フリュー

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フリュー株式会社
FURYU Corporation
Company logo of FURYU Corporation.
種類 株式会社
市場情報
東証1部 6238
2015年12月18日上場
本社所在地 日本の旗 日本
150-0032
東京都渋谷区鶯谷町2番3号
COMSビル2F
設立 2007年平成19年)4月1日
業種 その他製品
法人番号 3011001049510
事業内容 プリントシール機・家庭用ゲーム・モバイルコンテンツ・プライズの開発・製造・販売、インターネット通信販売、映像コンテンツおよびパッケージソフトの企画・製作
代表者 代表取締役社長 田坂吉朗
資本金 16億3,921万円(2016年3月)
売上高 連結241億67百万円(2016年3月期)
総資産 連結202億07百万円(2016年3月)
従業員数 単体380名(2016年4月)
決算期 3月31日
主要株主 フリュー有志会
主要子会社 ウィーヴ 100%
外部リンク http://www.furyu.jp
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フリュー株式会社(FuRyu Corporation)は、東京都渋谷区に本社を置く日本企業プリントシール機プライズの製造販売、スマートフォン向けアプリを中心とした若年層向け携帯コンテンツの作成・運営、家庭用ゲーム事業、映像コンテンツの製作等を行う総合エンターテイメント企業である。

概要[編集]

オムロンの100%出資子会社だった旧オムロンエンタテインメント株式会社(略称OJE)がマネジメント・バイ・アウト方式により2007年4月1日経営陣によって設立された新会社フリューHDに全事業を譲渡。同時に、フリューHDはフリューに社名変更し、株式会社ウィーヴ資本・業務提携した。また、2014年1月には株式会社コアエッジの株式を一部取得し、持分法適用関連会社としている。主要株主は役員・従業員で構成されるフリュー有志会。本社所在地は東京都渋谷区鶯谷町。かつては愛知県一宮市に本社を構えていたが、現在は京都市と共に事業所となっている。

社名の由来は「風流」より。本来、風流とは、みやびやかなもの 風情のあるものを指す。また、中世には「ふりゅう」と読んで、人の目をぱっと引く風情あるつくりもの、祭礼に出るきらびやかな練りもの、あるいは美しい踊りを指す。このことから風流とはもともとエンタテインメントの美意識を表現する言葉だったとし、「人びとの心を豊かで幸せにする良質なエンタテインメントを創出する!」を企業理念としている。

グループ会社に、出版物の企画・編集・翻訳・売買や知的所有権等の取得・使用許諾・売買等を行う100%子会社の株式会社ウィーヴと、オンラインゲームの企画・製作・運営・海外展開等を行う持分法適用関連会社である株式会社コアエッジがある。

沿革[編集]

  • 1997年4月 - オムロンが新規事業開発センタコロンブスプロジェクトにてエンタテインメント分野の新規事業を開始。第1号商品・似顔絵シールプリント機「似テランジェロ」発売。
  • 1998年4月 - 写真シール機事業に参入。「アートマジック」発売。
  • 2000年3月 - 写真シール機事業の単年度黒字化達成。
  • 2001年12月 - 携帯コンテンツ事業に参入。「ぽけっぱ」サービス開始。
  • 2002年
    • 1月 - プライズ事業に参入。「鍋奉行」発売。
    • 4月 - オムロン エンタテインメント事業部設立。
  • 2003年7月 - オムロンエンタテインメントに分社(オムロン100%出資)。
  • 2006年
    • フリューHD設立。
    • 3月 - 携帯コンテンツ事業・プライズ事業の単年度黒字化達成。
    • 7月 - モバイル広告事業に参入。「Berry」サイトバナー発売。
  • 2007年4月 - マネジメントバイアウトを実施し、経営陣を中心として設立したフリューに全事業と全社員を継承。
  • 2008年11月 - 家庭用ゲーム事業参入を発表。
  • 2009年4月 - 家庭用ゲーム事業参入。4月『ラストバレット』、5月『さらば愛しき女よ』、8月『世界ふしぎ発見!DS』発売。
  • 2012年4月
    • アニメ企画等の事業を手がけるウィーヴの全株式を取得。
    • プリントシール機専門店舗運営事業に参入。「girls mignon(ガールズ ミニョン)」新潟店開店。
  • 2013年 - 6月1日公開の映画『どーにゃつ』でアニメ事業へ本格参入[1]
  • 2014年1月 株式会社コアエッジの株式を取得(持分法適用関連会社となる)。
  • 2015年
    • 4月 - 社名ロゴ変更。同時に企業スローガン「Precious days, always」を導入[2]
  • 12月 - 東京証券取引所第一部に上場[3][4]
  • 2017年4月 - 取締役の瀬戸雅哉が死去[5]

製品[編集]

プリントシール機[編集]

2016年現在国内シェア約70%を誇り[6]、業界トップである。年に2〜3回新商品が発売され、主に撮影したシールの用紙補充によって利益をあげるビジネスモデルによって、新規営業やマーケティングコストがかかりにくい。もともと同社の写真シール作製機の参入は1997年と、業界最後発であった。しかし参入当初からオムロンが得意とするセンサー技術を活用し、携帯電話メールアドレスを筐体に入力すると撮影した画像のダウンロードURLが携帯電話に届き保存ができるサービスが好評となり、同サービスの会員に対して取得したメールアドレスへのメルマガ配信など、公式コンテンツへの誘導を行うなどのリピーター獲得策が奏功し、業界シェアトップとなった。現在、画像取得・閲覧サービス「ピクトリンク」は1000万人を突破し、有料会員率も15%を超えている[7]2012年4月からは、プリントシール機専門店舗の直営運営事業も行っている。

主なユーザーは女子中高生だが、その他にも小型プリントシール機「arinco」など性別・年齢を問わず、映画館や全国の観光地で採用されているタイトルや、証明写真が撮影できる「FURYU BEAUTY STUDIO」といったタイトルもある。

2012年には社内部署として「ガールズ総合研究所」が設置された。同社プリントシール機事業の顧客を多くを占める女子中高生ユーザーへの同社のブランド・マーケティング力を活かし、フリーマガジン『GIRLS'TREND』の発刊や、女子中高生・女子大生を対象とした「意識調査」、外部機関とタイアップした共同研究、2016年1月からは100円ショップダイソーとのコラボ商品の発売といったブランド展開が行われている。

プリントシール機歴代タイトル一覧

詳しくはフリューミュージアム(過去機種一覧)を参照のこと。

  • R
  • I♡P
  • UP -ファッションモデル吉木千沙都(ちぃぽぽ)とのコラボを展開
    • BABY
  • arinco
  • winc
  • GiRLS'PHOTOGRAPHER - モデル田中里奈とのコラボを展開
  • KAOFETI
  • GYZA
  • KIRAgirl
  • KATY - 撮影時に画像が反転されない「見たままモード」を初搭載
  • Shirayuki
    • Shirayuki 2nd story
    • Shirayuki happy ending -ファッションモデル・タレント藤田ニコルとのコラボを展開
  • Sugar femme
    • MiMiY by Sugar - ファッションモデル吉木千沙都(ちぃぽぽ)とのコラボを展開
    • MiMiY by Sugar forever - ファッションモデル越智ゆらのとのコラボを展開
  • cherrycherry
    • 盛れる by cherry
    • Hi-cherry! - 双子のファッションモデルmimmamとのコラボを展開
  • Cyun't - ファッションモデルわたなべ麻衣とのコラボを展開
  • BF manual
  • 美顔ラボ
  • 姫と小悪魔
  • BEAUTY ADDICT
  • HIKARI - 「撮り直し機能」を初搭載、お笑いタレント井上裕介(NONSTYLE)とのコラボを展開
    • HIKARI2 - ファッションモデル・タレントりゅうちぇるとのコラボを展開
    • MY COSME
  • Heroine Face
  • FASHIONisM - 女性シンガー・モデル加藤ミリヤとのコラボを展開
  • Milk Beauty
  • LADY BY TOKYO
    • LADY BY TOKYO -LEGEND- -フリューのプリントシール機の製品サイクルは通常、発売後に2回のバージョンアップを行った後にサポート終了となっていくが、今シリーズは人気が高く、異例の3回目のバージョンアップが行われた最終版
  • RUMOR
  • 7iRO.co
  • 100% REALCAWAii

プリントシール機専門直営店舗[編集]

girls mignonガールズ ミニョン)」の名前で、同社プリントシール機関連商品や販売促進用のイベントを行う直営店舗運営事業を行っている。「girls mignon」は、第1号店である新潟店をはじめ、首都圏や地方のショッピングモールなど大型商業施設を中心に2016年11月現在全国17店舗を展開[8]しているほか、東京都渋谷区SHIBUYA109内には、アーティスト・キャラクター・映画などとのコラボレーションによるプリントシール機の専門店「collabo mignonコラボミニョン)」もある。

コンシューマゲーム[編集]

アニメ・コミック作品のゲーム化タイトルと、フリューオリジナルタイトルの2軸で展開されている。

ニンテンドー3DS[編集]

プロジェクトレーベル「カタルヒト」 過去のインディーズアドベンチャー作品を、3DSに移植して発信する同社のレーベル[9]

ニンテンドーDS[編集]

PlayStation 3[編集]

PlayStation Portable[編集]

PlayStation Vita[編集]

3DSきせかえテーマ[編集]

ゲームタイトルのほかに、「ニンテンドー3DS」を好みの「テーマ」にきせかえることのできるきせかえサービスを発売している。以下は同社が発売するタイトルの一部。

など

スマートフォン向けアプリ[編集]

撮影したプリントシールスマートフォンなどのデバイスに取得し交流できるソーシャルネットワーキングサービス(「ピクトリンク」)や、ファッション・ヘルス系の女性向けキュレーションサイト(いわゆる「まとめサイト」)、さらにオンラインゲームといったスマートフォン向けアプリの展開・運営を行っている(オンラインゲームタイトルについては、一部深夜枠でのテレビCMも放送されている)。また、2014年1月にオンラインゲーム会社コアエッジの株式を一部取得し、同社の持分法適用グループ会社となっている(グループ会社保有タイトルについてはここには記載しない)。以下は主なタイトル一覧。

プリントシール機連動SNS

  • ピクトリンク

キュレーションサイト

  • curet(キュレット)
  • ハルハル
  • Candy Pot

オンラインゲーム[編集]

女性向け恋愛サーキュレーションゲーム

  • ビーストハーレム 野獣の甘噛みシリーズ
  • シークレットアクトレス 恋の専属契約
  • ハニートラップ 魅惑のキスは恋の罠
  • ギャップ 彼氏と秘密の事情
  • 恋愛HOTEL 秘密のルームサービス
  • 恋する夜のシンデレラ
  • 酔いする怪盗と眠らぬ街

その他オンラインゲーム

電子商取引(イーコマース)[編集]

国内向けの電子商取引(イーコマース)事業として、カラーコンタクトレンズ通販サイト「Mew contactミューコンタクト)」を運営している。また、2016年9月には自社オリジナルのカラーコンタクトレンズ(「LuMiaルミア)」)の発売も開始した[10]

プライズ[編集]

プライズゲーム専用景品「キャラ広場」として、クレーンゲームなどのアミューズメント専用のプライズ(景品)を発売している。取り扱う版権は、サンエックスサンリオなどのファンシー系、アニメ・コミック作品、音楽バンドアーティストをモチーフとしたキャラクターものといったジャンルが多い。また、自社オリジナルキャラクターに「ねむネコ」がいる。

ラインナップの一例[編集]

ファンシー系

など

アニメ・コミック作品

など

音楽バンド・アーティスト

など

くじ[編集]

みんなのくじ[編集]

懸賞くじみんなのくじ」として、はずれなしのキャラクターくじを全国展開している。以下は同社の参入タイトル。

1回500円

1回600円

1回650円

1回700円

1回800円

アニメ製作[編集]

2013年に株式会社ウィーヴを子会社化し、アニメ製作事業に参入した。アニメ製作委員会の組成、ビデオグラムの発売などを行っている。また自社が製作委員会に参加した作品は、同社のプライズ、くじなどの商品化がされることが多い。子会社ウィーヴのタイトルについてはここには記載しない。

製作幹事作品[編集]

その他製作委員会参加作品[編集]

関係人物[編集]

脚注[編集]

  1. ^ フリュー株式会社、「アニメ事業」に本格参入。マンガ『どーにゃつ』をアニメ化!”. フリュー (2013年5月17日). 2016年4月15日閲覧。
  2. ^ コーポレートブランドシンボル変更のお知らせ(フリュー株式会社 2015年4月1日)
  3. ^ フリュー株式会社 新規上場承認に関するお知らせ(フリュー株式会社 2015年11月13日)
  4. ^ フリュー株式会社 東京証券取引所市場第一部上場のお知らせ(フリュー株式会社 2015年12月18日)
  5. ^ 取締役 逝去のお知らせ(フリュー株式会社 2017年4月12日)
  6. ^ [1]
  7. ^ [2]
  8. ^ [3]
  9. ^ [4]
  10. ^ [5]

外部リンク[編集]