日本サッカーのリーグ構成 (1種)

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この項目では日本のサッカーにおける、第1種登録チームのリーグ構成について述べる。

概要[編集]

プロサッカーリーグ日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)が3部構成 (ディビジョン1=J1ディビジョン2=J2J3リーグ)、アマチュアによるサッカーリーグが日本フットボールリーグ (JFL) を最高峰とし、各地域リーグ各都道府県リーグの順のピラミッド構造となっている。Jリーグが2部構成であった2013年度までは、JFLがJリーグの下部リーグであることが明確に位置づけられていたが、J3発足時に(公社)日本プロサッカーリーグがJ3をJFLと同列の位置づけとした[1]ため、現在は厳密にはアマチュアとプロで別のピラミッド構造が形成されている状況にある。ただし、J3への参入にはJFLでの成績要件が加味されるため、J3が実質的にJFLの上位リーグであるとする見方もある。

第1種全体としては、チームの所属選手の会社や学校を限定する既定などは無く、あくまでチーム単位の登録となっており、その条件の下で社会人と学生の混合も認められる。更には複数大学の学生が所属する地域同好会や連合チーム、さらには同じ大学内で複数チームが登録する事にも特に制限は無いが、実際には大学公認の運動部としてのサッカー部の多くは大学サッカー連盟所属チームとして活動、あるいはそれを活動の柱にするチームが大半となっている。

ちなみに、大学生チームが一般社会人の大会側に参加する場合、基本原則としては所属の都道府県リーグから順次勝ち上がっていくことが原則であるが、大学連盟の大会で所定の成績を収めている既存チームが参加申請した場合は、協会側の判断により、大学連盟の大会での成績に応じたリーグへの所属を認める場合がある。

なお、大会規定などの詳細については当該大会の項目を参照の事。

構造[編集]

2014年現在、第1種のチームは下図のような構造となっている。

プロリーグ アマチュアリーグ
1 Jリーグ ディビジョン1(J1)
18クラブ
2 Jリーグ ディビジョン2(J2)
22クラブ|
3 J3リーグ(J3)
11クラブ
日本フットボールリーグ(JFL)
14クラブ
1
北海道
8クラブ
東北1部
10クラブ
関東1部
10クラブ
北信越1部
8クラブ
東海1部
8クラブ
関西1部
8クラブ
中国
10クラブ
四国
8クラブ
九州
10クラブ
2
各地域ブロック
札幌道東道北道央道南
東北2部北
10クラブ
東北2部南
10クラブ
関東2部
10クラブ
北信越2部
8クラブ
東海2部
8クラブ
関西2部
8クラブ
県1部以下 県1部以下 県1部以下 3
各地区1部以下 県1部以下 県1部以下 都県1部以下 県1部以下 県1部以下 府県1部以下 4以下

歴史[編集]

  • 1965年・全国規模のトーナメント制大会である全日本実業団サッカー選手権大会全国都市対抗サッカー選手権大会の廃止に伴い、日本初のサッカーリーグとなる日本サッカーリーグ(JSL)が発足し、第1回大会が開催される。並行して、全国社会人サッカー選手権大会が発足し、上位入賞チームとJSL下位チームとの入れ替え制度も開始される。
  • 1966年・東海社会人リーグと関西社会人リーグが発足し、第1回大会が開催される。
  • 1967年・関東社会人リーグが発足し、第1回大会が開催される。
  • 1972年・JSLが2部制に移行。
  • 1973年・中国社会人リーグと九州社会人リーグが発足し、第1回大会が開催される。
  • 1975年・北信越社会人リーグが発足し、第1回大会が開催される。
  • 1977年・東北社会人リーグと四国社会人リーグが発足し、第1回大会が開催される。並行して、地域リーグ決勝大会が発足し、全国社会人サッカー選手権大会からJSL参入条件を引き継ぎ(上位入賞によるJSL昇格)、現在の日本サッカーのリーグ構成(1種)の原型が誕生する(JSL⇔地域リーグ⇔都道府県リーグ)。
  • 1978年・北海道社会人リーグが発足し、第1回大会が開催される。北海道社会人リーグ発足を以って、全ての地域リーグ発足が完了。
  • 1985年・JSL2部が東西ブロックリーグ制を導入。並行してJSLでのプロ選手登録を公認する制度「スペシャル・ライセンス・プレーヤー」が導入される。
  • 1986年・JSLが春秋制から秋春制に移行する。
  • 1989年・JSL2部が昨シーズンまでの東西ブロック制を廃止し、ホームアンドアウェーの総当り2回戦となる。
  • 1992年・JSLが日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)と直下のリーグであるジャパンフットボールリーグ(旧JFL)へ改編。改編に伴いJSLは廃止。
    • 同年に発足した社団法人日本プロサッカーリーグはJリーグの運営組織となる。リーグの主催は日本サッカー協会(JFA)との共催となる。
    • Jリーグのリーグ戦開始は1993年。
    • 旧JFLのリーグ戦開始は1992年。1993年まで2部制。(このうち、旧J1が2部、旧J2が3部に事実上相当する)
    • Jリーグ発足翌年度以降からのJリーグ参加にはJリーグ準会員チームとして旧JFLで上位入賞(2位以内)することが第一条件となる。
    • 旧JFLへの参入は、JSL時代と同じく地域リーグ決勝大会で上位入賞することが第一条件となる。
    • JSL時代の1985年~1992年までの秋春制から春秋制に移行する。
  • 1994年・旧JFLが2部制を廃止。
  • 1998年・翌1999年からのJリーグ・ディビジョン2(J2)発足が決定。J2発足に伴い旧JFLがシーズン終了と同時に廃止。並行して旧JFL所属でJ2参入を見送ったチームを中心に翌1999年からの日本フットボールリーグ(JFL)発足が決定。
  • J2が正式なJリーグの2部リーグとなったため、JFLは事実上の3部リーグと位置づけられる。
  • J2参入条件にはJFLでの上位入賞が第一条件である。(2006年までは原則2位以内・2007年~2011年までは4位以内・2012年からは優勝で自動昇格または2位で入れ替え戦行き)
  • 地域リーグ以下は事実上の4部以下のリーグとなった。なお、JFLの参入条件は旧JFL時代と変わらず。
  • 1999年・Jリーグが2部制に移行し、J2とJFLのリーグ戦が開始される。1998年までのJリーグはJリーグ・ディビジョン1(J1)となる。
  • 2003年・飛び級制度である「Jリーグ加盟を標榜するクラブに対する優遇措置」が開始される。認定されれば、地域リーグ決勝大会への出場が可能となった。
  • 2006年・Jリーグ準加盟制度が導入され、J2参入条件がより厳しくなる。並行して、全国社会人サッカー選手権大会での上位入賞チームに地域リーグ決勝大会への出場権が与えられるようになり、再び全国社会人サッカー選手権大会が上位リーグ参入条件の一部となる。なお、全国社会人サッカー選手権大会は地域リーグの2部または都道府県以下のリーグに所属するチームも参加できるため、事実上、「Jリーグ加盟を標榜するクラブに対する優遇措置」と同様に飛び級制度の役割も担うこととなった。
  • 2008年・Jリーグ理事会にて、J2の所属クラブ数が22チームに到達したシーズンより、J2とJFLとの入れ替え制度を開始することが決定する。
  • 2010年・JFLが一般社団法人化し(一般社団法人日本フットボールリーグ)、リーグ主催はJFAとの共催となる。
  • 2011年・JFLが日本トップリーグ連携機構に加盟。並行して「Jリーグ加盟を標榜するクラブに対する優遇措置」が廃止となり、飛び級制度の役割を担うのは全国社会人サッカー選手権大会のみとなった。
  • 2012年・J2が22チームとなり、JFLとの入れ替え制度を開始。プロリーグ発足以降初となる、アマチュアリーグ(プロ・アマ混合リーグ)との入れ替えとなる。
  • 2014年・J3リーグ(J3)が発足し、Jリーグが3部制に移行。J3とJFLは公式には3部相当で同列扱いとされた。

関連項目[編集]

出典[編集]

外部リンク[編集]