全国健康福祉祭

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ねんりんピックとちぎ2021ソフトバレーボール交流大会[1]

全国健康福祉祭(ぜんこくけんこうふくしさい)は、60歳以上を中心とするスポーツと文化の祭典である。愛称はねんりんピック厚生労働省、開催都道府県および政令指定都市長寿社会開発センタースポーツ庁の共催で開催されている。

概要[編集]

1988年昭和63年)に、厚生省50周年記念事業の一環として、兵庫県神戸市が地元主催者となり、第1回ひょうご大会が開催された。以来、毎年各都道府県持ち回りで開催されている。しかし2020年は新型コロナウイルス感染症感染拡大で厚労省と岐阜県は1年延期すると発表した[2]。後に2025年に再延期。後年開催地も1年スライドとなる予定[3]

1991年岩手大会以降、大会テーマソングは白鳥英美子の「明日へとつづく道」。

開催される主な行事[編集]

総合開会式[編集]

総合開会式は国民スポーツ大会開会式会場で行うのが慣例であるが、第7回香川大会(香川県営野球場)、第12回福井大会(サンドーム福井)第13回大阪大会(大阪ドーム)第18回福岡大会(福岡ドーム)、第22回北海道・札幌大会(札幌ドーム)、第34回神奈川・横浜・川崎・相模原大会(横浜アリーナ)といった屋内施設や野球場で開会式を行ったこともある。

彬子女王を迎え、ウェルカムアトラクション、選手団入場行進、炬火点火(第12・13・34回はモニュメント点灯式)、彬子女王のおことば、○○宣言(○○の中に開催地が入る)、メインアトラクションが行われる。以前は常陸宮夫妻が御臨場されていた。

交流大会[編集]

スポーツ・文化のふれあいを図るため、交流大会として行われる。

スポーツ交流大会[編集]

ふれあいスポーツ交流大会[編集]

文化交流大会[編集]

文化行事[編集]

総合閉会式[編集]

次回開催地への大会旗引継、アトラクションが行われ、4日間の大会に幕を閉じる。

開催地一覧[編集]

表のタイトル
開催地
1 1988年 兵庫県神戸市
2 1989年 大分県
3 1990年 滋賀県
4 1991年 岩手県
5 1992年 山梨県
6 1993年 京都府京都市
7 1994年 香川県
8 1995年 島根県
9 1996年 宮崎県
10 1997年 山形県
11 1998年 愛知県名古屋市
12 1999年 福井県
13 2000年 大阪府大阪市
14 2001年 広島県広島市
15 2002年 福島県
16 2003年 徳島県
17 2004年 群馬県
18 2005年 福岡県福岡市北九州市
19 2006年 静岡県静岡市
20 2007年 茨城県
21 2008年 鹿児島県
22 2009年 北海道札幌市
23 2010年 石川県
24 2011年 熊本県
25 2012年 宮城県仙台市
26 2013年 高知県[4]
27 2014年 栃木県[4]
28 2015年 山口県[4]
29 2016年 長崎県[4]
30 2017年 秋田県[5]
31 2018年 富山県[5]
32 2019年 和歌山県[6]
33 2021年 岐阜県)大会中止
34 2022年 神奈川県横浜市川崎市相模原市[6]
35 2023年 愛媛県[6]
36 2024年 鳥取県
37 2025年 岐阜県
38 2026年 埼玉県さいたま市

その他[編集]

脚注[編集]

外部リンク[編集]