2000年のJリーグ ディビジョン1

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Jリーグ ディビジョン1
シーズン 2000
優勝 鹿島アントラーズ
降格 京都パープルサンガ
川崎フロンターレ
試合数 240
ゴール数 712 (1試合平均2.97)
得点王 中山雅史(磐田・20得点)
1999
2001

この項目では、2000年シーズンのJリーグ ディビジョン1(J1)について述べる。

概要[編集]

2部制となって2年目のJ1。

2000年シーズンのJ1のクラブ[編集]

2000年シーズンのJ1のクラブは以下の通り。この内川崎フロンターレFC東京が前シーズンJ2リーグからの昇格クラブである。

レギュレーションの変更点[編集]

レギュレーションに変更はない。

スケジュール[編集]

3月11日に1stステージが開幕、5月27日に閉幕した。約1ヶ月の中断期間を経て6月24日に2ndステージが開幕し、11月26日に閉幕した(ともに全15節)。途中、シドニーオリンピックおよびAFCアジアカップ2000のため、8月19日の2ndステージ第10節から11月8日の同11節まで、2ヶ月を超える中断期間がとられた。

リーグ概要[編集]

1stステージでは、セレッソ大阪が第14節で首位の横浜F・マリノスに勝利して首位に立つが、最終節でホームで川崎フロンターレに敗れ優勝を奪われた。J2からの昇格組の2チームのうち、FC東京は1stステージで開幕から3連勝、2ndステージでも開幕5連勝するなどの快進撃を見せ「東京旋風」と呼ばれるなど話題を作る[1]一方、川崎フロンターレは選手・監督の大幅な入れ替えが裏目に出て、残留争いに巻き込まれるという対照的な結果になった。

2ndステージでは、前年からやや調子を落としていた鹿島アントラーズが復調し、1stステージからの好調を維持する柏レイソルと終盤まで激しい優勝争いを演じた。鹿島は1位のまま最終節で柏と直接対決となり、引き分けで優勝を手にした。柏は年間勝ち点では1位であったものの1stステージ4位・2ndステージ2位で、ステージ優勝チーム同士によるチャンピオンシップに進出できず、年間成績は3位に留まった。年間勝ち点1位のクラブがリーグ優勝を逃した例はこれまで多数あったが、チャンピオンシップへの出場も逃したのはこれが史上初(かつ、2013年現在唯一)のケースであった。このことがのちにチャンピオンシップの存廃にかかわる問題、更には2015年から導入されたポストシーズンのレギュレーション検討にも影響を及ぼすことになる(当該項参照)。

また2ndステージでジェフユナイテッド市原が失速し、残留争いに関わることになったが、結局1stステージの後れを取り戻せなかった川崎と京都パープルサンガが降格することとなった。

なお、FC東京は東京スタジアムが建設中の段階であったので、登録上の本拠地は駒沢オリンピック公園陸上競技場であるが、実質上国立霞ヶ丘陸上競技場を主本拠とした。(駒沢はキャパシティーはJ1規定を満たすが、ナイター設備がないため。前年J2在籍中に使用した国立西が丘サッカー場江戸川区陸上競技場はいずれもJ1開催スペックに適合しないためJリーグナビスコカップでの使用に留めた)

順位表[編集]

1stステージ[編集]

開催期間:3月11日 - 5月27日


クラブ名
1 横浜F・マリノス 30 10 0 5 32 21 +11
2 セレッソ大阪 29 10 0 5 34 25 +9
3 清水エスパルス 28 10 0 5 21 17 +4
4 柏レイソル 26 10 0 5 25 22 +3
5 ジュビロ磐田 25 9 0 6 32 25 +7
6 FC東京 23 8 0 7 24 22 +2
7 ヴィッセル神戸 22 7 1 7 21 17 +4
8 鹿島アントラーズ 22 8 0 7 20 17 +3
9 ヴェルディ川崎 20 7 1 7 26 23 +3
10 サンフレッチェ広島 19 7 1 7 17 15 +2
11 ジェフユナイテッド市原 19 6 1 8 22 22 0
12 名古屋グランパスエイト 19 7 1 7 17 18 -1
13 ガンバ大阪 17 5 2 8 20 23 -3
14 アビスパ福岡 15 6 0 9 19 28 -9
15 川崎フロンターレ 10 3 2 10 14 29 -15
16 京都パープルサンガ 7 2 1 12 16 36 -20
 

2ndステージ[編集]

開催期間:6月24日 - 11月26日


クラブ名
1 鹿島アントラーズ 33 10 4 1 28 10 +18
2 柏レイソル 32 11 1 3 23 10 +13
3 ジュビロ磐田 30 10 0 5 35 17 +18
4 ガンバ大阪 28 10 0 5 27 20 +7
5 横浜F・マリノス 24 8 1 6 24 24 0
6 アビスパ福岡 22 7 2 6 22 20 +2
7 名古屋グランパスエイト 22 7 1 7 25 27 -2
8 FC東京 20 7 1 7 23 19 +4
9 セレッソ大阪 19 7 0 8 20 24 -4
10 ヴェルディ川崎 18 5 3 7 20 21 -1
11 サンフレッチェ広島 18 6 1 8 23 25 -2
12 京都パープルサンガ 18 6 1 8 23 30 -7
13 清水エスパルス 14 5 2 8 13 19 -6
14 ヴィッセル神戸 11 4 0 11 19 32 -13
15 川崎フロンターレ 11 4 2 9 12 27 -15
16 ジェフユナイテッド市原 9 3 1 11 15 27 -12

年間総合順位[編集]

上位2チームの順位はJリーグチャンピオンシップの結果により確定する。

順位 クラブ名 勝点 得点 失点 備考
  鹿島アントラーズ 55 18 4 8 48 27 +21 2ndステージ優勝
  横浜F・マリノス 54 18 1 11 56 45 +11 1stステージ優勝
3 柏レイソル 58 21 1 8 48 32 +16 ※年間勝点1位
4 ジュビロ磐田 55 19 0 11 67 42 +25 ※勝点・得失点差では年間2位
5 セレッソ大阪 48 17 0 13 54 49 +5
6 ガンバ大阪 45 15 2 13 47 43 +4
7 FC東京 43 15 1 14 47 41 +6
8 清水エスパルス 42 15 2 13 34 36 -2
9 名古屋グランパスエイト 41 14 2 14 42 45 -3
10 ヴェルディ川崎 38 12 4 14 46 44 +2
11 サンフレッチェ広島 37 13 2 15 40 40 0
12 アビスパ福岡 37 13 2 15 41 48 -7
13 ヴィッセル神戸 33 11 1 18 40 49 -9
14 ジェフユナイテッド市原 28 9 2 19 37 49 -12
15 京都パープルサンガ 25 8 2 20 39 66 -27 J2自動降格
16 川崎フロンターレ 21 7 4 19 26 56 -30

チャンピオンシップ[編集]

Jリーグチャンピオンシップ(J1リーグ)についてはサントリーが冠スポンサーとなり、サントリー・チャンピオンシップの名称で開催された。

ホーム・アンド・アウェーの2回戦制(1stステージの勝者が第1戦ホーム)で争われる。この年から決着方法が変更になり、第一戦の延長戦が廃止され、2試合の合計ゴールが同じなら第二戦の後にVゴール方式の延長戦→PK戦により勝敗を決定することとなった。

2試合合計3-0で、鹿島アントラーズが2年ぶり3度目の優勝を飾った[2]

テレビ中継

得点ランキング[編集]

順位 選手 得点
1 日本の旗 中山雅史(磐田) 20
2 日本の旗 北嶋秀朗(柏) 18
3 ブラジルの旗 ツゥット(FC東京) 17
大韓民国の旗 柳想鐵(横浜FM) 17
日本の旗 三浦知良(京都) 17
6 大韓民国の旗 キム・ヒョンソク(V川崎) 16
7 日本の旗 森島寛晃(C大阪) 15
日本の旗 西澤明訓(C大阪) 15
9 ブラジルの旗 バロン(市原) 13
ブラジルの旗 アマラオ(FC東京) 13

出典[編集]

  1. ^ クラブ情報”. FC東京. 2015年4月4日閲覧。
  2. ^ Jリーグニュース vol.68”. 日本プロサッカーリーグ (2000年12月22日). 2013年12月7日閲覧。