AMD Radeon

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Radeon R9 270X

Radeon(レイディオン[1][2][3])は、AMD社が製造する Graphics Processing Unit (GPU)ブランド名である。

日本ではローマ字読みのラデオン[4]ラディオンをはじめとして多様な呼称が用いられ、しばしばラデと略して呼称される。

歴史・概要[編集]

ATI Rage128 GL

RadeonはATI Technologies社のビデオチップ「Rage」シリーズの後継製品で、当時性能面で先んじていたNVIDIA社のGeForceシリーズの対抗製品として登場。しばらくは苦戦が続いたが、Radeon 8500で並び、そしてRadeon 9700 Proで一歩抜きん出た。一時は奪われたシェアを取り戻した以降も、より高速な PCI Express バスの採用やマルチGPU環境を実現するCrossFireなど技術向上に余念がなく、同じく性能向上のめざましいNVIDIAのGeForceシリーズとは互いに抜きつ抜かれつの競争を繰り広げている。

対応する主なリアルタイム3DグラフィックスAPIはMicrosoft DirectX (Direct3D) とOpenGLだが、Graphics Core Next (GCN) 世代のRadeonではMantleと呼ばれるAMD独自のローレベルAPIにも対応している[5]。なお主にDirectXに最適化されているRadeonに対して、OpenGLに最適化された業務用途・HPC向けのAMD FirePro / AMD Radeon Pro / AMD Radeon Instinctシリーズ製品も存在する。

PlayStation 4Xbox Oneに搭載されているAMD APUには、GCNアーキテクチャのRadeonベースGPUが搭載されている[6] [7]

一方で、主に3Dグラフィックスのためのものだったシェーダー機能を動画再生の支援に転用する技術の開発にも注力している。マイクロソフトDirectX Video Acceleration (DXVA) にも対応し、メディアプレーヤーソフトとの連携により高画質・高品質な DVD (MPEG-2) やDivXWindows Media Video などの動画を再生する際の CPU の負担を大幅に軽減させた。UVDAVIVO はこうした技術をさらに発展させたものである。Catalyst Omega (14.12) ドライバーからはVAAPI英語版にも対応している[8]

またDirectX 11 (DirectCompute) や、OpenCLに対応している製品は、AMD Streamテクノロジーを基盤として汎用演算用途(GPGPU)に利用することもできる。

モバイル用途には省電力技術を搭載し消費電力を低減した「Mobility Radeon」がある。チップセットの開発も進められており、「Radeon IGP」や「RADEON XPRESS」にはRadeonのグラフィックス・コアが統合されている。これらチップセットシリーズはATIがAMDに買収されたことをきっかけに、Radeonの名は冠さなくなった。

Radeonを採用したビデオカードは多くのメーカーから販売されている。テレビチューナを搭載し、ビデオキャプチャ機能を備えた製品が「ALL-IN-WONDER」である。

伝統的に大手PCメーカーへの大量供給に強く、メーカー製PCにおいて幅広いシェアを築いている。主に、AppleASUSDELLMSINECSONYエイサー (Gateway)、エプソンダイレクトヒューレット・パッカード富士通レノボ製のデスクトップパソコン、ノートパソコンにおいてRadeonを採用したビデオカードが搭載されている。

GPUの半導体製造はファウンドリ企業へ発注しており、台湾を拠点とするTSMC[9]UMCが担っている。また、AMDの半導体製造部門が独立したGLOBALFOUNDRIESにも発注しているとされる[10]

2006年にATIがAMDに買収された後も、しばらくの間はATIブランドが使用されており、Radeon製品もATI Radeonとして販売されていたが、2010年10月発表発売のRadeon HD 6800シリーズからATIブランドが廃止され、AMDに統一された。

デバイスドライバおよびユーティリティ群は「AMD Catalyst」という名称で提供されている。2015年11月以降はCatalystの後継として「Radeon Software」 がリリースされた。

HD 2000シリーズ~HD 4000シリーズのDirectX 10.0~10.1対応のRadeonは、Catalyst 13.1を導入することでOpenGL 3.3に対応できる[11]。 HD 5000シリーズ以降のDirectX 11対応のRadeonは、Catalyst 14.4以降を導入することでOpenGL 4.4に対応できる。

Windows 10に搭載されるDirectX 12およびDirectX 11.3に関しては、すべてのGCNアーキテクチャにおいてAPIレベルでサポートされる[12]が、機能レベル (Feature Level) 12_0を満たすのはGCN第2世代(GCN 1.1)以降となる。詳しくはen:Direct3Dおよびen:Feature levels in Direct3Dを参照のこと。

OpenCLに関しては、HD 4000シリーズ以降の製品でサポートされる。GCN非対応ではOpenCL 1.1、GCN第1世代(GCN 1.0)ではOpenCL 1.2どまりとなり、OpenCL 2.0に対応するのはGCN第2世代(GCN 1.1)以降となる[13]

Vulkanに関しては、すべてのGCNアーキテクチャにおいてサポートされる。Radeon Software Adrenalin 18.3.3以降にVulkan 1.1対応ドライバーが含まれている[14]

命名規則[編集]

ATI RADEON 9700 Pro

同一世代であれば数字が大きいほうが高い性能になるように規定されている。
なお、DirectX 9対応の製品からDirectX 10.0対応製品までは、製品名末尾の記号で製品間の性能の高低を示した。
性能順に、XTX>XT>Pro>(無印)>SE>LE が標準であるが、GTやGTOなどの例外的命名や、性能の逆転もある。また、Dual GPU製品にはX2Xなどもある。

デスクトップPC向け製品[編集]

R100 世代 (7xxx)[編集]

R100
初代Radeon。Rageシリーズの後継として登場。Charisma Engine (カリスマエンジン) [15]と名付けられた新しいアーキテクチャを採用し、0.18μmで製造された。メモリバス幅128bit。
RV100
廉価版Radeon。メモリバス幅64bit、ハードウェアT&Lユニットの省略、ダイサイズ縮小等により、性能の低下と引き換えに低価格化を実現した。
RV200
改良版Radeon。R200の技術をフィードバックし、0.15μmで製造されたが、DirectX 7対応に留まった。
HydraVisionにより、マルチモニターに対応。
モデル コードネーム コアクロック

(MHz)

メモリ フィルレート
(MPix/s)
フィルレート
(MTex/s)
対応API 備考
クロック
(MHz)
タイプ バス幅
(bit)
DirectX OpenGL
Radeon 256 R100 200 200 DDR 128 7 1.3
Radeon LE R100 148 148 DDR 128 286 858 7 1.3
Radeon LE Ultra R100 164 164 DDR 128 7 1.3
Radeon SDR R100 164 164 SDR 128 7 1.3
Radeon 7200 R100 157 143 SDR 128 7 1.3
ALL-IN-WONDER RADEON R100 166 166 DDR 128 333 1000 7 1.3
Radeon VE RV100 200 200 DDR 64 167 500 7 1.3
Radeon 7000 RV100 183 183 DDR 64 7 1.3
Radeon 7500 RV200 270 230 DDR 128 580 1750 7 1.3
Radeon 7500 LE RV200 250 200 DDR 7 1.3
Radeon 7500 SDR RV200 250 166 SDR 7 1.3
ALL-IN-WONDER RADEON 7500 RV200 260 180 DDR 7 1.3
ALL-IN-WONDER RADEON VE RV200 260 250 DDR 7 1.3

R200 世代 (8xxx/9xxx)[編集]

R200
DirectX 8.1対応。0.15μmで製造され、Vertex Shader 1.1、Pixel Shader 1.4を各2基、パイプライン4本を持つ。
RV250
R200廉価版。Vertex Shader・パイプライン半減。
RV280
RV250を、AGP 8xに対応させた物。Vertex Shaderは2基。
モデル コードネーム コアクロック
(MHz)
メモリ フィルレート
(MPix/s)
フィルレート
(MTex/s)
対応API 備考
クロック

(MHz)

タイプ バス幅
(bit)
DirectX OpenGL
Radeon 8500 R200 275 275 DDR 128 1100 2200 8.1 1.3 P4/V2
Radeon 8500 LE R200 250 250 DDR 128 1000 2000 8.1 1.3
Radeon 8500 LELE R200 230 230 DDR 128 8.1 1.3
ALL-IN-WONDER RADEON 8500 R200 275 275 DDR 128 1100 2200 8.1 1.3
ALL-IN-WONDER RADEON 8500 DV R200 230 190 DDR 128 920 1840 8.1 1.3
Radeon 9100 R200 250 250 DDR 128 1000 2000 8.1 1.3
Radeon 9000 Pro RV250 275 275 DDR 128 1100 1100 8.1 1.3 P4/V1
Radeon 9000 RV250 250 200 DDR 128 1000 1000 8.1 1.3
Radeon 9000 LE RV250 250 183 DDR 128 8.1 1.3
ALL-IN-WONDER RADEON 9000pro RV250 275 275 DDR 128 1100 1100 8.1 1.3
Radeon 9200 Pro RV280 275 275 DDR 128 8.1 1.3 P4/V2
Radeon 9200 RV280 250 250 DDR 128 1000 1000 8.1 1.3
Radeon 9200 SE RV280 200 166 DDR 64 800 800 8.1 1.3
ALL-IN-WONDER RADEON 9200 RV280 250 200 DDR 128 8.1 1.3
Radeon 9250 RV280 240 200 DDR 128 960 960 8.1 1.3

R300 世代 (9xxx/X3xx/X5xx/X6xx/X10xx)[編集]

ATI Radeon 9800 XXL
R300
Vertex Shader 2.0、Pixel Shader 2.0に対応した、DirectX 9.0世代 (メモリバス幅256bit)。T&Lは省略され、Vertex Shader 4基、ピクセルパイプライン8本。廉価版は、メモリバス幅128bit、パイプライン半減。0.15μmで製造される。
R350
R300改良版。R300のノイズを軽減している。
R360
R350改良版。内部温度が確認可能となった。
RV350
R300を0.13μmで製造し、メモリバス幅128bit・パイプライン半減によって低発熱化・サイズ縮小を行ったもの。
RV360
RV350に、低誘電層間絶縁膜技術 (Low-K) を使用して、性能向上・省電力化を行ったもの。
RV351LX
RV350を0.11μmで製造することで低コスト化を行ったもの。X1050を冠したものでも、RV370と異なりこちらはAGPネイティブとなる。
RV370
RV360を、PCI Expressに対応させ、0.11μmで製造することで低コスト化を行ったもの。
RV380
RV360を、PCI Expressに対応させ、同時に高クロック化したもの。
モデル コードネーム コアクロック
(MHz)
メモリ フィルレート
(MTex/s)
対応API 形状 コア数
クロック
(MHz)
タイプ バス幅
(bit)
DirectX OpenGL
Radeon 9500 R300 275 270 DDR 128 1100 9.0 2.1 AGP P4/V4
Radeon 9500 Pro R300 275 270 DDR 128 2200 9.0 2.1 P8/V4
Radeon 9550 RV350 250 200 DDR 128 1000 9.0 2.1 P4/V2
Radeon 9600 SE RV350 325 200 DDR 64 1300 9.0 2.1 P4/V2
Radeon 9600 RV350 325 200 DDR 128 1300 9.0 2.1 P4/V2
Radeon 9600 Pro RV350 400 300 DDR 128 1600 9.0 2.1 P4/V2
Radeon 9600 XT RV360 500 300 DDR 128 2000 9.0 2.1 P4/V2
Radeon 9700 R300 275 270 DDR 256 2200 9.0 2.1 P8/V4
Radeon 9700 Pro R300 325 310 DDR 256 2600 9.0 2.1 P8/V4
Radeon 9800 R350 325 290 DDR 256 2600 9.0 2.1 P8/V4
Radeon 9800 XT R360 412 365 DDR 256 3296 9.0 2.1 P8/V4
X300 SE RV370 325 200 DDR 64 1300 9.0 2.1 PCI-E P4/V2
X300 RV370 375 200 DDR 128 1500 9.0 2.1 P4/V2
X600 SE RV370 325 250 DDR 128 1300 9.0 2.1 P4/V2
X600 RV370 400 250 DDR 128 1600 9.0 2.1 P4/V2
X600 Pro RV380 400 300 DDR 128 1600 9.0 2.1 P4/V2
X600 XT RV380 500 370 DDR 128 2000 9.0 2.1 P4/V2
X1050 RV370 400 333 DDR2 128 1600 9.0 2.1 P4/V2
Radeon Xpress 200/200M X300を基とした統合グラフィクス チップセット。Mはモバイル向け製品。

R400 世代 (X7xx/X8xx)[編集]

ATI Radeon X850XT Platinum Edition
R420 チップ (Radeon X800PRO AGP用)
R420
コード名不明(Radeon X800 GT PCI-E x16用)
R430 チップ (Radeon X800 GTO PCI-E x16用)
GTOだがPROと記載あり
Vertex Shader 2.0b、Pixel Shader 2.0aに対応した、DirectX 9.0世代RADEON。メモリバス幅256bit、GDDR3対応、0.13μmで製造され、Vertex Shaderが6基、パイプライン16本。
R423
PCI Express対応版R420。
R4??[16]
Pixel Shader 2.0bに対応。Vertex Shaderパイプライン6本、Pixel Shaderパイプライン16本。
R430
0.11μmで製造される、R423。パイプライン12本・DDRの廉価版もある。PCI-E x16対応。
R480
R423改良版。0.13μmで製造される。
RV410
R430の廉価版。メモリバス幅128bit、パイプライン半減の8本。DDRメモリにも対応。
モデル コードネーム コアクロック
(MHz)
メモリ 対応API 備考
クロック
(MHz)
タイプ バス幅
(bit)
DirectX OpenGL
X700 XT RV410 475 525 GDDR3 128 9.0b 2.0
X800 PRO[17] R430 475 900 GDDR3 256 9.0b 2.0 AGP
PCI-E x16
X800 XT R420 500 1000 GDDR3 256 9.0b 2.0 AGP
X800 XT Platinum Edition[17] ? 520 1120 GDDR3 256 9.0b 2.0
X800 GT R423 475 490 GDDR3 256 9.0b 2.0 AGP
PCI-E x16
X800 GTO[18][19] R430 400 1000 GDDR3 256 9.0b? 2.0 PCI-E x16
X800 XL R430 400 500 GDDR3 256 9.0b 2.0
X800 SE[20] ? 425 800 GDDR3 256 9.0b? 2.0? PCI-E x16
X850 XT R480 520 540 GDDR3 256 9.0b 2.0

R500 世代 (X1xxx)[編集]

2005年10月5日にRadeon X1000シリーズを発表。
R520
OpenGL 2.0対応。ATIのDirectX 9.0c世代のグラフィックスカードである。2005年10月にローンチされ、このシリーズはいくつかの拡張が持ち込まれている。つまりアンチエイリアシング付きのHDRレンダリング用途で必要とされる浮動小数点レンダーである。
モデル コードネーム コアクロック

(MHz)

メモリ 対応API 備考
クロック
(MHz)
タイプ バス幅
(bit)
DirectX OpenGL
X1300 HM RV515 450 1000 DDR2, GDDR3 32, 64 9.0c 2.0
X1300 RV515 450 500 DDR, DDR2 128, 128, 64 (PCI) p4/v2
X1300 Pro RV515 600 800 DDR2 128 p4/v2
X1300 XT RV530 500 800 DDR2 128 p12/v5
X1550 RV516 / RV505pro 550 800 DDR2 128 p4/v2
X1600 Pro RV530 500 780 DDR2 128 p12/v5
X1600 XT RV530 590 1380 GDDR3 128 p12/v5
X1650 Pro RV530 / RV535 600 1400 DDR2 128 p12/v5
X1650 XT RV560 575 1350 GDDR3 128 p24/v8
X1800 XL R520 500 1000 GDDR3 256 p16/v8
X1800 XT R520 625 1500 GDDR3 256 p16/v8
X1950 GT RV570 500 1200 GDDR3 256 p36/v8
X1950 Pro RV570 575 1380 GDDR3 256 p36/v8
X1900 XT R580 625 1450 GDDR3 256 p48/v8
X1900 XTX R580 650 1550 GDDR3 256 p48/v8
X1950 XTX R580+ 650 2000 GDDR4 256 コア自体は「X1900 XTX」と同じ
X1950 CrossFire 650 2000 GDDR4 256 コアは「X1950 XTX」と同じ

R600 世代 (HD 2xxx/HD 3xxx)[編集]

Radeon HD 2900XT
Radeon HD 3870 X2
2007年05月14日にRadeon HD 2000シリーズ、2008年1月23日にRadeon HD 3000シリーズを発表。
R600
DirectX 10.0に初めて対応し、DirectDrawの対応はしない。また、AMDにとってピクセルシェーダーバーテックスシェーダーを統合したユニファイドシェーダーを用いた2番目のグラフィックス製品でもある(初代はXbox 360に採用されたXenos)。このプラットフォームによる製品名は HD 2400、HD 2600、HD 2900 である。シェーダーアーキテクチャにVLIW命令を採用している。省電力技術として、AMD PowerPlay英語版を搭載。
RV670
R600を基に、DirectX 10.1に新たに対応するほか様々な変更が加えられている。この世代からはハイエンドで新しいアーキテクチャを採用し、ミドルレンジ、ローエンドと派生製品を作っていくのではなく、$200~300のミドル (正確にはアッパーミドル) チップをダイサイズを抑えて作り、ハイエンドはCrossFireを使用して競合他社に対抗している。そのためハイエンドの製作コストが下がるだけではなく、ミドルレンジやローエンドの新アーキテクチャ採用チップの登場が早くなっている。この世代では世界初の55nmプロセスが採用された。この世代よりXTやPro等の表記は外され数値は絶対性能順になっている。PCI Express 2.0に対応。
モデル コードネーム プロセス
(nm)
クロック(MHz) シェーダー数 メモリ TDP
(W)
補助電源 動画再生支援 対応API 備考
コア メモリ バス幅
(bit)
タイプ Idle Max DirectX OpenGL
Radeon HD 2000 Series
HD 2400 Pro RV610 65 525 400 40 64 DDR2 25 なし UVD 10.0 3.3 Hybrid CrossFire 対応。
AGP・PCIあり
HD 2400 XT RV610 700 800 40 64 GDDR3 25 なし UVD
HD 2600 Pro RV630 600 500
700
120 128 DDR2
GDDR3
45 なし UVD AGPあり
HD 2600 XT RV630 800 700
1100
120 128 GDDR3
GDDR4
45 なし UVD AGPあり
HD 2900 Pro R600 PRO 80 600 800
1000
320 512 GDDR3
GDDR4
200 8ピン+6ピン AVIVO
HD 2900 XT R600 XT 743 825
1100
320 512 GDDR3
GDDR4
240 8ピン+6ピン AVIVO
Radeon HD 3000 Series
HD 3450 RV620 LE 55 600 500 40 64 DDR2 25 なし UVD+ 10.1 3.3 Hybrid CrossFire 対応。AGPあり
HD 3470 RV620 PRO 800 950 40 64 GDDR3 30 なし UVD+ Hybrid CrossFire対応
HD 3650 RV635 PRO 725 800
不明
120 128 GDDR3
GDDR4
67 なし UVD+ AGPあり
HD 3830 RV670 PRO 668 828 320 128 GDDR3 75 6ピン UVD+ HD 3850のメモリバスだけを半減した廉価版。
元々はHD 3690と呼ばれていた。発売は中国のみ。
HD 3850 RV670 PRO 668 828 320 256 GDDR3 95 6ピン UVD+ AGPあり
HD 3870 RV670 XT 775 900
1125
320 256 GDDR3
GDDR4
105 6ピン UVD+ AGPあり
HD 3850 X2 R680 668 828 320x2 256x2 GDDR3 140 8ピン+6ピン UVD+ RV670を2基搭載。ASUSのみ製造販売。
HD 3870 X2 R680 825 900
1126
320x2 256x2 GDDR3
GDDR4
165 8ピン+6ピン UVD+ RV670を2基搭載

R700 世代 (HD 4xxx)[編集]

2008年6月25日にRadeon HD 4800シリーズを発表。RV670 を基に強化が行われた。RV770 アーキテクチャではストリームプロセッサ (SP) 及びテクスチャ ユニットが増強され高負荷時に強くなった。更に今までの高解像度、AA 時に弱いという弱点は ROP英語版 (RBE) の強化で克服している。またリングバスが廃止されたことなどにより、チップ面積や電力あたりの性能が以前の世代に比べ劇的に向上している。その上でアッパーミドル (RV770) 以上のチップでは GDDR5 に対応して高性能化を図った。またこの世代からは新たに UVD 2 が搭載されており、専用ソフトでアップスケール(解像度の大きいディスプレイで拡大してもジャギーなどを抑えて綺麗に見える機能)が可能になっている。

RV770 は2008年6月発売以来、高い描画性能と比較的安価な価格設定により好調な売行きを記録した。2008年8月に発売された HD 4870 X2 では海外のベンチマークで発売当時の単体カードでは最速を記録した。HD 4850、HD 4870 は 800 のストリーム プロセッサを搭載しており、GDDR3、GDDR5 のビデオメモリをそれぞれ使用している。R700 は合計 1600 のストリームプロセッサを搭載しており、GDDR5 のビデオメモリを使用している。

モデル コードネーム プロセス
(nm)
クロック(MHz) シェーダー数 メモリ TDP
(W)
補助電源 動画再生支援 対応API 備考
コア メモリ バス幅
(bit)
タイプ Idle Max DirectX OpenGL OpenCL
HD 4350 RV710 PRO 55 575 500 80 64 DDR2 22 なし UVD 2.2 10.1 3.3 1.1 AGP版あり PCI版あり
HD 4550 RV710 XT 600 800 80 64 DDR3 25 なし UVD 2.2
HD 4650 RV730 PRO 600 500 320 128 DDR2 48 なし UVD 2.2 AGP版(補助電源6ピン要)あり
HD 4670 RV730 XT 750 1000
900
1100
320 128 DDR3
GDDR3
GDDR4
59 なし UVD 2.2 AGP版(補助電源ペリフェラル用4ピン要)あり
HD 4730 RV770 CE 700 900 640 128 GDDR5 165 6ピン+6ピン UVD 2 RV770のユニット数を減らし消費電力が増した廉価版
HD 4770 RV740 XT 40 750 800 640 128 GDDR5 80 6ピン UVD 2.2 R700世代で唯一の40nm製造プロセス
HD 4830 RV770 LE 55 575 900 640 256 GDDR3 110 6ピン UVD 2
HD 4850 RV770 PRO 625 1000 800 256 GDDR3 110 6ピン UVD 2 1チップでは世界初の1TFLOPSを達成
HD 4860 RV790 GT 700 750 640 256 GDDR5 130 6ピン UVD 2 SAPPHIREのみ製造販売
HD 4870 RV770 XT 750 900 800 256 GDDR5 90 160 6ピン+6ピン UVD 2
HD 4890 RV790 XT 850 975 800 256 GDDR5 60 190 6ピン+6ピン UVD 2
HD 4850 X2 R700 625 1000 800x2 256x2 GDDR3 250 8ピン+6ピン UVD 2 RV770を2基搭載
HD 4870 X2 R700 750 900 800x2 256x2 GDDR5 286 8ピン+6ピン UVD 2 RV770を2基搭載

Evergreen 世代 (HD 5xxx)[編集]

2009年9月23日にRadeon HD 5800シリーズを発表。CypressはRV770を改良し、世界で初めてDirectX 11に対応した。ストリームプロセッサ (SP) とテクスチャユニットを前世代のちょうど2倍搭載し、より高いクロックで動作する新しいGDDR5メモリの採用によってメモリ帯域やそれに関する性能も強化されている。またROP数も比例して2倍に増えたことで高負荷時のパフォーマンスが更に向上した。
HD 5870のフルロード時最大消費電力は前世代HD 4870より増加したが、可変クロック機能を導入し、アイドル時にはコア クロック、メモリ クロック共に低下させることで、消費電力の低減に成功した。また、CrossFireでのアイドル時にはスレーブ側カードを完全に停止、シングルカードCrossFireのHD 5970ではアイドル時に片GPUを停止させるなど、省電力設計に気を配っている。 当世代よりOpenCLに最適化した設計がなされた。
全モデル3画面以上の出力を可能とする Eyefinity英語版技術を搭載する。

モデル コードネーム プロセス
(nm)
クロック(MHz) ユニット数 メモリ TDP
(W)
補助電源 動画再生支援 対応API 備考
コア メモリ Shader Texture ROP バス幅
(bit)
タイプ Idle Max DirectX
(Feature Level)
OpenGL OpenCL
HD 5450 Cedar PRO 40 650 400
800
80 8 4 64 DDR2
DDR3
6.4 19.1 なし UVD 2.2 11.2 API
(FL:11_0)
4.4 1.2 AMD Dual Graphics対応
標準消費電力19.1W[21] PCI有り
HD 5550 Redwood LE 550 400
800
320 16 8 128 DDR2
DDR3
10 39 なし UVD 2.2 ロシアではOEMとしてHD 6390にリネームされている
HD 5570 Redwood PRO 650 900 400 20 8 128 DDR3 9.69 42.7 なし UVD 2.2
HD 5670 Redwood XT 775 1000 400 20 8 128 GDDR5 14 61 なし UVD 2.2 2010年で640SP版HD5670を発売した
HD 5750 Juniper PRO 700 1150 720 36 16 128 GDDR5 16 86 6ピン UVD 2.2
HD 5770 Juniper XT 850 1200 800 40 16 128 GDDR5 18 108 6ピン UVD 2.2
HD 5830 Cypress LE 800 1000 1120 56 16 256 GDDR5 25 175 6ピン+6ピン UVD 2.2
HD 5850 Cypress PRO 725 1000 1440 72 32 256 GDDR5 27 151 6ピン+6ピン UVD 2.2
HD 5870 Cypress XT 850 1200 1600 80 32 256 GDDR5 27 188 6ピン+6ピン UVD 2.2
HD 5870
Eyefinity 6 Edition
Cypress XT 850 1200 1600 80 32 256 GDDR5 34 228 8ピン+6ピン UVD 2.2 1カードで最大6画面同時出力可能
HD 5970 Hemlock XT 725 1000 1600
x2
80
x2
32
x2
256
x2
GDDR5 51 294 8ピン+6ピン UVD 2.2 Cypressを2基搭載

Northern Islands 世代 (HD 6xxx)[編集]

2010年12月15日にRadeon HD 6900シリーズを発表。開発コードネームはカリブ海の島々に由来している。Evergreenと同じく40nmプロセスで製造されている。Caymanとそれ以外ではシェーダー構成が違っており、2つのアーキテクチャから成り立った世代である。
DisplayPort 1.2やHDMI 1.4が搭載され、動画再生支援もUVD 3.0に対応し MPEG-4 MVC (Blu-ray 3D)、DivX、Xvid形式の動画が新たにサポートされた他、MPEG-2の対応も強化された。Eyefinityも改良されており、HD 6800、HD 6900シリーズではリファレンスモデルで5画面の同時出力が可能となっている。HD6750、HD 6770は前世代HD 5750、HD5770のリネームであるが、Blu-ray 3D対応、HDMI出力1.4aとなっている。省電力技術として、AMD PowerTune英語版を搭載。

モデル コードネーム プロセス
(nm)
クロック(MHz) ユニット数 メモリ TDP
(W)
補助電源 動画再生支援 対応 API 備考
コア メモリ Shader Texture ROP バス幅
(bit)
タイプ Idle Max PowerTune
Limit
DirectX
(Feature Level)
OpenGL OpenCL
HD 6450 Caicos 40 625
750
667
900
160 8 4 64 DDR3
GDDR5
9 18
27
- なし UVD 3.0 11.2 API
(FL:11_0)
4.4 1.2
HD 6570 Turks PRO 650 900
1000
480 24 8 128 DDR3
GDDR5
10
11
44
60
- なし UVD 3.0
HD 6670 Turks XT 800 1000 480 24 8 128 GDDR5 12 66 - なし UVD 3.0
HD 6750 Juniper PRO 700 1150 720 36 16 128 GDDR5 16 86 - 6ピン UVD 2.2 HD 5750のリネーム
HD 6770 Juniper XT 850 1200 800 40 16 128 GDDR5 18 108 - 6ピン UVD 2.2 HD 5770のリネーム
HD 6790 Barts LE 840 1050 800 40 16 256 GDDR5 19 150 - 6ピン+6ピン UVD 3.0
HD 6850 Barts PRO 775 1000 960 48 32 256 GDDR5 19 127 - 6ピン UVD 3.0
HD 6870 Barts XT 900 1050 1120 56 32 256 GDDR5 19 151 - 6ピン+6ピン UVD 3.0
HD 6950 Cayman PRO 800 1250 1408 88 32 256 GDDR5 20 140 200 6ピン+6ピン UVD 3.0
HD 6970 Cayman XT 880 1375 1536 96 32 256 GDDR5 20 190 250 8ピン+6ピン UVD 3.0
HD 6990 Antilles 830 1250 1536
x2
96
x2
32
x2
256 GDDR5 37 375 450 8ピン+8ピン UVD 3.0 Cayman XTを2基搭載

Southern Islands 世代 (HD 7xxx)[編集]

2011年12月22日にRadeon HD 7970を発表。28nmプロセスで製造されており、PCI Express Gen3、DirectX 12(機能レベル11_1)に対応した。また、初のGraphics Core Nextアーキテクチャ世代 (GCN 1.0) でもある。消費電力指標に熱設計消費電力 (Thermal Design Power) ではなく公称典型消費電力 (Typical Board Power) を用いるようになった[22]。新設計のコアを採用したHD 7790はGCN 1.1となる[23]。なお、HD 7670以下の下位モデルはGCNではなく旧来のVLIW5 (TeraScale 2) コアを使用したリネーム製品である[24]
Radeon HD 7750およびHD 7970は、シャープ4K解像度ディスプレイPN-K321における3840x2160ドットの60Hz映像伝送に対応するグラフィックスカードとして、AMD FirePro W600/W5000/W8000、NVIDIA GeForce GTX 670/680/Titan/760、NVIDIA Quadro K600/K5000などとともにシャープ公式の動作検証がなされている[25]
なお、HD 7350(OEM)はHD 5450のリネーム品、HD 7450(OEM)はHD 6450のリネーム品、HD 7570(OEM)はHD 6570のリネーム品、HD 7670(OEM)はHD 6670のリネーム品である。

モデル コードネーム プロセス
(nm)
クロック(MHz) ユニット数 メモリ TDP
(W)
補助電源 動画再生支援 対応API GCN 備考
コア メモリ Shader Texture ROP バス幅
(bit)
タイプ 標準 PowerTune
Limit
DirectX
(Feature Level)
OpenGL Vulkan OpenCL
HD 7730 Cape Verde LE 28 800 1125 384 24 8 128 DDR3/GDDR5 47[26] - なし UVD3 VCE 12 API
(FL:11_1)
4.6 1.1 1.2 1.0
HD 7750 Cape Verde PRO 800 1125 512 32 16 128 DDR3/GDDR5 55[26] 75 なし UVD3 VCE
HD 7770[27] Cape Verde XT 1000 1125 640 40 16 128 GDDR5 80 100 6ピン UVD3 VCE
HD 7790 Bonaire XT 1000 1500 896 56 16 128 GDDR5 85 6ピン UVD3 VCE 12 API
(FL:12_0)
2.0 1.1
HD 7850 Pitcairn PRO 860 1200 1024 64 32 256 GDDR5 130 155 6ピン UVD3 VCE 12 API
(FL:11_1)
1.2 1.0
HD 7870 Pitcairn XT 1000 1200 1280 80 32 256 GDDR5 175 190 6ピン+6ピン UVD3 VCE
HD 7950 Tahiti PRO 800 1250 1792 112 32 384 GDDR5 200 200 6ピン+6ピン UVD3 VCE
HD 7970 Tahiti XT 925 1375 2048 128 32 384 GDDR5 250 250 8ピン+6ピン UVD3 VCE

Sea Islands 世代 (HD 8xxx)[編集]

基本的にはHD 7xxxシリーズのOEM版とも言えるモデルだが、若干のクロックアップやユニット数変更など細かなブラッシュアップが散見され全くの同一品とは言い切れない。

Rx 200シリーズ[編集]

2013年10月8日にR9, R7シリーズを発表。開発コードネームVolcanic Islandsは火山島に由来する。28nmプロセスで製造されており、DirectX 12(機能レベル11_1)に対応した。
Rx 200シリーズには旧世代であるSouthern IslandsやSea Islandsのリネーム製品も含まれる。また、GCN 1.0, 1.1, 1.2の製品が混在している。実際にHawaiiなどVolcanic Islands世代のチップが使われているのはハイエンド製品のみである。
なお、R5 230はHD 6450のリネーム品である。

モデル コードネーム プロセス
(nm)
クロック(MHz) ユニット数 メモリ TDP(W)
(補助電源)
動画再生支援 対応API GCN 接続 備考
コア メモリ Shader Texture ROP バス幅
(bit)
タイプ DirectX
(Feature Level)
OpenGL Vulkan OpenCL
R5 240 Oland PRO 28 780
825
900(2GB)
1000(1GB)
384 24 8 64 DDR3 30 UVD3 12 API
(FL:11_1)
4.6 1.1 1.2 1.0 PCIe 3.0×8 DELL OEM
R7 240 Oland PRO 780 900(DDR3)
1150(GDDR5)
320 20 8 128 DDR3
GDDR5
30 UVD3
R7 250 Oland XT 1050 900(DDR3)
1150(GDDR5)
384 24 8 128 DDR3
GDDR5
50
65
UVD3
R7 250E Cape Verde PRO 800 1125 512 32 16 128 GDDR5 55 UVD3 VCE PCIe 3.0×16 HD 7750のリネーム
R7 250X Cape Verde XT 1000 1125 640 40 16 128 GDDR5 80 (6pin) UVD3 VCE HD 7770のリネーム
R7 250XE Cape Verde XT 860 1125 640 40 16 128 GDDR5 55 UVD3 VCE 日本限定
R7 260 Bonaire PRO 1000 1500 768 48 16 128 GDDR5 95 (6pin) UVD3 VCE 12 API
(FL:12_0)
2.0 1.1
R7 260X Bonaire XTX 1100 1625 896 56 16 128 GDDR5 115 (6pin) UVD3 VCE
R7 265 Curacao PRO 925 1400 1024 64 32 256 GDDR5 150 (6pin) UVD3 VCE 12 API
(FL:11_1)
1.2 1.0
R9 270 Curacao PRO 925 1400 1280 80 32 256 GDDR5 150 (6pin) UVD3 VCE
R9 270X Curacao XT 1050 1400 1280 80 32 256 GDDR5 180 (6pin×2) UVD3 VCE
R9 280 Tahiti PRO2 933 1250 1792 112 32 384 GDDR5 250 (8pin+6pin) UVD3 VCE
R9 280X Tahiti XT2
Tahiti XTL
1000 1500 2048 128 32 384 GDDR5 250 (8pin+6pin) UVD3 VCE
R9 285 Tonga Pro 918 1375 1792 112 32 256 GDDR5 190 (6pin×2) UVD5 VCE2 12 API
(FL:12_0)
2.0 1.2
R9 290 Hawaii PRO 947 1250 2560 160 64 512 GDDR5 250 (8pin+6pin) UVD3 VCE 1.1
R9 290X Hawaii XT 1000 1250 2816 176 64 512 GDDR5 250 (8pin+6pin) UVD3 VCE
R9 295X2 Vesuvius XT 1018 1250 2816×2 176×2 64×2 512×2 GDDR5 500 (8pin×2) UVD3 VCE

Rx 300シリーズ[編集]

HBM (High Bandwidth Memory) に世界で初めて対応するCaribbean Islands世代のFijiチップを搭載する、最初のフラッグシップ製品となるRadeon R9 Fury Xは、2015年6月24日に発売、簡易液冷クーラーを搭載する[28]。下位モデルとなるRadeon R9 Furyは、2015年7月某日に発売、従来同様の空冷となる[29]。カード長6インチの小型かつ省電力モデルのRadeon R9 Nanoは、2015年8月27日に発売された[30]
Rx 300シリーズには旧世代であるSea IslandsやVolcanic Islandsのリネーム製品も下表以外に含まれる。また、GCN 1.0, 1.1, 1.2の製品が混在している。

モデル コードネーム プロセス
(nm)
クロック(MHz) ユニット数 メモリ TDP(W)
(補助電源)
動画再生支援 対応API GCN 接続 備考
コア
[ブースト時]
メモリ Shader Texture ROP バス幅
(bit)
タイプ DirectX
(Feature Level)
OpenGL Vulkan OpenCL
R7 360E Tobago Pro 28 1000[1050] 1500 768 48 16 128 GDDR5 75 UVD5 VCE2 12 API
(FL:12_0)
4.6 1.1 2.0 1.1 PCIe 3.0×16 日本限定
R7 360 Tobago Pro (Bonaire Pro) 100 (6pin)
R7 370 Trinidad Pro (Pitcairn Pro) 925[975] 1400 1024 64 32 256 GDDR5 110 (6pin) 12 API
(FL:11_1)
1.2 1.0
R9 370X Trinidad XT (Pitcairn XT) 980[1030] 1400 1280 80 32 256 GDDR5 185 (6pin×2)
R9 380 Antigua Pro (Tonga Pro) 970 1375 1792 112 32 256 GDDR5 190 (6pin×2) 12 API
(FL:12_0)
2.0 1.1
R9 380X Antigua XT (Tonga XT) 970 1425 2048 128 32 256 GDDR5 190 (6pin×2)
R9 390 Grenada Pro (Hawaii Pro) 1000 1500 2560 160 64 512 GDDR5 275 (8pin+6pin)
R9 390X Grenada XT (Hawaii XT) 1050 1500 2816 176 64 512 GDDR5 275 (8pin+6pin)
R9 Fury Fiji Pro 1000 500 3584 224 64 4096 HBM 275 (8pin×2) 1.2
R9 Fury X Fiji XT 1050 500 4096 256 64 4096 HBM 275 (8pin×2)
R9 Nano Fiji XT 1000 500 4096 256 64 4096 HBM 175 (8pin)
Pro Duo 2 × Fiji XT 1000 500 2×4096 2×256 2×64 2×4096 HBM 350 (8pin×3)

RX 400シリーズ[編集]

プロセスルールに14nm FinFETを採用。Radeon RX 400シリーズのアーキテクチャはGCN第4世代 (GCN 1.3) となる[31]。コードネームには恒星の名前が使われている[32]

モデル コードネーム プロセス
(nm)
クロック(MHz) ユニット数 メモリ TDP(W)
(補助電源)
動画再生支援 対応API GCN 接続 備考
コア
[ブースト時]
メモリ CU Shader Texture ROP バス幅
(bit)
タイプ サイズ DirectX
(Feature Level)
OpenGL Vulkan OpenCL
RX 460 Polaris 11 14 1090[1200] 1750 14 896 48 16 128 GDDR5 4GB/2GB 75 (6pin) UVD6 12 API
(FL:12_0)
4.6 1.1 2.0 1.3 PCIe 3.0×8
RX 470 Polaris 10 PRO 926[1206] 1650 32 2048 128 32 256 GDDR5 8GB/4GB 120 (6pin) PCIe 3.0×16
RX 480 Polaris 10 XT 1120[1266] 2000 36 2304 144 32 256 GDDR5 8GB/4GB 150 (6pin)

RX 500シリーズ[編集]

RX 400シリーズのマイナーチェンジ。アーキテクチャはGCN第4世代 (GCN 1.3)のままだが、動作クロックが向上している。

モデル コードネーム プロセス
(nm)
クロック(MHz) ユニット数 メモリ TDP(W)
(補助電源)
単精度浮動小数点
演算性能
(TFLOPS)
対応API GCN 接続 備考
コア
[ブースト時]
メモリ CU Shader Texture ROP バス幅
(bit)
タイプ サイズ DirectX
(Feature Level)
OpenGL Vulkan OpenCL
RX 550 Polaris 12 14 1100[1183] 1750 8 512 32 16 128 GDDR5 2GB 50 1.211 12 API
(FL:12_0)
4.6 1.1 2.0 1.3 PCIe 3.0×8
RX 560
(896 SP)
Polaris 21 XL 1090[1175] 1750 14 896 56 16 128 GDDR5 4GB/2GB 45 2.106
RX 560 Polaris 21 XT 1175[1275] 1750 16 1024 64 16 128 GDDR5 4GB/2GB 75 (6pin) 2.611 RX460のカットされていたCU 2基を
有効化したPolaris 11のフルスペック版
RX 570 Polaris 20 XL 1168[1244] 1750 32 2048 128 32 256 GDDR5 8GB/4GB 150 (6pin) 5.095 PCIe 3.0×16
RX 580 Polaris 20 XTX 1257[1340] 2000 36 2304 144 32 256 GDDR5 8GB/4GB 185 (8pin) 6.175
RX 590 Polaris 30 XT 12 1469[1545] 2000 36 2304 144 32 256 GDDR5 8GB 225 (8pin) 7.119 RX580のシュリンク版
Pro 555 Polaris 21 14 850 1275 12 768 48 16 128 GDDR5 2GB 75 1.306 PCIe 3.0×8 iMac、MacBook Proに搭載
Pro 560 Polaris 21 907 1270 16 1024 64 16 128 GDDR5 4GB 75 1.858
Pro 570 Polaris 20 1000[1105] 1695 28 1792 112 32 256 GDDR5 4GB 120 3.960 PCIe 3.0×16
Pro 575 Polaris 20 1096 1695 32 2048 128 32 256 GDDR5 4GB 120 4.489
Pro 580 Polaris 20 1100[1200] 1695 36 2304 144 32 256 GDDR5 8GB 150 5.530

RX Vegaシリーズ[編集]

VegaアーキテクチャはGCN第5世代となる。DirectXの機能レベルは12_1をサポートする[33][34]。RX Vega 64には空冷版 (Air) と液冷版 (Liquid) が存在する。

モデル コードネーム プロセス
(nm)
クロック(MHz) ユニット数 メモリ TDP(W)
(補助電源)
単精度浮動小数点
演算性能
(TFLOPS)
対応API GCN 接続 備考
コア
[ブースト時]
メモリ CU Shader Texture ROP バス幅
(bit)
タイプ サイズ DirectX
(Feature Level)
OpenGL Vulkan OpenCL
RX Vega 56 Vega 10 XT 14 1156[1471] 800 56 3584 256 64 2048 HBM2 8GB 210 (8pin×2) 10.57 12 API
(FL:12_1)
4.6 1.1 2.0 5th PCIe 3.0×16
RX Vega 64 Vega 10 XTX 1274[1546] 945 64 4096 256 8GB 295 (8pin×2) 12.58
Pro Vega 48 Vega 10 PRO 1200[1300] 786 48 3072 192 8GB 7.987 iMac(2019)で選択
Pro Vega 56 Vega 10 XL 1138[1250] 786 56 3584 224 8GB 210 8.96
Pro Vega 64 Vega 10 XT 1250[1350] 786 64 4096 256 16GB 250 11.06

RX Vega Mシリーズ[編集]

Kaby Lake-G搭載GPU コードネーム プロセス
(nm)
クロック(MHz) ユニット数 メモリ TDP(W) 単精度浮動小数点
演算性能
(TFLOPS)
備考
コア
[ブースト時]
メモリ CU Shader 帯域
(GB/s)
バス幅
(bit)
タイプ サイズ
Radeon RX Vega M GL VegaM XL 14 931[1011] 700 20 1280 179.2 1024 HBM2 4GB 65 2.588
Radeon RX Vega M GH VegaM XT 1063[1190] 800 24 1536 204.8 100 3.656

Vega Mobileシリーズ[編集]

コードネーム プロセス
(nm)
クロック(MHz) ユニット数 メモリ TDP(W) 単精度浮動小数点
演算性能
(TFLOPS)
備考
コア
[ブースト時]
メモリ CU Shader 帯域
(GB/s)
バス幅
(bit)
タイプ サイズ
Pro Vega 16 Vega 12 XLA 14 815[1190] 1200 16 1024 107.2 1024 HBM2 4GB 65 2.437 MacBook Pro(2018)の上位モデル、
iMac(2019)で選択
Pro Vega 20 Vega 12 XTA 815[1190] 1200 20 1280 100 3.046


IGP (Integrated Graphics Processor)[編集]

モデル コードネーム プロセス
(nm)
コアクロック
(MHz)
シェーダー数 TDP
(W)
動画再生支援 対応API チップセット名 備考
DirectX OpenGL
X1200 RS690 80 350 4 - 9.0b 2.0 AMD 690V
X1250 400 4 AMD 690G
HD 3000 RS780 55 350 40 UVD 10.0 3.3 AMD 760G
HD 3200 500 15 AMD 780G Hybrid CrossFire対応
HD 3300 700 11.4 AMD 790GX Hybrid CrossFire対応
HD 4200 RS880 55 500 40 15 UVD 2 10.1 3.3 AMD 785G Hybrid CrossFire対応
HD 4250 560 18 AMD 880G AMD Dual Graphics対応
HD 4290 700 25 AMD 890GX AMD Dual Graphics対応

関連項目[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ [ˈrdɒn]
  2. ^ Radeon Software Crimson Edition Overview - YouTube
  3. ^ Radeon Tech Talk: DirectX® 12 Multi-GPU Frame Pacing - YouTube
  4. ^ RADEON とは - コトバンク
  5. ^ AMD独自グラフィックスAPI「Mantle」の詳細が明らかに。理論上はGeForceのMantle対応も可能!? - 4Gamer.net
  6. ^ 【後藤弘茂のWeekly海外ニュース】PlayStation 4で採用されたAMDのGCNアーキテクチャ
  7. ^ 【後藤弘茂のWeekly海外ニュース】PS4とXbox Oneのアーキテクチャはなぜ似通ったのか - PC Watch
  8. ^ その名は「Catalyst Omega」。AMD,Catalystの大規模アップデートを発表 - 4Gamer.net
  9. ^ 4Gamer.net ― GLOBALFOUNDRIESとTSMCをどう使うのか。まもなく到来する「APU時代」のAMDロードマップを整理する
  10. ^ ASCII.jp:AMDがRadeon RX 480/470/460を発表、その戦略とは? (2/3)”. KADOKAWA (2016年7月1日). 2016年11月22日閲覧。
  11. ^ Driver Support for AMD Radeon™ HD 4000, HD 3000, HD 2000 Series and Older Graphics Products
  12. ^ All AMD GCN GPUs Are DirectX 12 Ready - eTeknix
  13. ^ Can't get any opencl 2.0 samples run from the latest 3.0 SDK. | Community
  14. ^ Radeon™ Software Adrenalin Edition 18.3.3 Release Notes
  15. ^ AKIBA PC Hotline! HotHot REVIEW
  16. ^ RADEON X800 PRO搭載ビデオカードが発売、SAPPHIRE製 SAPPHIREからリテールパッケージ品がまず登場 2004年5月15日号
  17. ^ a b 3Dゲームファンのための「RADEON X800」講座 守りを固め始める新RADEON 2004年5月5日
  18. ^ RADEON X800 GTO搭載ビデオカードが登場、X800 GTの上位 2005年9月23日
  19. ^ ビデオカードの新製品 2005年9月23日
  20. ^ ピクセルパイプが8本の「RADEON X800 SE」搭載カードが登場 2004年10月16日号
  21. ^ ATI Radeon™ HD 5450 グラフィックス 機能概要 最大消費電力は公表されておらず、代わりに標準消費電力が公表されている。
  22. ^ 4Gamer.net ― 「Radeon HD 7970 GHz Edition」レビュー。「絶対負けられない戦い」に臨んだ刺客は,GTX 680に勝てるか
  23. ^ 【特集】新ダイを採用したAMD「Radeon HD 7790」を試す
  24. ^ 4Gamer.net ― AMD,OEM向けの「Radeon HD 7670」を製品リストに追加。HD 6670のリネームか
  25. ^ 検証済みビデオボードPN-K321|インフォメーションディスプレイ|法人のお客様へ(BtoB):シャープ
  26. ^ a b HD 7800シリーズおよびHD 7700シリーズの最大消費電力およびTDPは非公開
  27. ^ コアクロックが1GHzに達したことから、HD 7770 GHz Editionと称している。
  28. ^ これが“4096”の性能だ:“Fiji”と“HBM”の実力を「Radeon R9 Fury X」で知る (1/5) - ITmedia PC USER
  29. ^ 「Radeon R9 Fury」レビュー。大型クーラーを採用した空冷版Fijiの実力に迫る - 4Gamer.net
  30. ^ Mini-ITXサイズのカードでスペックと価格はR9 Fury Xクラス!? AMDが「Radeon R9 Nano」を発表 - 4Gamer.net
  31. ^ 西川善司の3DGE:「Polaris」世代のRadeonは何が新しいのか(1)GPUアーキテクチャを丸裸にする - 4Gamer.net
  32. ^ 【後藤弘茂のWeekly海外ニュース】AMDが「Vega」と「Navi」など今後3世代のGPUロードマップを発表 - PC Watch
  33. ^ 「Radeon RX Vega 64」レビュー。ついに登場したVegaは,AMDと一緒に壮大な夢を見たい人向けのGPUだ - 4Gamer.net
  34. ^ 「Radeon RX Vega 56」レビュー。AMDイチオシのGPUには,GTX 1070と真正面から戦える実力があった - 4Gamer.net

外部リンク[編集]