コナミのピンポン

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コナミのピンポン
KONAMI's PING-PONG
ジャンル スポーツゲーム
対応機種 MSX
開発元 コナミ開発3課
発売元 コナミ
人数 1 - 2人(対戦プレイ)
メディア ロムカセット
発売日 日本 1985051985年5月
ヨーロッパ 1985年
対象年齢 CEROA(全年齢対象)
その他 型式:RC731
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コナミのピンポン』(KONAMI's PING-PONG)はコナミ(現・コナミデジタルエンタテインメント)から1985年に発売された卓球をモチーフにしたコンピューターゲームMSXアーケードゲームでほぼ同時期に発売された。

MSXでは「コナミのボクシング」や「コナミのテニス」などといった、コナミのスポーツゲームシリーズの1つでもある。

概要[編集]

プレイヤーは手首とラケットのみが表示され、その他の部分は全て省略されている。ボールの軌道や効果音などはPSGながら性能の限られた当時のハード上でリアルに再現されている。また、ラケットの左右移動は自由に行われるため、タイミングさえ合えば比較的簡単にラリーの応酬が続けられる。上手くスマッシュが決まると拍手や口笛が飛ぶ。地味ながら、上手く作られた卓球ゲーム。2人プレイも可能。タイトル画面と観客席には『けっきょく南極大冒険』(1983年)のペンギンが登場しており、プレイヤーの勝敗に応じて喜んだり泣いたりする。

他機種版[編集]

No.タイトル発売日対応機種開発元発売元メディア型式売上本数
1コナミのピンポン
日本 1985061985年6月
アーケードコナミ開発1課コナミ業務用基板
(48.53キロバイト
--
2KONAMI'S PING PONG
ヨーロッパ 1986年
Amstrad CPC
コモドール64
ZX Spectrum
コナミImagine Softwareフロッピーディスク--
アーケード版の移植
3スマッシュピンポン
日本 198705301987年5月30日
ディスクシステムコナミ開発2課任天堂ディスクカード両面FMC-PPN販売:16万本[1]
書き換え:31万回[1]
アレンジ移植
4コナミゲームコレクションVol.4
スポーツコレクション

日本 1989041989年4月
MSXコナミコナミ3.5インチフロッピーディスク--
廉価版
5コナミアンティークス
MSXコレクション Vol.1

日本 199711201997年11月20日
PlayStationKCETコナミCD-ROMSLPM-86052-
MSX版の移植
6コナミアンティークス
MSXコレクション ウルトラパック

日本 199807231998年7月23日
セガサターンKCEYコナミCD-ROMT-9530G-
MSX版の移植
7コナミのピンポン
i-revo
日本 200607272006年7月27日
Windowsコナミアイレボダウンロード--
MSX版の移植
8コナミアンティークス
MSXコレクション Vol.1

ゲームアーカイブス
日本 200611222006年11月22日
PlayStation Portable
PlayStation 3
(PlayStation Network)
コナミコナミダウンロード--
MSX版の移植
9日本 スマッシュピンポン
ヨーロッパ Smash Table Tennis

バーチャルコンソール
日本 200811252008年11月25日
ヨーロッパ 200907172009年7月17日
Wiiコナミ任天堂ダウンロード--
ファミリーコンピュータ版の移植
10スマッシュピンポン
バーチャルコンソール
日本 201503182015年3月18日
Wii Uコナミ任天堂ダウンロード--
ファミリーコンピュータ版の移植
ファミリーコンピュータ版
MSX版
  • 1989年4月にMSX用の3.5インチDISKの『コナミゲームコレクションVol.4 スポーツコレクション』内に「コナミのピンポン」が収録された。
PlayStaion、セガサターン版
コナミアンティークスMSXコレクション』(PlayStationセガサターンPlayStation Portableゲームアーカイブス)には、MSX版が収録されている。
I-revo版
2006年よりI-revoにおいてMSX版が配信された。過去に家庭用ゲーム機やパソコン向けに発売されたソフトをオンラインでレンタルもしくは購入し、同時に提供される専用エミュレータ上でプレイするというサービスであった。2011年3月31日でサービスは終了した。

評価[編集]

評価
レビュー結果
媒体結果
Computer and Video Games81/100点 (CPC)[2]
81/100点 (C64)[3]
81/100点 (ZX)[4]
Crash90/100点 (ZX)[4]
ファミ通35/40点 (FC)[5]
(プラチナ殿堂)
Your Sinclair8/10点 (ZX)[4]
Aktueller Software Markt7.5/10点 (C64)[3]
Zzap!6466/100点 (C64)[3]
ファミリーコンピュータMagazine15.23/25点 (FC)[6]
ユーゲー肯定的 (FC)[7]
謎のゲーム魔境365/100点 (MSX)[8]
MSX版

ゲーム本『美食倶楽部バカゲー専科外伝 謎のゲーム魔境3』(2002年キルタイムコミュニケーション)では個人的評価を65点(満100点)とした上で、「よくできた良作。(中略)プレイヤーはラケットを握った手だけというのも斬新でいい感じ」と評している[8]

アーケード版

1991年に刊行されたゲーメストムック『ザ・ベストゲーム』の紹介文では、「ラケットを持つ手首を動かすという不気味なゲームだったが、カットやドライブ、スマッシュと多彩なプレイができた」と評されている[9]

ファミリーコンピュータ版
  • ゲーム誌『ファミコン通信』のクロスレビューでは、8・9・9・9の合計35点(満40点)でプラチナ殿堂入りを獲得している[10][5]。レビュアーの意見としては、「卓球のあのチョコマカしたテクニックや、スピード感といったものが、実にうまく再現されていてすばらしい」などと評されている[10]
  • ゲーム誌『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、15.23点(満25点)となっている[6]。また、同雑誌1991年5月24日号特別付録の「ファミコンディスクカード オールカタログ」では、「だれにでもできる無理のない操作、そして、卓球という単純なルールのスポーツ。でも、それだけに、だれでも簡単に楽しむことができる」、「コートチェンジのときにディスクカードが盆おどりをしたり、ゲーム中にゴリラが喜んだりと、卓球というスポーツにある独特な暗さを、なくそうと努力している」と紹介されている[6]
項目 キャラクタ 音楽 操作性 熱中度 お買得度 オリジナリティ 総合
得点 2.69 2.46 3.21 3.45 - 3.42 15.23
  • ゲーム誌『ユーゲー』では、「本作ではラケットを動かす必要がない。移動はオートで、プレイヤーは球をお打ち返すタイミングを見計らってボタンを押すだけでいい。スポーツをゲームにするには操作の単純化が必要とはいえ、ずいぶんと思い切ったものだ」、「頂点を極めた者同士の戦いでは、球が見えなくなるほどの高速ラリーが展開される。このスピード感こそが本作の魂。球を打ち返すまでのわずかな一瞬に、すべてが凝縮されているのだ」と評している[7]

関連項目[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ a b 「ディスクライター 書き換えゲーム全カタログ」『ファミリーコンピュータMagazine』第5巻第12号、徳間書店、1989年7月7日、 67頁。
  2. ^ Ping Pong for Amstrad CPC (1985) - Moby Games”. Blue Flame Labs. 2018年3月25日閲覧。
  3. ^ a b c Ping Pong for Commodore 64 (1986) - Moby Games”. Blue Flame Labs. 2018年3月25日閲覧。
  4. ^ a b c Ping Pong for ZX Spectrum (1986) - Moby Games”. Blue Flame Labs. 2018年3月25日閲覧。
  5. ^ a b スマッシュピンポン まとめ [ファミコン] / ファミ通.com” (日本語). KADOKAWA CORPORATION. 2016年12月4日閲覧。
  6. ^ a b c 「5月24日号特別付録 ファミコンディスクカード ゲームボーイ スーパーファミコン オールカタログ」『ファミリーコンピュータMagazine』第7巻第10号、徳間書店、1991年5月24日、 81頁。
  7. ^ a b 「ユーゲーが贈るファミコン名作ソフト 100選」『ユーゲー 2003 Vol.07』第7巻第10号、キルタイムコミュニケーション、2003年6月1日、 56頁、 ISBN 雑誌17630-2{{ISBN2}}のパラメータエラー: 無効なISBNです。
  8. ^ a b ゾルゲ市蔵「コナミMSX全リスト」『美食倶楽部バカゲー専科外伝 謎のゲーム魔境3』キルタイムコミュニケーション、2002年5月10日、158 - 179頁。ISBN 9784860320218
  9. ^ 「ビデオゲーム フルリスト」『ザ・ベストゲーム 月刊ゲーメスト7月号増刊』第6巻第7号、新声社、1991年7月1日、 175 - 216頁、 ISBN 雑誌03660-7{{ISBN2}}のパラメータエラー: 無効なISBNです。
  10. ^ a b ファミコン通信』第12号、アスキー、1987年6月12日。

外部リンク[編集]