PlayStation Network

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
PlayStation Network
プレイステーションネットワーク
PlayStation Network logo.png
運営元 ソニー・インタラクティブエンタテインメント
種類 オンラインサービス
サービス開始日 2006年11月
プラットフォーム PlayStation各機種やXperiaBRAVIAなど
会員数 総アカウント数は2012年3月時点で9000万[1][2]
ウェブサイト 公式サイト
テンプレートを表示

PlayStation Network(プレイステーションネットワーク、略称:PSN)は、ソニー・インタラクティブエンタテインメントソニー)が提供するアカウント制のオンラインサービスの総称である。利用にはインターネット回線が必須である。Sony Entertainment Network(SEN)と一体化したサービスが提供されている。ユーザー個別認証プリペイドによる決済処理等も行うオンラインサービスを提供する基盤システムである。シングルサインオンにより利便性を図っている。インフラはオンプレミスからAWSへと移行している[3][4]

来歴[編集]

  • 2006年
    • 5月15日 - プレイステーションビジネスカンファレンスにおいて、PlayStation向けのオンラインサービス「PlayStation Network Platform」を発表した。サービスの全容は9月の東京ゲームショウ2006で発表された。
    • 11月 - 北アメリカと日本でPlayStation 3(PS3)向けサービス「PLAYSTATION Network」として開始した。ヨーロッパでは2007年3月に遅れて開始したため、SCEはヨーロッパの利用者が好みのPSN IDをサービス開始日に素早く確保できるようにパソコン上で仮登録が行えるようにした[5]
    • 11月22日 - 「ゲームアーカイブス」でPSP用ソフトのダウンロード販売を開始。
  • 2008年
  • 2009年
    • 2月20日 - 日本国内のアカウント登録数が、2006年11月11日のサービス開始から200万を突破[6]
    • 2月25日 - 全世界のアカウント登録数が、2006年11月11日のサービス開始から2,000万を突破[7]
    • 8月19日 - 9月3日から11月3日まで総額1,000万円分のPlayStation Networkポイントが貰える「playface」キャンペーン実施[8]
  • 2010年
    • 3月1日 - 世界規模の障害が発生。新型PlayStation 3以外では時計の表示エラーが原因とされ、以下の現象が確認された[9]
      • 時刻が『2000/01/01』になり、PlayStation Networkにログインしようとすると『エラーが発生したため、“PlayStation Network”からサインアウトしました。(8001050F)』と表示。
      • ゲームを起動しようとすると『トロフィー情報の登録に失敗しました。(8001050F)』とエラーが表示され、トロフィーデータが表示されなくなる。
      • インターネット経由での日付と時刻の設定を行うと『時刻設定に失敗しました(8001050F)』とエラーが表示。
    • 同問題はPlayStation 3が2010年をうるう年と誤認識していたことが原因であったため、3月2日(GMT)になった時点で解消された[10]
    • 4月1日 - 運営元をソニー本社に移管。同日、PS3の他システム対応機能廃止に伴いPS3でアクセスする場合は、バージョン3.21公開に合わせてそれより旧版のシステムソフトウェアでのアクセスが不可となった(その後、必要に応じてその時のシステムソフトウェア最新版アクセス限定が行われている)。
    • 5月31日 - 日本国内のアカウント登録数が500万を突破[11]
  • 2011年
    • 4月 - ソニーの管理者側が既知の脆弱性を未対処だったことから[12]PlayStation Network個人情報流出事件が発生、漏洩数としては過去最大となる7700万人にも及ぶ全利用者の個人情報が不正利用者によって盗まれ、その影響で7月6日までの2ヶ月半サービスが停止していた[13]
    • 9月1日 - QriocityがSony Entertainment Network(SEN)と改名して同時にPSNとシステム統合され、PSNと一体で運用してきたが2012年2月8日に両者の垣根を無くすためPSN(アカウント)の名称がSEN(アカウント)に統一されることになった。
    • 11月18日 - PSN ID毎のゲームにおける機器認証の台数が緊縮された。PS3、PSP(PS Vita/PS Vita TV含む)それぞれ5台から、それぞれ2台に変更された[14]
  • 2013年6月11日 - 名称が従来は略称であった「PSN」に統一され、ロゴマークも一新された[15]
  • 2015年1月29日 - 「PSN」の名称が「PlayStation Network」に戻され、Sony Entertainment Network上で提供されていた映像配信サービス「Video Unlimited」が「PlayStation Video」と改名され、音楽配信サービス「Music Unlimited」が後継の新規サービス「PlayStation Music」に切り替わり、PlayStation Networkに一元化されると発表された[16]

アカウント[編集]

「PSNアカウント」から改名された「SENアカウント」「ソニーアカウント」にはマスターアカウントサブアカウントの2種類がある。My Sony IDと共通化も進んでいる[17]

アカウントの削除や退会は不可能だったが[18]、2011年4月に発生したPlayStation Network個人情報流出事件後、公式サイトの記述が変更され、インフォメーションセンターでの問い合わせで可能である。

ユーザー登録を行うにはPSN利用規約[19]に同意する必要が有る。同意が成されない限り、アカウントを与えられる事は無い。

また、アカウントは規約によって、

お客様はアカウントの不正使用が行われないよう、その情報を適切に保管する義務があります[19]

と不正利用を防ぐ為のサインインIDやパスワードの秘密管理義務が課せられている。従って、アカウントを複数人で流用することは重大な規約違反であるので、くれぐれも行ってはならない。

マスターアカウント[編集]

マスターアカウントはペアレンタルコントロールを含む全ての設定にアクセスすることができるが、18歳以上でなければ作成することができない。

マスターアカウントは保護者用アカウントでも有り、被保護者に対してサブアカウントを与えることが出来る。マスターアカウントが作成できるサブアカウントは最大6つとなっている。

サブアカウント[編集]

サブアカウントはマスターアカウントを持ったユーザーが、被保護者に対して制限付きのアカウントを作成したい時に作ることができる[20]。従って17歳以下が対象。 ID作成時の生年月日によって自動的にアカウントの種類が決定する。

マスターアカウントと違って以下の制限がある[21]

  • PSNサービス決済用ウォレットが存在しない。作成したマスターアカウントのウォレットを決済に使用する。従ってチャージも出来ない。
  • マスターアカウントが設定した利用限度額を超える決済が出来ない。
  • マスターアカウント無しでサブアカウントのみの作成は出来ない。
  • マスターアカウントと同じEメールアドレスでの作成は出来ない。

サブアカウントとして作成されたアカウントはマスターアカウントへの昇格(更新)が出来ないシステムになっていたが、2015年2月13日より、年齢が18歳以上となったサブアカウントであればアカウント管理サイトなどからマスターアカウントへの昇格が行えるようになった。

主なサービス[編集]

PS4/PS Vita/PS3向け

PS Vita向け

  • LiveArea
    • 同じソフトを持っているフレンドのアクティビティーの閲覧
  • near
    • 周辺にいるユーザーがプレイしているゲームを確認
    • 周辺にいるユーザー同士でゲームアイテムの授受
  • PS4とPS Vita間でユーザー同士で最大8人までのパーティー結成

PS3向け

サービス利用権[編集]

購入やレンタルなどサービスを受けた場合の利用権はPlayStation Networkのアカウントに紐付けられる。そして、そのアカウントで機器認証を受けた機器で利用可能になる。アカウント間で権利の授受は出来ないが、PlayStationにおいてはゲームソフト内でのゲームのルールに従った事柄に付いてはその限りではない。

利用可能な地域[編集]

利用できるサービス、その他の機能は地域によって異なる。[22]

Global PSN availability

参考資料[編集]

脚注[編集]

[脚注の使い方]

出典[編集]

  1. ^ “GDC 12: PlayStation Networkのアカウント数が9,000万に到達”. GameSpark. (2012年3月8日). https://www.gamespark.jp/article/2012/03/08/32312.html 2013年6月12日閲覧。 
  2. ^ [1]
  3. ^ PlayStation Network のユーザメッセージ機能「Messages」を支える AWS 技術
  4. ^ 全世界のPS4をもっと楽しく、AWSで加速するPSNゲームインフラの内側
  5. ^ Sony European Customer Registration”. 2007年7月9日閲覧。[リンク切れ]
  6. ^ PlayStation Networkのアカウントが国内200万アカウントを突破、ファミ通.com、2009年2月20日
  7. ^ PlayStationNetwork 全世界アカウント登録数200万達成、PlayStation.com(Japan) 、2009年2月25日
  8. ^ ダービートップなら250万円! プレイステーションの新ブランド戦略“playface”のキャンペーンサイトがオープン、ファミ通.com、2009年8月19日
  9. ^ PlayStation.com(Japan) | インフォメーションセンターからのお知らせ
  10. ^ PlayStation.com(Japan) | インフォメーションセンターからのお知らせ
  11. ^ SCEJ、PlayStation Networkの日本国内アカウント登録数が500万達成、GAME Watch、2010年5月31日
  12. ^ “ソニー7700万件情報流出、原因は「脆弱性への未対処」”. 読売新聞. (2011年5月2日). https://www.yomiuri.co.jp/net/security/goshinjyutsu/20110502-OYT8T00649.htm 2011年5月9日閲覧。 [リンク切れ]
  13. ^ 日本におけるPlayStation®Network・Qriocity™(キュリオシティ)のサービス全面再開のお知らせ”. ソニー、ソニー・コンピュータエンタテインメント (2011年7月4日). 2011年7月4日閲覧。
  14. ^ “PlayStation®3及びPSP® (PlayStation®Portable)をご利用のお客様へ(DL版ゲームのプレイ可能な台数の上限についての内容)” (プレスリリース), SCEJ, (2011年11月4日), https://www.jp.playstation.com/info/release/nr_20111104_drm.html 
  15. ^ “「プレイステーション 4」(PS4™)と「プレイステーション ネットワーク」の組み合わせで実現する豊かなユーザー体験 ~PS4TMの発売にあわせ、「プレイステーション プラス」を更に拡充 ソーシャルとの親和性を高め、コンテンツ配信サービスも提供~” (PDF) (プレスリリース), SCE, (2013年6月11日), https://www.sie.com/corporate/release/pdf/130611b.pdf 
  16. ^ 「プレイステーション ネットワーク」総合的なデジタルエンタテインメントブランドとして映像・音楽のサービスを統合
  17. ^ My Sony ID、Sony Entertainment Network(SEN)アカウントのサインインID共通化のご案内
  18. ^ "PlayStation Network"(PSN)を退会したい/アカウントを削除したい”. PlayStation.com(Japan) (2011年4月27日). 2011年4月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年5月3日閲覧。(2011年4月27日時点のアーカイブページと、その後の記述は異なる)
  19. ^ a b 利用規約.
  20. ^ Sony PLAYSTATION3 System Software Online User's Guide”. 2009年4月6日閲覧。
  21. ^ Sony Entertainment Network(SEN)アカウント マスターアカウントとサブアカウントの違い”. SCE. 2013年11月14日閲覧。
  22. ^ PlayStation country selector”. SCE (2018年1月10日). 2018年12月1日閲覧。

外部リンク[編集]