2021年のJリーグ

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2021年のJリーグ
J1
期間 2021年2月26日 - 12月4日
J2
期間 2021年2月27日 - 12月5日
J3
期間 2021年3月13日 - 12月5日
YBCルヴァンカップ
2020
2022

この項目では、2021年シーズンの日本プロサッカーリーグ (Jリーグ) について述べる。

概要[編集]

Jリーグ発足から29年目のシーズンになる。明治安田生命保険相互会社をタイトルパートナー (冠スポンサー)として、「2021明治安田生命Jリーグ」(: 2021 MEIJI YASUDA J.LEAGUE) の名称で行う[1]

2020年シーズン新型コロナウィルス感染症 (COVID-19) の影響により大幅に日程・レギュレーションが変更になったことから、これの影響を受ける形で例年と異なるレギュレーションがいくつか存在する。

  • J1とJ2、J2とJ3の入れ替え数が基本的に「昇格2・降格4」となる[2]。これは、2020年シーズンでJ1→J2、J2→J3の降格を行わなかったため、J1が20クラブでの開催となったことから、これを2021年シーズンに18クラブに戻すための措置であることが言及されている[3]
  • 試合の開催要件について、「トップチーム登録の13人がベンチ入り」可能であれば試合開催可能とし、試合中止となり代替開催日が設定されない場合は13人未満だったクラブを『0-3の不戦敗』扱いとする「みなし開催」ルールを導入する。前年導入された「大会成立基準」(全試合数の75%、かつ、全クラブが50%(ホーム、アウェイ問わず)を開催出来なければリーグ不成立)は設けない[5]
  • 前年導入が決定され、その後中止されたビデオ・アシスタント・レフェリー (VAR) についても、J1全試合に導入される[6]

日程の概要については2020年12月25日に発表され、1年延期となった東京オリンピックが開催される関係で、前年の当初設定日程と同様に、開催期間である7月23日から8月8日までの間は全てのカテゴリで試合を開催しない[注 1]。この関係もあり、各カテゴリーとも長丁場の日程が組まれている。

なお、J3リーグに参戦していた「U-23チーム」(セカンドチーム)については2020年シーズン限りで活動を終了し、新規参入のテゲバジャーロ宮崎を加えた57クラブでリーグ戦が行われることになっている[8]

できごと[編集]

1月12日
各クラブのホーム開幕カードが発表される[9]。J1は前年同様1試合(川崎フロンターレ vs 横浜F・マリノス)が2月26日金曜日開幕となり、その他のカードは翌27日土曜日と28日日曜日に開幕。J2は2月27日・28日に、J3は3月14日に開幕。AFCチャンピオンズリーグ2021の兼ね合いで、名古屋グランパスのホーム開幕が3月3日水曜日(第11節前倒し分・vsガンバ大阪戦)となるほか、J2に昇格するブラウブリッツ秋田は第5節(3月28日・vs京都サンガF.C.戦)がホーム開幕戦となる。
1月22日
2021年シーズンの全日程が発表される[10]2020年東京オリンピックの関係でFC東京が第21節からアウェイ7連戦になるほか、横浜F・マリノスニッパツ三ツ沢球技場で、浦和レッズ浦和駒場スタジアムで開催する日程が組まれている。また、セレッソ大阪は第18節以降の全ホームゲームを改修工事の終わったヨドコウ桜スタジアムで開催する(2年半ぶり)。
1月28日
この日行われた理事会で、以下の事項を決定。
  • 前年に引き続き、1試合中の交代人数を5名以内(交代回数はハーフタイムを除き3回まで)とする[11]
  • 7月末までの試合について、全ての試合で飲水タイムを設ける(前後半1回ずつ。8月以降については別途決定)[11]
  • 国際サッカー評議会 (IFAB) より通達のあった「脳震盪による交代(再出場なし)の追加における試行」[注 2]について、育成年代を含む全ての公式戦で実施[12]
  • 試合が中止となり、代替試合が開催できない場合、当該試合は開催したものとみなした上で、以下の措置を執る[13]
    • 双方のチームの責によらない不可抗力による中止(悪天候等):「0-0の引き分け」扱い
    • 一方のチームの責による中止(エントリー人数不足など):責を負うチームが「0-3の敗戦」扱い
    • 双方のチームの責による中止:双方のチームが「0-3の敗戦」扱い(すなわち、勝敗数の和が一致しない可能性が生じる)
また、この日、2021年シーズンのJリーグ担当審判員を発表[14]山下良美(国際審判員)が女性として初めてJリーグ担当主審となった[15]
2月12日
ギラヴァンツ北九州がJリーグ入会後の2010年シーズン以降、2015シーズン及び2016シーズンの2年間を除く2020シーズン第19節までのホームゲーム(9年間・159試合)で、Jリーグが規定する入場者数の算定方法を用いず、ボランティアや運営スタッフを入場者数に加算した結果、1試合当たり50-130名程度過大な入場者数を記載したとして、Jリーグ規約違反により北九州に罰金200万円と譴責の処分を科すことを決定[16]
2月22日
前年10月31日に行われたJ1第25節・大分トリニータ vs 浦和レッズ昭和電工ドーム)の試合において、一部の浦和サポーターが全席指定・着座での声を出さない応援などとする「Jリーグ新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン」を無視して立ち見応援をしたり声を出したりスタジアム外で太鼓を叩くなどし、一部の大分サポーターもスタジアムの外に出て浦和サポーターに近づこうとしたなど、双方のサポーターにJリーグ規約違反行為があったとして、浦和に罰金300万円と譴責の処分[17]、大分に譴責の処分[18] を科すことを決定。
2月25日
この日行われた理事会で、ニューラル代表取締役CEOの夫馬賢治を特任理事に選任[19]
また、同じ理事会で、クリアソン新宿鈴鹿ポイントゲッターズヴェルスパ大分の3チームをJリーグ百年構想クラブに承認[20]
さらに、同じ理事会で、2022年度のJ3昇格の入会案件の一部特例処置をとることを発表。前年に引き続き「J3昇格を希望するJリーグ百年構想クラブの入会直前年度のJFL主催試合における、1試合平均の動員数」については適用せず、リーグ戦成績のみを基に判定することになった[21]

J1[編集]

チーム 出場権または降格
1 北海道コンサドーレ札幌 1 1 0 0 5 1 +4 3 ACL グループステージ出場
クラブW杯出場
2 清水エスパルス 1 1 0 0 3 1 +2 3 ACL グループステージ出場
3 セレッソ大阪 1 1 0 0 2 0 +2 3 ACL プレーオフステージ出場
4 川崎フロンターレ 1 1 0 0 2 0 +2 3
5 名古屋グランパス 1 1 0 0 2 1 +1 3
6 サガン鳥栖 1 1 0 0 1 0 +1 3
7 ヴィッセル神戸 1 1 0 0 1 0 +1 3
8 浦和レッズ 1 0 1 0 1 1 0 1
9 サンフレッチェ広島 1 0 1 0 1 1 0 1
10 FC東京 1 0 1 0 1 1 0 1
11 大分トリニータ 1 0 1 0 1 1 0 1
12 ベガルタ仙台 1 0 1 0 1 1 0 1
13 徳島ヴォルティス 1 0 1 0 1 1 0 1
14 アビスパ福岡 1 0 0 1 1 2 −1 0
15 湘南ベルマーレ 1 0 0 1 0 1 −1 0
16 ガンバ大阪 1 0 0 1 0 1 −1 0
17 鹿島アントラーズ 1 0 0 1 1 3 −2 0 J2降格
18 柏レイソル 1 0 0 1 0 2 −2 0
19 横浜F・マリノス 1 0 0 1 0 2 −2 0
20 横浜FC 1 0 0 1 1 5 −4 0
最終更新は2021年2月28日の試合終了時. 出典: J.LEAGUE Data Site
順位の決定基準: 1) 勝点、2) 得失点差、3) 総得点、4)直接対決の勝点、5) 直接対決の得失点差、6) 直接対決の得点数、7) 反則ポイント、8)抽選

J2[編集]

チーム 昇格または降格
1 アルビレックス新潟 1 1 0 0 4 1 +3 3 J1昇格
2 東京ヴェルディ 1 1 0 0 3 0 +3 3 J1昇格
3 京都サンガF.C. 1 1 0 0 2 0 +2 3
4 ファジアーノ岡山 1 1 0 0 2 0 +2 3
5 ザスパクサツ群馬 1 1 0 0 2 1 +1 3
6 大宮アルディージャ 1 1 0 0 2 1 +1 3
7 V・ファーレン長崎 1 1 0 0 2 1 +1 3
8 FC琉球 1 1 0 0 1 0 +1 3
9 モンテディオ山形 1 0 1 0 1 1 0 1
10 ジェフユナイテッド千葉 1 0 1 0 1 1 0 1
11 FC町田ゼルビア 1 0 1 0 1 1 0 1
12 ヴァンフォーレ甲府 1 0 1 0 1 1 0 1
13 松本山雅FC 1 0 1 0 0 0 0 1
14 レノファ山口FC 1 0 1 0 0 0 0 1
15 ブラウブリッツ秋田 1 0 0 1 1 2 −1 0
16 水戸ホーリーホック 1 0 0 1 1 2 −1 0
17 ツエーゲン金沢 1 0 0 1 1 2 −1 0
18 ジュビロ磐田 1 0 0 1 0 1 −1 0
19 栃木SC 1 0 0 1 0 2 −2 0 J3降格
20 SC相模原 1 0 0 1 0 2 −2 0
21 ギラヴァンツ北九州 1 0 0 1 1 4 −3 0
22 愛媛FC 1 0 0 1 0 3 −3 0
最終更新は2021年2月28日の試合終了時. 出典: J.LEAGUE Data Site
順位の決定基準: 1) 勝点、2) 得失点差、3) 総得点、4)直接対決の勝点、5) 直接対決の得失点差、6) 直接対決の得点数、7) 反則ポイント、8)抽選

協賛団体[編集]

2021年 Jリーグパートナー (協賛団体)一覧[1]
協賛カテゴリー種別 協賛団体名 契約開始年度
Jリーグタイトルパートナー 明治安田生命保険 2015年
Jリーグオフィシャルブロードキャスティングパートナー DAZN Japan Investment 2017年
Jリーグトップパートナー アイデム 2005年
ルートインジャパン 2015年
イオンリテール
エレクトロニック・アーツ (EAスポーツ) 2016年
NTTドコモ 2017年
コナミデジタルエンタテインメント 2018年
いちご 2019年
Jリーグ百年構想パートナー 朝日新聞社 2003年
リーグカップ戦スポンサー ヤマザキビスケット 1992年
スーパーカップスポンサー 富士ゼロックス 1994年
Jリーグオフィシャルエクイップメントパートナー モルテン 1993年
アディダス ジャパン 2005年
スポーツ振興パートナー 日本スポーツ振興センター (スポーツ振興くじ <toto>) 2003年
Jリーグオフィシャルチケッティングパートナー ぴあ 2012年
JリーグオフィシャルECプラットフォームパートナー 楽天 2017年
Jリーグオフィシャルテクノロジーパートナー NTTグループ 2017年
JリーグオフィシャルVAR・フェアプレーパートナー トップ 2020年
Jリーグサポーティングカンパニー ヤフー (Yahoo! JAPAN) 2015年
デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー
デロイトトーマツコンサルティング
2017年
IMAGICA GROUP
イマジカ・ライヴ
2021年
データスタジアム 2021年

Jリーグ百年構想クラブ[編集]

2021年2月25日時点[22]。特記なしはいずれも日本フットボールリーグ (JFL) 所属。

脚注[編集]

[脚注の使い方]

注釈[編集]

  1. ^ 具体的にはJ1が7月10日・11日開催の第21節から8月9日開催の第22節までの5週間、J2が7月17日・18日開催の第23節から8月9日開催の第24節までの4週間、J3が7月10日・11日開催の第15節から8月28日・29日開催の第16節までの7週間が試合休止期間となる[7]
  2. ^ 「試合中、選手が脳震盪を起こしたと認められる場合、通常の交代枠とは別に1名の選手交代を認める」ルール。

出典[編集]

  1. ^ a b “2021年Jリーグパートナー契約決定” (プレスリリース), 日本プロサッカーリーグ, (2020年12月15日), https://www.jleague.jp/release/post-65451/ 2020年12月22日閲覧。 
  2. ^ “2021シーズン終了後の昇格・降格クラブ数について” (プレスリリース), 日本プロサッカーリーグ, (2020年11月17日), https://www.jleague.jp/release/post-65202/ 2020年12月22日閲覧。 
  3. ^ 2020年度 第10回Jリーグ理事会後チェアマン定例会見発言録”. J.LEAGUE.jp (2020年11月26日). 2020年12月22日閲覧。
  4. ^ “2021シーズン終了後の昇格・降格ルールについて” (プレスリリース), 日本プロサッカーリーグ, (2020年11月17日), https://www.jleague.jp/release/post-65486/ 2020年12月22日閲覧。 
  5. ^ “Jリーグ来季はベンチ入り最少13人 代替日設定できない場合「みなし開催」で『0-3不戦敗』扱いに”. 中日スポーツ. (2020年12月15日). https://www.chunichi.co.jp/article/170749 2020年12月22日閲覧。 
  6. ^ “2021・2022シーズンのビデオアシスタントレフェリー導入試合について” (プレスリリース), 日本プロサッカーリーグ, (2020年11月17日), https://www.jleague.jp/release/post-65165/ 2020年12月22日閲覧。 
  7. ^ 2021Jリーグスケジュール (PDF) - 日本プロサッカーリーグ2020年12月25日公表、2020年12月26日閲覧。
  8. ^ “2021Jリーグ クラブ編成” (プレスリリース), 日本プロサッカーリーグ, (2020年12月21日), https://www.jleague.jp/release/post-65676/ 2020年12月22日閲覧。 
  9. ^ “2021明治安田生命Jリーグ ホーム開幕カード決定!” (プレスリリース), 日本プロサッカーリーグ, (2021年1月12日), https://www.jleague.jp/release/post-65830/ 2021年1月12日閲覧。 
  10. ^ 2021シーズンの日程が発表【Jリーグ】” (2021年1月22日). 2021年1月22日閲覧。
  11. ^ a b “2021シーズン 試合実施・大会ルールについて” (プレスリリース), 日本プロサッカーリーグ, (2021年1月28日), https://www.jleague.jp/release/post-66053/ 2021年1月28日閲覧。 
  12. ^ “Jリーグ公式試合等における脳振盪による交代の試行について” (プレスリリース), 日本プロサッカーリーグ, (2021年1月28日), https://www.jleague.jp/release/post-65993/ 2021年1月28日閲覧。 
  13. ^ “2021シーズン 公式試合の中止に関する対応について” (プレスリリース), 日本プロサッカーリーグ, (2021年1月28日), https://www.jleague.jp/release/post-66011/ 2021年1月28日閲覧。 
  14. ^ “2021 Jリーグ担当審判員決定” (プレスリリース), 日本プロサッカーリーグ, (2021年1月28日), https://www.jleague.jp/release/post-66021/ 2021年1月28日閲覧。 
  15. ^ Jリーグ史上初の女性審判員が誕生!! 山下良美氏が新たにリスト入り”. ゲキサカ (2021年1月28日). 2021年1月28日閲覧。
  16. ^ “懲罰決定について” (プレスリリース), 日本プロサッカーリーグ, (2021年2月12日), https://www.jleague.jp/release/post-66258/ 2021年2月12日閲覧。 
  17. ^ “懲罰決定について(浦和レッズ)” (プレスリリース), 日本プロサッカーリーグ, (2021年2月22日), https://www.jleague.jp/release/post-66381/ 2021年2月22日閲覧。 
  18. ^ “懲罰決定について(大分トリニータ)” (プレスリリース), 日本プロサッカーリーグ, (2021年2月22日), https://www.jleague.jp/release/post-66384/ 2021年2月22日閲覧。 
  19. ^ “特任理事 追加選任について” (プレスリリース), 日本プロサッカーリーグ, (2021年2月25日), https://www.jleague.jp/release/post-66452/ 2021年2月25日閲覧。 
  20. ^ “Jリーグ百年構想クラブ 審査結果について” (プレスリリース), 日本プロサッカーリーグ, (2021年2月25日), https://www.jleague.jp/release/post-66441/ 2021年2月25日閲覧。 
  21. ^ “J3入会要件に関する特例措置について” (プレスリリース), 日本プロサッカーリーグ, (2021年2月25日), https://www.jleague.jp/release/post-66436/ 2021年2月25日閲覧。 
  22. ^ “東京武蔵野シティFCのJリーグ百年構想クラブからの脱退について” (プレスリリース), 日本プロサッカーリーグ, (2020年8月3日), https://www.jleague.jp/release/post-63944/ 2020年8月3日閲覧。 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]