コンテンツにスキップ

名古屋市瑞穂公園陸上競技場

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
名古屋市瑞穂公園 > 名古屋市瑞穂公園陸上競技場
名古屋市瑞穂公園陸上競技場 [1]
パロマ瑞穂スタジアム

名古屋市瑞穂公園陸上競技場の位置(名古屋市内)
名古屋市瑞穂公園陸上競技場
施設情報
所在地 愛知県名古屋市瑞穂区山下通5-1[2]
位置 北緯35度7分20.55秒 東経136度56分39.56秒 / 北緯35.1223750度 東経136.9443222度 / 35.1223750; 136.9443222座標: 北緯35度7分20.55秒 東経136度56分39.56秒 / 北緯35.1223750度 東経136.9443222度 / 35.1223750; 136.9443222
開場 1941年2月
修繕 1950年10月、1994年5月
拡張 1982年3月、2026年4月
所有者 名古屋市
運用者 公益財団法人名古屋市教育スポーツ協会、MIZUNO[3]
グラウンド 天然芝 (107 x 71 m)
照明 1,500ルクス以上
大型映像装置 エキスポビジョン(改修前)
使用チーム、大会
当項目を参照
収容人員
約30,000人[4]
アクセス
#アクセスを参照。
テンプレートを表示

名古屋市瑞穂公園陸上競技場(なごやしみずほこうえんりくじょうきょうぎじょう)は、愛知県名古屋市瑞穂区の名古屋市瑞穂公園にある陸上競技場[1]。命名権により、「パロマ瑞穂スタジアム」(パロマみずほスタジアム)という。陸上競技、サッカー、ラグビー等で利用される。

施設は名古屋市が所有し、公益財団法人名古屋市教育スポーツ協会が指定管理者として管理運営を行っていたが[5]、2026年4月よりミズノ株式会社が株式会社瑞穂LOOP-PFI(名古屋市瑞穂公園陸上競技場整備等事業の特別目的会社)の構成企業として管理運営を行う[6]。

2021年から休場し建て替え工事を行い、全席が屋根付きとなり、2026年4月18日に完成した[7]。同年4月18日に完成式典とイベントが、翌19日にこけら落とし試合としてJ1百年構想リーグ地域リーグラウンド第11節名古屋グランパス対アビスパ福岡戦が行われた[8][9]。同年4月22日より供用開始[10]。

2026年5月30日、3階コンコース部分である上層スタンド最前列部分下部のコンクリートが剥離し、3階コンコース東側の床に落ちているのを警備員が発見した。安全確認を行った上で、当日午後2時からの名古屋グランパス対FC町田ゼルビア戦が開催された[11]。

命名権

[編集]

2015年4月1日から名古屋市瑞穂区に本社を置くガス器具・給湯器の製造・販売会社である株式会社パロマが命名権を取得している。

概要

[編集]

1941年に陸上競技場が完成。第5回国民体育大会(1950年)の開催に合わせて観客席が設けられた他、メインスタンド南端には高さ42mの「マラソン塔」が作られており、名古屋市内で行われるマラソン大会の監視に使われていた。1983年の昭和58年度全国高等学校総合体育大会(インターハイ)開催に合わせて小規模の改修が行なわれ、この時期にマラソン塔は撤去されている。

第49回国民体育大会(わかしゃち国体、1994年)秋季大会のために改修工事を行い、収容人員は30,000人から27,000人に変更した。

名古屋グランパスエイトは1994年のJリーグ第2ステージからホームスタジアムとした。なおJリーグクラブライセンス制度においては、収容人員(A等級)はJ1基準をクリアしているが、スタンドの屋根と洋便座(B等級)が規定数に満たないため、グランパスに対して、Jリーグより改善・是正勧告を受けている。また、グランパスの公式戦以外にも全国高等学校サッカー選手権大会愛知県大会が開催される。

陸上競技では2010年まで3月に開催されていた名古屋国際女子マラソン、11月に開催されていた名古屋ハーフマラソンの発着点であった。2016年に第100回日本陸上競技選手権大会が開かれた。その他中学通信や高校総体の県大会もこの会場で開催される。

当初は2002 FIFAワールドカップの開催時に、名古屋市がこのスタジアムを会場に立候補したが、改修・増築に際して消防条例に抵触する恐れがあるという理由でそれを断念し、代わって愛知県が豊田スタジアムを代替開催地として立候補した(落選)という経緯がある。

2006年3月、2005年日本国際博覧会(愛・地球博)の「愛・地球広場」で使用した大型映像装置「エキスポビジョン」が贈呈された[12]。

1982年と1994年に大規模な改築・改修が行われているが、それも30年以上が経過し老朽化が著しくなっていることや、2026年アジア競技大会ではメインスタジアムとして使われる予定となり、これに向けた改築工事に入る。瑞穂でのグランパス主催試合は2021年度から休止した[13][14]。

名古屋市から、COVID-19感染症感染拡大予防に伴うワクチン集団接種会場に指定され、2021年7月から10月まで使用された[15]。同年11月をもって正式に閉場となり、リニューアル工事が同月に着工した。

2026年4月に完成[7]。同年のアジア競技大会期間中は全席屋根付き・二層式スタンドで35,000人収容が可能な様仮設席を設置し、大会終了後は収容人数が30,000人となる[7]。

開催された主なイベント・大会

[編集]

陸上競技

[編集]

サッカー

[編集]

国内大会

[編集]

国際大会

[編集]

ラグビー

[編集]

その他

[編集]

施設概要

[編集]

2026年4月供用開始後[18]

2021年の改修工事前

  • 日本陸上競技連盟:第1種公認
  • 収容人数:27,000人(メインスタンド 9,000人 バックスタンド 18,000人)[2]。障害者席 50人。なお、Jリーグ開催時は20,000人。
  • 大型映像装置:「エキスポビジョン」(パナソニック製)[12]
  • 夜間照明設備:メインスタンドは屋根と一体型を設置。
  • トラック:全天候舗装 400 m×8コース[2]
  • グラウンド:天然芝(ティフトン芝)106 m x 68 m[2]
  • グラウンドの造成:阪神園芸[20] (阪神甲子園球場なども管理する事業者) 。
  • 補助施設:瑞穂公園北陸上競技場(陸連3種公認)がある。なおもう一つの補助施設だった田辺陸上競技場(陸連非公認・クレー舗装)は2026年名古屋アジア大会用に新たに建設された「パロマ瑞穂アリーナ」(名古屋市瑞穂公園体育館)の建設用地となるため、2018年に閉鎖された。それ以後はレクリエーション広場(同じく陸連非公認・クレー舗装[21])に代替されている。
北側スタンド(ホームチームゴール裏)から撮影した名古屋市瑞穂公園陸上競技場のパノラマ。
メインスタンドは全面屋根つき。照明設備はメインスタンドに屋根と一体型のものおよびサイド・バックスタンドに鉄塔式のものを設置している。

アクセス

[編集]

ギャラリー

[編集]

2021年の改修工事前

脚注

[編集]

注記

[編集]

出典

[編集]
  1. 1 2 “名古屋市都市公園条例” 昭和34年3月31日 条例第15号 附則(平成24年条例第25号)平成24年4月1日施行。
  2. 1 2 3 4 施設詳細の概要 (PDF) 名古屋市 2015年4月12日閲覧
  3. ↑ ミズノ株式会社. “「パロマ瑞穂スタジアム」の供用開始|ミズノ”. 2026年4月15日閲覧。
  4. ↑ “パロマ瑞穂スタジアム”. 瑞穂公園 | (株)瑞穂LOOP-PFI. 株式会社瑞穂LOOP-PFI. 2026年4月22日閲覧。
  5. ↑ “名古屋市瑞穂運動場条例” 昭和59年3月29日 条例第24号。
  6. ↑ “市民の憩いの場 瑞穂公園のメイン施設 「パロマ瑞穂スタジアム」の供用開始”. ミズノ (2026年4月14日). 2026年4月19日閲覧。
  7. 1 2 3 名古屋情報通編集部. “パロマ瑞穂スタジアム、名古屋市で完成 アジア大会の主要会場に”. 日本経済新聞. 2026年4月19日閲覧。
  8. ↑ “生まれ変わった"聖地"パロマ瑞穂スタジアム 4/19(日)明治安田J1百年構想リーグ 第11節 アビスパ福岡戦にてこけら落としが決定!|ニュース|名古屋グランパス公式サイト”. 名古屋グランパス公式サイト. 2026年1月9日閲覧。
  9. ↑ “明治安田J1百年構想リーグ 地域リーグラウンド 第11節:名古屋グランパス vs アビスパ福岡 | 試合 | 名古屋グランパス公式サイト”. 試合結果. 名古屋グランパス (2026年4月19日). 2026年4月19日閲覧。
  10. ↑ “全席屋根付きの約3万席の競技場に…パロマ瑞穂スタジアム、来年4月22日に供用開始(GOAL)”. Yahoo!ニュース. 2025年12月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年12月10日閲覧。
  11. ↑ “瑞穂陸上競技場上層スタンド部分下部コンクリート片の剥離について”. 名古屋グランパス公式サイト. 名古屋グランパス. 2026年5月31日閲覧。
  12. 1 2 3 『エキスポビジョン贈呈式の開催について』(プレスリリース)財団法人2005年日本国際博覧会協会、2006年2月20日。2013年9月8日閲覧。
  13. ↑ 『瑞穂公園陸上競技場(パロマ瑞穂スタジアム) 建て替えに伴う休場予定のお知らせ』(プレスリリース)名古屋市教育委員会生涯学習部スポーツ振興課、2019年11月19日。2019年11月23日閲覧。
  14. ↑ 『瑞穂公園陸上競技場(パロマ瑞穂スタジアム)建て替えに伴う休場について』(プレスリリース)名古屋グランパスエイト、2019年11月22日。2019年11月23日閲覧。
  15. ↑ “新型コロナウイルスワクチン接種大規模集団接種(名古屋市)への医療従事者派遣 | SDGs活動紹介 | 名古屋市立大学”. www.nagoya-cu.ac.jp. 2025年9月2日閲覧。
  16. ↑ 一般社団法人ジャパンラグビーリーグワン. “トヨタヴェルブリッツ(2022) | 【公式】ジャパンラグビー リーグワン”. 【公式】NTTジャパンラグビー リーグワン. 2025年9月2日閲覧。
  17. ↑ 一般社団法人ジャパンラグビーリーグワン. “NTT JAPAN RUGBY LEAGUE ONE 2022 DIVISION 1 第4~8節キックオフ時間決定/DIVISION 1・DIVISION 3 試合会場決定、キックオフ時間変更のお知らせ | 【公式】ジャパンラグビー リーグワン ニュース”. 【公式】NTTジャパンラグビー リーグワン. 2025年9月2日閲覧。
  18. ↑ “パロマ瑞穂スタジアム”. 瑞穂公園 | (株)瑞穂LOOP-PFI. 株式会社瑞穂LOOP-PFI. 2026年4月22日閲覧。
  19. ↑ 名古屋グランパスのスタジアム照明がLEDに、明るさ5割向上で節電効果も - スマートジャパン(ITmedia)、2015年4月23日
  20. ↑ “スポーツグラウンドの造成”. 阪神園芸. 2005年2月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年9月7日閲覧。
  21. ↑ 陸上競技6レーン、軟式野球・ソフトボール、サッカー・ラグビーなど可

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]
先代
武蔵野競技場
(武蔵野市)
国民体育大会
主競技場

愛知国体 (1950年)
次代
県総合グランド
(広島市)
先代
鳴門総合運動公園陸上競技場
(鳴門市)
国民体育大会
主競技場

わかしゃち国体
次代
県営あづま陸上競技場
(福島市)
先代
デンカビッグスワンスタジアム
(新潟市)
日本陸上競技選手権大会
会場

第100回
次代
長居陸上競技場
(大阪市)