |
年間勝ち点3位 | 2000万円 | - |
チャンピオンシップ勝利 (決勝以外) |
1500万円 | - |
特典[編集]
年間優勝(年間王者)はJ1で年間の最終順位が1位(優勝)だったクラブのみに与えられる。J1で優勝したクラブには翌年のJリーグおよび天皇杯で使用するユニフォームの右袖に、金色のJリーグロゴマークエンブレムをつけることができる。ロゴマークの下には、2行で「yyyy(優勝した年)J LEAGUE CHAMPIONS」と表示されている。また、翌年開催されるFUJIFILM SUPER CUPへの出場権が与えられる。
J1で年間最終順位の上位クラブに翌年のAFCチャンピオンズリーグ (ACL) の出場権が与えられる。出場枠については32クラブが本大会に参加するようになった2009年大会以降は「年間順位の上位3クラブ(上位3クラブのいずれかが天皇杯優勝クラブと重複する場合は上位4クラブ)」に出場権が与えられているが、本戦出場枠の見直しが行われた2015年大会以降は、「上位2クラブがグループリーグ(本戦)出場、3位(上位3クラブのいずれかが天皇杯優勝クラブと重複する場合は4位)のクラブがプレーオフ出場」となっている。
1993-2000年までの年間優勝には、AFCチャンピオンズリーグの前身であるAFCアジアクラブ選手権の出場権が特典として与えられていた。ただ、Jリーグが発足する前年の1992年は、Jリーグカップの優勝クラブ(ヴェルディ川崎)が国内リーグの優勝クラブ扱いでこの大会に出場した。
このほか、FIFAクラブワールドカップが日本で開催される場合、その年度の優勝クラブは「開催国出場枠」で出場する権利が与えられる(2007年以降)。ただし、ACLにおいて日本のクラブが優勝した場合はACL優勝クラブの出場が優先され(ACL準優勝クラブが「開催国枠」の代替で出場する)、Jリーグ優勝クラブはACLとの2冠でない限り出場できない[11]。
通算記録[編集]
選手名が太字は2021年シーズン開始後時点で現役の選手(別カテゴリ所属を含む)。
試合[編集]
2021年シーズン終了時点[12]
順位 | 選手名 | 試合数 | 順位 | 選手名 | 試合数 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 遠藤保仁 | 641 | 11 | 大久保嘉人 | 477 | |
2 | 楢崎正剛 | 631 | 12 | 中村憲剛 | 471 | |
3 | 中澤佑二 | 593 | 13 | 興梠慎三 | 459 | |
4 | 阿部勇樹 | 590 | 14 | 山口智 | 448 | |
5 | 曽ヶ端準 | 533 | 15 | 今野泰幸 | 443 | |
6 | 小笠原満男 | 525 | 16 | 森﨑和幸 | 430 | |
7 | 西川周作 | 522 | 17 | 前田遼一 | 429 | |
8 | 伊東輝悦 | 517 | 18 | 新井場徹 | 423 | |
9 | 山田暢久 | 501 | 19 | 川口能活 | 421 | |
10 | 明神智和 | 497 | 青山敏弘 |
得点[編集]
2021年シーズン終了時点[13]
順位 | 選手名 | 得点数 | 順位 | 選手名 | 得点数 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 大久保嘉人 | 191 | 12 | 柳沢敦 | 108 | |
2 | 佐藤寿人 | 161 | 13 | 渡邉千真 | 104 | |
3 | 興梠慎三 | 158 | 14 | 遠藤保仁 | 103 | |
4 | 中山雅史 | 157 | 15 | 藤田俊哉 | 100 | |
5 | 前田遼一 | 154 | 16 | 玉田圭司 | 99 | |
6 | マルキーニョス | 152 | 17 | 豊田陽平 | 98 | |
7 | 三浦知良 | 139 | 18 | 城彰二 | 95 | |
8 | 小林悠 | 130 | 19 | 武田修宏 | 94 | |
9 | ウェズレイ | 124 | 森島寛晃 | |||
10 | ジュニーニョ | 116 | 久保竜彦 | |||
11 | エジミウソン | 111 | - |
表彰[編集]
シーズン中において、以下の表彰に該当する成績を収めたチームや個人にはシーズンの全日程終了後に開催されるJリーグアウォーズにて表彰される。
個人賞[編集]
- 最優秀選手賞
- ベストイレブン
- 得点王
- ベストヤングプレーヤー賞
- 高円宮杯フェアプレー賞(チーム賞)
- フェアプレー個人賞
- 最優秀監督賞
- 最優秀主審賞
- 最優秀副審賞
- 功労選手賞
- 最優秀育成クラブ賞
特別賞[編集]
- Join賞
スタジアム[編集]
いずれも2022シーズンのもの。
北海道コンサドーレ札幌 | 鹿島アントラーズ | 浦和レッズ | 柏レイソル | FC東京 | 川崎フロンターレ |
---|---|---|---|---|---|
札幌ドーム | 県立カシマサッカースタジアム | 埼玉スタジアム2002 | 三協フロンテア柏スタジアム | 味の素スタジアム | 等々力陸上競技場 |
収容人数: 38,794 | 収容人数: 38,669 | 収容人数: 62,010 | 収容人数: 15,109 | 収容人数: 47,894 | 収容人数: 26,827 |
![]() |
|||||
横浜F・マリノス | 湘南ベルマーレ | 清水エスパルス | ジュビロ磐田 | 名古屋グランパス | 京都サンガF.C. |
日産スタジアム | レモンガススタジアム平塚 | IAIスタジアム日本平 | ヤマハスタジアム (磐田) | 豊田スタジアム | サンガスタジアム by KYOCERA |
収容人数: 72,013 | 収容人数: 15,380 | 収容人数: 19,496 | 収容人数: 15,165 | 収容人数: 43,739 | 収容人数: 21,623 |
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ガンバ大阪 | セレッソ大阪 | ヴィッセル神戸 | サンフレッチェ広島 | アビスパ福岡 | サガン鳥栖 |
パナソニックスタジアム吹田 | ヨドコウ桜スタジアム | ノエビアスタジアム神戸 | エディオンスタジアム広島 | ベスト電器スタジアム | 駅前不動産スタジアム |
収容人数: 39,694 | 収容人数: 24,481 | 収容人数: 28,962 | 収容人数: 35,909 | 収容人数: 21,562 | 収容人数: 24,130 |
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脚注[編集]
- ^ “明治安田生命保険相互会社とJリーグタイトルパートナー契約を締結” (プレスリリース), 日本プロサッカーリーグ, (2014年12月16日) 2014年12月17日閲覧。
- ^ “リーグ戦大会名称・タイトルマーク” (プレスリリース), 日本プロサッカーリーグ, (2014年12月16日) 2014年12月17日閲覧。
- ^ “サッカー「Jリーグ」との「Jリーグタイトルパートナー契約」を更新 ~地域社会の活性化へのさらなる貢献に向け、Jリーグと「新しい価値」を共創~” (PDF) (プレスリリース), 明治安田生命保険, (2018年12月14日) 2018年12月14日閲覧。
- ^ 5月4日が浦和vs鹿島戦、5月5日はこの節のルヴァンカップの試合がなかったクラブを含めた川崎Fvs新潟とG大阪vs清水を開催。
- ^ 1993年はテレビ中継の都合による。1994年は開催スタジアムに照明設備がないため。2011年は東日本大震災発生に伴う被災地での省エネ対策のため
- ^ “J.League Data Site / 通算勝敗表”. 2021年12月4日閲覧。
- ^ “対戦データ”. J.League Data Site. 2021年12月4日閲覧。
- ^ 日本プロサッカーリーグ 規約・規程集 (PDF)
- ^ “J1優勝15・5億円 理念強化配分金の詳細発表”. 日刊スポーツ. 2019年7月16日閲覧。
- ^ “明治安田生命J1リーグチャンピオンに授与される 明治安田生命杯「球軌道」が完成” (プレスリリース), J.LEAGUE.jp, (2015年11月27日) 2015年12月1日閲覧。
- ^ 2007・2008年の鹿島がこれに該当する(ACLで2007年は浦和、2008年はG大阪が優勝)。
- ^ “通算出場試合数ランキング”. J.League Data Site. 2021-012-05閲覧。
- ^ “通算得点ランキング”. J.League Data Site. 2021年12月5日閲覧。
注釈[編集]
関連項目[編集]
- 日本プロサッカーリーグ
- 日本サッカーのリーグ構成 (1種)
- Jリーグチャンピオンシップ
- J1参入決定戦
- J1・J2入れ替え戦
- J1昇格プレーオフ
- J1参入プレーオフ
- J2リーグ
- J3リーグ
- Jリーグカップ
- 天皇杯全日本サッカー選手権大会
- AFCチャンピオンズリーグ
外部リンク[編集]