バイオハザード RE:3

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バイオハザード RE:3
Resident Evil 3
ジャンル サバイバルホラー
対応機種 PlayStation 4
Xbox One
Microsoft Windows
開発元 カプコン
開発協力
キャンペーンモード: エムツー[1]
レジスタンス: NeoBards[1]
運営元 カプコン
販売元 カプコン
プロデューサー ピーター・ファビアノ[2][3]、川田将央[3]
ディレクター 坂田聖彦[4]
シリーズ バイオハザードシリーズ
人数 1人(キャンペーンモード)
1-4人(レジスタンス)
メディア ディスク/ダウンロード
運営開始日 2020年4月3日
対象年齢 [通常版]CEROD(17才以上対象)
[Z Version] CEROZ(18才以上のみ対象)
PEGI18
ESRBM(17歳以上)
USK18(18歳未満提供禁止)
ダウンロード
コンテンツ
あり
エンジン REエンジン
売上本数 世界の旗 300万(2020年9月30日現在)[5]
テンプレートを表示

バイオハザード RE:3』(BIOHAZARD RE:3, 英語版タイトル:Resident Evil 3)は、2020年4月3日カプコンから発売されたコンピュータゲームである。1999年に発売された『バイオハザード3 LAST ESCAPE』のリメイク版であると共に、2019年に発売された前作『バイオハザード RE:2』 (以下「RE:2」)から続くREシリーズ2作目となる。

本作のキャンペーンモードは『3』のリメイクに相当しており[6]、物語の大筋は『3』と同じであるが、主要人物のジルや特定の人物の行動や顛末、ネメシスの武器や、形態変化後の容姿などは大幅に変更されている[7][8][9]

本作にはキャンペーンモードとは別に、前作『RE:2』にはなかったインターネットでの対戦モード『バイオハザード レジスタンス』(以下「レジスタンス」)が実装されている[10][11][12]。同モードはマスターマインド1人とサバイバー4人の戦いを描いた非対称型対戦ゲームである[2][3]

上記のように仕様が変更された一方、『3』に搭載されていたライブセレクションや「THE MERCENARIES OPERATION MAD JACKAL」は削除されている[13]

沿革[編集]

  • 2019年
    • 8月29日 - 新規プロジェクト『PROJECT RESISTANCE』のティザーサイトが公開される[14]。この時点ではタイトルのみで詳細不明。東京ゲームショウ2019 (TGS2019) の会場でのテストプレイヤーの公募を開始。
    • 9月10日 - ティザーサイトにて4人の若者がバイオハザードシリーズのクリーチャーと戦う映像が公開される[15]
    • 9月12日 - TGS2019にてプレイアブル出展が実施。また同日のカプコンステージでカプコンは、『PROJECT RESISTANCE』がバイオハザードシリーズの世界観においてマスターマインド(施設管理者)1名とサバイバー(捕らわれた一般人)4名が対決する非対称オンライン対戦サバイバルホラーであることを発表[16]。ステージ上でプロデューサーの川田将央が、本作にはオンライン対戦モードのほかに「オフラインのキャンペーンモード」も存在するとコメント[17]
    • 12月10日 - ソニー・インタラクティブエンタテインメントのプレゼンテーション番組「State of Play」にて、『バイオハザード3 LAST ESCAPE』のリメイク作品『バイオハザード RE:3』を2020年4月3日に発売すると発表。『PROJECT RESISTANCE』は正式名称である『バイオハザード レジスタンス』と改名し、『バイオハザード RE:3』はその中に含まれるキャンペーンモードという位置づけとなる[18]
  • 2020年
    • 1月15日 - ネメシスを含めたキャラクターの詳細が発表される[19][20][21]
    • 3月19日 - 『バイオハザード RE:3』の体験版である『BIOHAZARD RE:3 Raccoon City Demo』が配信[22][23]。なお、PC (Steam) 版の配信は2020年3月20日[22]
    • 3月27日 - 『バイオハザード レジスタンス』のオープンベータテストが開始されたが、PS4版に不具合が発生したことから原因究明のため、PC版共々延期された[24]
    • 4月3日 - 発売。

製作[編集]

バイオハザード7 レジデント イービル』『バイオハザード RE:2』に引き続き、国内での製品は、CEROのレイティング区分が「D」(17歳以上対象)に準拠した通常版『バイオハザード RE:3』と、「Z」(18歳以上のみ対象)に準拠した『バイオハザード RE:3 Z Version』の2ラインナップで行うことが発表された[25]。また、日本語音声も収録されることが決定した。

企画[編集]

前作『RE:2』が好評だったことに加え、ファンから『3』のリメイクの要望が多数寄せられたことを受け、本作『RE:3』の開発が決定した[6]。『RE:2』は2人の主人公のシナリオが収録されているうえ、クリア後に解放される2ndルートも存在するため、1人の主人公のシナリオしか収録されていない『3』をそのままリメイクすると、『RE:2』から見劣りする可能性があった[1]。そのため、『RE:3』本編に相当する内容を「キャンペーンモード」として開発し、オンライン対戦モードである「レジスタンス」の開発を並行して進めることにした[1]。これらの2モードは「脱出」をテーマにしている点では共通している一方、双方の連動性はなく[6]、カプコンと共同で開発した相手も異なる[1]

開発(キャンペーンモード)[編集]

キャンペーンモードの開発はエムツーが主幹となって進められ[1]REエンジンを開発したケーツーに加え[26]、ディレクターの坂田聖彦[27]をはじめとする、『3』のスタッフも開発に参加した[4]。キャンペーンモードのシナリオや設定は、『3』の内容を踏襲しつつもアレンジが施された[6][4]

『RE:2』ではゾンビの怖さに重きが置かれた一方、本作ではアクションに重きが置かれており、ゲームバランスの調整には時間がかかった[26]。特に、緊急回避の調整には時間をかけており、便利すぎるということで、緊急回避自体を廃止したほうが良いのではないかという意見が出ることもあった[26]。そのため、緊急回避後のアクションを控えめにし、緊迫感を出す試みが行われた[26]。同様の理由から、主人公であるジルの服装は激しい動きをしても不自然さのないものに変更された[6]。開発スタッフはジルのデザインを変更する際、ファンが抱く「強い女性」というイメージを崩さないように細心の注意を払った[6]一方、『3』での衣装についても予約特典という形で用意した[6]。また、ジルを一人の女性として描き、彼女が置かれた危機をプレイヤーが共感できるようにするという方針から、卵を産み付けられる「パラサイト」という状態異常が追加された[28]

主要人物のひとりであるカルロスは、『3』から大幅に容姿が変更された一方、性格については『3』のままである[6]。ブラッドはオリジナル版『バイオハザード』にてS.T.A.R.S.の仲間を置き去りにして逃げる場面があった一方、本作では仲間の生き残りを救うべく奔走する姿が描かれる[6]

ジルたちを追い詰める生体兵器・ネメシスは、試作品という設定を反映し、奇妙な機械や拘束服を身につけた異形の怪物としてデザインされ、素体がタイラントであることを示すために鼻が描かれた[4]。本作は『RE:2』よりも広い場所を舞台としているため、ゾンビの動きはさらに俊敏であると設定された一方、同作を超える個体数が登場するため、防御値がそれよりも若干低く設定された[28][27]。また、見た目で判断しやすくするため、ゾンビの種類ごとに異なるパラメーターが割り振られた[28]

本作の舞台であるラクーンシティの光景はオリジナル版のイメージを尊重しつつも、本来の街の姿を作ってから荒廃させていくという手法が取られた一方、最初から荒廃した光景が作られる場合もあった[26]。本作のリードアーティストである佐々木光典は、リアリティとゲーム性のバランスを保つのに苦労したと『ファミ通』での座談会の中で振り返っており、デザイナーがゲームとは無関係のところを作りこんだこともあったと振り返っている[26]

本作では入手できる弾薬に制限があることから、ナイフの耐久値は廃止された[27]

開発(レジスタンス)[編集]

マルチプレイに対応したオンラインの対戦ゲームの開発には専門性が求められることから、レジスタンスの開発はNeoBardsが担った[27][1]。当初は、キャンペーンモードに近いシステムで別のシナリオをプレイするという計画が立てられていたが、繰り返し遊べるものにならず、最終的にはNeoBards側のアドバイスで、マスターマインド1人とサバイバー4人の戦いを描いた非対称型対戦ゲームという形に落ち着いた[27]。プロデューサーを務めたピーター・ファビアノは「『レジスタンス』の内容をシリーズの正史に含めることは不可能だ」としつつも、「シリーズゆかりのキャラクターが登場する内容にした」と述べている[2]。もう一人のプロデューサーである川田将央は同モードをお祭りゲームだと称している[3]。お祭りゲームとしての側面を示すものとして、サバイバーの戦法の多様性が挙げられており、ファビアノは「サバイバーは一般人だから、全員が銃を撃つよりも、打撃でゾンビを倒す人がいるほうが自然」という考えから、原作にはない接近戦を主体としたサバイバーを取り入れたとメディアのインタビューで述べている[27]。また、皆で楽しめるようにするという方針から、本モードは非対称型の対戦ゲームでありながらも、試合後には全員へ均等にボーナスポイントが入る仕組みが取られた[27]。さらに、フレンド同士の八百長防止のため、ランダム以外のマッチングでは入手できるポイントを低く抑えるなどの制限が設けられた[27]

同様の理由から、マスターマインドの人選もシリーズゆかりの人物を中心に選ばれた[27]。マスターマインドの立ち位置は、『バイオハザード リベレーションズ2』に登場したアレックス・ウェスカーをモチーフとしており[4]、彼女本人がマスターマインドとして登場することは開発初期の段階から確定していた[1]。また、オズウェル・E・スペンサーもマッドサイエンティストとしての描写が強かったことから、開発初期の段階でマスターマインド役で登場することが確定していた[1]。これに対し、アネット・バーキンは、初出である『2』においてはマッドサイエンティストとして描写されていないものの、Gことウィリアム・バーキンとの組み合わせから、マスターマインドとして選ばれた[1]。ダニエル・ファブロンは本モードを初出とするキャラクターであり、マスターマインドの中では最後に作られた一方、情報が公開されたのは最初だった[4]

本モードはマスターマインドがトラップカードを用いてサバイバーを陥れる仕組みとなっており、それぞれのマスターマインドが持つトラップカードの効力は、マスターマインドとしての経験に関連付ける形で割り振られた[4]。例えば、アレックスはスペンサーに寵愛されたという設定から上位に位置付けられている一方、研究畑の人間ではないダニエルはマスターマインドたちの中では最も格下に位置付けられている[4]。また、アネットは練習台という位置づけにあり、ゲーム内では最初から選択できることに加え、どのトラップカードもまんべんなく使えるようになっている[26]

広報[編集]

本作のPVは、ストーリーの背景としてラクーンシティの状況を前面に出した内容となった[6]。また、前作との関連性をわかりやすくするため、本作のPVには前作の場面が表示された後に日付が巻き戻される演出が施された[6]。この演出を提案したのは、カプコンCS第一開発部統括の竹内潤である[6]

製品展開[編集]

バイオハザード RE:3
  • パッケージ版 (PS4)
  • デジタル版 (PS4, Xbox One, Steam)
  • COLLECTOR'S EDITION (PS4)
  • ラクーンシティエディション (PS4, Xbox One, Steam)
バイオハザード RE:3 Z Version
  • パッケージ版 (PS4)
  • デジタル版 (PS4, Xbox One, Steam)
  • COLLECTOR'S EDITION (PS4)
  • ラクーンシティエディション (PS4, Xbox One, Steam)

難易度[編集]

難易度は前作『RE:2』と同じく、簡単な順に「ASSISTED」、「STANDARD」、「HARDCORE」の3つが用意されている。いずれの難易度も、オートセーブがある。各難易度の特徴は以下の通り。

「ASSISTED」
  • 敵の攻撃力と耐久力が低くなる
  • マップに配置される弾薬や回復アイテムの数が多くなる
  • ガンパウダー調合の際に入手できる弾数が多くなる
  • 心電図が「DANGER」になった時に「CAUTION」まで自動回復する
  • 銃の照準のサポート(自動照準)がある
  • ジルの初期装備にアサルトライフルが追加される
「STANDARD」
  • 上記「ASSISTED」でのサポート機能がない
  • 敵の攻撃力と耐久力が標準的
  • 死亡した時に任意で難易度を「ASSISTED」に下げることができる[注 1]
「HARDCORE」
  • 敵の攻撃力と耐久力が高くなる
  • マップに配置される弾薬や回復アイテムの数が少なくなる
  • ガンパウダー調合の際に入手できる弾数が少なくなる

前作までの難易度及びクリアランクに応じた隠し要素の開放システムは撤廃され、トロフィーを取得することでポイントを稼ぎ、そのポイントを消費して隠し要素を開放する形となった。そのため、無限武器等の要素については難易度関係なしに開放可能。

上記3つの難易度の他、一定の条件を満たすと、更に難易度の高い「NIGHTMARE」と「INFERNO」をプレイできるようになる。これらはシリーズ上級者向けの難易度と表示されている。

「NIGHTMARE」
  • 敵の攻撃力がHARDCOREよりも強くなり、攻撃動作も激しくなる
  • NE-α寄生体の出現数が増える[注 2]
  • アイテムやクリーチャーの配置がHARDCORE以下の難易度と異なる
「INFERNO」
  • 敵がNIGHTMAREよりさらに強くなる[注 3]
  • オートセーブが無くなる
  • マップに配置されるタイプライターの数が少なくなる

なお今作では全難易度共通でショップ購入アイテムを使用した場合でもクリアランクSを取得することが可能となっている。

登場人物[編集]

声は、英語版 / 日本語版の順である。

主人公[編集]

ジル・バレンタイン (Jill Valentine)
声 - Nicole Tompkins / 湯屋敦子[22][23]
ラクーン市警の特殊部隊S.T.A.R.S.アルファチームでリア・セキュリティを担当。
事件の原因がアンブレラ社にあることを突き止め、告発するべく準備を進めていたが、市内のバイオハザードに直面し、絶望的状況からの脱出を試みる。

U.B.C.S.(アンブレラ・生物災害対策部隊)[編集]

カルロス・オリヴェイラ (Carlos Oliveira)
声 - Jeff Schine / 安元洋貴[22][23]
アンブレラの私設部隊U.B.C.S.隊員で、U.B.C.S.とジルを引き合わせた人物でもある[6]
持ち前の勇敢さと正義感で、生存者の救助に奔走する中、ジルと出会う。
ミハイル・ヴィクトール (Mikhail Victor)
声 - ウィリアム・ホープ / 玉野井直樹[22][23]
アンブレラの私設部隊U.B.C.S.デルタ小隊隊長。負傷しつつも市民を脱出させようと、逆境に屈せず指揮を執る。
ニコライ・ジノビエフ (Nicholai Ginovaef)
声 - Neil Newbon / 三宅健太[22][23]
U.B.C.S.デルタ小隊B分隊隊長。高い戦闘技術を持つが、己の命を第一に考え、そのためなら平気で他人を犠牲にする冷徹な性格の持ち主。
タイレル・パトリック (Tyrell Patrick)
声 - Sterling Sulieman / 遠藤大智
U.B.C.S.デルタ小隊A分隊所属。歴戦の傭兵でカルロスとの信頼関係も厚い。後方支援にも長ける。オリジナル版では登場後すぐに死亡していたが、今作ではカルロスやジルとも共闘する。
マーフィー・シーカー (Murphy Seeker)
声 - Todd Haberkorn / 岡井カツノリ
U.B.C.S.デルタ小隊A分隊所属。優秀なスナイパーだが、市街でのゾンビ戦で重傷を負う。

その他[編集]

ブラッド・ヴィッカーズ (Brad Vickers)
声 - Darren O'Hare / 高木渉
ジルと同じS.T.A.R.S.のメンバーで、リア・セキュリティ担当。ジルと共にラクーンシティからの脱出を試みる。オリジナルとは違い臆病な面は見られず、勇敢な人物として描かれている。また『3』ではネメシスに襲われて死亡するが、本作ではゾンビに噛まれたことでT-ウイルスに感染し、マービンに襲い掛かる。
ダリオ・ロッソ (Dario Rosso)
声 - Rick Zieff / 高岡瓶々
アップタウンの倉庫で出会う民間人[29]。家族を失ったショックで、ジルの説得に耳を貸さない。
ロバート・ケンド (Robert Kendo)
声 - Ken Lally / 田中英樹
ガンショップ「ケンド鉄砲店」の店主で、日系人。S.T.A.R.S.メンバーとは親交があり、ジルとは顔馴染みの関係。
マービン・ブラナー (Marvin Branagh)
声 - Christopher Mychael Watson / 小松史法
「R.P.D.」の警部補。前作で負っていた腹部のケガは、ゾンビ化したブラッドに噛まれて負ったものであることが今作で判明する。
ナサニエル・バード (Nathaniel Bard)
声 - ウィリアム・ホープ / 浦山迅
アンブレラ社の研究員。T-ウイルスのワクチンの開発を行っている。

バイオハザード レジスタンスの登場人物[編集]

マスターマインド[編集]

ダニエル・ファブロン (Daniel Fabron)
声 - Kaiser Johnson / 白熊寛嗣
スペンサーに雇われたフィクサー。アレックス・ウェスカーの研究をサポートする。アルティメットスキルはB.O.W.「タイラント」。
アネット・バーキン (Annette Birkin)
声 - Karen Strassman / 林真理花
アンブレラ社の主任研究員。G-ウィルスの開発者であるウィリアム・バーキンの妻で、シェリー・バーキンの母親。容姿は『バイオハザード RE:2』と同じ。アルティメットスキルはB.O.W.と化した夫「G-バーキン」。
アレックス・ウェスカー (Alex Wesker)
声 - メアリー・エリザベス・マクグリン / 深見梨加
「ウェスカー計画」における第一次候補者の12番目にあたる人物で、「実験」の責任者を務める天才科学者。『バイオハザード リベレーションズ2』と容姿は異なり、ショートヘアになっている。アルティメットスキルは独自開発した生物兵器「ヤテベオ」。
オズウェル・E・スペンサー (Oswell E. Spencer)
声 - Time Winters / 二又一成
アンブレラグループ総帥。「退屈しのぎ」という目的のために実験に参加。アルティメットスキルは触れると大ダメージを受ける「分解フィールド」。
ニコライ・ジノビエフ (Nicholai Ginovaef)
声 - Neil Newbon / 三宅健太
5月15日に追加。U.B.C.S.デルタ小隊B分隊隊長。多額の報酬と引き換えに今回の実験に参加。アルティメットスキルは追跡者「ネメシス」。

サバイバー[編集]

サミュエル・ジョーダン (Samuel Jordan)
声 - Clayton Froning / バトリ勝悟
元ボクサー。試合による重傷でボクシング人生を絶たれ、人生の目標を失う。入院中、ある薬物が自分をリングに戻せるかもしれないと聞き、人体実験に志願。その後、消息不明となる。
アタッカーの役割を果たし、体力が高く、近接攻撃力も高い。
ジャニアリー・ヴァン・サント (January Van Sant)
声 - Melanie Minichino / 金田愛
優秀なハッカー。人付き合いを嫌うが、数名の記者とは利害関係が一致する仲であり、機密情報の提供や調査依頼を引き受けている。『RE:3』本編の資料にも登場したタブロイド紙「ニュース・コメット」の記者経由の依頼でアンブレラ社とラクーン市警の違法事実を調査中に住処から姿を消した。
サポートの役割を果たし、ハッキングスキルでマスターマインドのカメラを破壊できるほか、コスト上昇スキルも持つ。
ヴァレリー・ハーモン (Valerie Harmon)
声 - Alex Ryan / 鈴木陽斗実
就学生。優秀な化学の成績からNEST2へのインターンが決まるが、ある研究計画に参加したルームメイトが突如、記憶喪失となってしまい、その原因の調査を始めた彼女は拉致されてしまう。
サポートの役割を果たし、付近のアイテムなどを一定時間強調表示するスキルのほか、回復スキルも持つ。体力は低めだが、これらのスキルの有効性から初心者にはうってつけなキャラクターとなっている。
タイローン・ヘンリー (Tyrone Henry)
声 - John Eric Bentley / 綿貫竜之介
消防隊員。そのリーダーシップから若くして消防司令補に就任。アンブレラ社工場の火災に応援として向かった彼は火事場に入ろうとする姿を最後に消息不明となる。死体が未発見にも拘らず、消防局は彼を殉職扱いとするが、実際には死んでおらず、実験に参加させられることになる。
タンクの役割を果たし、強力なキックで目の前のクリーチャーに攻撃ができるスキルなどを持ち、体力も高いため、盾の役割を果たす。
ベッカ・ウーレット (Becca Woolett)
声 - Tara Sands / 依田菜津
自然保護官。大自然の牧場で育つ。同じ自然保護官の叔父から射撃スキルを叩き込まれており、同僚の中でも特に銃の扱いに長けている。仕事終わりに立ち寄ったバーで、森林にて悲鳴を聞いたとの通報を受けて現場に急行。そこで化け物のような野犬に襲われて気を失う。
アタッカーの役割を果たし、射撃関連のスキルが充実している。
マーティン・サンドイッチ (Martin Sandwich)
声 - Nicolas Roye / 寺井大樹
医療設備会社勤務。小柄で気が利くが、肝が小さい。スペンサー記念病院の設備修理に派遣された後、地下室に秘められている違法実験室に気付く。自分がとんでもない所に来てしまったと気付いた時には既に遅く、実験に巻き込まれてしまう。
サポートの役割を果たし、トラップ関連のスキルを多数持つ。地雷の設置、先行手榴弾と同等の光を発せるスキル、マスターマインドが設置したトラップの解体を可能としている。
ジル・バレンタイン (Jill Valentine)
4月17日に追加。本編とは異なり、知らぬ間にサミュエルたちと同じ研究施設へと閉じ込められてしまった。
アタッカーの役割を果たし、本編同様の回避スキルを持つほか、フィーバースキルでSTARS装備(Lホーク並みの威力を持つサムライエッジかロケットランチャー)を使用可能。

登場クリーチャー[編集]

『RE:2』と同様、『3』から登場するクリーチャーが絞られている。クロウ、ブレインサッカー、大クモ、スライディングワーム、グレイブディガーが未登場。その一方、『3』に登場しなかったリッカーが警察署のステージで登場している。

二次感染で誕生した生物[編集]

ゾンビ (Zombie)
T-ウイルスに感染したラクーンシティの市民の成れの果て。本作ではゾンビの性別や体格などで個体差がある[28]
ゾンビ犬 (Zombie Dog)
『RE:2』にも登場した、ゾンビ化した犬。非常に獰猛であるうえ、動きが俊敏であるために捉えにくい。
リッカー (Licker)
『RE:2』にも登場した、ゾンビがさらにT-ウイルスに侵食されて変異した個体。脳の発達により視覚は失ったものの、代わりに優れた聴覚により獲物を認識する。脳と筋肉が露出しており、発達した舌や爪での攻撃を得意とする。
ドレインディモス (Drain Deimos)
ノミの仲間の昆虫がT-ウイルスによって巨大化したもの。変電所を巣にして大量発生している。本作では、攻撃の際に人間の口へ器官を挿入して体内に産卵する。これを受けると心電図が「Parasite」状態になり、継続的にダメージを受け続けるほか、ダッシュや回避ができなくなる。治療するにはグリーンハーブが必要であるとゲーム内の資料では説明されているが、実際には救急スプレーでも治療可能。治療せずに一定時間が経過すると、孵化した無数の幼虫に腹を食い破られ死亡してしまう。
NE-α寄生体
ネメシスに寄生体を植え付けられたゾンビ。頭部が寄生体に支配されて肉塊状に変異しており、そこから長い触手で中距離攻撃を繰り出す。弱点は頭部のオレンジ色の核だが、普段は硬い外殻に守られている。プレイヤーに掴みかかるとオレンジ色の核を吸盤状に変化させ、プレイヤーの頭に吸い付いてくる。残りHPが少ないと頭を完全に飲み込まれ、寄生体の部分がゾンビからプレイヤーに乗り移り、プレイヤーがNE-α寄生体と化して死亡扱いとなる。

実験体[編集]

ペイルヘッド (Pale Head)
『RE:2』のDLC「The Ghost Survivors」で登場したクリーチャー。ゾンビの変異体で、体色が白く目がないのが特徴。高い再生能力を持っており、低いダメージならすぐに回復してしまう。そのため、高威力の武器でないと倒すのは困難。

生物兵器B.O.W.[編集]

ハンターβ (Hunter β)
ハンターの亜種の一つ。主に病院で登場。低コストで量産できるとともに性能アップを図り、神経系を改良して銃弾を回避できるほどに瞬発力が高まった。プレイヤーに飛び掛かって鋭い爪で首を切り裂く攻撃を行い、これを受けると即死となる。グレネードランチャーの硫酸弾が有効。
ハンターγ (Hunter γ)
ハンターの亜種の一つ。主に下水道で登場。両性類の遺伝子が組み込まれている。『3』から大幅に容姿が変更され、手が他のハンターよりも退化して小さくなったが、口は大きくなっている。口内には無数の牙が生えた4つの花弁のような器官があり、この器官が弱点。プレイヤーが近距離にいると丸飲みにしようとし、これを受けると即死となる。グレネードランチャーの焼夷弾が有効。下水道の構造を完全に把握しており、下水道内を縦横無尽に移動しながら捕食対象を襲撃するため、下水道の職員が度々餌食になる事態が発生していた。
元はアンブレラ社の研究施設で開発が進められていたが、熱への耐性の低さと捕食の際に弱点の器官を露出させてしまう無防備さが問題となり、廃棄が決定した。開発担当だった研究員のローガン・カーライルは、この決定に反発し、密かにラクーンシティの下水道内に研究室を構え、会社を見返すためにハンターγの研究開発を続けていた。醜悪な見た目に反して「飼い主」に懐くなどの知性を有していたことが文書から判明する。
ネメシス (Nemesis)
アンブレラ社が生物兵器タイラントをベースに、その不安定さを改善すべく、「NE-‪α‬」を埋め込むことで改良して生み出した生体兵器。指示された抹殺対象をどこまでも追跡し、火炎放射器やロケットランチャーなどの武器も扱えるほどの知能を有する。さらに多少の言葉を発することも可能である。また、自身の一部をゾンビに寄生させ、ゾンビをNE-α寄生体に変異させることができる。作中では以下の3形態が登場するが、容姿はどれも『3』から変更が加えられている。
第1形態
ネメシスの最初の形態。
現れた当初は黒い覆面のようなものを被っており、物語が進むにつれて覆面が外れ、素顔が分かるようになる。素顔はケロイドのような隆起が頭部全体に広がり、隻眼で曲がった位置に付いた鼻、異様に長く発達した歯が特徴となっている。服装は、黒い包帯をぐるぐる巻きにしたような形になっている。攻撃手段は素手による打撲に加え、火炎放射器やロケットランチャーを駆使した射撃を用いるほか、プレイヤーが逃げようとすると触手を伸ばして捕まえ、自身の方に引き寄せようとする。
ジルの乗る電車を襲撃した際、ミハイルの捨て身の自爆に巻き込まれて肉体に大ダメージを負い、全身火だるまになって近くの川へ転落。その後、水中でダメージの回復を図ると同時に第2形態へ変異する。
第2形態
ミハイルの捨て身の自爆で負ったダメージから回復し、橋の上にいたジルに再び襲撃を仕掛けた際の形態。
『3』では体中から触手が生えただけ、という変異だったが、今作では第1形態よりも体格が大きくなり、手や足は以前の倍近い大きさに発達して手先には鋭い爪が生え、以前のように武器は扱えなくなったが、代わりに跳躍力と加速力を有するようになり、これを生かした攻撃を行う。体格の肥大化によって二足歩行では自重を支えきれなくなり、四足歩行の獣型になった。再生能力も高いようで、ジルに片手を切断された際は触手の形をした新しい腕がすぐに生えている。
作中では2度対峙することになり、初戦は時計塔前の広場で、2回戦はNEST2で戦う。
2回戦で倒されると、イベントで溶解液を多量に流し込まれ、一度は溶解液の海に沈む。しかし、そのダメージを回復させつつ第3形態へ変異する。
第3形態
溶解液による大ダメージを回復させるため、さらなる変異と増殖を繰り返した結果、以前とは比べ物にならないほど体格が肥大化した形態。
出現当初は巨大な芋虫を彷彿とさせる肉塊のような姿をしているが、体の上部が開き、複数の巨大な触手を伸ばして壁に張り付くことで体勢を支え、第2形態に似た上半身を露にする。触手の形をした左腕は再び手の形を成した状態に戻った上で、両腕が以前よりさらに大きく長く発達し、その腕の下にも新たに短い手腕が生えている。また、『3』では存在しなかった頭部は破壊されなかったためそのまま存在している。
主な攻撃手段は、長大な手腕を床に叩きつける打撃や左右への振り回しと、ピンクの膿疱が破壊された際に飛び散らせる溶解液。また、巨大な手でジルを掴もうとしてくるが、掴まれるとそのまま握り潰されて即死となる。
肉体の所々にある複数のピンクの膿疱が弱点で、すべて破壊されると一時的にダウンする。難易度が高くなるほど、膿疱の数は多くなり、ダウンしている時間も短くなる。
これまでの形態とは異なり通常の武器では倒せず、倒すには専用のレールガンを数回撃ち込む必要がある。ジルにレールガンを数発撃ち込まれてダウンした後、銃口を口腔内に突っ込まれた状態でレールガンを放たれたことにより、上半身を吹き飛ばされて死亡する。

バイオハザード レジスタンス[編集]

ゾンビ (Zombie)
通常のゾンビ。爪での引っ掻きや、噛み付きによる攻撃をする。
這いずりゾンビ
床を這ってサバイバーの足元に噛み付き攻撃する。
肥大ゾンビ
肥満体型のゾンビ。通常のゾンビよりも体力が高い。
リッカー (Licker)
発達した爪や舌で素早い攻撃を繰り出す。スキン変更でリッカー改にすることができる。
ゾンビ犬 (Zombie Dog)
周囲を走りながら素早い攻撃を繰り出す。
イビー (Ivy)
身体中が植物で覆われており、噛みつきによってサバイバーを即死させることができる。燃焼効果のある武器による攻撃が弱点。
アーマーゾンビ
体の一部、または全身にアーマーを装備したゾンビ。アーマーを装備した部分は銃弾による攻撃が効かない。
カジノゾンビ
「切り裂き」によってサバイバーに飛びかかり、爪で複数回攻撃したあとに噛み付く。その際にサバイバーのアンブレラクレジットを奪うことができる。
ピエロゾンビ
「咆哮」によってサバイバーを一時的に足止めすることができる。
破裂ゾンビ
自爆することで周囲を巻き込んでダメージを与えることができる。
モノマネゾンビ
スレイブ化しているクリーチャーと同じ動きをするゾンビ。スレイブとシンクロするのでなく、あくまでこのクリーチャー単体でスレイブ化しているときと同じような動きをする。
タイラント (Tyrant)
アンブレラが開発したB.O.W.。主に素手による打撃や突進によって攻撃する。また、頭を握りつぶす即死技も持っている。容姿は『RE:2』と同じ。
G-バーキン (G-Birkin)
ウィリアム・バーキンが自身にG-ウイルスを投与し変異した姿。主に鉄パイプを振り回して攻撃する。また、頭を握りつぶす即死技も持っている。容姿は『RE:2』と同じ。
ヤテベオ (Yateveo)
アレックス・ウェスカーが独自開発した食人植物。粘液や触手でサバイバーの足止めをしたり、サバイバーを丸呑みにしたりする。
ネメシス (Nemesis)
アンブレラが開発したB.O.W.。咆哮でサバイバーを怯ませ、素手による打撃や触手を使った攻撃をする。また、ロケットランチャーを使用することもできる。容姿は『RE:3』と同じ。

登場武器[編集]

メインウェポン[編集]

ハンドガンG19(グロック19)
ネメシスの強襲で愛用のサムライエッジを紛失したジルの初期装備。路地裏で死亡している警官から拝借する。弾薬は9mmパラベラム弾。装弾数は15発。ゲーム中のモデルはグロック19の製造開始年である1988年に極めて少数製造された[30]、非常に珍しい第一世代(プロトタイプ)モデルが再現されている。カスタムパーツは「ダットサイト」と「ロングマガジン」と「モデレーター」。ダットサイトを装着すると照準時間を短縮できる。ロングマガジンを装着すると装弾数が33発に増加し、モデレーターを装着するとクリティカル率が上昇する。入手時はアイテム欄1つ分の大きさだが、モデレーターを装着するとアイテム欄2つ分の大きさになる。ロングマガジンとモデレーターは一定条件を満たすと入手できる。
ハンドガンG18(グロック18)
カルロスの初期装備。弾薬は上記と同様。装弾数は18発。ゲーム中のモデルはG19同様に少数存在する第一世代のグロック18[31]が再現されている。実銃はフルオート射撃が可能なマシンピストルだが、カルロスが所持するG18はセミオート射撃(単発)のみが可能になっている。G19に対して連射性能で僅かに優れている。
ハンドガンG18・バーストモデル(グロック18)
ジルのみ入手可能。弾薬は上記と同様。入手時に「ロングマガジン」が装着されており、装弾数は33発。実銃が持つフルオート射撃機能はカルロス操作時のG18同様オミットされているが、攻撃ボタンを押すと一度に三発の弾を撃ち出すバースト射撃が可能。
ショットガンM3(ベネリM3)
ショットガン。弾薬は12ゲージショットシェル。装弾数は4発。初期状態では実銃と異なり、ショルダーストックが木目調になっている。カスタムパーツは「セミオートバレル」と「タクティカルストック(伸縮式ストック付きピストルグリップ)」と「シェルホルダー」。セミオートバレルを装着すると散弾の拡散抑制による威力とセミオート機構の連射性能がそれぞれ向上し、装弾数が6発に増加する。タクティカルストックを装着するとブレを抑えられて命中精度が高まり、シェルホルダーを装着するとリロード時間が短縮される。入手時はアイテム欄1つ分の大きさだが、セミオートバレルを装着するとアイテム欄2つ分の大きさになる。
グレネードランチャーMGL(ダネルMGL)
グレネードランチャー。今作ではアンブレラがケンドのガンショップから取り寄せた設定。弾薬は炸裂弾、硫酸弾、火炎弾、マインスロアー弾[注 4]の4種類。装弾数は6発。カスタムパーツはない。オリジナル版と同様マインスロアー弾以外は炸薬で精製可能になっており、マインスロアー弾は道中でのみ拾うことになる。
アサルトライフルCQBR(コルトM933)
アサルトライフル。ジル[注 5]とカルロスの初期装備の他、タイレルも所持している。弾薬は5.56x45mm NATO弾。装弾数は32発。説明文によるとU.B.C.S.によって改修されたためか、実銃と異なり、レールハンドガード、フォアグリップを装備しており、カスタムパーツはカルロス操作時のみで「スコープ(ホログラフィックサイト)」と「タクティカルグリップ」と「デュアルマガジン」である。スコープを装着すると視認性が向上し、タクティカルグリップを装着すると反動が大幅に減少されるほか、デュアルマガジンを装着すると装弾数が64発に増加する。
マグナムLホーク.44AE(デザートイーグル)
マグナム銃。弾薬は.44マグナム弾。装弾数は8発。カスタムパーツは「ロングバレル」[注 6]。性能は前作の『RE:2』と同様。詳しくはライトニングホーク(デザートイーグル)を参照。ロングバレルを装着した状態はアイテム欄1つ分の大きさとなっている。

サブウェポン[編集]

今作のサブウェポンは、前作『RE:2』のように敵から攻撃を受けた時の緊急回避に使用することはできない。他の武器と同様に装備し、十字キーで切り替えて使用する。

ナイフ
ジルとカルロスの初期装備。ジルはサバイバルナイフで、カルロスはコンバットナイフ。前作『RE:2』に存在したナイフの耐久値は今作では廃止されており、何度でも無制限に使用できる。また、初期装備のもの以外はマップ上で拾うことはできない。
手榴弾(M26手榴弾)
爆発と同時に無数の金属破片を飛び散らせる。
閃光手榴弾(M84スタングレネード)
強烈な閃光と爆音を同時に発生させ、範囲内の敵の視力と聴力を一定時間奪い、移動も停止させることができる。

ショップで購入できる武器[編集]

以下の武器は、本編クリア後に解放されるショップにて、一定のポイントを支払うことで購入できる。ポイントはレコード(トロフィー)を達成することで稼ぐ。

HOT DOGGER
攻撃対象を炎上させる効果を持つナイフ。
サムライエッジ
命中精度と射撃能力が優れたハンドガン。弾薬は9mmパラベラム弾。装弾数は15発。
RAI-DEN
本作オリジナル武器。敵の急所に銃弾を当てることで一発で敵を倒すことが可能。その反面、急所以外に当たった場合はダメージは与えられない。
無限ハンドガンMUP (H&K USP)
弾数無限のハンドガン。装弾数は16発。
無限アサルトライフルCQBR(コルトM933)
上記「アサルトライフルCQBR」の弾数無限バージョン。装弾数は32発。
無限ロケットランチャー (AT4)
弾数無限のロケットランチャー。

その他の武器[編集]

強磁性歩兵連隊用次世代レールガン
『3』の最終盤で登場するアメリカ軍のレールキャノン「パラケルススの魔剣」に相当する本作オリジナル武器。新型B.O.W.暴走時の制圧用として、アメリカ合衆国陸軍の協力の下でアンブレラが開発した。開発コードはプロジェクト名の Ferromagnetiv Infantry-use Next Generation Railgun を縮めたと思われる「FINGeR」。
口径は 60 mm で、開発時の目標初速は 6000 m/s。大きさは処理施設の一角を占めるほどだった「パラケルススの魔剣」とは異なりジルが両手で保持して使用できるサイズで、対象物の痕跡を残さないほどの強大な火力を有する。一方で開発途中であるためか稼働には複数の外部電源が必要であるなどの欠点もあり、現場からも改良すべき点として挙げられている。

舞台[編集]

ジルの部屋〜アップタウン
ストーリーの最初のステージ。各種操作のチュートリアルを行う。『3』とは異なり、いきなりジルの部屋をネメシスが襲撃するため、ジルはアップタウンまで逃走することとなる。
地下鉄
U.B.C.S.がシェルター代わりに利用している地下鉄の駅。列車内に生存者を匿っている。
ダウンタウン
ラクーンシティの市街地。『3』のダウンタウンとは全くマップが異なり、玩具店やドーナツ店・薬店・鉄道会社などの施設が存在する。大勢のゾンビが徘徊している。銃撃で起動する攻撃オブジェクトは、『3』と同様に付近の敵を爆発に巻き込めるドラム缶のほか、短時間の放電で敵を足止めできるバッテリーが配置されている。
変電所
鉄道に電力を供給している変電所。列車を動かすために電力を復旧させることが、探索の目的。ドレインディモスが巨大な巣を作っている。
鉄道会社
列車を管理する鉄道会社。奥の管制室で列車の運行経路を設定する。
下水道
ダウンタウンの地下を流れる下水道。『RE:2』の下水道とは異なる。ハンターγが多数出没する。
ダウンタウン裏
下水道から地上に出た先に存在する市街地。『RE:2』の警察署裏通りのマップと繋がっており、ケンド銃砲店にも行ける。
解体中のビル
下水道の出口の近くにあるビル。下水道から地上に出た直後にネメシスに追われ、逃げ込むことになる。ビルの屋上でネメシスとの戦闘になる。
ケンド銃砲店
『RE:2』にも登場したロバート・ケンドの銃砲店。
ケンドの家
銃砲店の隣にあるロバート・ケンドの家。
ラクーン市警察署
『RE:2』にも登場したラクーン市警の警察署。『3』と違い、本作ではカルロスで探索する。探索できるのは一部のマップだけであることと、S.T.A.R.S.オフィスを目的地としていることは『3』と同じ。
時計塔前の広場
市のシンボルとして市民に親しまれている「セントミカエル時計塔」の前の広場。列車が脱線した地下鉄トンネルから地上に出た先に存在する。『3』と異なり時計塔内の探索はできず、時計塔前の広場でネメシス第2形態と戦闘になる。
病院
カルロスがT-ウイルスに侵されたジルを運び込んだ病院で、正式名は「スペンサー記念病院」。スペンサー記念財団が設立した総合病院で、地域医療の中核を担う医療施設とされている。また、ラクーンシティやアメリカのみならず、世界の医療技術を一新する拠点と位置付けられている。高度な医療を受けられる「外来棟」と大規模な「入院棟」を有しており、最先端の医薬品臨床試験が可能な国内最大級の「研究棟」も併設されている。
『3』に登場した「ラクーンシティ総合病院」よりもマップが広くなっており、中庭も存在する。ゾンビのほか、ハンターβが徘徊している。
『3』と同様にカルロスで探索し、ジルを治療するワクチンを見つけることが探索の目的となる。また、治療後はジルでも探索できる。
地下施設
病院の地下に存在する巨大な倉庫。併設されているNEST2へ行くために、ヒューズを集めてエレベーターの電力を復旧することが探索の目的となる。
NEST2
地下施設に併設されているアンブレラ社の研究施設。正式名称は「t-ウイルス応用研究棟」。『RE:2』のNESTがアンブレラ社の中核施設であるのに対し、NEST2は技術の実用化を目指すための特殊な施設とされている。B.O.Wの製造が主要業務で、その他にT-ウイルスのワクチンや対B.O.W用の特殊兵器の開発も行っている。
市民を救うためのワクチンを入手することが探索の目的となる。

ショップ[編集]

本編をクリアするとショップが開放される。

ジル-S.T.A.R.S.-
ジルが『1』で着用していたコスチューム。
回復のコイン
所持していると体力が回復していく。2枚あり、2枚とも所持していると効果が大きくなる。
鉄壁のコイン
所持していると防御力が上昇する。2枚あり、2枚とも所持していると効果が大きくなる。
猛攻のコイン
所持していると攻撃力が上昇する。2枚あり、2枚とも所持していると効果が大きくなる。
リロードツール
所持していると弾を合成した際に得られる弾の数が増加する。
S.T.A.R.S.式体術教本
所持していると緊急回避やパンチが発生しやすくなる。
S.T.A.R.S.隊員の戦闘技術を基に書かれた体術教本で、著者・監修はクリス・レッドフィールド。
キーピック
本編内で入手するのと同じキーピック。
チェーンカッター
本編内で入手するのと同じチェーンカッター。
サイドパック
本編内で入手するのと同じサイドパック。購入すると、ASSISTED以外の難易度でマップ内に配置される。
HOTDOGGER
サムライエッジ
RAI-DEN
無限ハンドガンMUP
無限アサルトライフルCQBR
無限ロケットランチャー

評価[編集]

発売前の評価[編集]

ファミ通』のゴジラ太田は東京ゲームショウ2019で出展された試遊版「レジスタンス」のマスターマインド側について、自由度が高くて遊びやすく、サバイバー側を掌で転がす感覚が楽しめると評価している[32]。太田はサバイバー側のプレイ感覚が『バイオハザード アウトブレイク』に似ていると述べ、協力を前提としたプレイを楽しめると評価している[32]。また、『ファミ通』1636号のクロスレビューでは、レビュアーの4人全員が9点をつけ合計40点満点中36点でプラチナ殿堂入りを果たした[33]

WIRED』のイギリス版は、新型コロナウイルス感染症の流行の真っ最中に発売したことに対して、「『バイオハザード RE:3』のような“パンデミック観”の作品は、もう生まれないかもしれない」と題した記事を掲載した。人々が暴徒化するなどの描写は、現実的ではないと評している[34][35]

脚注[編集]

[脚注の使い方]

注釈[編集]

  1. ^ ただし、一度下げると元のSTANDARDには戻せない。
  2. ^ 下水道など、HARDCORE以下では出現しなかった場所にも出現するようになる。
  3. ^ ゾンビの攻撃1回でも即死級の強さになる。
  4. ^ 『3』の冷凍弾と同じ色になっている。
  5. ^ アシステッドモードのみ。
  6. ^ 『RE:2』と同じデザインだが、色は白銀となっている。

出典[編集]

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外部リンク[編集]