カプコン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
株式会社カプコン
CAPCOM CO., LTD.
Capcom logo.svg
CAPCOM本社
CAPCOM本社
種類 株式会社
市場情報
東証1部 9697 2000年10月18日上場
大証1部(廃止) 9697 1993年10月8日 - 2013年7月15日
略称 カプコン、CAPCOM
本社所在地 540-0037
大阪府大阪市中央区内平野町三丁目1番3号
北緯34度41分15.1秒 東経135度30分40.9秒 / 北緯34.687528度 東経135.511361度 / 34.687528; 135.511361座標: 北緯34度41分15.1秒 東経135度30分40.9秒 / 北緯34.687528度 東経135.511361度 / 34.687528; 135.511361
設立 1979年(昭和54年)5月30日
(アイ・アール・エム株式会社)
業種 情報・通信業
事業内容 コンシューマ用機器販売事業
アミューズメント施設運営事業
業務用機器販売事業
コンテンツエキスパンション事業
代表者 辻本憲三(代表取締役会長/CEO)
辻本春弘(代表取締役社長/COO)
資本金 332億39百万円(2012年3月31日現在)
売上高 連結:820億65百万円
単独:641億59百万円
(2012年3月期)
純資産 連結:593億52百万円
単独:562億72百万円
(2012年3月31日現在)
総資産 連結:982億47百万円
単独:897億30百万円
(2012年3月31日現在)
従業員数 連結:2265人 単独:1698人
(2012年3月31日現在)
決算期 3月31日
主要株主 日本トラスティ・サービス信託銀行(株)(信託口) 8.52%
(有)クロスロード 7.79%
日本マスタートラスト信託銀行(株)(信託口) 5.58%
(2012年3月31日現在)
主要子会社 (株)カプトロン 100%
(株)エンターライズ 90%
関係する人物 辻本憲三
小林裕幸
小野義徳
巧舟
辻本良三
イケノ
Jun Takeuchi
Hideaki Itsuno
Akihiko Narita
岡本吉起(元取締役)
藤原得郎(元社員)
船水紀孝(元社員)
西谷亮(元社員)
稲船敬二(元社員)
三上真司(元社員)
神谷英樹(元社員)
稲葉敦志(元社員)
安田朗(元社員)
西村キヌ(元社員)
BENGUS(元社員)
吉川達哉(元社員)
下村陽子(元社員)
岩元辰郎(元社員)
森橋ビンゴ(元社員)
土林誠(元社員)
外部リンク http://www.capcom.co.jp/
テンプレートを表示

株式会社カプコンCAPCOM Co., Ltd.)は、大阪市に本社を置く、主にアーケードゲームコンシューマーゲームの開発・販売を行う日本ゲームメーカー

概要[編集]

1979年、アイ・アール・エム(IRM)株式会社として創業。創業者はIPM創業者の辻本憲三。IPMはスペースインベーダーブームの際に社運をかけ、社名を冠した「IPMインベーダー」を発表するものの、微妙に乗り遅れてしまい、結果的に不良在庫を多く抱えてしまった。その直後、IPMはアイレムと社名変更して仕切り直しを図ろうとするが、辻本は同事業に続き、オリジナルゲームの製作に乗り出そうとする。しかし、当時まだコピーゲームがメインだったアイレムで辻本の意見は社内の理解が得られず、結果的に辻本を含む3人が退社して、新規に会社を立ち上げることになった。なお、カプコンという社名は1981年にIRMの子会社として設立した「カプセル・コンピュータ」に由来する。

オリジナルゲームを作ることを目的に設立されたものの、当初は開発者こそ多く抱えたものの開発ラインが整わず、比較的安易に製作が可能だったエレメカ(メダルゲーム)で、1983年に業界に参入する。ビデオゲームとしてはその翌年の1984年発売の業務用縦スクロールシューティングゲームバルガス』が第一弾となるが、その後コナミからの転職組藤原得郎岡本吉起により、名作と謳われるゲームが次々と開発され、徐々にゲーム会社としての知名度を上げていく。ただし、後の「ストリートファイターII」ブームが訪れるまで、経営的には火の車だったという。なお、ゲームの完成度の高さから当時「カプコンのゲームはナムコ(現バンダイナムコゲームス)から移籍した人間が作っている」という噂がまことしやかに囁かれていたが、完全なデマである。岡本は後にこの噂に触れ、自分の作った作品がそう評価されるのは嬉しいと発言している。

その後、数度の経営危機を乗り越えながら数多くのヒット作を生み出している。他の同業メーカーよりも社内の世代交代のサイクルが早いのが特徴でもあり、2000年代以前にヒット作を手がけたゲームデザイナー等主要な人物の大半は既に退社、独立している。

実績[編集]

アクションゲーム対戦型格闘ゲームの雄として『ストリートファイター』・『魔界村』・『ロックマンシリーズ』・『ファイナルファイト』・『機動戦士ガンダム vs.シリーズ』・『デビルメイクライシリーズ』・『鬼武者』・『モンスターハンターシリーズ』・『大神』・『ビューティフルジョー』・『ヴァンパイア』などの傑作を多数製作している。

中でも1991年にアーケード用ゲームとしてリリースした対戦型格闘ゲームストリートファイターII』では、アーケードゲーム業界において「スペースインベーダー以来」とも呼ばれる大ブームを巻き起こし、『ブロックくずし』より後に創業したアーケードビデオゲーム会社としては、唯一かつ最大の大手メーカーとなった。

また『エリア88』・『エイリアンVSプレデター』・『天地を喰らう2・赤壁の戦い』などのキャラクターゲーム、『ブレス オブ ファイア』・『ロックマンX コマンドミッション』などのロールプレイングゲーム、『スウィートホーム』・『バイオハザードシリーズ』などのホラーゲーム、『逆転裁判』などのアドベンチャーゲームにおいても傑作を残している。

開発されたゲームは日本に留まらず海外においても高い評価を得ているものが多く、『ストリートファイター』や『バイオハザード』など海外主体で映画化された作品も存在している。

アーケードゲームでは自社開発のシステム基板CPシステム』(CAPCOM PLAY SYSTEM)シリーズで多くの名作を残す。『CPシステムIII』以降は他社開発の基板(『NAOMI』など)へと転換していった。『ストリートファイターII』の大ブーム以降は対戦型格闘ゲームを多数制作・発売していたが、現在はこれらの業務用ビデオゲームからはほぼ手を引き、メダルゲーム機の開発・販売およびプライズゲームの販売を中心としている。

海外のゲームソフトの日本語版のパブリッシャーでもあり、かつては『Grand Theft Auto』(Rockstar Games)・『DiabloII』・『WarCraftIII』・『Dark age of Camelot』・『ゴッド・オブ・ウォー』などについても日本でのパブリッシャー権限を有していた。

E3ショーの変容に伴い、海外向けタイトルのプレゼンス向上策として、プライベートショー「Gamer s’ Day」を強化し、欧米にて開催している。(米国4月・英国10月)2008年のアメリカ「Gamer s’ Day」は4月12日に開催[1]

他会社との関係[編集]

分野を問わず他社とのコラボレーションが多いのもカプコンの特徴であり、マーヴルヒーローとカプコンのキャラクターの競演を実現した『マーヴルVSカプコン』シリーズ、格闘ゲームの分野でカプコンと双璧をなしたSNKのキャラクターと自社キャラクターを競演させる『CAPCOM VS. SNK』シリーズ、ナムコの各種ゲームのキャラクターと自社キャラクターが競演する『NAMCO x CAPCOM』(共同開発、ナムコより発売)など多数存在する。

かつてはサッカーJリーグセレッソ大阪のユニフォームスポンサーも務めていた(1997年まで)。また、1990年代前半には、カプコンレーシングチームとして、F3000(今のフォーミュラニッポン)にも出場していた。

1996年にはテレビ特撮ドラマ『七星闘神ガイファード』を東宝と共同で製作。番組スポンサーとしても名を連ね、2年後の1998年にはゲームソフトも発売した。

2006年には、テレビ特撮魔弾戦記リュウケンドー』のスポンサーとなり、絵本を出版している。

沿革[編集]

代表的な作品[編集]

あ行[編集]

か行[編集]

さ行[編集]

た行[編集]

な行[編集]

は行[編集]

ま行[編集]

や行[編集]

ら行[編集]

わ行[編集]

輸入ゲーム[編集]

日本での所有販売権[編集]

主なグループ会社[編集]

  • 株式会社カプトロン
  • 株式会社エンターライズ
  • CAPCOM USA,INC.(米国内のグループ統括会社で版権管理も兼ねる)
  • 株式会社K2(天誅など有名ソフトを開発してきたメーカーを子会社化)
  • ビーライン・インタラクティブ,INC.(欧米向けのオンライン・モバイル端末向け開発を目的として米国に設立された子会社、旧社名はカプコン・インタラクティブ)
  • ビーライン・インタラクティブ・カナダ,INC.(加コズミック・インフィニティー社をM&Aにより子会社化、2回の商号変更を行いカプコン・インタラクティブ・カナダ社を経て、現在に至る)
  • 株式会社ビーライン・インタラクティブ・ジャパン(上記ビーライン社開発作品の日本国内向けローカライズ、配信を行っている)

過去[編集]

出身者[編集]

提供番組(過去)[編集]

関連項目[編集]

参考文献[編集]

  • カプコン 電子の猛者たち(エンターブレイン、2000年)

脚注[編集]

外部リンク[編集]