2007年のJリーグ
表示
J1 | |
---|---|
期間 | 2007年3月3日 - 12月1日 |
優勝 | 鹿島アントラーズ |
J2降格 |
サンフレッチェ広島 ヴァンフォーレ甲府 横浜FC |
J2 | |
期間 | 2007年3月3日 - 12月1日 |
J1昇格 |
コンサドーレ札幌 東京ヴェルディ1969 京都サンガF.C. |
ヤマザキナビスコカップ | |
← 2006 2008 → |
2007年のJリーグは、J1リーグ、J2リーグ共に3月3日に開幕、12月1日に閉幕した。J1リーグでの優勝は鹿島アントラーズ、J2リーグでの優勝はコンサドーレ札幌であった。
J1
[編集]詳細は「2007年のJリーグ ディビジョン1」を参照
2007年シーズンのJ1は、J2から昇格した横浜FC、柏レイソル、ヴィッセル神戸を加えた18クラブで行われた。
順 | チーム | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 得 | 失 | 差 | 点 | 出場権または降格 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 鹿島アントラーズ (C) | 34 | 22 | 6 | 6 | 60 | 36 | +24 | 72 | ACL2008グループステージの出場権を獲得 |
2 | 浦和レッズ | 34 | 20 | 10 | 4 | 55 | 28 | +27 | 70 | |
3 | ガンバ大阪 | 34 | 19 | 10 | 5 | 71 | 37 | +34 | 67 | |
4 | 清水エスパルス | 34 | 18 | 7 | 9 | 53 | 36 | +17 | 61 | |
5 | 川崎フロンターレ | 34 | 14 | 12 | 8 | 66 | 48 | +18 | 54 | |
6 | アルビレックス新潟 | 34 | 15 | 6 | 13 | 48 | 47 | +1 | 51 | |
7 | 横浜F・マリノス | 34 | 14 | 8 | 12 | 54 | 35 | +19 | 50 | |
8 | 柏レイソル | 34 | 14 | 8 | 12 | 43 | 36 | +7 | 50 | |
9 | ジュビロ磐田 | 34 | 15 | 4 | 15 | 54 | 55 | −1 | 49 | |
10 | ヴィッセル神戸 | 34 | 13 | 8 | 13 | 58 | 48 | +10 | 47 | |
11 | 名古屋グランパスエイト | 34 | 13 | 6 | 15 | 43 | 45 | −2 | 45 | |
12 | FC東京 | 34 | 14 | 3 | 17 | 49 | 58 | −9 | 45 | |
13 | ジェフユナイテッド千葉 | 34 | 12 | 6 | 16 | 51 | 56 | −5 | 42 | |
14 | 大分トリニータ | 34 | 12 | 5 | 17 | 42 | 60 | −18 | 41 | |
15 | 大宮アルディージャ | 34 | 8 | 11 | 15 | 24 | 40 | −16 | 35 | |
16 | サンフレッチェ広島 (R) | 34 | 8 | 8 | 18 | 44 | 71 | −27 | 32 | J1・J2入れ替え戦 2007へ出場 |
17 | ヴァンフォーレ甲府 (R) | 34 | 7 | 6 | 21 | 33 | 65 | −32 | 27 | J2 2008へ降格 |
18 | 横浜FC (R) | 34 | 4 | 4 | 26 | 19 | 66 | −47 | 16 |
最終更新は2007年12月1日の試合終了時
出典: J. League Data Site
順位の決定基準: 1. 勝点; 2. 得失点差; 3. 得点数.
J2
[編集]詳細は「2007年のJリーグ ディビジョン2」を参照
2007年シーズンのJ2のクラブは、J1から降格した京都サンガF.C.(京都パープルサンガ改め)、セレッソ大阪、アビスパ福岡を加えた13クラブにより行われた。
順 | チーム | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 得 | 失 | 差 | 点 | 出場権または降格 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | コンサドーレ札幌 (C) (P) | 48 | 27 | 10 | 11 | 66 | 45 | +21 | 91 | J1 2008へ昇格 |
2 | 東京ヴェルディ1969 (P) | 48 | 26 | 11 | 11 | 90 | 57 | +33 | 89 | |
3 | 京都サンガF.C. (P) | 48 | 24 | 14 | 10 | 80 | 59 | +21 | 86 | J1・J2入れ替え戦 2007 |
4 | ベガルタ仙台 | 48 | 24 | 11 | 13 | 72 | 54 | +18 | 83 | |
5 | セレッソ大阪 | 48 | 24 | 8 | 16 | 72 | 55 | +17 | 80 | |
6 | 湘南ベルマーレ | 48 | 23 | 8 | 17 | 72 | 55 | +17 | 77 | |
7 | アビスパ福岡 | 48 | 22 | 7 | 19 | 77 | 61 | +16 | 73 | |
8 | サガン鳥栖 | 48 | 21 | 9 | 18 | 63 | 66 | −3 | 72 | |
9 | モンテディオ山形 | 48 | 15 | 13 | 20 | 46 | 56 | −10 | 58 | |
10 | 愛媛FC | 48 | 12 | 9 | 27 | 39 | 66 | −27 | 45 | |
11 | ザスパ草津 | 48 | 7 | 21 | 20 | 42 | 71 | −29 | 42 | |
12 | 水戸ホーリーホック | 48 | 8 | 10 | 30 | 32 | 70 | −38 | 34 | |
13 | 徳島ヴォルティス | 48 | 6 | 15 | 27 | 31 | 67 | −36 | 33 |
最終更新は2007年12月1日の試合終了時
出典: J. League Data Site
順位の決定基準: 1. 勝点; 2. 得失点差; 3. 得点数.
入れ替え
[編集]J1からJ2へ降格
[編集]J1リーグ17位のヴァンフォーレ甲府、18位の横浜FCがJ2へ自動降格した。
J2からJ1へ昇格
[編集]J2リーグ優勝のコンサドーレ札幌、2位の東京ヴェルディ1969がJ1へ自動昇格した。
入れ替え戦
[編集]J1リーグ16位のサンフレッチェ広島とJ2リーグ3位の京都サンガF.C.がJ1・J2入れ替え戦に臨んだ。
第1戦 2007年12月5日 | 京都サンガF.C. (J2・3位) |
2 - 1 | サンフレッチェ広島 (J1・16位) |
京都市、京都府 | |
19:06 | 田原豊 28分, 39分 | 公式記録 | 平繁龍一 88分 | 競技場: 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場 観客数: 12,637人 主審: 岡田正義 |
第2戦 2007年12月8日 | サンフレッチェ広島 | 0 - 0 (2戦合計 1 - 2)
|
京都サンガF.C. | 広島市、広島県 | |
16:04 | 公式記録 | 競技場: 広島ビッグアーチ 観客数: 23,162人 主審: 西村雄一 |
2戦合計で京都の1勝1分となり、京都サンガF.C.のJ1昇格、サンフレッチェ広島のJ2降格が決定した。
表彰
[編集]賞 | 受賞者 |
---|---|
最優秀選手賞 | ポンテ(浦和レッドダイヤモンズ) |
得点王 | ジュニーニョ(川崎フロンターレ) |
新人王 | 菅野孝憲(横浜FC) |
フェアプレー個人賞 | 坂田大輔(横浜F・マリノス) |
伊東輝悦(清水エスパルス) | |
佐藤寿人(サンフレッチェ広島) | |
最優秀監督賞 | オズワルド・オリヴェイラ(鹿島アントラーズ) |
優秀審判賞 | 岡田正義 |
優秀副審賞 | 相樂亨 |
Jリーグベストピッチ賞 | 東北電力ビッグスワンスタジアム |
功労選手賞 | 本田泰人 |
アマラオ | |
城彰二 | |
フェアプレー賞 (高円宮杯) |
ガンバ大阪 |
特別賞 | 浦和レッズ |
この年から受賞基準が変更されたフェアプレー賞(高円宮杯)[1] をG大阪が受賞し、1997年の神戸以来となる受賞チームが出た。浦和はAFCチャンピオンズリーグ優勝、FIFAクラブワールドカップ3位という国際大会での好成績が評価されて特別賞を受賞した。
ベストイレブン
[編集]ポジション | 選手名 | 受賞回数 | 所属クラブ |
---|---|---|---|
GK | 都築龍太 | 初 | 浦和レッドダイヤモンズ |
DF | 岩政大樹 | 鹿島アントラーズ | |
闘莉王 | 4 | 浦和レッドダイヤモンズ | |
山口智 | 2 | ガンバ大阪 | |
MF | 阿部勇樹 | 3 | 浦和レッドダイヤモンズ |
鈴木啓太 | 2 | ||
ポンテ | 初 | ||
中村憲剛 | 2 | 川崎フロンターレ | |
遠藤保仁 | 5 | ガンバ大阪 | |
FW | ジュニーニョ | 初 | 川崎フロンターレ |
バレー | 初 | ガンバ大阪 |
記録
[編集]- J1リーグ通算12,000ゴール
- ウェズレイ(サンフレッチェ広島 2007年6月23日 - 第17節vsヴィッセル神戸・ホームズスタジアム神戸)
- J2リーグ通算6,000ゴール
- J2リーグ最年少出場記録
- J1リーグ通算ホームゲーム連続無敗記録
- 25試合(浦和レッドダイヤモンズ、2005年第25節vs横浜F・マリノス - 2007年第5節vsジュビロ磐田、22勝3分)
- 25試合(ガンバ大阪、2006年第4節vs大宮アルディージャ - 2007年第19節vsアルビレックス新潟、20勝5分)
- J1リーグ連続無敗試合(タイ記録)
- 16試合(浦和レッドダイヤモンズ、2007年J1第8節vs鹿島アントラーズ - 第23節vsヴィッセル神戸、11勝5分)[2]
Jリーグ準加盟
[編集]特記なしは日本フットボールリーグ加盟
- 栃木SC(2007年2月承認)
- FC岐阜(2007年3月承認)
- ガイナーレ鳥取(2007年2月承認)
- ファジアーノ岡山FC(2007年8月承認 中国社会人リーグ1部)
- ロッソ熊本
- 第9回日本フットボールリーグの成績により熊本(2位)、岐阜(3位)のJ2入会認められる
- この他FCペラーダ福島(東北社会人サッカーリーグ2部)が準加盟申請をしているが、承認見送りとなった。
その他
[編集]- この年よりJリーグ中継の主導権をスカパー!が取ることとなり、スカパー!がパーフェクト・チョイス(現・スカチャン)を中心に、J SPORTSPLUSとTBSチャンネルを使ってJ1・J2の全試合を生中継。他にスカパー!からのサブライセンスという形でJ SPORTSでJ1全試合とJ2の一部試合を録画中継する方式を取る。
- 日本放送協会とTBSテレビも継続して放映権を取得したが、スカパーを最優先する形を取ったため、放送本数が大幅に削減された。
脚注
[編集]- ^ “フェアプレー賞(高円宮杯)の受賞基準変更について”. Jリーグ公式サイト (2007年2月20日). 2008年12月26日閲覧。
- ^ 1998年-1999年の鹿島アントラーズ、2005年のセレッソ大阪に次いで3度目