PlayStation Plus

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プレイステーションプラス
PlayStation Plus
PlayStationPlus.png
運営元 ソニー・コンピュータエンタテインメント
種類 オンラインサービス
サービス開始日 2010年6月29日
プラットフォーム PlayStation 4
PlayStation 3
PlayStation Vitaなど
ウェブサイト プレイステーションプラス公式
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PlayStation Plus(プレイステーション プラス)は、ソニー・コンピュータエンタテインメントが全世界で提供している有料会員サービス。

概要[編集]

PlayStation Networkの有料で提供される追加オプション会員サービスであり、従来の基本サービス(ID、メッセージやマッチング等)は引き続き無料で提供されている。PlayStation Plusは機種毎に加入する必要は無く、加入すれば所有する対応機種全てにおいてサービスを受けられる。これらのサービス提供はインターネットを通して行われるので、無論インターネットに接続しオンラインにしている若しくは接続可能である事が前提である。シンボルマークは黄色の「+」(プラス)の中に△、□、×、○というPSを代表する四つのボタンを模したマークが配されている。

対応機種のPlayStation Storeから加入(会員権の購入)ができ、PSP用のPS Storeや、Media Goからは加入できない。2013年10月2日から一部改められ、購入する利用期間は日数制から月額制に、利用コンテンツに制限がかかるが6歳以上のSENアカウント(旧称:PSNアカウント)登録者なら誰でも利用可能となった。以前は対象は18歳以上のユーザーであるPSN会員のため、マスターアカウント限定であり、さらに18歳未満では加入できなかった(サービスそのものが表示されない)。更新は自動で行われるため、ウォレットからの自動引き落としを望まない場合はアカウント管理の「購入管理」>「サービスリスト」で自動更新サービスを切ることが出来る。

時折ではあるが短期間限定の無料加入キャンペーンが提供されている事があり、この場合も自動更新サービスが最初はオンになっている。無料加入キャンペーンは一人一回限りとされているものの、一度無料期間を終えた後にまた無料期間キャンペーンが実施されたときは再度無料加入ができる。

PS4ではサービスの提供内容が一部変更されているが、PS3とPS VitaではPS4対応に合わせた変更は無く従来通りである。

サービス内容[編集]

提供コンテンツに関してはPlayStation Plus公式サイトを参照のこと。

代表的なサービスは次の通りだが、東京ゲームショウなどでプレミアラウンジや優先の待機列を用意されるといった特典もある。

コンテンツサービス[編集]

フリープレイ[編集]

毎月数本、PS4、PS3、PS Vita(またはPS Vita TV)対応ゲームがフリープレイとして提供される。フリープレイの中には過去に製品版として発売されて時間が経ったものや、それほど発売から時間が経ってないもの、ダウンロード専売品など種類は多岐に渡る。いわゆるフルプライスのゲームはSCEのものが多く、あるいはサードパーティが新作の宣伝のために過去作をフリープレイとして提供することもある。なお、PS3、PS Vita向けのフリープレイタイトルの新規提供は2019年3月8日で終了する予定であることが1年前の2018年3月に発表となった[1]

フリープレイにラインナップされたゲームはPlayStation Plusに加入している限り通常の購入済みソフトと同じような扱いとなり、プレイ回数に制限なく遊べ、ゲームソフトの再ダウンロードを行うことができる。ただし、Playsation Plusに加入しているだけではフリープレイの権利を獲得することはできず、フリープレイゲームの提供期間中にPlayStation Storeで当該ゲームを購入しなくてはならない(ソフトの購入自体は無料)。現時点で所有していないハード用のソフトであっても、パソコンやスマートフォンでアクセスできるウェブサイト上のPlayStation Storeで購入済みにしておくことで、後にそのハードを購入した時点でPlayStation Plusに加入していれば無料ダウンロード可能。購入済みソフトであってもメーカーの事情によってフリープレイリストから削除され再ダウンロードが不可になることもありうる。

Vote to Play[編集]

2015年8月より導入された、フリープレイ配信タイトルをユーザー投票で決定するPlayStation 4向けの機能。複数の未発売タイトルの中から、投票期間中の獲得票数が最も多かったタイトルは、フリープレイのラインアップの一つとして後日配信される。また、1位になれなかったタイトルもディスカウントのラインアップとして後日配信される[2][3]

ディスカウント[編集]

PS Store配信済みのソフトから毎月何本か選ばれるゲームソフトを通常販売価格よりも安く購入できる。購入後のコンテンツは加入権終了後も引き続き使用可能。また、PlayStation Plus会員以外を対象にしたセールであっても、PlayStation Plusに加入していれば非会員より割引率が高くなる場合もある。

ゲームトライアル[編集]

発売済みのゲームソフトから毎月数本が提供され、一定時間のみお試しプレイできる体験版がダウンロードできる。ソフトのデータ自体は製品版と変わらず、ストアで製品版の権利を購入することでそのままデータの再ダウンロードなく製品版として遊ぶことができる。その際、体験版で作成したセーブデータや取得したトロフィーは、製品版に継承することもできる(トロフィーは体験版の段階では正式には獲得はできない)。体験時間はおおよそ1時間程度と大変短く、ゲームのダウンロード・インストール時間のほうが長いという場合が多い。

先行配信[編集]

以前の表記は「先行体験」だった。体験版が通常より早くプレイできたり、オンラインゲームのβテストに優先的に参加できたりする(不定期の提供)。

スペシャル[編集]

加入者限定のカスタムテーマやアバター等を無料ダウンロードできる(不定期の提供)。カスタムテーマとアバターに限り、ダウンロード後のコンテンツは加入権終了後も引き続き使用可能。

システムサービス[編集]

オンラインマルチプレイ[編集]

これはPlayStation 4限定であり、従来機種では無料のままである。また、さらにマルチプレイでなければ無料のままなのでオンラインプレイ=会員限定ではないことに注意。

PSNを通じたオンラインマルチプレイはPlayStation Plusの会員のみが利用できるようになる[4]。しかし、本体に登録しているユーザーの誰かがPlayStation Plusに加入していれば、その本体のユーザーは全員オンラインマルチプレイが対応となるので、会員権が必要なのはユーザー毎と言うよりは一台毎である[5]

「PS PlusはPS4をさらに楽しむための(付加的な)サービス」と主張した。

セーブデータお預かり(オンラインストレージ)[編集]

対応機種ソフトウェア(主にPS3、PSVitaのソフト)のセーブデータをオンラインストレージ上にバックアップできるサービス。コピー禁止属性のデータも条件付きでバックアップできる。PS3のシステムソフトウェアVer4.25に合わせて、容量が最大1GB、最大1000ファイルに引き上げられた。有効期限が切れた後もファイルは破棄されることなく保持される。

自動ダウンロード[編集]

加入していると、本体の最新システムソフトウェアの自動ダウンロードや、対応機種ソフトの更新データが配信された場合、自動で更新を行ってくれるようになる。自動更新されるソフトは直近3種類のプレイしたソフトになる(通常の手順は、システムソフトウェアは「設定」のシステムアップデートを選択する、ゲームの場合はオンライン状態でそのゲームを起動する事によって手動で行う)。

PlayStation 3ではシステムソフトウェア バージョン4.50以降はPlayStation Plusに加入していなくてもシステムソフトウェアの自動ダウンロードが可能になった。

PlayStation Vitaの場合は、自動的にダウンロードした後はスタンバイ状態に移行する。

PlayStation 4の場合は、この機能は会員限定ではなく全ユーザーが利用可能[6]。更新確認頻度を高めていて自動的にダウンロードした後は自動的にインストールも行う。

自動トロフィー同期[編集]

通常は獲得したトロフィーのPSNへの同期は手動で行うが、加入者には自動同期機能が提供される。PlayStation 4の場合は、全ユーザーが利用可能。

PlayStation Home内 特別機能[編集]

PlayStation Homeを拡張する。

沿革[編集]

  • 2010年
    • 6月16日 - E3のSCEカンファレンスにて発表。
    • 6月29日 - 全世界にてサービス提供開始。
  • 2011年9月1日 - PlayStation Network(PSN)がソニーに移管されてソニーのネットワークサービスと統合し、Sony Entertainment Network(SEN)になった。
  • 2012年
    • 6月26日 - オンラインストレージの容量拡大。最大1GB、最大1000ファイル。
    • 11月20日 - PlayStation Vitaが、システムソフトウェアのバージョンアップ (Ver2.00) によって対応[7]
    • 11月21日 - 日本で提供サービスのリニューアルが行われた[8]。同時にそれに合わせたキャンペーンが始まった。
  • 2013年
    • 6月11日 - PlayStation 4における内容を発表。同時にロゴの変更も発表[9]
    • 6月19日 - フリープレイにゲームアーカイブス123タイトルを追加。〜夏のプラス祭り!〜を実施[10]
  • 2019年
    • 3月8日 - フリープレイにおけるPS3、PS Vita向けの新規配信を終了[11]

脚注[編集]

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  1. ^ PS Plus 2018年3月更新情報の一部を先行紹介。およびサービス内容の一部変更に関するお知らせ
  2. ^ Vote to Play プレイステーション オフィシャルサイト”. ソニー・コンピュータエンタテインメント. 2015年10月31日閲覧。
  3. ^ “次のフリープレイタイトルはユーザーの投票で決まる。PS Plusの新機能「Vote to Play」が発表”. 4Gamer.net. (2015年8月12日). http://www.4gamer.net/games/129/G012999/20150812046/ 2015年10月31日閲覧。 
  4. ^ 八橋亜機 (2013年6月12日). “【E3 2013】SCE Worldwideプレジデント 吉田修平氏インタビュー その2”. GAME Watch. 2013年6月12日閲覧。
  5. ^ 西田宗千佳 (2013年6月14日). “【西田宗千佳のRandomTracking】「PS4世代でかわること」とゲーム市場の関係 SCE WWスタジオプレジデント 吉田修平氏インタビュー”. AV Watch. 2013年6月15日閲覧。
  6. ^ Sinan Kubba (2013年6月18日). “PlayStation Plus subscription isn't required for auto-updates on PS4” (英語). joystiq. 2013年6月19日閲覧。
  7. ^ PlayStation®Vitaシステムソフトウェア バージョン2.00 アップデート”. ソニー・コンピュータエンタテインメント (2012年11月20日). 2012年11月21日閲覧。
  8. ^ “PlayStation®Plus 本日2012年11月21日(水)より、“フリープレイ”の大幅リニューアル開始。待望のPlayStation®Vitaにも対応中 ~“プレイステーション®ネットワーク チケット” プレゼントキャンペーン、PlayStation®Plus 7日間(無料)お試しキャンペーン、PlayStation®Plus 15日間無料チケット同梱キャンペーンを同時開催!~” (PDF) (プレスリリース), SCEJ, (2012年11月21日), http://www.scei.co.jp/corporate/release/pdf/121121.pdf 
  9. ^ “「プレイステーション 4」(PS4™)と「プレイステーション ネットワーク」の組み合わせで実現する豊かなユーザー体験。~PS4™の発売にあわせ、「プレイステーション プラス」を更に拡充。ソーシャルとの親和性を高め、コンテンツ配信サービスも提供~” (プレスリリース), SCE, (2013年6月11日), http://www.scei.co.jp/corporate/release/130611b.html 
  10. ^ “PlayStation®Plus 2013年6月19日(水)より、“フリープレイ”がますます大充実!ゲームアーカイブス123タイトルを追加 ~夏のプラス祭り!~ 15日間無料お試しキャンペーン、PSNSM チケット” プレゼントキャンペーン、「どこでもいっしょ」特製カスタムテーマ&壁紙プレゼントを同時開催!” (プレスリリース), SCEJA, (2013年6月11日), http://www.jp.playstation.com/info/release/nr_20130611_psplus.html 
  11. ^ “PlayStation®Plusのサービスにおける一部変更に関するお知らせ” (プレスリリース), SIE, (2018年3月1日), http://www.jp.playstation.com/important-notice/2018/20180301/ 

外部リンク[編集]