魔界村

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魔界村
ジャンル 横スクロールアクションゲーム
対応機種 アーケード
開発元 カプコン開発部
発売元 日本 カプコン
アメリカ合衆国 タイトーアメリカ
ヨーロッパ カプコン
デザイナー 藤原得郎
プログラマー 有馬敏夫
音楽 森安也子
シリーズ 魔界村シリーズ
人数 1 - 2人(交互プレイ)
メディア 業務用基板
(320.54キロバイト
稼働時期 日本 198509191985年9月19日
対象年齢 CEROA(全年齢対象)
デバイス 8方向レバー
2ボタン
CPU MC6809 (@ 1.5 MHz)
サウンド Z80 (@ 3 MHz)
YM2203 (@ 1.5 MHz)×2
ディスプレイ ラスタースキャン
横モニター
256×224ピクセル
60.00Hz
パレット256色
テンプレートを表示

魔界村』(まかいむら)は、1985年カプコンから稼働されたアーケードゲーム。ジャンルは横スクロールアクションゲーム。日本国外では『Ghosts'n Goblins』(ゴーストン・ゴブリンズ)のタイトルで稼働された。キャッチコピーは「ようこそ いらっしゃい…」。

概要[編集]

8方向レバーと2ボタン(ジャンプと攻撃)で主人公の騎士アーサーを操り、さらわれたプリンセスを助け出すのが目的。姫を助けるためには魔界の魔物を蹴散らし、魔将軍が守る6つの門を抜けて、大魔王ゴンディアス[1](『超魔界村』(1991年)以降の作品ではアスタロトと名称変更)を倒さねばならない[2]

主人公アーサーは通常時鎧を着けているが、敵の攻撃を喰らうと鎧が弾け飛んでパンツ一丁の姿になり、その状態で攻撃を喰らうとミス(骨と化す)するので、耐久力は2だが、ステージ道中によっては鎧が隠されている場所があり、そこで着込む事が出来る(ただし裸の状態でのみ)[2]。時間制限もあるが、ステージの一定の場所(ミスした場合もそこからスタート)に到達すれば時間が回復するが、いずれも限定的となる。ステージ5と6はそういった場所が無いので、やられると最初からスタートという厳しいものとなる。

2周セットのループゲームで、1周目は大魔王の作り出した幻であり[3]、真のエンディングは難易度が上がった2周目をクリアをしなければ見られない。シリーズを通して大変な高難易度で知られている作品である[3]

最初に発売されたバージョンには、永久パターンを可能にするバグ[4]が存在したため、急遽これを修正した新バージョンが発売された。またその際に、ステージ6の一角獣の数が一つ減らされ、サタンの耐久力が弱くなっているなど難易度が若干下げられている。

「これ一つでビルが建った」とゲーメストの『ザ・ベストゲーム』に書かれたほどのヒット作となり、本作のヒットは後のカプコンのアクションゲームの方向性やシリーズ化を決定したともいえる[要出典]

ゲーム内容[編集]

武器[編集]

武器を投げた時には自動で足が一歩止まるが、レバー移動によってこれがキャンセルできるので、攻撃と同時にレバー入れを素早く繰り返すと武器を連射することが可能。なお、ジャンプ中はレバーでの軌道修正はできないが、向きを変えることが可能で、これを利用して飛び退いて攻撃できる。

アーサーの初期装備[2]。形状はランス。前方にまっすぐ飛ぶスタンダードな武器である。
短剣
槍と同じく前方に飛んでいく武器。小さいので若干目標に当てにくいが、槍を上回る弾速を持ち[2]、段差のついたショットが可能。
たいまつ
緩やかな放物線を描いて飛び、着弾すると爆発し炎をあげる[2]
放物線を描いて飛ぶ。敵を貫通する[2]
十字架
槍や短剣と同じくまっすぐ飛んでいく。射程が非常に短いが、敵の吐く弾(大魔王が吐く火の玉以外)を相殺できる唯一の武器[2]。これを持っていないと大魔王と戦うことはできない(ステージ6終了時点で十字架を持っていない場合、ステージ5の始めに戻される)。
次回作以降と異なって入手に特定条件の絡まないドロップアイテム扱いであり、アイテムのツボから出現する。1週目の段階でも比較的早い段階で入手することが可能だが、入手には運が絡むため、入手するタイミングを調整するのが難しい。
日本国外版では宗教上の都合から盾に変更されている。

キャラクター[編集]

主人公側[編集]

ナイト アーサー
主人公。王国に使える騎士。後の作品では28歳と設定されている[5]
プリンセス プリンプリン
本作のヒロイン。王国の姫君でアーサーの恋人。サタンに連れ去られる。本作では16歳[6]、3年後である『大魔界村』以降の作品では19歳と設定されている[5]
本作ではスリーサイズは明記されてないが、作品によってはスリーサイズが明記されているのもある。『大魔界村』でのスリーサイズは、B83・W50・H89。『超魔界村』でのスリーサイズは、B88・W58・H90。

雑魚キャラクター[編集]

ゾンビ
ステージ1、3に登場。生ける屍。土の中から3体ずつ現れる。
グリーンモンスター
ステージ1、2に登場。蛇に似た怪植物。移動はせず、定期的な間隔でアーサーめがけて弾を吐いてくる。
レッドアリーマー
赤い色の中型悪魔。普段はじっとして動かないが、近付いたり、武器を当てると動きだし、猛スピードで空を飛び、体当たりと火の玉で攻撃する。空中にいることが多いため攻撃を当てるのは至難の業。逃げてもどこまでも追ってくる上、倒さずに放置しておくと白く光りさらにスピードアップする。ゲームの仕様上画面から消すと追って来なくなる上、体当たりの軌道はパターン化している。この点に着目した攻略法がゲーム雑誌の記事になったことがある[2]
雑魚にも関わらず圧倒的な強さで序盤からプレイヤーを翻弄し続けたことでその印象も強く、後に彼を主人公にした外伝作品(後述)も出たほどである。
フライングナイト
ステージ1のみに登場する騎士の亡霊。不気味な音と共に上下ジグザグに空を飛んでくる。盾を装備しており、前からの攻撃は通用しない。
ウッディピッグ
ステージ1、3、5、6に登場。切り株を身にまとった豚の化身。突然現れ、左右に移動しながら上昇降下を繰り返し、時おりネギの形をした槍を、横や下方向に投げつける。
ブルーキラー
ステージ2、4、5に登場する青い色の小型悪魔。急に現れて直線的だが、不規則な動きで迫る。さらにステージ5では弾も発射してくる(1発のみ)。
プチデビル
ステージ2、3に登場する薄い紫色の小型悪魔。家の窓や地面の下などの地形から、けたたましい音とともに飛び出してきて体当たりしてくる。やり過ごしたりすると反転してくることもある。
青カラス
ステージ1、2に登場。アーサーめがけて飛んでくる青いカラスで、ステージ1は墓石の上でじっとしているが、アーサーを見つけると蛇行するように飛んで突っ込んでくる。ステージ2では大男のいるマンションで大男とのダブル攻撃を強いられる。
赤カラス
ステージ2のみにいる赤いカラス。武器が届かない高さの窓からアーサー目掛けて飛んでくるが、動きは直線的なので青カラスよりも対処しやすい。
コウモリ
ステージ3、5に出る生物。しゃがんでいれば避けられる。
タワーモンスター
ステージ3のみ登場する二つの顔を持った岩形の怪物。白くなっているときはいっさい攻撃が通じない。顔を現すと弾を撃って来る。
スケルトン
ステージ5、6に登場。動く骸骨。普段は顔だけ地面に出ていて、アーサーが近づくと全身飛び出してピョンピョンはねてくる。
大男
ステージ2、5、6に登場。普段は左右にうろうろしているが、アーサーを見つけると突進してくる。またアーサーの真上に来たり、壁や床の切れ目を挟んで真横に来ると鉄球を投げて攻撃してくる。耐久力が高く、10発攻撃しないと倒せない。鉄球はジャンプするか、アーサーがしゃがんだ状態で十字架を撃たないと防げない。
マジシャン
ステージ1、3に登場。鳥の仮面を被った魔術師。墓石や岩を武器で撃ちまくると出てくる。マントを広げると同時に魔法を放ち、姿を消す。魔法を食らうとアーサーは一定時間蛙にされてしまう。マントを開いた一瞬を攻撃すれば倒せる。彼は魔族とは違う、特別な存在であるという。

ボスキャラクター[編集]

一角獣
ステージ1、2のボス(ステージ2は2匹登場)。単眼一角の巨人。ステージ6では雑魚として登場する。歩きとジャンプを繰り返しながら、弾を撃ってくる。巨体の割りにスピードが速く、大ジャンプで回り込んでくることがある。10発の攻撃で倒せる。
ドラゴン
ステージ3、4のボス。ステージ6では雑魚として登場する。空を飛びつつ、体当りと炎で攻撃する。胴体を攻撃すると縮んでいくが、頭に8発叩き込まないと倒せない。槍ではダメージを与えられない[2]
サタン
ステージ5、6のボス(ステージ6は2匹登場)。赤い色の大型悪魔。空を飛びつつ、体当りと弾で攻撃。翼を開いて羽ばたいている時にしか攻撃が通用しない。6発の攻撃で倒せる。斧が効かない[2]
大魔王
最後のステージ7で一騎討ちする。左右に動きながら頭と腹の顔から火を吐く。腹に十字架を10発叩き込めば倒せる。普通に十字架を撃っても腹には当たらないので、多少のテクニックが必要となる。

他機種版[編集]

No. タイトル 発売日 対応機種 開発元 発売元 メディア 型式 売上本数
1 日本 魔界村
アメリカ合衆国 Ghosts 'n Goblins
ヨーロッパ Ghosts 'n Goblins

日本 198606131986年6月13日
アメリカ合衆国 1986111986年11月
ヨーロッパ 198903231989年3月23日
ファミリーコンピュータ マイクロニクス カプコン 1メガビットロムカセット[7] 日本 CAP-MK
アメリカ合衆国 NES-GG-USA
ヨーロッパ NES-GG-EUR
-
2 Ghosts 'n Goblins
アメリカ合衆国 1986年
ヨーロッパ 1986年
Amstrad CPC
コモドール16
コモドール64
ZX Spectrum
Elite Systems Elite Systems フロッピーディスク - -
北米ではコモドール64版のみ発売
3 魔界村
日本 1987071987年7月
PC-8801
FM-7
アスキー アスキー フロッピーディスク - -
4 Ghosts 'n Goblins
アメリカ合衆国 1987年
PC/AT互換機 カプコン カプコンUSA フロッピーディスク - -
5 Ghosts 'n Goblins
ヨーロッパ 1990年
Amiga
Atari ST
PC/AT互換機
Elite Systems Elite Systems フロッピーディスク - -
6 日本 カプコンジェネレーション
第2集 魔界と騎士

ヨーロッパ Capcom Generations 2
Chronicles of Arthur


日本 199809231998年9月23日
ヨーロッパ 199909031999年9月3日
PlayStation
セガサターン
カプコン カプコン CD-ROM PS:日本 SLPS-01585
ヨーロッパ SLES-11881
SS:T-1233G
-
セガサターン版は日本のみ発売
7 魔界村 for WonderSwan
日本 199907221999年7月22日
ワンダースワン カプコン バンダイ ロムカセット - -
8 Ghosts'n Goblins
アメリカ合衆国 2000012000年1月
ヨーロッパ 200108242001年8月24日
ゲームボーイカラー カプコン カプコン ロムカセット アメリカ合衆国 DMG-AG9E-USA
ヨーロッパ DMG-AG9P-EUR
-
9 魔界村
ファミコンミニ18
日本 200405212004年5月21日
ゲームボーイアドバンス カプコン 任天堂 ロムカセット AGB-FMKJ-JPN -
ファミリーコンピュータ版の移植
10 魔界村
クラブ☆カプコン
日本 200412012004年12月1日
BREW
EZアプリ
カプコン カプコン ダウンロード - -
11 カプコン クラシックス コレクション
アメリカ合衆国 200509272005年9月27日
ヨーロッパ 200511182005年11月18日
日本 200603022006年3月2日
PlayStation 2
Xbox
カプコン カプコン DVD-ROM PS2:日本 SLUS-21316
ヨーロッパ SLES-53661
日本 SLPM-66317
-
Xbox版は日本国外でのみ発売
12 日本 カプコン クラシックス コレクション
アメリカ合衆国 Capcom Classics Collection Reloaded
ヨーロッパ Capcom Classics Collection Reloaded

日本 200609072006年9月7日
アメリカ合衆国 200610242006年10月24日
ヨーロッパ 200611102006年11月10日
PlayStation Portable カプコン カプコン UMD 日本 ULJM-05104
アメリカ合衆国 ULUS-10134
ヨーロッパ ULES-00377
-
13 日本 魔界村
アメリカ合衆国 Ghosts'n Goblins
ヨーロッパ Ghosts'n Goblins

日本 200711202007年11月20日
アメリカ合衆国 200712102007年12月10日
ヨーロッパ 200810312008年10月31日
Wii
バーチャルコンソール
カプコン カプコン ダウンロード 日本 FDGJ
アメリカ合衆国 FDGE
ヨーロッパ FBHE
-
14 Capcom Arcade
アメリカ合衆国 201011042010年11月4日
iPhone
iPod touch
(iOS)
カプコン カプコン ダウンロード - -
15 日本 魔界村
アメリカ合衆国 Ghosts'n Goblins
ヨーロッパ Ghosts'n Goblins

日本 201011162010年11月16日
ヨーロッパ 201101072011年1月7日
アメリカ合衆国 201101102011年1月10日
Wii
(バーチャルコンソールアーケード)
カプコン カプコン ダウンロード - -
アーケード版の移植
16 アメリカ合衆国 Ghosts'n Goblins
ヨーロッパ Ghosts'n Goblins
日本 魔界村

アメリカ合衆国 201210252012年10月25日
ヨーロッパ 201301032013年1月3日
日本 201302132013年2月13日
ニンテンドー3DS
(バーチャルコンソール)
カプコン カプコン ダウンロード アメリカ合衆国 TA4E
ヨーロッパ TA4P
日本 TA4J
-
ファミリーコンピュータ版の移植
17 カプコンアーケードキャビネット
日本 201302192013年2月19日
ヨーロッパ 201302202013年2月20日
アメリカ合衆国 201303042013年3月4日
PlayStation 3
(PlayStation Network)
カプコン カプコン ダウンロード 日本 NPJB-00210
-
アーケード版の移植
18 カプコンアーケードキャビネット
日本 201302202013年2月20日
ヨーロッパ 201302202013年2月20日
アメリカ合衆国 201303052013年3月5日
Xbox 360
(Xbox Live Arcade)
カプコン カプコン ダウンロード - -
アーケード版の移植
19 日本 魔界村
アメリカ合衆国 Ghosts'n Goblins
ヨーロッパ Ghosts'n Goblins

アメリカ合衆国 201305302013年5月30日
ヨーロッパ 201305302013年5月30日
日本 201307032013年7月3日
Wii U
(バーチャルコンソール)
カプコン カプコン ダウンロード アメリカ合衆国 FBHE
ヨーロッパ FBHP
日本 FBHJ
-
ファミリーコンピュータ版の移植
ファミリーコンピュータ版
PC-8801、FM-7版
ゲームボーイカラー版
  • 日本国外でのみ発売されている。
PlayStation、セガサターン版
PlayStation 2、PlayStation Portable版
Wii(バーチャルコンソールアーケード)版
  • アーケード後期版(改訂版)を再現したものになっている[8]
iPhone版
  • アプリ『カプコンアーケード』がバージョンアップに伴い、アーケード版の移植版が追加収録されている。
PlayStation 3、Xbox 360版

開発[編集]

本作のゲーム・デザインを手がけた藤原得郎によると、本作は『戦場の狼』(1985年)と同時進行で開発が進められていたという[9]。本作のホラーテイストに関しては、漫画や遊園地などに影響された部分が大きく、藤原は『デビルマン』(1972年 - 1973年)の影響が強いが、その他いろいろなものがミックスされているとも語っている[9]

藤原は『戦場の狼』よりも本作の開発の方が楽しかったと語っているが、開発後に相当な疲労が溜まるためすぐに続編を作る気にはならないとも語っている[9]

また、アーケード版に関してはロケテストを実施し、意図した場面でプレイヤーが苦戦していない事が分かると、すぐに会社に戻り修正を行っていたという[9]

その他、本作に登場する「レッドアリーマー」の名前はプログラムを担当していた有馬敏夫の名前から来ており、初めに絵が完成していたが、キャラクターが有馬に似ていたことからいつの間にか開発部内で「レッドアリーマー」と呼ばれるようになったという[9]

スタッフ[編集]

アーケード版
  • ゲーム・デザイン:藤原得郎
  • リード・プログラム:有馬敏夫
  • 音楽、効果音:森安也子
ファミリーコンピュータ版
  • 企画:HASSE(はせがわかずお)、FUJI(藤原得郎)
  • 音楽:HAL(藤田晴美)、WOOD(森安也子)
  • デザイン:BLACK(黒川雅彦)、HASSE(はせがわかずお)
  • プログラム:KAZZO(八木一夫)

評価[編集]

評価
レビュー結果
媒体 結果
AllGame 2.5/5stars(AC)[10]
3/5stars(NES)[11]
3/5stars(GBC)[12]
Computer and Video Games 8.25/10点(C64)[14]
33/40(ZX)[15]
Crash 95%(ZX)[13]
IGN 9/10点(GBC)[12]
7/10点(Wii VC)[16]
NintendoLife 7/10点(Wii VC)[16]
Sinclair User 5/5stars(ZX)[17]
Your Sinclair 9/10点(ZX)[18]
ファミリーコンピュータMagazine 20.19/30点(FC)[7]
ACE 4/5stars(CPC)[19]
790/1000点(ST)[20]
4/5stars(C64)[14]
4/5stars(ZX)[21]
The Games Machine 95%(ZX)[22]
Zzap!64 97%(C64)[23]
Amiga Action 72/100点(Amiga)[24]
Amiga Power 3/6stars(Amiga)[24]
ASM 4.6/12点(Amiga)[24]
5.6/12点(ST)[20]
9/10点(C64)[14]
6.4/12点(DOS)[25]
8/12点(NES)[26]
受賞
媒体 受賞
ゲーメスト ザ・ベストゲーム 第36位[27]
(1991年)
Crash Crash Smash
Sinclair User SU Classic
C+VG C+VG Hit
Zzap!64 Gold Medal
アーケード版
  • 1991年に刊行されたゲーメストムック『ザ・ベストゲーム』において、それまでの全アーケードゲーム作品を対象とした読者投票では第36位を獲得した[27]
  • 1998年にそれまで発売されていたアーケードゲーム全てを対象に行われたゲーメスト読者の人気投票によるゲーメストムック『ザ・ベストゲーム2』では、「カプコンの名を一躍知らしめた、高難度横スクロールジャンプアクションゲームである」、「強烈なのが、1面からゾンビが襲ってくる世界観のインパクトである。パステル調のコミカルアクションを見慣れていたプレイヤーに、強烈なインパクトを与えた」、「これだけ難しいのに楽しめるのは、世界観・目的意識がはっきりしていて、1歩1歩敵を突破していく感覚を選べるところにある。また、敵のアルゴリズムがよくできているところも大きい。レッドアリーマーが、ヤリ・ナイフなどの攻撃をジャンプでかわすのは衝撃的であった」と紹介されている[28]
ファミリーコンピュータ版

ゲーム誌『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、20.19点(満30点)となっている[7][29]。また、同雑誌1991年5月10日号特別付録の「ファミコンロムカセット オールカタログ」では、「魔界村の入り口であるステージ1は墓場で、すでにそこからこのゲームの雰囲気が感じられる。常に暗~いイメージが漂っているのだ」と紹介されている[7]

項目 キャラクタ 音楽 操作性 熱中度 お買得度 オリジナリティ 総合
得点 2.93 3.85 3.50 3.65 3.07 3.19 20.19

シリーズ作品[編集]

シリーズ全世界累計販売本数は2008年6月時点で430万本[1]

続編[編集]

関連作品[編集]

レッドアリーマーシリーズ
派生作品
  • アーサーとアスタロトの謎魔界村セガサターンPlayStation
  • 魔界村 for WonderSwan(ワンダースワン) - 1999年7月22日バンダイから発売。『魔界村』をベースにしているがストーリーが一新され『大魔界村』、『超魔界村』の武器や敵キャラクターが登場するほか、新武器、水中、縦長ステージ、TIPSなど新しい要素が加わっている。
  • EL-SPIRITS レトロシリーズ 魔界村(電子ゲーム) - 2005年11月27日エポック社から発売。電子ゲームながらエンディングがあり、スコアを最上限にして魔王を倒すと真のエンディングとなる。
  • マキシモPlayStation 2
  • 魔界英雄記マキシモ - シリーズ2作目。
  • マキシモ3 - シリーズ3作目として開発されていたがキャンセルされた[30]
  • 撃魔界村(メダルゲーム
  • 小魔界村(携帯アプリ)- 読み方は「コマカイムラ」。アーサーが降ってくるドクロを避けながらドル袋を拾っていくミニゲーム。
  • パズル魔界村、パズル魔界村リベンジ、パズル魔界村ファイナル(携帯アプリ)- ケータイカプコンよりダウンロードできるミニゲーム。
外部出演
オムニバス集

雑記[編集]

  • マル勝ファミコン』(角川書店)創刊号に掲載された「魔界村完全攻略マップ」がアーケード版(ファミリーコンピュータ版ステージ2で削られた建造物などの違いがある)をそのまま流用したことを『ファミリーコンピュータMagazine』(徳間書店)が誌面上で指摘し、しばらく両誌のつばぜり合いが続いた。
  • 『魔界村』の続編として『大魔界村』よりも前に『魔界島』というファミリーコンピュータオリジナルの続編が作られる予定だったが、諸般の事情で発売中止になった(当時の『ファミコン通信』の「森下万里子の謎のゲーム未確認情報」のコーナーに記載あり)。その後は、同時期にアーケードタイトルからの移植として開発されていた『ひげ丸』(1984年)と企画が統合され、ひげ丸ゲームシステムを組み込んだオリジナルゲームの『魔界島 七つの島大冒険』(1987年)としてリリースされた。
  • 「レッドアリーマー」というキャラクターの出生話には、当時カプコンの社員で『戦場の狼』のプログラマーだった有馬を元に作られたという逸話がある[31]。有馬は当時常に顔面を紅潮させて怒っていたことから、他のスタッフが当てつけにレッドアリーマーという、プレイヤーにとっていやらしいアルゴリズムを持つキャラクターを作ったという。

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ 『月刊ゲーメスト』増刊「オールカプコン1991」などより。
  2. ^ a b c d e f g h i j 『ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピューターmagazine』(徳間書店、2016年)p34 - p35
  3. ^ a b M.B.MOOK『懐かしファミコンパーフェクトガイド』29ページ
  4. ^ 「タイマー破壊」と呼ばれ、時間切れになる0分0秒とほぼ同時にダメージを受けると、時間を管理する変数がオーバーフローしてしまい、時間切れによるミスとならなくなる内容であった。永久パターンも参照。
  5. ^ a b トクマインターメディアムック完全攻略本シリーズ『超魔界村完全攻略本』より。
  6. ^ 『月刊ゲーメスト』No.29より。
  7. ^ a b c d 「5月10日号特別付録 ファミコンロムカセット オールカタログ」、『ファミリーコンピュータMagazine』第7巻第9号、徳間書店1991年5月10日、 39頁。
  8. ^ Twitter / カプコン レトロゲーム担当
  9. ^ a b c d e 多根清史「『魔界村』を創った男」、『CONTINUE』Vol.11、太田出版2002年8月20日、 116 - 136頁、 ISBN 9784872337846
  10. ^ Cook, Brad. “Ghosts 'n Goblins - Review”. Allgame. 2013年9月29日閲覧。
  11. ^ Miller, Skyler. “Ghosts 'n Goblins -Review”. Allgame. 2013年9月29日閲覧。
  12. ^ a b Ghosts 'N Goblins for Game Boy Color (1999) - Moby Games”. Blue Flame Labs. 2017年3月26日閲覧。
  13. ^ Archive - Magazine viewer”. World of Spectrum. 2012年10月24日閲覧。
  14. ^ a b c Ghosts 'N Goblins for Commodore 64 (1986) - Moby Games”. Blue Flame Labs. 2017年3月26日閲覧。
  15. ^ Archive - Magazine viewer”. World of Spectrum. 2012年10月24日閲覧。
  16. ^ a b Ghosts 'N Goblins for Wii (2007) - Moby Games”. Blue Flame Labs. 2017年3月26日閲覧。
  17. ^ Archive - Magazine viewer”. World of Spectrum. 2012年10月24日閲覧。
  18. ^ Ghosts 'n'Goblins”. Ysrnry.co.uk. 2012年10月24日閲覧。
  19. ^ Ghosts 'N Goblins for Amstrad CPC (1986) - Moby Games”. Blue Flame Labs. 2017年3月26日閲覧。
  20. ^ a b Ghosts 'N Goblins for Atari ST (1990) - Moby Games”. Blue Flame Labs. 2017年3月26日閲覧。
  21. ^ Archive - Magazine viewer”. World of Spectrum. 2012年10月24日閲覧。
  22. ^ Archive - Magazine viewer”. World of Spectrum. 2012年10月24日閲覧。
  23. ^ Zzap!64 100th Issue Pull-Out Special Page 5”. Zzap64.co.uk. 2012年10月24日閲覧。
  24. ^ a b c Ghosts 'N Goblins for Amiga (1990) - Moby Games”. Blue Flame Labs. 2017年3月26日閲覧。
  25. ^ Ghosts 'N Goblins for DOS (1987) - Moby Games”. Blue Flame Labs. 2017年3月26日閲覧。
  26. ^ Ghosts 'N Goblins for NES (1986) - Moby Games”. Blue Flame Labs. 2017年3月26日閲覧。
  27. ^ a b 「最も愛されたゲームたち!! 読者が選んだベスト30」、『ザ・ベストゲーム 月刊ゲーメスト7月号増刊』第6巻第7号、新声社1991年7月1日、 63頁、 ISBN 雑誌03660-7
  28. ^ 「ザ・ベストゲーム」、『GAMEST MOOK Vol.112 ザ・ベストゲーム2 アーケードビデオゲーム26年の歴史』第5巻第4号、新声社、1998年1月17日、 95頁、 ISBN 9784881994290
  29. ^ ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピューターmagazine(徳間書店、2016年)6ページ
  30. ^ Maximo 3 [PS2 - Cancelled - Unseen 64
  31. ^ ゲーム雑誌ファミ通』および『CONTINUE』vol.11、『カプコンマガジンTGS2008特別号』などより。

外部リンク[編集]